とうとうドリアンを食べました!
とうとう僕はあの果物の王様といわれるドリアンを食してしましました。あのキングオブフルーツを。これまで何度も機会がありながらも、興味津々ではありながらも、決して口にすることがなかったフルーツ、ドリアン。なんと言っても前評判が悪すぎます。とんでもなくクサイという。ホテルへの持込禁止、飛行機への持込禁止。そんな果物を家に持ち込んで大丈夫なのか?ご近所さんへの迷惑は?いやいや僕自身が大丈夫なのか?その不安が僕を躊躇させ、そして今日に至ったわけです。がとうとう買いました。食べました。といっても日記をサボっていたので、食べたのはもう1ヶ月以上前です。今年は絶対に食べる!という固い意志の元、見かけたら即買い作戦にうってでました。もう何しろ売ってるのを見たら買う。迷っては駄目、という厳しい規則を自分に課したのでした。で、ドリアンです。まず感想から言います。うまかったです。ものすごい濃厚です。「味は?」ときかれても「濃厚です」としか答えようがないほど濃厚です。食感は、ちょっと熟しすぎたバナナみたいな感じですかね。アレをもうちょっと、トロ~っとしたような、ムタ~っとしたような感じです。甘みはないですね。うーん、ホントに味は表現しづらいな。やっぱりバナナが近いかな。バナナの甘みをなくして、残った味をさらに濃くしたような感じかな。肝心のニオイですが。これはですね。そんな猛烈で強烈ではありません。種類でいうと、うーん、果物のちょっと腐りかけのようなニオイなのかな。すごいのは、出続けるんですね。ニオイが。最初に割って食べた時は全然平気で、これなら大丈夫と思ってタッパに入れて冷蔵庫に入れておいたら、冷蔵庫の中がクサイことになりました。実際に物を持ってニオイを嗅ぐとそれほどではないんですが、常に出続けてる感じです。出続けたニオイはタッパ内に充満し、それでも出続けるので、冷蔵庫内にもれ始め、それでも出続けるので、とうとう冷蔵庫の中までくさくなる、という感じです。で、この充満したニオイをいきなり嗅いでしまうと、もうとても本体を食べようという気にならないと思います。そんな感じですね。さてさて、僕は結構気に入っちゃいました。ドリアン。できれば毎年一回ぐらいは食べたい感じですかね。ただ書いたように超濃厚で、僕はちょうど胃弱の時期に食べたので、食べると胃が痛くなるし、量がすごいので、実際問題として結局躊躇してしまいそうですが。うーん、でも夏の風物詩的にやっぱり年1回食べてもいいな。最後に一応、食べ方を説明します。えーとまず開き方ですが、ドリアンは熟してくると自然に割れます。あの強烈に痛いトゲトゲや固い皮に勇敢に立ち向かう必要はありません。だいたいお店で売ってるものだと、買って3~4日ぐらいで割れてくるようですね。こんな感じです。で、割れてきたらここに包丁なり指なりを突っ込んでエイっとやるとカパっと割れます。中には房が5個ぐらい入ってます。この房を食べます。ホントに濃い~ので、別に苦手じゃないよ、という人でも1個食べると結構満足です。でも残しておくとニオイがどんどんすごくなっていくので、できれば食的好奇心の強い人に声をかけて、何人かで食べきってしまうのがいいと思います。あ、それからドリアンを食べてお酒を飲むと死ぬという話がありますが、僕は死にませんでした。ちなみに。ただまことしやかに流れているウワサなので、気になる人は真似しないでください。