カノンのお稽古帳♪

久々にゴジラ☆

以前、一度だけ記事にしたことがありますが、ワタクシはゴジラが大好き！というわけでさかた街なかキャンパスで開催されている「ゴジラになった中島晴雄写真展」へ行って参りました。いつも素晴らしい企画展示がされているにもかかわらず少々寂しい館内が、この日は賑わっていて何だか嬉しかったです！秘蔵写真あり往年の映画ポスターあり年代別ヘッドや各種模型多数あり中島さん使用の台本ありと、マニアにはたまらない展示！着物で行ったのですが、思わずしゃがみ込んでじっくり観察しちゃいました。リアル幼虫モスラちゃんもいて写真撮ったのですが、お嫌いな方がご覧になるとかなり引きますので自粛（笑）そういえば昔、東京のデパートでゴジラ展を見た時（そう、わざわざ見に行っていたのですよ）は入場料１２００円でしたが、こちらは無料！規模は小さいですがなかなかの充実の内容で、夏休みのお子さん（いや、それよりお父さん）にオススメです！ワタクシお気に入りの一枚。ゴジラスーツを脱いで休憩する中島さんの写真ですが・・・あたかも気心の知れた友とのんびりくつろいでいるようです。

竹林にて

新潟街なか観光 その３

旧・金井写真館本館。一度見たら忘れられないピンクの洋館です。現在は駐車場になっていて、館内の見学ができないのが残念～。

新潟街なか観光　その２

続いては「北方文化博物館新潟分館」です。こちらにも素晴らしいお庭。雨でガラス戸越しに見るのもなかなか良いものです。新潟市と酒田市はともに湊町で商いで栄えたところ。古き良きものが残り人も気さく、また海の幸山の幸に恵まれ、水も米も酒も美味しい（ここ重要）、と共通点も多く親しみを感じます。今回は市内街なかのみの観光でしたが、いつか時間を作ってまたゆっくりいろいろなところを見て歩けたらいいな～と思いました。

新潟街なか観光　その１

月に１,２度は新潟に行っているけれど、いつも駅とレッスンスタジオの往復、または「りゅうとぴあ」近辺しか行ったことのない私。この日は師匠の演奏会で訪れたのですが、せっかくの土曜日の午後、雨ではありましたが一人でとことこ街なか観光をすることに。まずは「旧・齋藤家別邸」へ向かいます。雨に緑が美しいお庭。私の携帯では上手く伝わらないの惜しまれます。こちらは「フォト蔵」猫太郎侍さん撮影。さて、猫好きの方は思わず反応してしまうお名前（しかもお誕生日は２月２２日ニャンニャンニャンの日なのですよ～！）でありますが、実は偶然この日この場に居合わせた新潟在住の方です。着物を着ていると海外の方や年配の御婦人にお声をかけていただくことが間々あるのですが、本格的にカメラを向けられるのは初めて。少々緊張しつつも色々なお話をしながら楽しい時間でした。菓子は涼やかな湖面の水鳥。お抹茶も美味しかったです。

最上川舟下り

山形・庄内に住んで何年も経ちましたが最上川での舟下りは初めて！この日は風が強く船が出るか心配でしたが、幸い雨に降られることもなく、オヤジギャグな船頭さんの案内のもと楽しい時間を過ごしました。クライス名誉支部長ちょーなんさん　てんしさま　ワタクシ船頭さんは「こっち見んなよ」「手拍子も合わねぐなっがら黙て聞げよ」と言いつつ、「おしんの子守唄」と「最上川舟歌」を歌ってくれました。写真には小さくしか写っていなくて残念～。紅葉や雪の季節も風情があって良さそうです☆

雨の宮島

学会を終えたbalaineと一緒に「世界遺産航路」で宮島へ向かいます。降りしきる雨で視界も悪く、予定通り運行するかちょっと心配しましたが無事に到着、厳島神社で向かうと可愛らしい鹿たちがお出迎えです。雨宿り中。看板娘ならぬ看板家族でしょうか？鳥居を見ると感動するとともに神聖な気持ちになります。引き潮で土台が見えるほどでしたが、その壮麗さに目が奪われました。いつも満員御礼（？）の撮影スポットだそうですが、悪天候で独占。雨で大変でしたが景色もしっとりと、これもまた良い思い出ですね。ところで・・・であります。現在、低視聴率が続く大河ドラマ「平清盛」。汚い、暗い、分かりにくい、と批判されているとのことですが、そうかなぁ？ワタクシは毎回とても楽しみに、とてもとても面白く見ております。松ケン、松雪、阿部サダヲといった好きな役者が出ていることもありますが、混沌とした時代の空気感にリアリティーがあると思いますし、随所に出てくる宮中行事、歌舞音曲、今様なども大変興味深いです。変な例えですが、これまでの大河の主役がベートーベンやショパンだとすると、平清盛はフレスコバルディとかフローベルガーのような存在だとも思います。視聴率を取ることはテレビ局にとっては大事なことかもしれませんが、それだけに振り回されずに信念を持って頑張ってほしいです！！

頼山陽史跡資料館

「頼山陽」・・・「らいさんよう」？「ライ　サンヨウ」？？すみませぬ、ワタクシ、広島に来るまでこの名を知らなかったのであります（恥；）ホテルに到着した夜、何気にテレビをつけていると地元の短い番組でこの館が紹介されており興味を持ったのでした。日本外史・・・なるほど、そういえば歴史で勉強したような気が。（さらに恥；）こうやってゆっくり見ていると、頼山陽が優れた学者だっただけでなく、文人としても芸術家としても秀でていたことがよく分かります。またこの期間は頼山陽の視点からの平清盛展（撮影不可）があり、こちらも興味深かったのですが、中でも頼山陽は平曲をとても好んでいたこと、またそれは決して上手とは言えなかったので、聞かされる仲間達は内心「またか」と思っていたけれど、平曲の達者だった者（師匠だったかな？？）は、確かに上手くはないが何とも言えぬ豊かな情緒があった、と評したこと。何だか我が身を振り返りいろいろと考えてしまいました（笑）竹の庭園も美しく心静まる空間でした。行ってみて良かったです！

街なかブラブラ歩き

午前中は一人で市内の商店街にお買い物へ。なでしこジャパンの選手達にも贈られて話題となった熊野筆を探してトコトコ歩きます。呉服屋さん、和装小物屋さん、履物屋さんも多く、いろいろと寄り道しながら楽しかったです。平清盛のポスターがいっぱい！そして地元の美味しい物がいっぱいでした！おお、これが噂の「ちから」！あっココだ！Ａちゃんに教えてもらった「筆センター」であります！どれにしようかずいぶん迷いましたが、お気に入り見つけましたよ♪

