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[地図・位置情報サービス] カテゴリの記事

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• 気になるニュース（0325）

  アプリ「Googleマップ」 徒歩で5時間を超えるとアイコンの表示が変わる！ 地味にスゴイと話題に（ロケットニュース24）バス運行、スマホで表示　とさでん交通（日本経済新聞）グーグルマップにミス、解体業者に自宅壊される 米（CNN Japan）お茶女生が「地理×お茶の水女子」出版　「タモリ倶楽部」に出演も（文京経済新聞）安達太良山ハザードマップ１４年ぶり改定（福島民報）東京都、「東京地中熱ポテンシャルマップ」を公開　採熱可能量ごとに色分け（環境ビジネスオンライン）新装「ときがま」配信開始　蒲郡のスマホ恋愛ゲームで観光地巡り／３人の男性とデートシミュレーション（東海日日新聞）電動ミニバイク登場、瀬戸内芸術祭の香川・豊島（読売新聞）鹿嶋市、防災公園完成へ 津波避難対策（茨城新聞）

  2016.03.27

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• 気になるニュース（0324）

  中国検索大手バイドゥ（百度）、地図サービスを日本で強化、店舗・施設の登録受付センターを開設（トラベルボイス）富士山噴火を想定した避難地図（BIGLOBEニュース）タブレットで山歩きマップを眺める（ケータイ Watch）トイレの位置、スマホで確認　県内お花見スポット ネット地図製作（東京新聞）地域経済分析システム（RESAS）の機能拡充について（経済産業省）地域経済分析システム（RESAS）第2期開発の３次リリースについて（経済産業省）＜野蒜小津波訴訟＞命守る意識 徹底求める（河北新報）ポケモンを現実世界でプレイできるアプリ「Pokémon GO」でポケモンをゲットする方法＆歩きまくるとタマゴがふ化して進化する新要素などが判明（GIGAZINE）触れて観光情報入手　都が「電子看板」案内標識を新設（東京新聞）マピオン、日光・宇都宮・足利・秩父の４市と 観光誘致のためのデジタルパンフレット配信 実証実験開始 紙パンフレットをそのまま利用できる電子配信ASPサービス（読売新聞）

  2016.03.26

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• 気になるニュース（0323）

  百度、中国人集客を手助け 地図アプリに店舗情報（日本経済新聞）自動運転車 開発は官民連携で　トヨタなど１２社（毎日新聞）国交省／無人トラックの隊列走行を推進（ＬＮＥＷＳ）スマートフォン用サイト、賃貸物件コーナーへ新機能！　最寄り駅から物件までの道のり、Googleマップのストリートビューで自動再生（SankeiBiz）鉄道ゲーム:100駅で100万円「宝探し」 駅メモ!（毎日新聞）SAPジャパンが自動車データの分析クラウド「Vehicle Insights」、バスの危険運転を防止（ITpro）KDDI、月面探査プロジェクトにパートナー参加～月での通信をサポート（ケータイ Watch）プロドローン、産業用ドローン事業者向け基本プラットフォーム機体4機種を発売（レスポンス）

  2016.03.25

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• 気になるニュース（0322）

  乗り換え案内アプリ「駅すぱあと」大リニューアル　動作速度最大58％短縮、マテリアルデザイン採用！（アットプレス）地下鉄がどこを走っているかリアルタイムで確認可能に、「東京メトロアプリ」アップデート、乗換案内機能も提供（INTERNET Watch）昔の成東　今に伝える　海の名残の湿地と岩　千葉地理学会連載　【おもしろ半島　ちばの地理再発見】（千葉日報）自転車道ルート案まとまる－恵庭（苫小牧民報）英国環境庁、洪水警報システムの刷新で富士通のクラウドサービスを導入（クラウド Watch）新潟焼山の観測体制の充実を働きかけへ　新潟県（日テレNEWS24）3区統合版で運用/荒川下流タイムライン（日刊建設通信新聞）長野への政府機関移転、自衛隊体育学校合宿のみ　知事「大変残念」（産経ニュース）避難場所の図記号、ＪＩＳに…外国人にも明快（BIGLOBEニュース）＜アーカイブ大震災＞通信網断絶 避難に障害（河北新報）焼失確率分析による木造密集地域対策の見直し2～効果的な不燃化推進のために（ホームズプレス）

  2016.03.24

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• 気になるニュース（0321）

  パキスタンの遺跡地図、タブレットで作成　日本の考古学者ら地元大学と協力（SankeiBiz）＜東日本と阪神＞教訓つなぐ方策 語り部討論（河北新報）福岡西方沖地震１１年 玄界島備え忘れぬ（読売新聞）小売の進化はデータを利用した顧客理解にあり（Exchangewire Japan）県のバス情報案内サービス、２２日から機能拡大 対象路線も増（埼玉新聞）

  2016.03.23

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• 気になるニュース（0320）

  大名行列はいまどこ？--勤怠システムの応用で「祭り」の演舞場所をリアルタイム提供（CNET Japan）足利の４７店紹介「カフェマップ」　自家焙煎店主の会作製（東京新聞）大宮寺の森の会 照葉樹林を見守る ３３６０本の樹木に番号付け ／大阪（毎日新聞）防衛省研究助成 技術基盤強化へ産学と連携を（読売新聞）白山の魅力さらに発信 エコパーク拡張決定受け（産経ニュース）

  2016.03.22

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• 気になるニュース（0319）

  道新幹線開業に合わせ 「道の駅」スタンプラリー－２６日開始（苫小牧民報）26日開業！北海道新幹線のトリビア10選（東洋経済オンライン）マニアックな運行状況検索ができる！「バスまだ？」システムを試験運用開始（ニューソルト）FB、Chrome…知らぬ間にiPhoneのバッテリーを消耗している５つの人気アプリ（iPhone Mania）宇宙到達見えた　エンジン１００秒燃焼成功　大樹インターステラ（北海道新聞）

  2016.03.21

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• 気になるニュース（0318）

  Boeing: 大型の無人潜航艇「Echo Voyager」を発表（Business Newsline）ソフトバンクが8社と企業コラボ--都市交通の可視化やリノベーションのIoTも（マイナビニュース）深層学習を取り入れたAIが重要技術の普及と実用化のカギ--NRI（ZDNet Japan）ガンホー、「パズドラ」と連動するGPS活用アプリ「パズドラレーダー」（ケータイ Watch）ＡＷ３Ｄ(R)全世界デジタル3D地図提供サービスが「第2回宇宙開発利用大賞 内閣総理大臣賞」を受賞（産経ニュース）御柱の正確な曳行位置提供　LCVのHP、放送で（長野日報）震災５年 災害時に使えるＩＴサービスを知っておく（毎日新聞）江戸川区と練馬区が“お花見マップ”発行　品種・見頃から歴史まで（産経ニュース）大正型関東地震の被害想定 死者最悪３万人超、半減目指す（東京新聞）

