ドラマ「BORDER」 第6話 あらすじ感想「苦悩」
飛び降り自殺発生----------!?久しぶりに感想書いてたら、まとめる前に寝落ちしてました(><)最近本当夜が起きれなくて・・・。ここ数回はついに裏の大きな作品「MOZU」の視聴率を抜きましたね。やはり1話完結という作品の方が見やすいのはあるかもしれません。もちろんスタッフもキャストもスゴイのでMOZUも嫌いじゃないですし面白いんですけどね。感想は書きにくいかも。さて、今回は自殺か他殺か・・・で女子大生が次々と亡くなっていくお話。女子大生が屋上から飛び降り自殺------。屋上のフェンスに残っていた指紋。揃えられた靴。上は自殺と断定。だが、比嘉は気になることがあるよう。まずは指の形。死体の中指だけがまっすぐだった事。それは極度の緊張からくる硬直。そして、頸椎が折れていた事。更に、屋上に揃えられた靴の脇に綺麗に両端が切られた枯れ枝が置いてあったというのだ。亡くなった女子大生・舞子の兄曰く、彼女は将来へ漠然とした不安を感じていたという。そして、依然薬を大量摂取し、自殺未遂をして病院に運ばれた事があるというのだ。その前科もあり、舞子は自殺だと断定されたようなのだが・・・。死の間際、極度の硬直を感じるような事があったのではないのか。そう思ってしまった比嘉。不審死を迎えた死体。その割り切れない思いを抱え、死を受け入れなければならない関係者の思いを少しでも軽くしてあげたいという思いからこの仕事をはじめたという比嘉。だが兄の久保田はまだ舞子が自殺したとは思えないよう。彼女は日にち指定してチョコレートを取り寄せていたというのだ。自殺しようとしている人間がそんなことをするか?彼のやりきれない気持ちが伝わるも、死者の気持ちはわからないし、今の所何も証拠も遺書も見つからないのだ。そんな時・・・またもや飛び降りが発生。うつを抱えていたという女子大生が飛び降り自殺したというのだ!!また同じように自殺しようとした前科がある女子大生。彼女もまた頸椎が折れていた事。そこで比嘉が思いついたのは・・・「ダンテの神曲」その中に自殺者は地獄に堕ちたあと自分の肉体に暴力を加えた罪によって、ひね曲がった枯れ木にされその枝を折られて苦しみを与えられるという一節があるというのだ。犯人はこれに影響された人物なのか?宗教絡み?そこで二人目の遺体を見たいと言い出す石川。そして、ノイズが聞こえた所・・・部屋の中に亡くなった女子大生が!!彼女と話をする石川。すると、彼女は自殺などしていないと言い出したのだ!!誰かに殺されたようなのだが、犯人に心当たりがないという。そして、彼女の自殺未遂の事を知っているのは、両親と精神科医の先生だというのだ。それは代々木にある河島メンタルクリニックだという。だが、ふた月ほどでそこへ通うのをやめたという彼女。どうやらその河島先生とは、悩みを聞いて貰ううちに深い仲になってしまったそう。彼女は真剣だったのに、河島は遊びだったので、逃げたよう。それでも心配する両親のため、一生懸命生きて行こうとしていたというのだが・・・。「私を殺した犯人を捕まえてください」「わかりました、約束します」そして河島に会いに行く石川。個人情報だから教えられないとはぐらかす河島。心証は限りなく黒な河島。しかも彼の部屋にはダンテの神曲の本が置かれてあったのだ!!だが、河島が彼女たちを殺す理由がわからないのだ。そこでサイモンとガーファンクルの二人に頼んで、ネットから証拠となるものを探してもらう石川。すると亡くなった女子大生は沖縄旅行の予約を入れていたことが判明。やはり死ぬつもりはなかったのだ。どんな手を使ってでも追い詰めてやると呟く石川。その気迫に驚くサイモンたち。そこで石川は二人に語った昔話。石川には優しくて自慢の兄がいたよう。だがその兄が自殺して亡くなったというのだ。その日の朝、兄からかかってきた電話。大学に遅刻しそうになったので電話を切った石川。兄は勉強頑張れよと寂しそうに言って・・・それが兄と会話した最後の言葉。遺書はなかったそう。あの電話から兄の中にできていた穴を見つけられる何かを聞き取れなかったと、今でも自分を責めている石川。