縮景園

どこに行ってもその地の歴史ある庭園を見るのが好きです。城も嫌いではありませんが、住まいとはいえ「戦」に備えたもの。洋の東西を問わず、貴族や藩主、豪商、豪農などの精神性、美意識が最も現れるのが庭園のように思います。実はＡちゃんも園内をきちんと観るのは初めてかも、とのこと、ちょうどボランティアガイドさんがいらっしゃり案内していただくことになりました！まあるく可愛らしい水田。他には茶畑や梅林があり豊作祈願だけでなく自給自足に備えていたとのこと 原爆の時、奇跡的に残った橋。池にはたくさんの鯉と亀さんがいました。ガイドさんとＡちゃん。渡り石の上に置かれた鉢植えの紫陽花や菖蒲が涼しげでした。縮景園は広島の他の建築物や名勝同様、原爆で焼き尽くされました。また、水を求めて多くの人が園内や近くに流れる川にやってきたそうです。そして、ここにはもう花が咲かないことはもちろん、木一本、草一本生えないだろう、と言われていたそうですが、人々の努力と愛情で長い月日をかけ見事に復元されました。

広島　旅のしおり

さて今回は（今回も？）balaineの学会のオマケで広島へ。balaineが発表＆勉強しているさなか、私は自由行動になります。広島は１０ウン年前、大学時代のお友達Ａちゃんの結婚式で訪れて以来ですが、かつては「旅行」というと本屋さんへ行き、その地の観光マップや観光雑誌などを買い求めたものです。しかし今やネットで詳しい情報が無料で手に入る時代。私も「広島　観光」「広島　お好み焼き」「平清盛」など様々なキーワードを入れていろいろと検索いたしました。その中でも特に参考にしたのは、観光課ホームページや店の評価ランキングより、地元に暮らす方や実際に旅行された方のブログ。そして、新潟出身ながらすっかり広島の人となったＡちゃんが考えてくれたコースを合わせて愛情たっぷりのプランができました！テーマは「和・ネコ・音楽♪」優しく温かな筆の美しい「旅のしおり」は彼女の人柄そのまま。さあ、ステキな出会いとたくさんの感動が待つ旅の始まりです！

「美しく生きる」

酒田市美術館で開催されている中原淳一展へ行って参りました。ナント美術館入り口から展示室前までの通路は写真撮影可！　　　美しい女性に素敵なファッションあああ、あまりの愛らしさにクラクラします～と、本題に入る前にテンションが上がりまくったわけですが（笑）初日のこの日は、記念イベントとして中原氏の次女すみれさん（クリエイター）と次男の蒼二さんの奥様のギャラリートークがありました。すみれさんは想像通りの素敵な方でヘアメイクもお洋服もとても個性的☆子供の頃から「言葉遣いは美しくしなさい」「よそ行きと普段着はきちんと着替えなさい」「靴はきちんと揃えなさい」と育てられたそうです。そして、調味料でも洗剤でもけっして買ってきたまま台所や洗面所に置くことはせず、ビンや箱からメーカー名のついたラベルをはがし、可愛いハギレなどをきれいに貼って使うのが当たり前、それは箒や屑篭にいたる全ての物がそのようにされていたとのこと。また、人が見ていないところでもオシャレをする、そしてそのオシャレとは高いものを身につけることではなく、工夫して自分に似合うようにする、手をかけて気持ちよいものにする、ということだ、と言葉ではなく環境から学んだ、とすみれさんは仰っていました。何だかお話を聴いているだけで自分が美しくなったような気分になりました。ああ、女子たる者、正にそうありたいもの。でも待てよ。ううむ、わが台所は「ハ〇ス　コショウ」やら「〇〇の塩」やらのオンパレードですな。しかもそのラベルに液だれや油ハネのシミなんかついてるし。理想と現実は果てしなく遠いのでありました。

着物でぶらり

珍しく特別な行事のなかったこの日は、家事に庭仕事に千代丸の相手に、とひとしきりしたところで「蕎麦でも食べに行こうか」ということに。家ではとても人様にはお見せできない汚れを気にせず働けるいでたちでしたが、せっかく出かけるならと着物にチェンジ！そして、ついでにせっかく着物を着たのだから、とお蕎麦の後は山居倉庫へぶらり散歩とあいなりました。お天気も良くお散歩日和。酒田で撮影された２時間ドラマには必ず出てくる「山居橋」なぜか犯人が過去を語ったり、犯行を告白したりする場所。こちらはＪＲの宣伝で吉永小百合様が歩いていた欅並木。多くの観光客の方がここで記念写真を撮っていかれます。

お化け屋敷

どうです？この昔懐かしい情緒ある佇まい！近年は「お化け屋敷プロデューサー」なる職業があり、「戦慄◯宮」やら「◯◯学校」やら心臓の弱い方や小さなお子さんは入れそうもない、ハイテクで長大、かつ過激な「ホラー」「スプラッター」ものが流行していますが、やっぱりお祭のお化け屋敷と言ったらコレです！アナログでろくろ首が浮遊したり井戸の蓋が空いたり閉じたり、アルバイト君がお面をかぶってワッと出てくる、親子やお友達やカップルでひと時を楽しめる小さめの小屋、これがよろしい。普通なら夫婦で入って「きゃ～♪」などと可愛いトコロを見せるのが望ましい訳ですが、「金を払ってまで何でコワい思いをしなきゃいけないんだ！」とbalaine氏。そこで、じゃあ止める、なんてならないワタクシは「あらそう」（シメシメ）と大好きなえびせんべいをbalaineに預け、一人中に入ったのであります。「ヒュ～ドロドロ」「ドンドンドンドン」「さあさあお化けが出るよ、どうぞどうぞ、みんな誘って数分のお楽しみだよ、お代を置いたら、はいよ、行ってらっしゃ～い！」流れている音楽も呼び込みのおじさんの口上もナイスでテンション上がります。中は暗くて狭い道、ところどころに髑髏やお墓などお決まりのオブジェがあり、アクセントに白い衣装や黒い衣装のお化けが「いよっ待ってました！」とばかり登場。期待を裏切らないベタなお化け屋敷、最高です！でも実はよく考えられていて、上の写真の様な外に面した通路が２カ所あり、怖がりの人は息抜きできるし、外で見ている人に宣伝にもなっています。また、昔は水やトマトジュースみたいなものがかけられたり、足をヒンヤリ触られたり、なんてこともあったように記憶していますが、現在は何かとうるさいのでしょう、そういったことは全くありませんでした。着物で一人でやって来たオバさんに気を遣ったかどうかは定かでありませんが、お化けの皆さん、とても紳士的でしたし（笑）いや～実に楽しかった！泣いているお子さんも、お子さんより先にギャ～！と逃げる若いお父さんもおりましたが、コワいというより子供時代の郷愁を誘う、最後の扉を開けてゴールしたら笑顔になれる、そんな素敵なお化け屋敷でありました～☆