  2016.03.20

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• 気になるニュース（0317）

  “バス旅番組”の面白さはバスの弱点のおかげ（日経オンライン）「避難標識」多言語に…三鷹市（読売新聞）間宮林蔵と伊能忠敬の親交が縁　つくばみらい市と千葉・香取市が「ふれあい交流協定」（東京新聞）桜開花予想がすぐわかるオススメ桜開花情報サイト5選☆（mamari）国交省、「ダムコレクション」サイトを開設（ニューソルト）４０都府県で温暖化影響 農業、災害分野に集中（河北新報）富士通研究所、3次元画像とARで遠隔現場の作業支援を可能にする技術を開発（マイナビニュース）IoTで漁業支援を行う共同研究開発をスタート（SankeiBiz）福井発宇宙へ 県が支援、開発拠点に １９年度打ち上げ目指す ／北陸（毎日新聞）花粉が人工衛星を助ける？ リチウム電池の高機能化に一役（サークル）

  2016.03.19

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• 気になるニュース（0316）

  京浜急行電鉄、久里浜線延伸（三崎口〜油壺駅間）事業の凍結を決定（Market Newsline）ドローンで撮影・測量　国土地理院が専門チーム（読売新聞）「国土地理院ランドバード」発足、ドローンによる測量を推進、災害時に空撮も（INTERNET Watch）国土地理院の地図作製現場をレポート、「地理院地図」はこうして作られる（INTERNET Watch）ロンドンの大気汚染は“鳩”が監視--ウェアラブルセンサを背負って市内を飛び回る（CNET Japan）情報一元管理に課題 職員がブラインド訓練（タウンニュース鶴見区版）最先端のラスターグリッド分析機能を新たに搭載した位置情報を活用したビジネスマッピングアプリケーション『MapInfo Pro v15.2』『MapInfo Pro Advanced v15.2』販売開始（SankeiBiz）テラモーターズ、テラドローン社を設立し、「空の EV」ドローン産業に参入（DRONE）国内ドローンビジネス市場、2015年度は104億円規模（INTERNET Watch）諏訪圏マルチコプター協会発足　安全で有効な活用を（長野日報）非GPS環境下でも小型無人航空機（ドローン）の安定した自動飛行が可能に（物流ニュースリリース）興津の斜面対策、国に要望へ　強靱化モデル新制度訴え（アットエス）「すぐ避難」意識付け重要（読売新聞）災害大国・日本を宇宙から見守る衛星「だいち２号」の実力（ニュースイッチ）

  2016.03.18

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• 気になるニュース（0315）

  富士山噴火６パターン想定避難地図、年度内完成・周知へ（アットエス）日本初、車向けi-dioラジオ「Amanekチャンネル」。車載ロボやドローン制御も（AV Watch）日本初となる「GPS付移動体向け防災デジタルラジオ」の開発がスタート…アマネク（carview!）震源、博多湾に集中　有感地震　福岡で続発、警固断層南東部動く予兆？（西日本新聞）Android版Googleマップの経路オプションにUberなどのライドシェアリングサービスのタブが追加（ガジェット通信）南海トラフ地震の津波推計　５管本部ＨＰで公開（神戸新聞）陸域観測技術衛星「だいち２号」、宇宙から見守り‐災害発生予測（日刊工業新聞）

  2016.03.17

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• GPSの捜査利用の是非

  GPS捜査の最高裁見解問う…事件被告側が上告（読売新聞）話題になっているニュース。警察が捜査対象者の車にGPS端末を密かに取り付ける捜査手法はありか、なしか、という裁判。大阪府警が2013年から被告ら犯行グループの車やバイクGPS端末を装着して位置情報を取得、追跡することでグループの行動をビデオで撮影していたというもの。大阪地裁での1審では捜査は違法と判断した。「公道から見えないラブホテルへの立ち入りもわかり、プライバシー侵害の大きい強制的な捜査。裁判所の令状が必要だった」と指摘。さらに端末設置のため無断で私有地に入った点にも言及して「捜査は違法」とした。これに対して2審の大阪高裁の判決は、「犯行グループは高速度で広域を移動しており、GPSは捜査に必要だった」とし、さらに「位置情報では具体的な行動まで把握できず、プライバシー侵害の程度は大きくない」と判断して「重大な違法があったとは言えない」とした。被告の弁護団がこの大阪高裁判決を不服として最高裁に上告したことで、GPS捜査のプライバシー侵害については最高裁の判断を仰ぐことになった。2015年の6月に総務省が通信業界へのガイドラインを改定した際に、携帯電話のGPS情報については犯罪捜査に使いやすくするために「取得を本人に知らせる」という条件を削除している。ただしその場合でも裁判所の令状は必要とされた。今回のケースは携帯電話の位置情報とは異なり、わざわざ捜査のために取り付けたものであるからそれをそのまま適用するのは適当ではない。あくあでも参考例ということになるが令状の有無は一つのポイントになるかもしれない。ただし、記事にもあるように、刑事訴訟法にはGPSを使った捜査に令状が必要かどうかなどの規定はない。ちなみに前述の大阪地裁のケースとは別に、昨年12月に名古屋地裁が警察が摘発した連続窃盗事件の判決で「プライバシーを大きく侵害するもので違法」と判断した例がある。この時の判決では「位置情報を正確に把握できるGPS捜査を県警はいつまで続けるかも決めておらず、長期にわたるプライバシー侵害の恐れがあった」と指摘し、「任意の捜査として許される尾行とは質的に異なる」として令状のないGPS捜査は違法としている。位置情報の恩恵とプライバシーの保護は常に背中合わせの関係にある。捜査における利用もしかりで、GPSは警察にとってキラーツールである一方、必ずプライバシー侵害というリスクを伴うことになる。海外での事例も参考にはなるだろうが、ルール的な歯止めがないのは色々な意味で危険も伴うだけに、本人通知はともかくとして「令状が必要」は一つの落としどころだと思うのだが。ともあれ、最高裁の判断が待たれる。

