からすのからっぽ
長女の小学校で行っている読み聞かせの当番の日でした。今回は家にある本の中から、「からすのからっぽ」という本を読んでみました。「からっぽ」という名前のカラスが、食べ物を探しに出かけると、まずは、とうもろこしを見つけるのですが、もっとおいしいものがあるかも・・・とそれを隠して、さらに食べ物を探しに行き、次に野ぶどうを見つけるのですが、もっとおいしいものがあるかもと、またそれも隠して、飛び立ちます。ところが、からっぽが食べ物を隠したのは、野ねずみとリスの家の前でした。野ねずみとリスは、とうもろこしの粉でパンを作り、野ぶどうで作ったジャムをはさんでサンドイッチを作り、仲良くピクニックに出かけます。そこへ「からっぽ」がやってきて、そのサンドイッチを分けてもらい、そのおいしさにびっくり。それが、とうもろこしと野ぶどうからできていると知って、またまたびっくり。急いでさっき隠した場所に戻るのですが、まだ同じ場所にあるかしら・・・? というお話です。子どもにも分かりやすい、楽しいお話です。ちなみに、我が家の次女は、からっぽがびっくりした時の顔真似がとっても上手です。楽天ブックスでは、絵本の「からすのからっぽ」は見つからなかったのですが、「からすのからっぽ」のお話が入った「森からのてがみ」という文庫本が出ているようです。