酒田まつり　

晴天に恵まれ、たくさんの人出で賑わった本祭り！酒田まつりと言ったら、まずはお神輿！（一昨年の様子はコチラ）鐙屋さんの献花展！（昨年の様子はコチラ）そして今年は・・・コレがワタクシの大本命だったのでした！！（続く）

花のあと

満開だった桜も散りはじめ、緑の芝に花びらの絨毯。ここは鶴岡公演、映画「花のあと」撮影地です。同じく撮影場所となった玉川寺。こちらはまだ雪がとけたばかり。白い水芭蕉や赤い椿が咲いていて枝垂桜はこれからのようでした。最近はカジュアルに傾いていましたが、ここにはやっぱりアンティーク。長年のお気に入りで、お雛様やお花見の時期には必ず袖を通す一枚です。

あつみ温泉　雛まつり

「あつみ温泉　雛まつり」へ行って来ました。これまで毎年のように庄内地方の素晴らしいお雛様を見てきましたが、流し雛は未経験。まるで冬に逆戻りしたかのような降りしきる雪の中ではありましたが、ゼヒ参加してみたいと、昨日開通したばかりの高速道路の初乗りもかねて出かけました。会場の朝市広場に到着するやいなや着物姿がいっぱい！この日は「庄内着物女子」の皆様も集っておいでだったのでした。以前ブログを拝見したことのある方もいらしていて、キュートな着こなしでとっても可愛かった～☆さて、ここでお約束（？）の「玉こんにゃく」を食して、神事が行われる温海荘さんへ。巫女舞はおそらく小学生の女の子達。その姿が何だかオペラの時の自分のようで「あ～、ずっと前から稽古してきて、今日は朝から着付けや化粧をして待っていたのね～、頑張ったね～」などと思っておりました。さてこの後、いよいよメインイベントの雛流しです！悪天候の中、傘をさして温海川へ移動です。しかし、忘れ物の確認などで少々出遅れたのか、川に到着すると誰もいない！！な、何と、雛流しはあっという間に終わってしまっていたのでした～。残念～。流し雛を見に来て流し雛を見ていないという結果になってしまいましたが、気を取り直してもう一つのお楽しみ、「高見屋別邸　久遠」で雛ちらし＆温泉です♪　　ロビーや浴場も広々と落ち着いた雰囲気でした。上品な雛ちらし、金粉入り甘酒も美味しかった～♪　着物編に続きます。

蔵探訪

日本酒「初孫」の東北銘醸株式会社にある酒造資料館へ行って参りました。こちら庄内には大小古くからの蔵元が多くあり、それぞれの味わいや伝統を守りながら、また新しい挑戦をしながらいろいろな美味しいお酒を作っています。こういった見学できる施設があることは知っていたのですが、ナゼかこれまで足を運ぶ機会がなく初の体験。想像していたものとは違い、近代的な大きな工場のような感じで衛生的かつ効率よく生産されている様子が分かりました。そしてナント！！何種類ものお酒の試飲もできちゃうのですよ！お酒の好きな方にはたまらないと思います。運転手balaineがじっと我慢の子でお水を飲んでいるのを横目に、ビールより日本酒派kanon、しっかりいただいてきました（笑）こちらには他にも、例えば映画「蔵」のような蔵元もまだありますので、今度是非行ってみたいと思います。東京からのお友達に逆にお土産頂戴しました♪クリスマスにも合いそうです☆

白石きものまつり　～壽丸屋敷＆イルパッソ編～

以前おじゃまして、その風情ある佇まいや落ち着いた街並がとても好きになった白石。いつか「きものまつり」にと思いながらもなかなか叶わずにいたのですが、今年ようやくの初参加とあいなりました！夢二の着物コーナーで。白に紫が印象的なshiromatiさん。可愛らしい作品も展示。妖艶なお人形さん。お隣のカフェギャラリー蔵楽inイルパッソでこんなに魅力的なニャンコ企画が！ 丸々とした白猫さんがいっぱい♪桑茶フロートも美味しかったです。着物コーデ編へ続きます☆

昭和の香り

酒田市美術館で始まった安部朱美創作人形展に行ってきました。この日は安部さんご自身も来館されてギャラリートークとサイン会もあり、生き生きとした人形の表情、あたたかな家族の姿、懐かしい風景のジオラマ、安部さんの優しい思いに触れて、ほっこりと心和むひとときでした。印象に残ったのは、小学校での用務員のおじさんと足を擦りむいた男の子の人形。「先生」ではなく「用務員のおじさん」というところで「味」というか「あたたかみ」というか、そういうものを感じました。それから、安部さんの「人形は自己満足で私一人で完成するものではなく、見てくださる方の思いが入って出来上がるもの。その見てくださる方の思いをいれる『余白』を作ることに心を配る」という言葉でした。・・・では音楽はどうなんだろう？私の演奏はどうなんだろう？と振り返ってみたり。さて、この日は縞のお召しに染めの帯。本当は「昭和の母なコーデ」をしたかったのですが、コレだ！！というものがなく、持っている中で何とかイメージから遠くないものを選びました。・・・オマケ美術館の帰りに行ったギャラリー喫茶「ヴィヨン」のオムライス最近よく見かける「ふわとろ玉子のせにデミグラスソース」ではなく、「しっかり薄焼玉子でくるんでケチャップがけ」。まさに王道！昭和の美味しさでした♪