  2016.03.17

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• 気になるニュース（0314）

  Yahoo!地図に「桜の開花情報」--全国約1000カ所のお花見スポット、開花状況を毎日更新（CNET Japan）災害時に居場所を地図で、PepperとAzureが連携、スマホで自律神経の状態推定（WirelessWire News）地震情報はもちろん地震後の対応にも便利なアプリ（産経アプリスタ）「商店街の衰退加速」産業再生検証するシンポ（河北新報）線分経済における新経済地理学モデルの集積パターン：競技場経済との類似性（経済産業研究所）オートデスクと3D Robotics、ドローンによる測量・3Dデータ作成で協力（CNET Japan）岩木山　新ルート市民で作ろう　弘前の登山家・根深さんが提唱　／青森（毎日新聞）シリア文化遺産、3D画像データベースをネット公開（AFPBB News）間伐材不足、目標発電量に届かず　弥彦村長公約の木質バイオマス発電　村の調査で（新潟日報）IT漁業に遠隔授業、地方創生はタブレットから？（ITpro）ＧＰＳ捜査の最高裁見解問う…事件被告側が上告（読売新聞）支所や学校、高台へ　防災教育など課題多く　合併でまちづくり再考（千葉日報）震災5年を総括（3）人が死なない社会づくりも土木が担う（nikkei BPnet）

  2016.03.16

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• 気になるニュース（0313）

  世界地図上で「無料Wi-Fiスポット」を見つけ出せ！Wi-Fiを探し出すサービス “getWiFi”とは？（ガジェット通信）電波なくても使える登山地図アプリ「YAMAP」、コロプラなどから1.7億円を調達（CNET Japan）民族の多様性と人口センサス（じゃかるた新聞）ロボット化する「ニッポンの産業最前線」――交通事故は減り、工事現場から人がいなくなる!?（夕刊アメーバニュース）県内学校防災教育 実践的訓練に力 震災の教訓生かす（茨城新聞）

  2016.03.15

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• 気になるニュース（0312）

  【県北部地震５年】 栄村の記憶 後世に（読売新聞）地名からわかる災害リスク〜「人気の駅1位」の「荻窪」…実は水害の歴史（ハザードラボ）防災アプリで健康＋観光情報　福島県、日常的な活用促す（福島民友）危険箇所を地図にしたよ／うえの放課後児童ク（宮古毎日新聞）ニホンジカ生息域「北へ拡大」 行動マップ、県が作成（中日新聞）＜仙台防災フォーラム＞防災の未来 経験共有（河北新報）

  2016.03.14

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• 気になるニュース（3月11日）

  ホンダ、大阪府警察本部と交通事故防止対策の推進に関する協定を締結（オートックワン）日本の漁業・養殖業の未来を支えるICT！NTTドコモらが実証実験（ネットベンチャーニュース）18世紀の琉球地図が国の重要文化財に　文化審が文科相に答申（沖縄タイムス）桜の満開予想日がわかるアプリ『桜のきもち』で花見の計画を立てよう（テクジョ）国際線旅客施設の整備を／下地島空港利活用で（宮古毎日新聞）大災害時、東京のどこが危険かひと目でわかるGoogle防災マップ（ギズモード・ジャパン）

  2016.03.13

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• 気になるニュース（3月10日）

  フェイスブック、地球ネットの実現にＡＩを活用（日本経済新聞）

  2016.03.13

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• 気になるニュース（0309）

  誰がいつどこから何をツイートしたのかを地図上に可視化する「MapD Tweetmap」（Gigazine）災害時のツイート、それ本当？ 判断助ける新技術（朝日新聞）日通、輸送状況の地図表示など「鉄道コンテナNAVI」を改良（MATERIAL FLOW＋）松戸と流山で流鉄100周年記念祭　馬橋～流山結ぶ5.7キロの単線鉄道（松戸経済新聞）ソフトバンク、災害時の家族の情報やSOS共有もできる「みまもりマップ」発表（MdN Design Interactive）300m先の音をキャッチしてドローンの飛来を検知するシステム、パナソニックが開発（Engadget）坂井市がGISを活用した授業を小学校で実施（ICT教育ニュース）地域食品ブランド保護の対象に「鳥取らっきょう」登録 農水省（fnn-news.com）海底地殻変動の観測課題＝空白域解消、技術開発—大地震・津波リスク評価へ（BIGLOBEニュース）９５０万人の「目」可視化　進化する「ＳＮＳ×防災」（朝日新聞）

  2016.03.10

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• 気になるニュース（0308）

  富士山麓、浮かぶ「動物交通死」 データを３Ｄ地図化（朝日新聞）エンタメ大好き県はどこ？――「ぴあ」提供の統計情報でみる、全国映画スクリーン密度（TheVote.jp）今度は北方領土がない...　G7外相会合のポスター再び回収へ（ハフィントンポスト）Googleが人工衛星製造打ち上げのSkybox ImagingをTerra Bellaと改名、画像分析もレパートリーに（TechCrunch）利根川以南にも遡上　千葉県の鮭【千葉地理学会連載　おもしろ半島　ちばの地理再発見】（千葉日報）誤差数センチの測位モジュール、農機などへ展開（EE Times Japan）静岡の備え　ハザードマップ更新を　小山・静岡大教授に聞く　／静岡（毎日新聞）

  2016.03.09

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• 気になるニュース（0307）

  スマホ向け地図サイト「MapFan」、対応バス路線に「名鉄バス」、東京都内のコミュニティバスなど112路線を追加（読売新聞）家族の位置情報、スマホ地図に表示　ソフトバンク （日本経済新聞）津波発生時、港か沖か　南伊勢町が漁船避難地図を作製（中日新聞）これは便利!! ブラウザ上で写真のExifをすぐ表示（デジカメ Watch）山登りやサイクリングのGPSログを地形ごと立体化して思い出を残せる「nicetrails」（Gigazine）

  2016.03.08

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  警視庁防犯アプリ「Digi Police」を使ってみる

