錬金術
初参加の野焼きは良く晴れて適度な風も吹き、よく燃えました。終わった頃から空模様が怪しくなって雨が降り始めましたので、開始から終了までウソのように、理想通りの野焼きでした。将棋の名人戦の挑戦者が郷田九段に決まりまして、2年越しである悲願の名人のタイトル奪取に挑みます。今回も残留できず降級の憂き目に遭った深浦王位も捲土重来を誓います。知るを楽しむ木曜日の歴史に好奇心は、2月のクールが「野望の”錬金術”百年の興亡」でした。多分遠くない頃に総合放送の午前中の枠で再放送が有るはずです。明治初期の井上馨と山県有朋が絡んだ汚職事件ははじめて知りました。共に長州人の二人は地元山口県ではネガティブな部分は取り上げません。明治維新後のドサクサ紛れでやり放題だったと思われます。ですので、尾去沢事件の秋田県ではもの凄い扱いになってるでしょう。その他、いわゆる経済詐欺事件の事を取り上げていました。記憶に新しい「円天」事件も起きて、多分この先も減る事は無いでしょう。今回の円天の始末に際しても代表のふてぶてしさが全面に出ていましたが、一斉に逮捕された20人程度の者達に関して全く報道されていません。この中の人物には、かの豊田商事事件の頃からのメンバーも居るそうです。こういったメンバーの顔や経歴、本名を流すのがマスコミの役目の気がします。週刊紙などでも特集記事が組めると思いますし、手配書のような形を取れば流れ詐欺師の被害に遭う者も減るかも知れません。振り込め詐欺のような犯罪と違って、法律の揚げ足を取るような事業を起こして負の連鎖を引き起こします。被害に遭えば出した金額は多少に関わらず返ってきませんので、喪失感に苛まれ友人知り合いの信頼は瓦解します。起訴されて有罪になれば同じような事をさせないためにも、隠し資産をさせずに厳罰で臨むような制度が必要です。何度も騙されるのも問題といえなくありませんが、騙す側は常に騙すことばかり考えていますので、そうなってしまいます。ネットワークビジネスをはじめ、消える事は無いであろう事も事実のようです。仮に誰かが濡れ手で粟のような稼ぎ方をしても、羨ましいなどと思わないことも被害に遭わない心がけです。世の中が不況一色ですので、友人知人・親類縁者からの話も、やんわりと断る術を身につけるようにしておかないと生活が崩壊します。 春先の行事 posted by (C)違いがわかる男