福岡・長崎の旅　～その６　長崎　グラバー園～

さて演奏会や閉会行事が終了後、そのまま「かもめ」で長崎へと向かいます。本番を終えて疲れが出た様子のbalaineを横目に、私はと言えば「かもめ」の綺麗なお姉さんを眺めて目の保養をし美味しいお弁当を食べてご満悦（笑）ホテル到着後は荷物を置いて「夜と昼を見比べたい」というbalaineの提案のもと早速グラバー園に出かけます。しかしここで誤算がf^-^;　思いのほか坂や階段がきつく、下駄の台の上で足がすべって鼻緒が弛んできてしまったのです。下駄が好きで雪道など悪路でも平気な私ですが珍しく難儀しました。そういえば以前お花見に行って下駄の台が割れたこともあったな・・・。旅行、観光には普段履きの草履の方がベターですね。でも、たどり着いた丘の上から見る夜景はキレイでした。翌22日は昨夜の反省をいかし洋服で再びグラバー園へ。その中でも最も印象に残ったのは日本ではあまり知られていない幻のオペラ歌手「喜波貞子」の館です。オペラの映像や貞子の弟子達のインタビューの映像も興味深く、来年、酒田で蝶々夫人上演の際に酒田フィルハーモニーが演奏をすることもあって思わずじっくりと鑑賞してしまいました。舞台で実際に使用された衣装や小物などが展示されています。これは「自分の魂」とさえ言っていた和傘。それから、伝承館で見た「長崎くんち」の紹介ビデオもすごく良かった！威勢の良い男達の船あり、芸子さんたちの艶やかな舞あり、異国情緒あふれる龍あり、博多の山笠とはまた違う華やかな魅力があります。その地方の特色が最も色濃くあらわれるのは、やっぱり祭なのですね。ところでグラバー園での最近の話題、それは園内の敷石でハート型のもの２つ見つけると幸せになる、というものだそうです。けっこうな人だかりで皆さん写真を撮っているのでスグわかりました。恋の成就を願うカードもいろいろありましたよ。・・・幸せな老後が待っているでしょうか（笑）

福岡・長崎の旅　～その３　博多・山笠めぐり～

福岡・長崎の旅２日目です。balaineは午後いよいよ演奏会本番！朝からリハ、ゲネプロのため会場のアクロス入り、私は午前中お一人様の観光です。あいにくの雨模様ではありましたが幸い大降りになることもなく、短い時間ながらも博多を満喫しました！まずは、人力屋さんの案内で町家ふるさと館から山笠の運行コースを巡ります。祭が奉納される櫛田神社からスタート。かつてはこの高い山笠が運行されたそうですが、現在は電線などで低い山笠になったとのこと。酒田の山鋒を思い出す姿に「酒田と博多は似ている」というbalaineの言葉に何だか納得。山笠発祥の地である承天寺を通って、日本最初の禅寺である聖福寺へ。観光客の姿も見えますが、美しい緑の静かな境内。これは博多壁。一見モダンなアジアンテイストですが、戦火から復興の際、壁に焼けたり壊れたりした瓦や石を粘土に練りこんで作られたいわゆる「リサイクル」なのだそうです。この後は車夫さんと一緒にいったん車を降りて東長寺に入り、大仏様拝観と「地獄極楽めぐり」です。これがとても面白かった！（←不謹慎f^-^;）写真撮影禁止のためここでご紹介できないのが残念ですが、博多へお出かけの際はどうぞご体験ください！と、こうして博多・山笠くるり一周、開館時間となったふるさと館に戻りました。一人で歩くのはちょっと大変、タクシーでは少し味気ない、でも人力車ならナルホドな楽しいお話を聞きながらちょうどいいペースで名所を見ることができます。おススメです！この日お世話になったオーナー車夫の神谷さん。本当にありがとうございました！！

山形へお出かけ

同じ山形県、と言っても、日本海側庄内地方の酒田市と、山に囲まれた村山地方の山形市では風土や方言、歴史や文化など全く異なった趣があります。私は秋田で生まれ育ちましたが、現在暮らして５年になる酒田も大学時代４年と新婚時代（？）１年の計５年を過ごした山形も大好き。思いがけず所用が早めに済んだため、中心街で買い物をしたり新名所をぶらり散策しました。こちらは「水の町屋　七日町御殿堰」　老舗の名店からモダンなショップまでいろいろ楽しめます♪こちらは十日町にある「紅の蔵」観光案内やお土産、お食事がメイン。この日は３６度を越える暑さでしたが、セオアルファの浴衣だったからか、フットマッサージを受けたり美味しい物を食べたりした効果か、意外に快適に過ごせました。帰りは車中から花火を見たりしつつ酒田へ。楽しいお出かけでした☆

酒田まつり

今年も酒田まつりの季節がやってきました。慶長１４年から１度も欠かすことなく続けられてきた伝統ある祭、今年は東北の復興を祈っての開催です。福島からの出店などもあり、たくさんの人で賑わいました。毎年見ていてもやっぱり祭は楽しいです！何と初めて頭家を参拝しました。「お雛様」だけでなく、こういう時も傘福が一緒に飾られます。こちらは無料公開されていた鐙屋。毎年美しい生け花が展示されます。港町酒田のシンボル北前舟この日は撮影も自由ですのでお部屋に入ってこんなことも・・・「はいはい、じゃあ茶でも煎れようかね」こういうマネキン人形みたいなの、よくありますよね（笑）日も暮れて立山鉾に灯が。電線やビルがなかった昔、港からも姿が見えたそうです。東北６県のゆるキャラも大集合！！「すぎっち～！」（秋田県のゆるキャラ）と声をかける私に夫は苦笑してましたf^-^;これから夏にむけて東北には脈々と続いてきたその土地その土地の祭がたくさんあります。震災後の大変な状況下での開催には賛否両論があると思いますし、物理的に不可能というところもあるでしょう。一日も早くみんなが笑顔で祭に参加し、たくさんの人が足を運んでくれる日がやってくることを願うばかりです。

山手西洋館　その３　

最後はイギリス人べリック氏の邸宅だったベーリックホールです。こじんまりとしたクラシカルな１１１番館と同じアメリカ人建築家J.H.モーガンの設計ですが、こちらはモダンテイストで広々としたお邸。梅まりさんのお気に入りです。こちらにはところどころにライオンさんがおわします。私ナゼか子供の頃「ライオンのマークがついているお家はお金持ち！」と思っていたんです。ライオンを見つけるたびにそれを思い出して何だか自分が可笑しかった(^0^)百合の香る玄関で。床の市松といい扉の装飾といいホントにステキでした！次は西洋館めぐりから思いがけず立ち寄ったところのご紹介です☆

山手西洋館 その１

少々順番が入れ替わってしまいますが・・・まずは旧英国総領事公邸であった横浜市イギリス館。開館して間もない朝で人もまばら、坂道で息切れした呼吸を整えハンカチで汗を押さえながら邸内に入ると、一気に別世界です。２階の各部屋には広々とした窓があり、お庭や港が見えます。こちらは４世帯が入居できるアパートメントだった山手２３４番館。「ここどうなってるんだろう？？」と話しながら見学している私たちに「よろしければご案内しましょう」と老紳士がお声をかけてくださり、自分たちでは気付かない、普段なら見られないようなところも教えて下さいました。こちらの職員の方かと思っていたのですが、この建物と同じ年齢で深い愛情を持っていらっしゃる自治会の元会長さんとのこと。本当にありがとうございました！私の携帯写真がもやもやで残念ですが、エリスマン邸の一室。午後に催されるコンサートの準備中でした。西洋館ではどこもクラシカルな雰囲気のピアノやオルガンが備えてあり、音楽ホールとしても使用されています。また絵画など美術作品の個展やフラワーアレンジメントの展示なども行われていました。１１１番館、ベーリックホールに続きます♪