  警視庁がスマートフォン向け防犯アプリ『Digi Police』を3月1日にリリースした。公開捜査情報を確認や、ひったくりなどの犯罪や不審者の情報の地図上での表示といった機能のほか、特殊詐欺（オレオレ詐欺や架空請求）への対応も念頭に置かれている。早速インストールしてみる。　アプリを立ち上げるとまずは住んでいる場所や生年、性別を入力する（性別に男性・女性・その他が設定されているのが色々配慮されている）。メニュー画面は役所のアプリとしては（失礼！）わりとシック。まずはマップを使ってみた。マップはGoogleマップがベースで、表示する項目（不審者等・事件・特殊詐欺・運転免許更新）が選択できるほか、任意に警察署の場所と、現在地の管轄とそこまでの経路を表示することが可能。表示項目はそれぞれの項目ごとの表示となり（複数の項目の同時表示はできない）、場所がピンポイントで特定できないように面でマーキングされる。不審者情報や事件は町丁目単位、特殊詐欺は市区町村単位（たぶん）で、面をタップするとその内容が示される。　マップ以外では公開捜査情報も事件単位でタップするとかなり詳細な内容が見られる。防犯カメラの動画などもついている。ちょっとくだけたところでは、「テワショット」というのがあって、何かなと思えば、犯罪抑止対策本部のオリジナルキャラクター『テワタサナイーヌ』をカメラに写し込んで写真がとれるという機能。このように疑似コップのフチ子さん的なこともできる（誰もやらないと思うが）。詐欺カルタはページを開くと啓発の標語がランダムに出てくるしかけ。その後は最新トピックや特殊詐欺の手口、情報提供といったそれぞれのコンテンツに進める。　「Digi分署」というのが何だか分からなかったのだが、どうやらアプリの壁紙の設定ができる模様。防犯ブザーもついているが、アプリを立ち上げている時間を考えると効果のほどはちょっと疑問。駆け足で見たところこんな感じだった。プレスリリースでは「いざという時に役に立つ、『意外と使える』メニューが数多く盛り込まれている」とあるが、そのあたりは使い手の工夫次第かな、という気もする。アプリは無料でiOS/Androidに対応しており、東京都以外の人も利用可能。なお、3月2日12時半から池袋ニコニコ本社 イベントスペース1で「Digi Police」記者発表会があるとのこと。多分行かないと思うが。

  2016.03.01

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  東京マラソン2016公式サイトの地図を見る

  東京マラソン2016が開催されている。今年10回目を迎えるこのイベント、一般参加の抽選倍率は年々高くなっていて、今大会では11.3倍と、もはやレースのスタート以前に別のレースがあるイメージ。加えて今年はリオ五輪のマラソン代表選考レースの一つにもなっており、参加する側だけでなく応援する側も力が入る。これだけの大きなイベントだけに、東京マラソンの公式サイトにはさまざまなサービスが用意されており、マラソンが距離的に大きく移動する競技ということもあり、中には地図や位置情報に関するものも多い。まずは基本となるコースマップ。コースがギリギリ入る程度の図どりで背景の道路は適度の編集されており、情報量や色使いもあってデザイン的にも機能的な地図になっているように思う。表示項目は沿線の主要な地名や交差点名、通り名といった基本情報に加えて、救護所、給水ポイント、チェックポイントになる関門などが項目ごとに色分けされている。さらにはいざという時の避難が必要な場合の退避場所や帰宅困難者の一時滞留施設など、防災面にも気が配られているのも大きなイベントとしては重要。海外からの参加者も年々増えていることから、ローマ字表記も併記されている（主要地名と駅名は英訳しているがほとんどはローマ字表記）。マラソン大会には交通規制がつきものだが、別途交通規制図もある。こちらは規制範囲を反映してコース図寄りは広いエリア。コースの他、通行推奨ルート、主な通行可能ルートとコース横断可能道路（立体交差）が記されている他、通行推奨ルートにおける右折不可など注意点も注記されている。もちろん規制は時間により異なるので、別途規制時間が表にまとめられている。このあたりはGIS化（モバイル化）に対応した方が時間属性が分かりやすいように思う。観戦・応援には「応援ナビ」も用意されている。こちらはGoogleマップがベースで、応援する人のゼッケンナンバーを入力するとその選手の位置が表示されるというもの。これはなかなか便利。東京マラソンに限らず、マラソンや駅伝は位置情報がキーになる種目であることから、こうした地図サービスとの愛称はいい。そういえば箱根駅伝の際に日本テレビが採用していたサービスもなかなか優れものだった。今後マラソンや駅伝ではこうした情報提供が必須になってくるのではないだろうか。

  2016.02.28

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  地理院地図でストリートビューが使えるという噂を聞いて

  Google Chromeが拡張機能として「All Maps StreetView Extension」をリリースした。Googleマップ以外のWeb地図でもストリートビューが表示できるエクステンションで、Chromeウェブストアからダウンロードできる（フリー）ので早速試してみた。なお、試したOSはWindows7（あえて）なので他とは違いがあるかもしれない。早速地理院地図で試してみる。基本的にはWeb地図サービスを立ち上げると別ウィンドウが開く形になる。地図画面の中心にペグマンが表示されて、スクロールするとその場所のストリートビューが別ウィンドウに展開される。Googleマップのように見たい場所にペグマンを置きに行くのではなく、常に地図の中心のストリートビューが表示されるイメージになる。デフォルトは横に二つのウィンドウが並ぶ形になるので、ストリートビューウィンドウも縦長になってしまい扱いにくいというのはあるが、これは使う人がそれぞれのベストセッティングを見つけていくことになるのだろうか。それよりも地図の真ん中にペグマンがいるのがウザいといえばウザい（笑）（地図の中心の十字はあるので、厳密にいえばペグマンは中心からは少しずれていることになる）少し気になったのは位置ずれ。これは調布市の味の素スタジアム付近だが、地図上でペグマンはスタジアムの外にいるが、ストリートビューはスタジアムの中に入っている形になる。このように全体として少しずつ位置ずれが散見される。このあたりは地理院地図が2500レベルまで表示されるエリアであることから、地図データの精度の違いに起因する可能性もある（ストリートビューはGoogleマップの座標が基準になっているはずなので）。地図データのレベルが2500でなく、25000のエリアでも試してみた。国道が線路の下を横切る場所だが、やはり若干（20m程度）のずれがある。まあこれくらいであればそれほど気にならないかもしれない。Yahoo!地図でも試してみたが、こちらは位置的にはまずまず来ている。そしてペグマンはドンと地図の中心にいる。他にもBingマップでもできることになっているが日本国内は対応していない模様。マピオンは試してみたけどやはり対応していなかった。課題としてはウィンドウをどう並列するか、地図との愛称や場所によって位置ずれの問題、他にはレスポンスがワンテンポ遅れるといったところだろうか。これまでもGoogleAPIに他の地図を持ってくる方法でストリートビューを使うことができたが、今回はChromeの機能としての拡張なので通常のWeb地図サービスで使える点で新しい。難点としては地図を開くたびに立ち上がるのと常にペグマンがいるのがウザいという点か。一応ウィンドウの設定はできる模様。ペグマンもウザい時はストリートビューウィンドウのpegmanボタンでオンオフできるようだ。他にも色々とやりようはありそうなので時間のある方は試してみて頂ければ。窓の杜にレビューがあります。All Maps StreetView Extension - Chrome ウェブストアはこちら。

