福岡・長崎の旅 ~その7 長崎 チリンチリンアイス~
これだけで一項目立てるか??という感も否めませんが、秋田生まれ「ババヘラ」育ちのワタクシには大変重要事項なのでございますよ。以前にも記事にいたしましたが、「ババヘラ」は秋田の誇るB級グルメ「路上でババがヘラで盛るアイス」の総称(現在は一社が登録商標しており、他社は別名になっている)です。その名の通り、若いご婦人ではなくより年季の入ったばば様の方が有り難みがありますし、熟練の方になるとそのバラ盛り(黄色とピンクの2色アイスを薔薇の花のように盛りつけること)も素晴らしい。シャリシャリとした食感とさっぱりした独特の風味は秋田の夏の風物詩なのです。そんな私が長崎の観光地で大変気になっていたコレチリンチリンアイスと言うのだそうです。小さな屋台の移動アイス屋さん。で、チリンチリンとベルを鳴らして売り歩くことからその名がついたそうです。秋田のババヘラのお話をすると、かつて秋田の人が長崎に修行に来ていたとのこと。秋田では独自の発展をしたということかもしれません。「私はバラ盛りは下手なの」と盛りつけてくれたもの。お値段も100円と手頃で、小さな可愛いアイスでした。出発時はどうなることかと思った福岡・長崎の旅も、こうして(?)楽しく美味しく無事に終え、充実した時間を思い出しながら千代丸の待つ酒田の我が家へと帰り着いたのでありました。