『君に届け』マッハ読み。
お久しぶりです。けっこう元気に生きてます。3連休中、スカパーでアニメ『君に届け』の一挙放送があって、夕方6:30~深夜11:30頃まで、テレビの前に釘づけになっておりました。CMもほとんどないから、おちおちトイレにも行けず・・・←どんだけテレビっ子なんだ。5時間×2日に渡って無事に最終回まで見終わったのですが、「えっ?これでホントに終わりなんですか?」という感じだったので、原作の漫画を確認しに書店に行きました。やはり。7巻あたりから、アタクシの知らぬエピソードがあるではないか。これは続きを読まねばな・・・と思い、7巻以降(現在11巻まで出ている)を買おうとしたら、相方に「コミックを途中からとか、真ん中だけとか、そういう気持ち悪い買い方するヤツって信じられない。」とねちねち言われたので、1~11巻大人買いしました(ノ ̄□ ̄)ノポイント最大14倍!送料無料!【漫画】君に届け (1-11巻 最新巻)漫画全巻ドットコム【smtb-...価格:4,550円(税込、送料込)ざっとしたあらすじは、「高1の爽子のあだ名は「貞子!?」超陰気な見た目のせいでクラスで浮いた存在…。そんな爽子を気にかけてくれる憧れの風早くんとひとクセある友達たちが繰り広げる青春真っただ中の恋模様に大注目だよ!」(作品紹介より)別冊マーガレットのHPで試し読みができます。ザ・学園青春ラブストーリーです王道一直線たらしめる存在が、風早くんですな。少女マンガ史上最高に爽やかな少年(爆)明るくて、スポーツもできて、誰にでも優しいクラスの人気者で、当然のように女子にも男子にもモテモテ夢のようなステキ男子が登場する名作と言われる少女マンガとはいえ、どこかしら影の部分だとか欠けている部分があったりするものなのだが・・・真壁くん(『ときめきトゥナイト』)は無口で不良っぽかったし、入江くん(『いたずらなKiss』)はハンサムでスポーツ万能で成績優秀なのに冷酷で意地悪だったし、千秋先輩(『のだめカンタービレ』)はカッコよくて音楽エリートで面倒見がいいけれど、飛行機に乗れないから海外留学ができないという致命的なトラウマを抱えていたり。まぁ、ルックスが恰好良い反面、弱点があることによって人間的な魅力が増すということも大いにあります。しかし、この風早という男子は恐ろしく完璧な「理想の男子像」を保っていらっしゃいます。こんな人が実際にいたら見てみたいものですと思っていたら、映画化されるようです。(アニメ一挙放送も映画化のキャンペーンの一つと思われる)爽やかすぎる男子高校生風早くんを演じるのが三浦春馬完璧すぎてぐうの音も出ない。貞子(爽子)が多部未華子ちゃんというキャスティングもイメージ通りでした。貞子の三白眼がハマる若い女優さんはなかなかいない。『君に届け』は脇を固める友達のキャラも(近年の少女マンガにしては珍しく)素晴らしい人ばかりなので、とても安心して読める漫画です。絵もすごく巧くて、可愛らしい。10代、20代の女の子に絶大な支持を得ているというのは、非常に頷けます。こんな高校生活だったら楽しくて仕方ないだろうな。アタクシは女子高だったので、未知の世界でした(笑)しかし野球部の龍(風早の幼なじみ)以外の登場人物が部活をしていないというのは、若干違和感が・・・高校生は普通何らかの部活動をしているものじゃないのですかね?男女共学もいいものですねぇ。←遠い目と同時に、「こういう恋愛は、若い時しかできないよね。」としみじみ思う三十路のアタクシなのでした。