過剰としての存在:岩本悠
コーチングやリーダーシップのトレーニング、コミュニケーショントレーニングで一緒にトレーニングを受けたり、東京コーチング講座の事務局として一緒に活動していた仲間として、あるいは古い!友人として、岩本悠君という人がいる。彼のことをどう評しようかというのは微妙である。成人であり、子供である。誠実であり、約束をやぶる。パワフルであり、何も考えていない。すごい大きな成果を創りつつ、目の前のことを見落とす。無邪気であり、腹黒い。・・・両極端である。彼と一緒にいたときには見えていなかったことがいま、彼の流学日記を読んで感じた。ほんとうに彼といろいろな時間を過ごしてとても良かったと思う。若いのに、小さくまとまらず、それでいて悩みながら素晴らしく前進していると思う。彼からはいろいろなことを学ばせてもらった。そして、「行動力あるな~」とは思っていたが、でも一番「くそー負けた」と思うのは、「流学日記」の文章。シンプルで奥が深い。自分にはこういう血が通ってそして触発をうむ文章は書けないなって思った。くそー(笑)文章で負けると負けた感があります。非常に勝ち負けします、私。ということで、すごいくやしいので、ぜひこの日記を読んでいただいている皆様に「流学日記」を読むことをお願いします。ぜひお勧めします。でも、人生が変わってしまっても保証はしません。(くそーこんな本書きてー)あまりにも、いろいろ頂いたので、仕事中or昼休み中なのかも構わずに、電話して「ありがとう」といいました。メールも書きました。すばらしい返事も頂戴しました。2年ぐらいしか経ってないけど、本当に彼とはしばらく会ってない気がする。たぶん、悠君は、いつまでたっても、素晴らしく結果をつくりながら、いろいろ問題をどっかでおこしながら、それでいて人と関わっていくのだろうと思う。大人に批判されながら、無礼なこともしながら(笑)、でもそれでいて枠組みをぶちこわしながら、すばらしい世界をつくるのだと思う。ささやかながら彼にエールを送ります。info:・「流学日記」岩本悠 出版社: 文芸社 ; ISBN: 4835563018 ; (2003/10) 924円(税込)・「こうして僕らはアフガニスタンに学校をつくった。―流学日記セカンドステージ」 岩本 悠 (著), ゲンキ地球NET (著)出版社: 河出書房新社 ; ISBN: 4309243541 ; (2005/09) 1260円(税込)http://plaza.rakuten.co.jp/yougakudiary/有り余っているほどの「過剰」な彼の存在にぜひ触れて下さい。