お得な日帰りツアーはおすすめ!
クラシカルな金谷ホテルの雰囲気を堪能したら、徒歩で、東武日光駅に向かいます。帰りの列車は鬼怒川方面から来るスペーシア。東武日光から2つ目の、下今市駅で乗車することになります。東武日光駅から、この列車に接続する各駅停車が15時18分に発車。(東武は、この、特急との接続がもの凄くいい!確かに使い勝手のいい鉄道だと思う。)お食事が終わったのが13時すぎ。ホテルの中をお散歩して14時前です。ここから、東武日光駅前まで、バスなら10分もかかリませんが、歩いても30分くらい。なにより、江戸時代の日光街道に沿った宿場町が続き、伝統ある老舗がぽつぽつと並んでいる道。ここは、歩きながらお土産探索!と行きたい。日光といえば、湯波。製造元であるふじやさんにおじゃまします。・・・京都はじめ他の地域では「湯葉」と書きますが、日光では「湯波」です。多少、作り方が違うようです。こちらを見てね!日光の湯波は、修験道の行者の、携帯食として始まったものだそう。こちらのお店も、看板に、日光のお寺社御用の文字が。製造元ならではの、お刺身用の生湯波が手に入ります。そのほか、湯波を揚げて、ほんのり甘味をつけたお菓子も人気商品。名物塩羊羹を扱うお店もたくさん。昔ながらのつくりの店構えも健在。御菓子屋さんにも、「御用」の文字がよくみられます。日光のお寺社は、京都から皇族を御住持として迎えてきたので格式が高く、その御用を承ることは大変名誉なことなのですね。駅前には、いわゆる、なんでもおまかせ!のお土産屋さんが並びます。店先で栗まんじゅうをふかしているお店もあります。湯気が美味しそう!ビールやお酒などの重いものは最後にここで。栃木限定キティちゃんはじめ、ご当地キャラクターグッズも楽しい。(ドラえもんやキューピーもご当地物登場!「栃木戦隊ナントカレンジャー」(ちょっと名前は忘れた)というオリジナルキャラもあり!これ、いいかも。)最後はやはり、これで決めたい!明治の館カフェで、チーズケーキ「ニルバーナ」です。セルフサービスなのでドリンクのお値段もお手頃。列車待ちの間の一服にぴったり。今回のツアーはこちらを利用。めぐり姫。・大宮~東武日光 特急スペーシア指定席往復・・・6,860円・金谷ホテルのランチ・・・3,150円合計10,010円になるところを、ツアー代金8,900円なり!1,110円のお得でした。ただし、2名以上で女性限定。男性の方、ごめんなさい!でも、男性も参加できる日帰りプランもあります。(お値段も少し安いけど、お食事のグレードが若干落ちるようです・・笑)こうした日帰りプラン、自分で特急券を買うより割安だから、利用価値大です。特に、これは使える!と思ったのが、JR東海ツアーズが出してる「京都日帰り19,800円」と「奈良日帰り20,800円」。どちらも、行きの「のぞみ」が朝6時台の列車限定ですが、なんと、おひとりさまから利用可!しかも、お昼が選べるセレクトクーポンつき。さて明日にでも!というわけには行かないけれど、ちょっと嵯峨野の紅葉見に行ってみようかな、とか、「正倉院展」見たい、というときにぴったり。6時台に東京を出ると、京都には9時過ぎ、奈良にも10時ころには到着。夕方まで滞在できます。本当は、ゆっくり泊まってみたいところですが、忙しかったり、家族がいたりで、なかなか時間はとれません。そのうち時間ができたら・・・と思っていても、やっぱり時間はできないものです。それなら、日帰りでいいから行ってしまおうよ!新幹線も飛行機も強い味方。極端な話、沖縄の那覇だって日帰りで往復可能。海外だって、ソウルでチャングムのロケ地を見て、焼肉を食べる、あるいは、上海でお目当てのブティックに飛んで行き、そのあと名物の小籠包を堪能してその日のうちに帰国、ということもできます。(さすがに、これはキツイと思うので、1泊はしたいところですが。)ただし、日帰り国内、または短期の海外では、とにかく目的を絞り込むことが必要。このレストランだけは外せない、この名所には絶対行きたい、あるいは、ここでこれを買いたい、と最低限に絞り込む。その目的が達せられればよし、とします。アレもこれも、欲張っては失敗します。また、次に来たときに行けばいいのだから。それまで、残しておきましょう。長期のバカンス派からは、こんなの旅行じゃない!と言われそうですが、旅行というのは、非日常になることが目的のひとつ。それなら、1日だけでも出かけることに意義がある、と思うのです。毎日、仕事に家事に育児に頑張ってるみなさん、小さな旅行をちょこちょこと、如何ですか?・・・日帰りでどこまで行けるか?とか1泊2日の海外プランなどを考えるのがまた楽しい。限界に挑戦することに、はまりそう。飛行機ならバースデー割引は狙い目ですね!