  2016.02.27

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  長距離移動でも安心！タクシー料金計算アプリ

  今回ご紹介するのは、大まかなタクシー料金を事前に調べておけるアプリ「タクシー料金ナビ」。 このアプリのおかげで長距離のタクシー移動も料金メーターの挙動をいちいちチラ見しながらドキドキしてしまうこともなくなりそうです。料金、距離ともにアプリで計算すると最短ルートを示すので、必ずしもこの通りに料金が確定するというわけではないのですが、大体の料金が分かるだけでもタクシーを利用するハードルってかなり下がりますよね。アプリ内の地図にはGoogleMapを利用しているので地図の情報が古くなってしまうといったアクシデントも起こらず、安心して使えますね。位置情報をオンにしておくのを忘れてしまうと、いちいち自分の現在地点を探してマーカーを置かなければいけなくなるので位置情報サービスは必ずオンにして利用しましょう。簡単な操作で大体のタクシー利用料金が分かって、細かい条件設定もできるので普段からタクシーを多く利用する方にはもちろん、タクシーの利用に抵抗があるという方にも是非使ってみてほしいアプリです。位置情報をオンにすることで現在地にマーカーが置かれる。あとは目的地を指定するだけスタート地点・ゴール地点を指定すれば距離、時間、料金が表示される地点を指定すると詳細なルートが表示される渋滞情報の表示や各種割引・割増価格を求めることもできる地名をキーワードで指定することもできるのでいちいち地図をフリックし続ける必要もなし（産経アプリスタより）------------------------------これはいいかも。確かにタクシーに乗る時に最も不安なのは料金。利用中はメーターから目が離せない小心者なのでこういうアプリで事前にある程度料金の目処が立っているのは助かるかも。（メーター見ながら目的地よりもだいぶ手前で「運転手さんこの辺で停めてください」みたいなことも一度や二度じゃないという…）検索して料金や時間の目処が見えたところでタクシーの配車ができればなおいいかな。今時はタクシー配車アプリが全盛だけど、小心者は呼ぶ前に色々調べたいので（笑）

  2016.02.21

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  ヤフー、2016年の花粉情報をYahoo!地図アプリで配信開始

  近頃、毎年恒例の「花粉症」の季節が本格化しており、花粉症を持っている方にとってはしばらくは辛い日々が続きます。私もこの数年は毎年、花粉症の症状が出てしまい辛いところです。そんな中、Yahoo! Japan が花粉症対策に役立つ「花粉情報」を Yahoo! 地図アプリ内で提供しはじめました。「花粉情報」では、日本全国 102 都市における現在の花粉の飛散状況を 5 段階で表示し、地図とリストで飛散状況を確認できるほか、地図上では 3 日後までの飛散予測も確認できます。花粉の飛散情報はアプリのスライドメニューの「花粉情報」をタップすると利用できます。情報は毎日朝と夕方に更新される予定です。また、「花粉情報通知」機能を ON にすると、毎週日曜日に翌日の花粉情報をプッシュ通知で知らせてくれます。花粉が多い時には、洗濯物が花粉まみれになってしまうこともあります。アプリで事前に飛散予報を確認しておくと、そういうアクシデントもなるべく避けられるはずです。（ガジェット通信）------------------------------今年もこの季節がやってきた。花粉の飛散量は地域差があることから、地図サービスのコンテンツとしては相性がいい。その日の全国102の都市の飛散量に応じた5段階の「花粉顔アイコン」が地図上に表示されるほか、日付タブで翌日、翌々日の予測情報へも切りかえることが可能。さらに、翌日の飛散量が多い場合は前日にプッシュ通知で情報が来るとうもの。出かける時はもちろん、洗濯物や布団を外干しできるかどうかの判断にも使えそう。使い方等の詳細はYahoo!地図ブログで丁寧に解説されている。

  2016.02.20

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• いちはやく分析可能、訪日外国人行動解析データを提供

  平成28年2月16日、株式会社ナイトレイ及びESRIジャパン株式会社は、「inbound insight（インバウンドインサイト）」による訪日外国人に関する行動解析情報を、GISソフトウェアによって即分析可能なメッシュ型インバウンドデータとして、提供を開始した。「inbound insight（インバウンドインサイト）」は、株式会社ナイトレイ運営のSNS解析サービスだ。従来から、インバウンドの訪日数やその消費額を鑑み、より的確なマーケティングのため行動解析情報と地理情報をあわせて解析し、利用したいとの要望が株式会社ナイトレイ及びESRIジャパン株式会社の、2社に対しあった。今回の「メッシュ型インバウンドデータ」の提供は、こうした多くの要望を受け開始されるものである。さらに、データ自体も訪日外国人の位置及び移動といった行動傾向及び、その嗜好性の明確化に特化されたSNS解析サービスinbound insightのデータを、地理情報システムArsGISにて即利用可能な状態で提供される。また、これらデータもおおよそ500m四方に区切られた単位ごとにて、平日や休日また季節や時間ごとにクロス集計がかけられているのだ。なお、ArsGISはGISソフトウェア業界最大手であるESRIジャパン株式会社提供の、GISソフトウェアである。申し込みは、地域もしくは全国単位にて可能だ。（インバウンドビジネスニュースより）------------------------------esriジャパンの方でもプレスリリースが掲載されている。少子高齢化が進む社会では経済のダウンサイジングが自然な流れだ。その一方で訪日外国人の消費行動による経済・社会を活性化への期待は大きく、インバウンド観光振興は今後の日本が取組むべき重要な課題とされている。当面の目標は2020の東京オリンピック・パラリンピックということになるが、ここにきて訪日外国人旅行者は急増している。ただし、受け入れる側にはまだとまどいもある。おもてなしのバックグラウンドとなるインフラの多言語対応等の環境づくりはまだまだだし、それ以上に訪日外国人旅行者の日本観光にどのようなニーズがあり、どこがビジネスになるのか、というマーケティングは必ずしも進んでいない。そういう意味でもインバウンド関連データの多角的解析への需要は高い。またこうしたデータの多くは位置情報と関連していることから、GISの利用は不可欠。「メッシュ型インバウンドデータ」はナイトレイが収集したSNS 解析結果を全国500mメッシュ単位で区切り、季節、平日／休日、時間毎にクロス集計がされているもので様々な解析に利用できる。これらの解析により訪日外国人旅行者のニーズを知ることで今後の様々なインバウンドビジネスの活性化に応用されるはずだ。どうせなら我々もてなす側が想定していないような行動パターンや新たなニーズが出てきて欲しい。新たな観光のあり方が見えてくるかもしれない。

