最近読んだ本
あれよあれよといううちにすっかり冬ですね。うーん、またまた久しぶりの更新になってしまいました。やれやれ、いかんですね。まあ先週までで仕事もひと段落したので、もうちょっとマメに更新するようにがんばろう。色々とちょっと変わった食べ物なんかも食べてましてですね。ブログに書こうと写真も撮ってあるんです。近いうちに紹介できればと思います。とりあえず、久しぶりに平蔵と小太郎の写真を。この二人はですね。こうして毎日戦ってるんです。小太郎は体重が11キロちょっとあって、平蔵が5キロぐらい。パワーの差は歴然で最近は小太郎におされ気味の平ですが、たまにいいポジションをとる勝ちます。すごいです。がんばってます。さて、最近読んだ本を数冊紹介します。まず「完全復刻 妖怪馬鹿」(京極夏彦、多田克己、村上健治)これ面白いですよ。読みながら声を出して笑ってました。多田さんと村上さんは、多々良先生と沼上君そのまんまという感じ。小説の中のエピソードとこの2人のエピソードがそのままだったり、「え、それ本当だったんだ」というような話がちょいちょい出てきます。読むと必ず京極シリーズが読みたくなります。特に多々良先生が。おすすめです。次が「魔境殺神事件」(半村良)なんとなく以前見かけてタイトルが気になってた作品です。半村さんの作品は読んだことがなくて、「戦国自衛隊」の人だなというぐらいしか知りませんでした。SF系の作家さんだよね、くらいの印象でした。SFはあまり読まないので、縁がなかったんですが、これは中々面白かったです。この作品も思い切り超能力ありきなので、SFはSFなんですが、ちゃんとミステリーの部分もあり、SFをあまり読まない分新鮮に読めました。続いて「深追い」(横山秀夫)一転して、リアルな感じの横山作品。うん、間違いのない感じがいいですね。安心です。ちょっと人間関係が読んでても疲れる感じですけど。警察署ってホントにあんななのかな。うーん、それならしんどいな。最後に「バイバイエンジェル」(笠井潔)うーん、難しかった。いや、あの、トリックのところとかは面白かったし、なるほどねと思ったんですが。思想的なところというか、哲学的なところというか。登場人物たちが合間合間でする会話についていけなかった。でも何となく全体の雰囲気が好きでした。ちょっとこのシリーズを読んでみようかと思います。あ、このシリーズ舞台はフランスなんですが、主人公は日本人の矢吹駆というんですが、この主人公も、ちょっとこんな人実際はいないだろう、というぐらいキャラクターが極端で。やはり若干付いていけない感じもありますね。