世界はこれから?
先週のリーマンブラザーズの破綻から皆様はそのような事をお考えになったでしょうか?これから世界はどうなっていくのはお考えになった方々も多いのではないかと思います。“金融バブル破壊後、日本を救うのは、農林業である”という見出しもありました。私も、日本だけではなく、世界の資本主義に大きな変化が来ているような気がしてなりません。これからどのような社会となっていくのか?丁度本日、日本の商店街を見つめられているある足袋屋さんのコラムが目に入りました。下記です。久しぶりに“ひとこと”と“こだわり”を更新する時間が取れたので書かせて頂きます。私事で恐縮ですがお仕事を手伝っていただいた方々が次々にリタイアしてしまい、減産せざるを得ない状況に追い詰められて、その結果が“ひとこと”と“こだわり”にも影響している次第です。ただ、このような状況は私個人の問題に限らず、今の日本では零細企業を中心に何処でも当たり前に起こっている社会現象と言っても良いのではないでしょうか?アナタのお近くの商店街を思い浮かべてみてください。今の日本では商店街のほとんどがシャッター通りになっているか、賑やかな商店街でもコンビニエンスストアや100円ショップ、系列のカフェショップなどが商店街を盛り上げています。一方で、八百屋さん、肉屋さん、魚屋さんから化粧品屋さん、薬屋さん、酒屋さんなどの多くがスーパーマーケット化しています。一昔前までは“ドレメ”と称する婦人服のショップや衣料品店、注文洋服やサンが商店街に1軒や2軒はありました。最近ではデジタルカメラの普及から写真屋さんやプリントショップも街から消えつつあるように聞いています。このようなお店が商店街から消えていくとどの様な影響が出てくるのか?の具体的な問題点は“こだわり”に掲載しておきますが、今から約30年前に私が商店街の青年部長をしていて東京都の青年部長会議に出席したときのデータで、あの当時に全国で300万軒の商店が存在していました。今は全国に一体何軒のお店が存在しているのか?は判りませんが、当時は商人の息子が跡を継ぐことは当たり前のことでしたので、少なくとも300万人の就職先が在った訳です。今、ほとんどのお店で跡継ぎの居るお店を見ることは無いと思います。今の時代に、300万人が食べていける新しい就職先が出来たでしょうか?一昔前の会社では何十人もの経理課の社員は給料日前には徹夜に近い状態で給料の計算をしていました。今や、給料の計算はコンピューターが行い、銀行振込で給料が支払われるようになって、経理課の社員は4,5人も居れば上々で、中には1人しか居ない会社すら存在するようになりました。昔はそろばんの名人が社内に居たものですが、これも昔話になってしまいました。今の日本は、未だ人件費を切り詰めようと研究に怠りありません。フリーターだけはますます増えていくのでしょうか?フリーターの収入が少なければ買いたいものも買えず、品物が売れないから値段競争をして利益が減るから給料がますます抑えられる。今の日本の指導者は今後の日本をどの様な世界にしたいのでしょうかね?***********************************最後の一言は、少々人事になっていますので、私自身は少々疑問に思いますが、それは別としまして、本当に深刻な問題ですね。こういう事も含め、これからどうなって行くのか、考えてしまいます。 『クリックで救える命があります。』この世に一つでも多くの笑顔を!一日一膳