梅まりさんと山手西洋館めぐりへ　

さて、今回の横浜の旅で最も楽しみにしていた、梅まりさんと山手西洋館めぐりです♪初めてお会いする梅まりさんは、ブログで拝見する通りスラリとステキな方で、待ち合わせ場所にいらっしゃった途端パッと周囲が明るくなるよう。あ、向日葵みたいだな～、と同性ながらうっかり見惚れてしまいましたが、さあ出発！お天気に恵まれきれいな青空とポカポカ陽気の中、急な坂道を息切れしながら登ってみれば、そこには美しい街並みが広がっていました。まずは交番のおまわりさんに場所を確認。イギリス館、１１１番館、ローズガーデン、大佛次郎記念館、２３４番館、エリスマン邸、ベーリックホールと見学です。西洋館、と一口で言ってもそれぞれに特徴があり、どこも美しいお花に彩られていて優雅な気分を味わわせていただきました～。ローズガーデンは蕾のものも多くこれからが見頃のようです。梅まりさんは鮮やかな緑に椿の着物、黒系に水玉の半幅、野薔薇のつまみ簪私は淡い緑に薔薇の着物、黒に薔薇の帯、リボンの帯留め、薔薇のつまみ簪と、ちょっぴりお揃いコーデだったのです♪こちらはベーリックホール。色使いが個性的な邸宅でした。ふふふ、激写している梅まりさんを隠し撮リ・・・・・・と思ったら私も撮られていたのでした（笑）たくさんの写真の中から、どれを使おうかな～とずいぶん悩んだのですが、一つの記事ではやっぱりおさまりきらない！各館ごとに少しずつアップしていきま～す(^-^)

今年も横浜　赤レンガ倉庫へ　その１

昨年balaineのオマケで訪れた横浜、またまたやって参りました！土曜の午前は仕事をして午後出発の１泊２日と短い旅でしたが、今年も楽しい思い出がたくさんできました♪まずは赤レンガ倉庫へ。１番の目的はMotion　Blueでのライブですが、時間まで可愛い帽子のお店やスワロフスキーのアクセサリーショップなどゆっくり見て回りました。薔薇のリングをゲットしてご機嫌です☆　今年は赤レンガ倉庫創設１００周年。フラワーイベント開催中できれいでした♪周辺の散策を楽しんで、さあいよいよライブです！

片岡鶴太郎展　「艶葉樹」

以前、同じ飛行機内で偶然お見かけしたことがある鶴太郎さん。テレビで見ると「マッチで～す！」など三枚目キャラのイメージですが、目の前にするとすごくカッコイイんです！！その鶴太郎さんの個展が開催される、しかも初日は先着２００名サイン会！とあってミーハーな私たち夫婦は早速酒田市美術館へと出かけたのでありました。赤い美しい椿を見て「椿を描ける人になりたい」と筆を持った鶴太郎さん。balaineはその言葉にとても感銘を受け、私はこの個展のタイトルであり椿の語源である「艶葉樹」という言葉のもつ意味を知って感動しました。そして、椿の絵はもちろん、魚、果物、動物、そして茶碗や着物など全てに美しさと温かみがあり鶴太郎さん独特の世界で素晴らしかったです。画集にサインをいただきました！千代丸とシャオランみたいな絵も即購入（笑）そして翌日、地元新聞に個展初日の様子や鶴ちゃんのインタビューが載っており、その写真に二人が小さ～く写っておりました（笑）どこかわかりますか～？？

猫まみれ

山形美術館で開催中その名も「猫まみれ」展へ行って参りました！ 館内は猫、ねこ、ネコ、国も品種も作品ジャンルも問わずまさしく猫まみれ、どれもただ可愛いだけでなくそれぞれに個性があり生き生きと動き出すようでした。 中でもやっぱり日本モノはおもしろいです！美人画の中で女性に寄り添う柔らかな姿から、大胆で力強い様、浮世絵で擬人化されユーモラスな表情したものなど、猫に対する親しみや愛情はもちろん敬意や畏怖の念をも感じるものもあり、猫の魅力に溢れていました。もちろん猫グッズコーナーもありましたよ。そして、ええもちろん買いましたとも（笑）画集に絵本に手ぬぐい。手ぬぐい全景はまたの機会にご紹介します。で、こちらはオマケのポストカード・・・じゃなくてワタクシの携帯写真作品「見返り千代ちゃん」でした（笑）

梅まつりと酒田の傘福

こちら酒田にも少し遅い春がやってきました。まずは日枝神社の梅まつりへ。まだ五分咲きほどでしたが紅梅白梅とも可憐な美しさ・・・。今年は出店もなく、青空の下で温かな陽射しと優しい風の音の中で静かに梅を楽しみました。続いて「山王くらぶ」の傘福展へ。通常こちらの雛街道は４月３日前後までですが、今年は震災後に公開が休止、４月に再開され期間を延長しての展示になりました。今日はたくさんの観光客の方が傘福を楽しんでおりました。着物編に続きます♪

今年も「百段雛まつり」！

昨年もお知らせいたしました「百段雛まつり」、今年は、鶴岡市致道博物館の有職雛や古今雛、雛道具をはじめ、酒田市の小野太右衛門家、あいおい工藤美術館の雛人形など庄内地方のほかにも、紅花の里・谷地の雛人形、中山町・柏倉九左ェ門家、慈恩寺梅本坊菅家など、冬の雪深い山形各地に伝わる門外不出のお雛様が勢ぞろいです。また日本三台吊るし雛（九州柳川地区「さげもん」 山形酒田地区「傘福」伊豆稲取温泉「雛のつるし飾り」）も展示されるそうです。ゼヒゼヒ美しいお雛様たちに会いにお出かけくださいませ。♪♪百段雛まつり－山形ひな紀行II at 目黒雅叙園♪♪・日　時　／　１月28日（金）～３月３日（木）　　　　　　　 午前10時～午後６時（最終入館５時30分）・会　場　／　目黒雅叙園　昭和の保存建築・百段階段・入場料　／　1,500円（前売1,200円）　※小学生以下無料・お問い合せ　目黒雅叙園営業部　TEL 03-5434-3140・詳しくはコチラをご覧下さい。

