続・結び-水引き
本日は、昨日までの春めいた気温から、少々低めでした。朝、ある電話で目が覚め(良い知らせ)、PCを開けますと、また気持ちの良いメールが入っていまして、そしてある会社に電話しましたら、フランスの会社とは思えない素晴らしい対応をして頂き・・・(パリではないからでしょう。田舎はやはり暖かいです。)良いスタートでした。さて、先日の結びのお話から、少々現実の結びのお話へ・・・水引きの結びの名称、皆さんはご存知でしたか?あわび結び・蝶結びなど・・・そして、お祝いの水引きの中でも、結婚式に使えない水引きが蝶結びである事も・・・私は全く知りませんでした。お祝い事と葬儀などに使うものの区別は解っていましたが、結びの意味などを知りませんでした。【花結び】1.花結びの語源は、贈答品に掛けた水引に、その季節の花を添えて(水引に挟んで)贈ったことから来ているとか、お祝いに「華を贈る」という意味から来ているとも言い伝えられています。2.花結びの他,蝶結び、真締め(まじめ)結びという言い方もあります。3.花結びは結びの基本となった形で、祝いごとに紅白の花結びを使用するようになったのは、唐(昔の中国)から時の朝廷へ持 参された贈答品に、紅白の紐が花結びで掛かっていたのが発祥の起源とも言われています。【結びきり】結切りの語源は、「結びっぱなし」から来ているとか、固く結ぶことを「結び切る」ということから来ているとか、結を形良く仕上げるには花結びと違って結び直しにくいことから、一端結んだ後は両端を切り揃えるしかないことから来ているとも言われています。【鮑結び】結び目が複雑に絡み合っていて、解こうすれば解けるが容易には解けない意味合いと、互いの輪が互いに結びあっていて長生きと長持ちの印と昔から重宝がられた鮑の形に似ていることから、いついつまでも良きお付き合いをとの願いを込めて慶事と弔事の双方に用いられます。 また、その昔「干し鮑」が携帯食として大変重宝がられ、祝儀ものとして大変めでたいものとされたことにも由来しています。(別称あわじ結びとも言います。そして私のお着物のコートのボタンの所についています結びにも名前があった事を始めてしりました。几帳結び、梅結び、総角結び(あげまきむすび)・・・ 『クリックで救える命があります。』この世に一つでも多くの笑顔を!一日一膳!