  2016.02.18

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• 「iOS10」でストリートビュー対応に向け？Apple、急ピッチで地図撮影作業

  「iOS10」では、iPhone標準マップアプリに「ストリートビュー」が搭載されそうです。Appleの撮影車両が、全米を走り回っている様子が捉えられています。2015年2月頃にサンフランシスコ近郊で、屋根にカメラを載せた車両の目撃情報が出始めました。車がAppleにリースされたものだと分かると、ちょうどAppleによる自動車開発の噂が流れ始めた時期だったこともあり、「自動運転のための実験ではないか」との憶測も飛び出しました。 その後、2015年6月にAppleは車両が地図データ収集用であることを認め、車体に「Apple Maps」と記した車両で堂々とマップ用のデータ収集をしています。しかし、米メディアApple Insiderが、Appleは最近になって作業ペースをあげているようだ、と伝えています。Apple Insiderによると、「Apple Maps」と書かれたバンが、ニューヨークやボストンの郊外で夜間も走り回っていることが確認されています。バンの屋根には、カメラ、レーダー機器、高感度GPSなど、Googleの撮影車両とよく似た機器類が載っており、これは6月のWWDCで、公開が見込まれる「iOS10」用のマップアプリでApple版「ストリートビュー」を搭載するための作業なのではないか、と報じられています。 AppleはWebで地図用データ撮影予定地域を公開しており、現在は2月から3月の期間、アメリカ各地のほかロンドン、パリが撮影地域となっています。 撮影目的が「ストリートビュー」だとすると、残念ながら「iOS10」リリース当初、日本は提供対象に含まれないこととなりそうです。Appleの独自マップアプリは、リリース当初は精度の低さで注目を浴びてしまいましたが、その後、急速に改善しており、近隣のサービス検索や乗り換え案内などの機能が徐々に充実し、iPhoneでは利用者がGoogleマップを上回っています。 日本でもApple版「ストリートビュー」が利用できるようになるのが待ち遠しいですね。（iPhone Maniaより）------------------------------前々から噂があったAppleストリートビュー。果たしてiOS10でお目見えするのだろうか。記事では「急ピッチ」とはいうものの、残念ながら日本は当面対象外になりそうな気配。Apple地図は当初の騒動の印象があるのでどうしても素直に受け入れにくいのだが、その後表示やインターフェイスでは独自のやり方を確立しつつある。果たしてこのストリートビュー（どういうネーミングになるのかも注目だが）がどのようなものなのか、Googleとどう差別化するのかなど興味は尽きない。もっとも当初反感が多かったストリートビューをここまでの必要不可欠なインフラとして普及させたGoogleのノウハウは一朝一夕でマネできるものではない。特に感心するのはその更新頻度。こうした部分も含めて、AppleがGoogleを凌駕することができるのか。色々と楽しみではある。というか、日本はいつ反映されるのだろうか…

  2016.02.17

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• 米グーグル、オンライン地図分野での権力乱用なし－英裁判所

  米グーグルが小規模なライバル企業を圧倒するため権力を乱用したとして英オンライン地図会社ストリートマップＥＵ社が同社を相手取って起こしていた裁判で、ロンドンの裁判所はグーグルによる権力乱用はなかったとの判断を下した。ピーター・ロス判事は12日公表した判決文で、グーグルが検索結果の最上部に自社の地図画像を表示する方式を2007年に導入したことについて、オンライン地図市場の競争に影響を及ぼした可能性はかなり低いとの見解を示した。ストリートマップ側は裁判文書で、この導入によりグーグルが他の地図提供者よりも不当な優位性を得たため、自社サービスへの「アクセス量が劇的に減少する」結果につながったと主張していた。ロス判事は「グーグルは支配的な立場にあったが、乱用してはいなかった」と指摘した。ストリートマップの取締役、ケート・サットン氏は「今回の決定は小規模企業にとって不公平だ」と述べ、控訴する意向を示した。（ブルームバーグより）------------------------------興味深い記事。こういう裁判があったとは。Googleが本質的に地図屋ではなく検索屋であり、その検索プラットフォームの一つとして地図が位置づけられていると考えていいだろう。なのでGoogleの手続きとしては、一般検索の結果の最上部に地図プラットフォーム（位置情報に関連した検索）への誘導をしているということになる。つまりは地図は大くくりの検索の仕組みの中の一つのパートという扱いになり、これは画像や映像、あるいはニュースなどと同じということだろう。裁判についてはストリートマップＥＵ社がどのようなサービス展開をしていたのか分からないので何とも言えないが、日本国内でもGoogleマップ以外に様々なWeb地図サービスが競い合っており、シェアがともかく、いずれのサービスもその立ち位置を確立していることを考えれば「権力乱用」とまではいかないだろう。もっとも、争点となっている2007年のこの方式の導入から10年近くが経とうとしており、地図をめぐる環境も大きく変わってきた。Googleが巨人であることには変わりはないが、例えば世界中で使われているiPhoneの標準地図は現在ではAppleの純正だ。数年前にその一連のApple地図に間違いによる騒動があったことは記憶に新しいが、そうした影響もあってか、アプリを入れてGoogleマップやYahoo!地図を使っている人も多い。モバイルデバイスが普及し、地図もブラウザに依存せずにアプリで使うことが多くなっている現在では、ポータルが自前の地図に誘導することに関する不利は以前ほど感じられなくなっているようにも思う。ストリートマップＥＵ社のサービスがその後どのような展開になっているのか、気になるところ。

  2016.02.16

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  新東名高速道路開通でWeb地図は更新されたか

  新東名高速道路の浜松いなさ－豊田東両ジャンクション間が13日の15時に開通した。様々な経済効果や、災害時の移動ルートなど期待を背負っての延長になる。早速見物渋滞やSAの駐車場待ちが発生しているが、これは一過性のものだろう。実際に名古屋方面へのルートの選択肢が増えたことは多くのメリットをもたらすことになりそう。さて、この開通、道路関連では最近では特に大きなトピックだと思うが、Web地図がどのように対応したのかをチェックしておきたい。（14日午前1時現在）まずは最近仕事の速さで評判の地理院地図。さすがにきっちり対応していた。Yahoo地図は開業予定の注記は残っているものの、ルートはしっかりと入っている。今回は以前やったような「開通時間に合わせて更新」というのはやらなかったようだ。いつもNAVIもいつも速い。無難に対応済み。意外、といったら怒られてしまうが、マピオンも早かった。いつもは更新の優先順位は高くないんだけど、今回はきっちり。Googleマップは未更新。ここは毎回そうだが、サービスの中で更新の優先順位は高くない。これはこれで一つの哲学。MapFanは更新されているかと思ったがまだだった。時間の問題とは思うが…オープンストリートマップはいつも比較的早いが、今回はまだ。こちらも時間の問題だろう。ということでサービスによって更新の有無は様々。最初の開通に比べるとややイベントとしての華やかさに欠ける感もあるが、やはり日本の道路ネットワークにおいて重要な延伸開業。即時更新の可否は各社の哲学によるところも多い（いい悪いではなく優先順位の問題）。それぞれの特性を知った上で使い分けられれば一番いい。