サンタより赤く、雪より白く

酒田市美術館で２３日まで開催されていた「ちばてつや漫画原画展」に行って来ました。ちばてつや氏の漫画には名作が多くありますが、私にとっては何といっても「あしたのジョー」・・・ここで書くのは初めてですが、私は「ベルサイユのばら」「オルフェウスの窓」と同様に、いや、もしかしたらそれ以上に「あしたのジョー」をこよなく愛しているのです。子供の頃から父や兄の影響でボクシングの試合のテレビ中継は欠かさず見ておりまして、「ロッキー」はもちろん映画館で鑑賞、父が購入したテーマ曲のレコードもよく聴いていました。でも最も熱中したのはこの「あしたのジョー」です。最近は読んでいませんでしたが、実家にある表装がしっかりした「愛蔵版」全巻、もう何百回読んだかわかりません。おそらく小学校高学年くらいの時から内容を少しずつ理解して読むことができるようになり、成長し大人になるにつれてますますおもしろく読めるようになったように思います。美術館に入ってジョーのポスターや原画を見るやいなや、その場面や台詞はもちろん、そこに描かれた人々の生き様までが頭に思い浮かんできました。主人公のジョーはもちろん、彼をとりまく人々誰もが（ちなみに私はゴロマキ権藤がお気に入り）たとえそれが敵役であっても愛情を持って丁寧に描かれ、それぞれのドラマが伝わってきて、本当に心打たれるものがありました。これは高森朝雄氏（私には「梶原一騎」の方がピッタリくるのですが）の原作と、ちばてつや氏の画の見事な融合の賜物でしょう。リングの中で真っ赤に燃え上がり、真っ白な灰になったジョー。ちばてつや氏も同じ思いでこの漫画を描いてきた、とのコメントがありました。私の永遠のヒーローです。

浴衣で赤川花火大会　～kanon編～

お祭りの夏、浴衣の夏、そして花火の夏です！きっと皆様も各地でそれぞれの夏の風物詩を楽しんでいらっしゃいますね！さて、赤川花火大会、実に迫力満点、素晴らしかった～！携帯カメラではなかなかタイミングが難しく、また一眼レフカメラ初心者のbalaineも苦戦した模様ですが、kanon編、balaine編に分けて浴衣姿とともにご紹介いたします（笑）何とか撮れていた二枚。フィナーレの花火です。私はこっそり（？）金魚コーデ。髪と浴衣に金魚が泳いでいます。

浴衣で赤川花火大会　～balaine編～

今回の花火は、ナポリピッツァの店「穂波街道　緑のイスキア」でディナーをいただきながらの鑑賞。balaineはお酒でほろ酔い気分ながらもニューキャ～メラのシャッターをきっておりました。夜空を彩る華やかなスターマイン。遅れて聞こえる音も大迫力でした！・・・そして・・・　　　　え～、お出かけ前に撮ったbalaineの浴衣姿でございますf^-^; 帰路の運転はワタクシの担当。大渋滞で大変でしたが、美味しいお料理と絶好のポジション、お隣のテーブルの若いカップルちゃんとお話したり、とっても楽しかったです！なおbalaineは帰路の車中＆帰宅後ともにグッスリでございました～☆

酒田湊　甚句流し

ただ今の東北は、青森ねぶた、秋田の竿灯、宮城の七夕、山形の花笠など祭一色。また、こういった大きなものだけでなく各地で地元の祭があって、それぞれに歴史や特色をもち大事に受け継がれています。この甚句流しは、今もお座敷歌として唄われる「酒田甚句」にふりつけたもの。その歌詞は江戸時代の北前船交易による酒田湊の繁栄ぶりがよく表されていて「繁昌じゃおまへんか」と関西弁も入り上方文化の影響も見られます。土崎の港祭り育ちの私には、酒田の湊囃子や踊りがおっとりと感じられるのはナルホドこういうことからだったんですね～。男踊り　浴衣姿や祭半纏姿イイですね！こちらは女踊りと「風の会」の太鼓この日は夜になっても気温があまり下がらず、皆さん汗だくで頑張りました！「湊」のイメージ、水色と白、青の浴衣コーデで

必死剣　鳥刺し

海坂藩を舞台に、実直だけれど少々冴えない下級武士、でも実は剣豪の男の生き様を素朴な庄内弁で紡ぐ「たそがれ清兵衛」「隠し剣 鬼の爪」「武士の一分」、心模様を丁寧にしっとりと描き出した「「蝉しぐれ」「山桜」「花のあと」、どれも山形県鶴岡市出身の藤沢周平作品を映画化したものです。この「必死剣　鳥刺し」は、同じ藤沢作品の中でも異色、これまでの映画の情緒を求める方には賛否両論あるところかと思いますが、ひとつの映画としては良く出来ていたのではないでしょうか。それにしても今回は吉川晃司が秀逸！登場場面が少なかったのが惜しまれますが、存在感のある「別家様」でした。昔～々、中学生だった頃に友達と映画館に「すかんぴんウオーク」を観に行き「モニカ」をカセットテープで聴いたものですが（ご存知？？）大人のいい男＆いい役者さんになったな～と、ちょっと別のところで感激してしまったカノンでしたf^-^;

フルートクライス　写真大会

私のまわりのフルート吹きの皆様は「猫」と「カメラ」がお好きなようです。とにゃまま様、ゼラニウム様もフルートとニャンコをこよなく愛し、かつ立派なカメラで素敵な写真を撮っていらっしゃいます。主人balaineは「ハマってしまいそうだからカメラには手を出さない」と言っていたハズなのに、気付けば、てんしさま、クライス山形支部長ちょーなん様とともに、このように・・・。玉簾の滝に行ったらもう、撮影会開始です。　　てんしさま、写真を撮る姿勢もキマっております。　今回フルートの個人レッスンは受講できなかったbalaineですがニュ～キャ～メラの個人指導をみっちり受けたようでございます。

酒田まつり　

５月２０日は、創始４０１年もの長きにわたり、戦争も大火も乗り越えて続けられてきた「酒田まつり」の本祭です。日中はあいにくの小雨模様でしたが、大人はもちろん、保育園児、幼稚園児、小学生などの可愛らしい行列から、中学生、高校生、大学生など未来ある若いパワーが結集した山車などが華をそえ、いつもは静かな街が大いに賑わいました。また、宵祭には雨もあがり、いったいどこからやってきたのか？？と思うほどの物凄い人出！クライマックスでは曳き手衆の力と観衆の念が結集し、立て山鋒が勇壮に動く姿を見ることができました。高い建物も電線もなかった昔は、雲を突く様な巨大な立て山鉾が街を練り歩く姿が酒田湊に停泊する船や近隣の町からも見えたそうです。今は建物や電線、信号機などの間をぬっての運行ですが、昨年よりも長い距離を移動しました！大河ドラマ「龍馬伝」でもなかなか味のある役割を担っている勝塾の鬼塾頭「佐藤与之助」（酒田のお隣の遊佐町出身。後に「鉄道助」と呼ばれる）のご縁で、横浜開港150年記念パレードにも参加した「日吉丸」。カッコイイです！今年は大山鋒の他に可愛い山鋒も３基。本当はこの４つの山鋒の上に花火が輝くハズだったのですが、雨は上がったものの厚い雲に阻まれて打ち上げる音は鳴れども姿が見えなかったのがちょっと残念でした～(>

