ドブ掃除デー
今日は朝から年に一度の恒例自治会ドブ掃除デー!回覧板では「8時」と書かれているので、ここに越してきた最初の年は、早朝6時過ぎから始まるご近所の「ガーッガーッ」というドブをさらう音で目覚めて度肝を抜かれました。翌年からは学習して、うちも早朝から「ガーッガーッ」やってます。8時に班長さんが消毒液を配布してくれるので、それまでに掃除を終えておかねばならんのですな。当日できないご家庭は、それまでに済ませてしまいます。夕方やったほうが涼しくて楽なので、前日済ませる方もありますが、なにしろドブはひとつながりなのでお隣同士で声をかけあっての共同作業です。有田さんちのドブをウチがホースでジャーッと流したり、有田さんちのご主人がうちのドブをブラシで流してくれたり。ドブをさらって出たゴミやら泥やらは、袋に集めてゴミ置き場に集めるのですが、数件分まとめて、赤井さんちのご主人がバイクで運んでくれました。隣の公園も、ウチがいつも掃除をしておきます。ホースの長さが足りないので、お向かいの大西さんに声をかけるとウチより少しお若い大西夫婦が、ホースとブラシを持って「はいは~い」昨年引越してこられた、公園の向こう隣の木峰さんは「長いホースを捨てなきゃよかった」と言いながら、木峰さん側の公園のドブをがんばって流してくれてました。この公園で、子ども会が月に一度の廃品回収をやって、その時子ども達とお母さんが公園そうじをするのだけど、木峰さんが好意でいつもマメに掃除してくれてるので、子ども会のそうじは楽に終われるそうです。そうそう、公園の向こう側の松井さんに頼まれていたのを思い出した!「連休は帰省するから花のみずやりをお願いしたい」と。ドブそうじがひと段落したので松井さんちに行ってみると、あれ?なんだかもうお花たちが気持ちよさそうに水滴をしたたらせてました。どなたかがもうやったのかな?と首をひねってると「いつもウチも花の世話してもらってるんで、ちょっとホースをのばしてやっておきました」と大西さん。おぅ。万事終了。布団を干してシャワーを浴びて、さてビールでも飲みたいとこだけど、自治会役員の夫は、町内の大掃除に繰り出して、その後も自分のお仕事に出かけます。のであたくしもおとなしくアイスコーヒーにいたしました。しかし、ウチを含めて公園近辺の住人が、苦なく掃除のできる人たちでよかったと思います。30代くらいの若いおうちに多いのだけど「なんでウチがやらなきゃいかん。みんなの公園なんだから、みんなで当番で」とか言い出すうちもあるぢゃんか。それも一理あるからどっかのお宅が言い出したら、そうしなくちゃいけないんだろうけど、誰がやるかれがやると言ってないで、近くのもんが自宅のついでに、ちょっとホースを伸ばしてやればすむことだもん。それでいいと思うのです。ああ、やれやれ。とコーヒーを飲んでると、夫が大掃除から帰宅。一旦帰宅して、今度は夏祭りの買出しにちょっと行ってくる。だそうで。「しかし、子ども会の会長さん、大変だなぁ」と言う。なんだかね、自治会主催の夏祭りは、夜店はみんなチケット制。そのチケットづくりを、自治会役員と子ども会役員とで毎年やるんだけど、子ども会役員から「自治会の班長がやらないのに子ども会の役員がなんでやんなきゃいけないの!」なんて突き上げをくらったそうで……気ぃよくやれよなぁ。気ぃよくいろいろがなにげにやれる、うちら公園まわりのご近所さんに、気ぃよくなってたのにぃ。もぅぅ…