  2016.02.14

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  24GHzレーダーを使った人の混雑表示システム、NECマグナスコミュニケーションズがSI提供

  NECマグナスコミュニケーションズは2016年2月10日、24GHzレーダーを使って人の混雑状況を調べ、これを地図上に表示してWebブラウザー経由で確認できるようにするシステムを開発したと発表した。2016年4月から実証実験を開始し、2017年3月までに段階的にサービスを始め、2017年4月からパッケージ型のSIサービスとして広く一般に販売開始する。クラウドサービスのように初期導入費用があまりかからない形での提供を考えているという。販売目標は、2020年までに20億円。人の混雑状況を計測したい場所に、24GHzレーダーによる計測装置を設置して使う。24GHzレーダーを反射させて混雑状況を計測することから、カメラと違って夜間など暗い場所でも計測ができる。さらに、映像監視のように個人を特定する情報を取得しないので、プライバシーに配慮した計測ができる。レーダー計測装置は光波が開発した。レーダー計測装置が計測した混雑状況データは、モバイルルーターなどのインターネット接続を介して、ナビッピドットコムのデータセンターに転送する。ナビッピドットコムはクラウド型の地図情報サービスを提供するベンダーであり、今回のシステムにおいては、地図に混雑状況を重ね合わせて表示する監視サーバー機能を運営する。ユーザーは、監視サーバーにWebブラウザーでアクセスすると、地図上で混雑状況を把握できる。NECマグナスコミュニケーションズでは、想定する用途を三つ挙げている。・イベント会場や観光地の出入り口の混雑状況を地図上に表示・券売機やトイレ、レジなど、人が並ぶ場所の混雑状況を表示・歩行者天国やジョギングコースなどの道の混雑を表示（ITproより）------------------------------ミリ波レーダーといえば自動車の衝突防止システムに使われるセンサーという印象が強いが、記事はこれを応用して人の混雑状況を把握してサービスとして提供しようというもの。混雑度の把握という意味ではYahoo!地図の混雑レーダーが公開以来反響が高く、ニーズを反映している。混雑レーダーの場合はアプリの位置情報のビッグデータから混雑度を割り出しているが、ミリ波レーダーの場合は場所はピンポイントになるが、より高い分解能での把握が可能になる。提供するNECマグナスコミュニケーションズ側の想定にあるように、出入り口や券売機、レジなど人が集中してボトルネックが生じそうな場所へセンサーを設置すれば、混雑状況の把握から効率的な誘導が可能になる。位置情報を吸い上げるわけではないのでプライバシーの問題も気にしなくていい。アミューズメント施設などではそれなりに効果を発揮しそうだ。ただし、高分解能で検出した混雑度を表示するにはプラットフォームとしてそれなりの精度の地図が必要になるはずで、そのあたりがサービスに含まれるのかどうか。

  2016.02.11

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• スマホ道案内、ＧＰＳ電波ない地下で　東京駅周辺で実験

  国土交通省は４日、全地球測位システム（ＧＰＳ）の電波が届かない地下や屋内でもスムーズに道案内ができるスマートフォン（スマホ）アプリの実証実験を東京駅周辺で始めた。ＮＴＴや東日本旅客鉄道（ＪＲ東日本）、三菱地所などが協力する。2020年の東京五輪・パラリンピックに向けて訪日外国人や高齢者、障害者なども移動しやすい環境をつくる取り組みの一環。18年の実用化を目指す。対象エリアは東京駅周辺の地下でつながった大手町、丸の内、有楽町、銀座、八重洲の一部にまたがる。こうした実験では国内最大規模の広さになるという。従来も屋外ではＧＰＳを使った様々な道案内サービスがある。半面、電波が届かない地下や屋内では利用が難しい。把握した位置情報を表示する地図も、商業施設やビルの管理者ごとに作成・管理される場合が多く、統一したデータが不足している。実験では周辺ビルなどの協力で地下空間の地図をつなぎ合わせて１つにまとめたほか、ビーコンと呼ぶ無線機器を約300カ所に設置。既存の公衆無線ＬＡＮのアクセスポイントなどの情報も活用し、道案内アプリを使う人の位置情報を正確に把握できるようにした。屋外と地下・屋内を行き来しても途切れない工夫も凝らしたという。基本ソフト（ＯＳ）「アンドロイド」を搭載したスマホ向けに開発したアプリを取り込んで起動させる。地下や屋内でも、現在地や行きたい場所までの道順をすぐに表示できる。実験期間は３月６日まで。今回できた環境を生かす形で、ＮＴＴなどは導入を目指す技術の実験もする。行き先をわかりやすく示す立体表現や、曲がり角に来ると振動で目的地方向に引っ張られる感覚を伝える機能などを試した。国交省は広大な地下空間が広がる東京・新宿での実証実験も検討中だ。（日本経済新聞より）------------------------------GPSが届かない屋内においては、これまでにさまざまな測位技術が検証されてきた。中でも汎用性の面からは、端末に依存せず、屋内外をシームレスに利用できる方式が求められる。今回の実証実験は広範囲にまたがる地下街が対象とした初めての実験であり、多くの事業者が参加している点で注目が集まる。また、案内のためには測位結果を表示するプラットフォームとしての地図が必要になるが、今回初めて広範囲の地下街の地図データが整備された。これまで屋内プラットフォームは施設ごと（ビルごと）にバラバラだったことから、今回のような広範囲の屋内地図が実験ために用意されたことは画期的ともいえる。それでもプラットフォームの共有化にはさまざまな課題もある。例えば、ビルによって（主として開発年代による違いだが）地下の階層が他と合わないようなケースがある。地下街全体としてはB2フロアなのにあるビルでは同じ階層がB3となっている、といった具合だ。こうした課題の扱いについても実証実験で確認することになる。地図的な始点からは、複数の階層を持つ屋内空間をどのように表現するのかという点も興味がある。階層ごとに切り替えていくのか（その場合施設によっては前述のような階層間の齟齬が生じる可能性がある）、あるいは何らかの立体表現がされた方が分かりやすいのか、こうした点も検証してもらえるとありがたいのだが。