こんな話、今まで誰にもしたことはないよう。そんな重大な話を聞かせてもらった二人は何と答えていいかわからず、元気になるよとチョコを渡したり照れてる様子。それに微笑む石川。だが、彼らをもってしても彼女たちが亡くなった日の河島のアリバイは崩せなかったのだ。そこで比嘉と共にもうひとつ二人の死に関係性はないか考え直す事に。もしや、二人が自殺未遂した際に運ばれた病院ではないのか。そこで彼女らが運ばれた病院を調べた所、二人を担当した津川という医師の名前が浮上してくる。だが、その医者はふた月前にその病院をやめていたのだ。そこで立花を呼び出しその医師を追うことに。彼が次に狙う女子大生を予測し、二人で張り込む事に。その予知は当たる。ドアの前で襲われそうになった女子大生を救った石川達。だが、隙をつかれて津川に逃げられてしまったのだ!!屋上に追い詰められ、逃げ場を失った津川は、枯れ木を足元へ置いたのだ。そして----------彼は自ら投身を図ったのだった。目の前で容疑者を死なせてしまい、なんとも言えない後味の悪さを感じる石川と立花。立花は襲われそうになった女子大生の様子を見に行ってしまう。そして、石川の前には、津川が立っていた。なぜ彼女たちを殺したのか?自殺しようとした奴の4割はまた自殺を繰り返すという津川。「死にたがってる奴らに手を貸して何が悪い?」ではどうしてそんなに自殺を憎むのか?「俺を苦しめるからだ。 目の前で大切な人間に死なれた事はあるか? 俺はある。 中学生の時、学校から家に帰った俺の目の前に姉貴が落ちてきた。マンションの屋上から飛び降りたんだ。 姉貴の血が俺の顔に飛び散ってきたよ。 俺は怖くて動く事も出来ずに、姉貴の目から光が消えるまでずっとそばに立ちすくんでた」 「医者になったのは命を救いたかったからだろ」 「命を救った患者が、また自分の体を傷つけて戻ってくる気持ちがわかるか? 俺、気づいたんだよ。 治しても意味がないって事を。 奴らは俺を苦しめるために何度でも戻ってくるんだって事を…」苦しみから解放されたかったんだ…」津川の言葉に何も言い返せなかった石川。確かにそうかもしれない。命を助けたくて医者になったのに、それでも自らその命を絶とうとする奴がいる・・・。命に対する思いが歪んでも・・・あるいは仕方なかったのかもしれない。もちろん津川のエゴではある。実際彼女たちは死にたくなかったのだから。でも、一度でも自殺未遂をした時点で津川には彼女たちは排除すべき自分を追い詰める忌むべき存在でしかなくなってしまったわけで・・・。殺す言い訳にはならない。でも津川側の気持ちも同情すべき所があったので、なんともやりきれない最後だったなぁと。嫌いじゃないけどね。そして・・・石川は兄の墓の前に立つ。「出てきてくれよ。死んだわけを教えてくれ」墓の前で呟く神崎。だが・・・当然出てきてくれない兄。「役に立たない能力だな・・・」唾棄するように顔を背ける石川だった・・・。兄の死の真相を知りたい石川の気持ちがわかるね。死者と話が出来るとわかった時、誰より兄と話がしたかっただろうに。でも、今までここへ来なかったのは勇気がなかったから?無理だとあきらめていたから?いずれにしても、これが石川の刑事になろうとした原点なのだろう。少しずつ明かされる過去。この問題は決着がつくのか・・・。前回のクドカン話が秀逸だったので、感涙したんですが、そういうのをまた見せてもらいたいね。後半も楽しみな所っす♪◆キャスト石川 安吾:小栗 旬 立花 雄馬:青木 崇高 比嘉 ミカ:波瑠 市倉 卓司:遠藤 憲一 報屋 赤井:古田 新太便利屋 スズキ:滝藤 賢一 サイモン:浜野 謙太ガーファンクル:野間口 徹【楽天ブックスなら送料無料】リッチマン,プアウーマン in ニューヨーク [ 小栗旬 ]←よろしければポチっとお願いいたします♪第1話送信確認・TB一覧は下のタイトルでリンクしております ↓<トラックバック URL> http://blog.goo.ne.jp/tbinterface/634e1c8be6447f860d0f96865795f49d/ac