横浜「三渓園」と　鎌倉「大佛茶廊」へ

さて二日目。この日も半日はお一人様だろうな～と思っていたのですが、早めに任務終了（？）のbalaineも一緒に観光することになりました。まずは中華街で腹ごしらえの飲茶をしてから三渓園に向かいます。 ネットの観光案内では見ていたのですが、実際に行ってみると本当に広大で、美しい庭園に歴史的な建築物の数々。この日は茶会があちらこちらで催され、着物人口の多いこと！男性の茶人の袴姿も素敵でした～。また、素晴らしい美術品も展示されていて見応え満点、さらには歩き応え満点でした（笑） 続いて、数年前から是非一度行ってみたいと思っていた鎌倉の大佛茶廊へ。ここは作家大佛次郎が客人をもてなすために所有していた邸宅をカフェにしたもの。鎌倉の観光地のすぐ近くでありながら、喧騒から離れた静かな佇まいと、この素朴な味わいの猫のイラストに心惹かれます。趣のある落ち着いた座敷が二つあり、お庭を眺めながらお茶をいただけます。風に揺れる木々のざわめきや小鳥のさえずりに心洗われました。こちらでゆっくりとくつろいでから、酒田へ帰るべく羽田へ。この間、balaineはず～っと私の荷物を持って歩いてくれました。ありがとう～。一泊二日と短い時間でしたが、かねてより行ってみたいと思っていた所を訪ねることが出来て嬉しかったです！そして・・・無事に帰宅後、You tubeで「ブルーライト横浜」と「伊勢佐木町ブルース」を繰り返し鑑賞し、余韻を楽しんで眠りについたのでありました～☆

G・Wのお花見　その３　～弘前公園～

有名なお花見スポットである「弘前公園」。当然の如く、人、人、人でごった返しておりまして、場所によっては歩くのも大変なほどでした。桜は既に満開を迎え、木によっては花吹雪。道ゆく人の髪に桜の花びらがそっとのっていることもありました。弘前公園と言ったらまずはこれですね！え～、めずらしくbalaineの写真をf^-^;　花吹雪がわかるでしょうか？？お堀にも花びらが舞い降りて、風を受けて揺れる水面が彩られていました。今年は４月に鶴岡、酒田、ゴールデンウイークは西馬音内、角館、弘前、とお花見三昧でした！個人的には「花のあと」効果もあり、鶴岡の桜が特に心に残りましたが、どこの桜もそれぞれの風情があり甲乙付けがたい美しさでした。いつもどこでも運転して連れて行ってくれるbalaineに感謝です☆

G・Wのお花見　その２　～角館～

一昨年訪れた時には既に葉桜だった角館。今年は連休がちょうど満開、お天気にも恵まれて多くの観光客の方が訪れて賑わっていました。橋から堤の桜並木が見えてくるとお花見気分も高揚します。武家屋敷通りはソメイヨシノではなく枝垂れ桜。何とか人通りがまばらになったところでパチリ。ここでは可愛い半幅を結んだ着物女子２人と素敵な着物カップルさんを２組発見しました！カップルさんたちはどちらも女性は可愛らしく、男性はとっても個性的な着こなし。若い人のお洒落な着物姿に嬉しくなって一緒に写真を撮らせていただきました。ご紹介したいのは山々なのですが、ここではお顔の分からないものを一枚だけ。バラコーデと和傘が華やかでとてもきれいなお嬢さんでした♪彼氏さんも味のある風貌に首にかけた手ぬぐいもこなれた感じ、なかなかの着こなしだったんですよ～。ううう、アップできず残念～（泣）帰り際、二枚歯の下駄のつま先が割れてしまう、というアクシデントに見舞われましたが、ちょうど立ち往生しているところに居合わせた御婦人から輪ゴムで応急処置をしていただき（本当に助かりました！感謝です！）、近くの古い履き物屋さんで台を新調し鼻緒を挿げ替えてもらって私の実家へ向かったのでした。明日はお花見最終回です☆

G・Wのお花見　その１　～秋田県西馬音内　カフェ櫻山～

昨年あたり、テレビ番組でも何度か特集が組まれた秋田で「萌～」なスポット、西馬音内。ここは母から娘へと代々受け継がれた端縫い衣裳を身に纏い踊る西馬音内盆踊りの地です。なぜ、それが「萌～」なのか？？というと、この踊り手たちを描いたイラストコンテストがやがて美少女アニメキャラに発展し、秋田を代表するお米のパッケージに使われたことから一躍「秋葉系の心の故郷」のような地となった、というわけなのでした。お花見始めは、その西馬音内にある古いお屋敷を利用した大正ロマンカフェ「櫻山」メイドカフェではなく昔の女給さんスタイルなのですが、やっぱり萌えます（笑）とっても忙しそうで恐縮でしたが一緒に写真をお願いしちゃいました！比内地鶏の玉子のっけ丼、なかなか美味しかったです。広い庭園には「櫻山」の名の通り自然な姿の桜が満開！お天気も良く、とても良い気分でスタートした桜めぐりでした。

満開になりました♪

とっても寒い日が続き、いつ本当に春になるんだろう？？と思っておりましたが、この土日はお天気に恵まれて桜も見頃を迎えました。そしてこの日は朝から花見三昧！町内の公園、鶴岡公園と酒田の日和山公園の３ヶ所でお花見を楽しみました。まずは朝６：３０、早朝清掃作業で町内の小さな公園へ。１２月に引越してきてから初めての町内行事の参加です。朝は少々冷えていましたが、満開の桜の下での掃除や草取りはなかなか清々しいものでした。午後は鶴岡公園へ。ここは北川景子主演の藤沢周平作品「花のあと」ロケ地。撮影に使われた桜の木や桜の小路は人気の写真スポットとなっていました。・・・ハイ、ここです（笑）最後は酒田市日和山公園の桜。このブログ初投稿の記事の写真と同じ木です。酒田の繁栄を支えた北前船（復元）の前で。美しい桜にたくさんの人で賑わっていました！風はありましたが久しぶりのお天気で気持ちよかったです。オマケ主人balaineがお土産に買ってくれた桜のハンカチでした～☆

