いまにみておれ
高一の担任で数学教師で剣道部の顧問であだ名が『バクハツ』だったタナカ。タナカが試験週間の時に言ってた。「諸君、今猛烈に本読んだりしたいだろ。やりたいこといっぱいあるだろ」クラス一同「うんうん」とうなづく。タナカ続けて「しかしだ、試験が終わるとコロっとそんなこと忘れて遊びほうけるわな」クラス一同「うんうん」とうなづく。タナカふっと笑って「だろー。今はなー、試験勉強のせいで知的好奇心がくすぐられて、やれないことを猛烈にやりたい気分になってるんだ!」クラス一同「ぅぉおおそうだったのか」とうなづく。そんな、数学の授業とはまったくもって無関係な、教室でのヒトコマを思い出している今日このごろ。晴れて自由の身になる9月中ごろには、きっと涼しくなってるぞ。カメラを首からぶらさげて、行くんだもん。ひとりあるき。