CANAAN 第13話(最終回)「キボウノチ」
カナン、あなたは私の光----------!!さぁて、こちらの作品もいよいよ最終回。初回からなんだか分からないまま引き込まれ、そのままノンストップでここまで来てしまった感じのある「CANAAN」最後に勝つのはどっちの『カナン』なのか?そしてマリアは・・・。残された、30秒。「ごめんね、カナン。私はあなたを照らす事が出来ない----------カナン」そして何かを察したカナンは、マリアの名を呼ぶのだった・・・。 アルファルドに向けられた銃。カナンはようやくここにきて、感情をあらわにするでもなく、まっすぐにアルファルドを見返す。ただ、ありのままを見ると---------。 その瞳に感情を乱されるアルファルド。何故マリアを失ったはずなのに、そんない落ち着いた瞳をしていられるのか?乱射する銃。だがカナンはいっそ乱されることなくアルファルドに立ち向かったのだ!!「結局、終わらせる事は出来なかったな」そう言って、アルファルドはここですべてを置いて行くと言う。そして、戦いの場として、今度は列車の屋根に登ったカナンたち。アルファルドを迷わず追ったのは・・・マリアが死んでないとカナンは悟ったから!!「マリアは生きてる!!」そう、その頃、なんと間一髪、ユンユンがマリアを救出していたのだ!!よかった~(><)でも瀕死状態なのは確か。一刻も早く手当てしなければ、マリアの命はない。 マリアはカナンの光------------。それがカナンがシャムの亡霊から解き放たれた理由だと考えたアルファルド。だが違うのだ。「マリアは光じゃない----------友だちだ!!」その答えに狂気の笑いを上げるアルファルド。友だちの為に戦う。そんな答え、彼女の中にはない選択肢だろうから。ヘリで逃亡しようとするアルファルドを逃がさないと追い詰めるカナン。あっという間にヘリも墜落させ、ここら辺のアクションは最高だったね♪ アルファルドを殴りつけるカナン。だが、この手ごたえに、白い闇を殴りつける感覚を味わう。この感覚は・・・!!その時、シャムの最後の言葉を思い出すアルファルド。「もし、目的でなく、個人としての欲望を持ったのなら、その時には訪れるだろう。お前の新しい名が持つ意味。『孤独』が----------」その時、アルファルドは、列車の屋根から足を滑らせてしまったのだ!!落ちる瞬間、その腕をつかんだカナン。このまま見殺しにすればシャムの亡霊から逃れられるのに!!何故助けようとするのか?カナンにとって、アルファルドは茶色だったり、白く見えるというのだ!!そう、それは、アルファルドはあの時、シャムが死んだ時点で、彼女の心も死んだという証!!それを察したカナン。だが自分は違う。あれから出会った人々のおかげで、あの日から前に進めているのだ。「決定権は生きている者にある。私は生きている、生きている者として命令する!!お前をこれ以上、死なせない-----------!!」カナンの必死の救出劇。ここで誰も救えなかったら、あの日と同じ。だから必死でカナンはアルファルドを救おうと手を伸ばす。だがその時、カナンの銃が滑り落ち、調度アルファルドの手に!!「シャム、お前はどこまでもあたしに絡みつく!!私は蛇の呪縛を解き放つ---------!!」カナンに向けられていた銃口。だが・・・次の瞬間、アルファルドはカナンの手に繋がれた自分の左腕を撃ちぬいたのだ!!何度も何度も撃ちぬいて・・・ちぎれた腕。谷底へ落下するアルファルドの身体。カナンの腕には、繋がれたままのアルファルドの刺青の入った左腕が残されたのだった------------。 そして・・・目覚めたマリア。どうやらユンユンの必死の頑張りのおかげで、調度実は運転する車に拾われたよう。マリアの心配するのは、カナン。だが、あの日以来、カナンとは連絡が取れないよう。 彼女の隣に立ちたいと願うマリア。でもそれを許してくれないカナン。だが、実は言う。境遇が違うからそれは無理だと。「だけど、寄り添う事は出来るだろ。心だけ、寄り添う事ならば・・・」 一方カナンもまたマリアの事を思い出していた。一緒にいたかったけれど、自分の傍は危険が伴う。だから「ごめん」 そして・・・上海の街を散策する実。彼の使命はハッコーとサンタナの物語の結末を書き終えること・・・。そして実はサンタナの店へと足を向ける。そこに残されたふたりの痕跡。でも、ハッコーの想い出はいい形のお尻ですかっ(><)実ってば!!ユンユンの薬、どうやらマリアの父の方で複製ができるよう。やっぱり~♪ようやく日本へ戻る事になったマリアと実。実はサンタナの店でマスターでもするのかと思ったけどなぁ。最後のタクシーもやっぱりいつもの譲治~~~っ(>▽<)いいねぇ、このおっちゃんも最後まで出張ってくれましたやん♪ この街は雑多なパワーに溢れている。ユンユンはバイトで見送りには来ないよう。またもう一度マリアと再会するため、さよならは言わない。胸のスイカは・・・やりすぎっ(><)そして・・・なんと、カミングズは僧侶に!?生きてたんだ~!!おお!!一瞬誰かと思ったわ。そして、アルファルドもまた左腕を失ってはいたけれど、生きているよう。彼女はどこへ向かっているのか・・・。「この街で、出会った人たちを忘れない。この街で、感じた想いを忘れない。忘れない-----------」飛行機を見上げるカナン。「バーン」口真似して飛行機に向け銃を打つ。「あれ、あたしのだ」 そして、日本ではマリアと実の写真展が行われているよう。そこにはカナンとアルファルドの顔写真が。ふたりの『CANAAN』それはきっと、普通の女の子の物語------------。 ってことで、こちらは最終回らしい最終回でしたね。救われた命。進む道。カナンとの再会を夢見て!! そして、カナンに夏目から依頼が来る。ターゲットは片腕の女・・・。「了解」そしてカナンは空を見上げるのだった----------。 って夏目ってばまだカナンにこういう依頼を持ってきてるんだ。流石と言うべき肝っ玉ですなぁ。でも、片腕の女との戦い。今度はどう決着をつけるつもりなんだろうか?ま、答えが出たような出てないようなモノローグでのマリアの言葉だったので、ちょっと色々理解しにくいところはあるものの、何せアクションシーンは最高の動きを見せてくれた今作。彼女たちの本当の願いが分からないなりに楽しめた内容だったかも。殺してほしいのか、殺されたいのか。過去の亡霊にとりつかれたままだったアルファルド。刺青の入った腕を切り落とすのは、自らの過去を払い去るための儀式だったのでしょうね。彼女にも光になるべく人が現れる事を願います。あ、でも今はカナンがそうなのかもしれないですね。 再び戦いが始まるのか?いろんな事を思い描けるラストでございました。 ま、全体的にはまとまっていたのではないでしょうか?1クールでここまでよく持ってきてくれたなぁと思いますし。これはでもアニメオリジナルの終わりだったのか?ゲームが気になるかも。ともあれ、1クールお世話になりましたみなさま、ありがとうございました(^^) ←よろしければポチっとお願いいたします♪TVアニメ『CANAAN』挿入歌::チャイナ気分でハイテンション!ねんどろいど CANAAN カナン[グッドスマイルカンパニー]《予約商品12月発売》CANAAN カナン 完成品フィギュア[グッドスマイルカンパニー]《予約商品01月発売》5410 HIT/2/31