光
実はとてもネガティブな精神状態から始めたこのブログ。だからこそ、ここは楽しかったこと、嬉しかったこと、良かったことの心の貯金箱として、決して暗い話題は書かない、ましてや人を不快にさせるようなことを書いてはならない、そう決めていました。それなのに、小さいさんの辛い病のことを書くのはどうなのだろう?何度も迷いました。でも結果として、ここに小さいさんのことを綴ったことで小さいさんが懸命に頑張った証ができ、そして、たくさんの方の愛情に触れて救われ、たくさんの良い思い出ができたと思っています。皆様には感謝でいっぱいです。ありがとうございました。3月18日、小さいさん最後の写真。どんどん弱っていく姿にカメラを向けることができなくなっていた私ですがこの時は、既に頭を上げていることも出来なくなっていた小さいさんが元気だった頃のように窓辺に来てきちんと座り、光の降り注ぐ庭一面の雪を見ていました。それはまるで、白い雲に天使が集っているところに招かれ何かを相談しているかのようでした。この雪がとけたら小さいさんは天使になるんだな・・・。そう思いました。初七日の今日まだまだ悲しみが去ったわけではなく、ふと涙がこぼれる時も多いのですが雪が舞うと天使が訪れたような、あたたかな光が射すと小さいさんが傍らにやってきて寄り添ってくれているような、そんな気がします。いよいよこちらも春。私もまた新たな気持ちでブログが書ける日が、きっともうすぐやってきます。