一足早くお花見？

ちょっと日が遡りますが、昨日の記事のエントランスホールの桜より前、11日（日）山響コンサート開演までの時間に天童へお花見に行ってきました。・・・と言っても、この時のこちらの桜はまだまだ固い蕾、でも人の手の技による、本物に勝るとも劣らない桜を鑑賞して参りました。ここは日本酒「出羽桜」の蔵元に２代目さんの旧邸宅を移築し、３代目さんの収集品を展示した「出羽桜美術館」。この写真には写っていませんが、まわりには古い木枠のお酒のケースが山積みになっています。その名の通り「桜」にちなんだ美術工芸品、着物、食器、酒器、茶器など名品の数々、そして素晴らしいお庭。もう溜め息が出る美しさです。中には自由にくつろいでお庭を眺めることができるスペースもあり、ゆったりした気分になります。さてさてお次は、今や口コミで大人気スポットとなった「腰掛庵」さんへ。地元以外の方にとってはなかなか分かりにくい場所なのですが、駐車場は県外ナンバーも多数、また着物女子にも評判の和菓子屋さんで、お持ち帰りと喫茶室があり、お客様が絶えません。こちらは酒だけで練り蒸し上げた「醸まん」が名物ですが、わらび餅も絶品！私は「ゆずわらび」主人は「いちごわらび」。そしてお抹茶はどんな器で供されるかも楽しみの一つですし、おしぼりも桜の柄で気分が盛り上がりましたよ～♪あ～、美味しかった！いいお花見でした！(まさに花より団子のカノンでございましたf^-^;)

梅と緑とお雛様

４月に入り酒田ではようやく「梅」が咲き始め、ゆっくりと春がやって来ています。日曜日はポカポカの陽気に誘われ、主人と久しぶりのお出かけを楽しみました。まずは地元新聞で開催を知った日枝神社の「梅まつり」へ。可愛い白梅が咲いていますが、まだまだ蕾が多く、見頃はこれからですね。続いて本間美術館です。お屋敷の古い手作りのガラス越しに撮った庭園。ちょっとわかりにくですが、鳥海山を借景にした、とても美しい造りです。邸内のお雛様や傘福も本当に素晴らしかったのですが撮影できず・・・。お雛様？とお思いでしょうか？酒田では旧暦に合わせ４月３日が雛祭り。この日がちょうど雛街道の最終日でした。お屋敷の入り口に続く小径で。最後は、東京目黒の雅叙園「百段雛飾り」に展示されていた加藤家のお雛様に会いに山居倉庫「夢の倶楽」へ。残念ながら雅叙園は行けなかったのですが、こうして地元でゆっくりと楽しむことができる贅沢を味わいました。こちらも撮影禁止だったのですが、立派で豪華なお人形達に目を奪われました！吉永小百合のCMの撮影場所となった山居倉庫裏の小径で。久しぶりにゆったりとした楽しいひとときでした。

私も行きます百段雛まつり！

まだまだ雪模様の酒田市内でも雛街道が始まりました。こちらは「あいおい工藤美術館」の大型享保雛と山形の紅花染の絞りの着物。他にも芥子雛などたくさんの貴重な雛人形がズラリ！また簪やお化粧道具、姉さま人形など女の子のお祭りに相応しいものでいっぱい！ガラス越しではなく間近で見ることができ、お顔や着物の質感まで伝わります。先日ご紹介させていただいた「目黒雅叙園百段雛まつり」りに大きく貢献され会場ではプレス向けに解説などもされた工藤先生が館長をされているこの美術館、町家づくりの古い商家をそのまま利用して、季節に合わせていつも興味深いものが展示されています。質屋を営んでいた頃の蔵には古い着物も多く残されており、こちらも必見なんですよ。そして私、２月末に埼玉に出掛ける用事があり、思い切って東京目黒に足を伸ばす事にいたしました！東京は暖かいのか？？どれくらいの装備で行ったらいいのだろう。下駄より草履、爪革はいるのかな？？などと思案しておりますが、これは天候しだい、ですね。一泊二日と慌ただしくなりそうですが、めいっぱい「お上りさん」したいと思います（笑）今からとっても楽しみです！

早くもお雛様です♪

先日、東京の目黒雅叙園「百段雛まつり」のお知らせをさせていただきましたが、こちら山形でもお雛様が始まりました！先陣は「寒河江雛まつり」です。寒河江は徳川幕府の天領として栄え、江戸時代の武家のお人形が多く残っています。会場の「慈恩寺陣屋」は180年の歴史を持つ料亭の別館で山間の雪深いところです。お人形はもちろん、お道具に目がいきます。こちらは雅楽器。タイトルを見て驚かれた方もいらっしゃるでしょうかf^-^？当時とても大切にされたお犬様「ちん」のお散歩をする官女。犬は安産の守りとして女の子のお祭に仲間入りしたようです。「チン引き」は立派な「公務」であり「役職」だったそうです。お雛様だけでなく、婚礼衣装、のぼり旗や五月人形、羽子板、さらには新撰組に縁の物など、いろいろなものがごく自然に展示されていました。天気予報はまだまだ雪マークですが、節分が終わるといよいよ本格的に県内各地で「雛のみち」が始まります！

江戸博物館☆

３連休は怒濤のオケ三昧だったのですが、ラスト23日は東京サントリーホールへ。でもせっかくなのでその前に「お上りさん観光」をいたしました～。東京へは何度も行っていますが、両国周辺は初めてです。想像以上に大きな建物にまずビックリ！そして多くの人出にビックリでした！ホテルのチェックイン前のため洋服で少々恥ずかしいのですがご容赦下さいf^-^;お江戸日本橋～♪せ、狭くて恐いよ～(>

東洲斎写楽展

酒田市松山文化伝承館で開催中の東洲斎写楽展に行ってきました。ここは徳川家康の四天王の一人酒井忠次の嫡流である酒井家の松山城跡です。あいにくの雨ですが、建築も庭園も美しく趣があります。ロビーからの眺め。緑がきれいです。・・・と、いよいよ本題。写楽の絵はとても面白いですね！数は多くありませんでしたが歌舞伎役者の絵がずらりと並び、とても興味深かったです。顔の特徴を誇張して描いていたそうで、当時のその道の方からは辛口の評価もあったそうですが、庶民には大人気だったことが頷けます。歌舞伎役者さんは何代前であってもそれぞれの面影が残っているように見えましたし、山形出身の子供関取「大童山」の絵もユーモラスでした。 それにしても写楽って一体誰？この謎も人気の一因でしょうか。そういえば雛街道で訪れた時も雨でした。今度はお天気のいい時にのんびりと松山めぐりをしたいです。・・・って、こちらはもうそろそろ雪がちらつく季節ですね。