  2016.02.05

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• 地図に新聞記事が出るアプリ　静岡の高校生、那覇を学ぶ

  修学旅行で（沖縄県に）来県した静岡県立裾野高校の２年生２７人が２７日、本紙（沖縄タイムス）の記事をデジタル地図上に落とし込んだアプリを使って、那覇市の国際通りとその周辺を歩いた。生徒たちは、タブレット端末で現在地の地図と、その場所に関する記事や写真を確認しながら街歩き。景観の変化や歴史を楽しみながら沖縄のことを学んだ。生徒たちは、情報処理の授業の一環で、アプリを製作してきた。現在の地図とともに、１９１９年、４８年、７５年当時など数種類の地図や記事が取り込まれており、沖縄戦前後や本土復帰後の市街地の変遷を知ることができる。例えば、旧沖縄山形屋（現ホテルＪＡＬシティ那覇）前で地図をタップすると、同店閉店の記事（９９年）が出てくる。現在の様子を撮影して載せることもできる。アプリを活用した那覇巡りは昨年に続き２度目。生徒たちは、沖縄タイムスの記者らから説明を受けながら、タブレットと実際の街並みを見比べていた。鳥居大輔さん（１７）は「数年後にはまた街が変わっているかもしれない」と、各地を撮影。「動画も作ると、面白そう」とアイデアを膨らませていた。横山菜々さん（１７）は「年代を経るうちに観光客向けの道になっていった様子が分かった。平和通りは日用品の店が多くて、今も地元の人に親しまれているようでよかった」と話した。　（沖縄タイムスより）------------------------------記事は沖縄での修学旅行の事例だが、記事を地図上に表示するアプリは用途も広く、それなりの需要が見込める分野ではないかと思う。これまでも地図上にニュースを表示するようなサイトはあったが、アプリという形で使えれば便利。地図をプラットフォームに場所というキーでニュースを読むというアプローチでニュースを配信するようなサービスイメージ。ジャンルによってはニュースとその背景にある地勢や地域性を関連付けて考えることでより深い理解につながるケースもありそう。ポイントはデータベースの検索性やジャンル等のフィルタリング機能、表示させるニュースをいつまで遡るのかというあたりだろうか。もちろん、ニュースによってはピンポイントな場所を示すことができないものもあるだろうし、自動マッチングでおかしな場所に表示されるようなこともあるかも知れないが。面白いと思うんだけどな。

  2016.01.29

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• グーグルマップに行き先予測機能を追加

  米アルファベット傘下のグーグルは、モバイル端末向け基本ソフト（OS）「アンドロイド」とアルゴリズム技術を利用してユーザーの欲求と要求を予測している。その最新例が、地図アプリ「グーグルマップ」に追加した「ドライビングモード」という機能だ。この機能を使えば、ユーザーが行き先を設定しなくても、目的地の候補やそこまでの所要時間が表示される。グーグルは、ユーザーの居場所や自宅・職場の場所（ユーザーがグーグルマップに保存したもの、または何度も訪れたことによって推測されたもの）のほか、ユーザーが直近1時間以内にグーグルマップやグーグルの検索エンジンで目的地を検索した履歴を分析することで、これを実現している。グーグルマップは、こうしたデータや時刻などの情報を基に自動で目的地候補を提示する。このため、30分前に近くのホームセンターを検索した後、グーグルマップを起動して車を走らせると、その店舗までの行き方と推定所要時間が表示される。これは、ユーザーがインターネットで検索クエリー（キーワード）を入力するのを待つのではなく、ユーザーが知りたいことに積極的に答えようとするグーグルの幅広い取り組みの一環だ。スマートフォンでのネット利用が増えていることが背景にある。スマホはパソコンに比べて文字を入力しづらいが、グーグルにとっては有用な予測を行うために得られるデータが多い。このため、リアルタイムのオンラインデータ解析でトップに立つグーグルが提供する、こうした魅力的だが薄気味悪い機能にさらに期待しよう。2012年にサービスを開始したパーソナルアシスタント機能「グーグルナウ」は、電子メールやカレンダー、スマホの位置情報のデータを利用して、ユーザーが必要とする情報を予測して提示したり、リマインダーを送ったりしている。グーグルはこのプッシュ機能を主力のモバイル検索アプリに組み入れている。（ウォール・ストリート・ジャーナル／プレビュー記事のみ引用）------------------------------「予測される」ということ自体に違和感を感じなくもないが、今となっては文字入力の予測変換機能などはすっかりお馴染だし、慣れればそれはそれで便利なのだろうとは思う。ただ、頻繁に使用する文字入力では変換候補もどんどん更新されていくし、そもそも打つ文字そのものもランダムだからあまり気にならないのだが、訪れる場所が（過去の履歴等から）地図上で推測されてしまうのは、何とも行動を見透かされているようで気持ちいいものではない。こうしたパーソナライズされたサービスは（自動とはいえ）常にプライバシーの秘匿とはトレードオフの関係になる。便利さの裏にはそれなりのリスクもあるということは（現在の世の中では当たり前になりつつあるが）意識しておいた方がいい。記事中にもある「魅力的だが薄気味悪い機能」という表現（まあ翻訳の問題もあるが）は言い得て妙。しかしGoogleの最大の強みでもある検索機能の充実ぶりはまさにこうした延長線上にあるのだと改めて思い知らされる。

  2016.01.15

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• 釧路市動物園　スマホ使い園内案内　ロボットも導入へ

  釧路市動物園がスマートフォンを活用した情報発信に乗り出した。園内の地図や行きたい獣舎の案内に加え、動物図鑑やスタンプラリーなどの機能を盛り込んだアプリを開発中だ。人型ロボットの「ペッパー」も近くお目見えし、情報発信に一役買う。釧路市動物園は東京ドーム約１０個分の４７・８ヘクタールの広さで、多摩動物公園（東京）に次いで国内２位の面積。園内で迷う利用客も多く、職員が問い合わせを受けることも多かった。そこで２０１４年から釧路工業技術センターや釧路高専などと協力し、スマホを活用した地図や案内機能の研究に着手。釧路に拠点を持つ東京のＩＴ企業の協力を仰ぎ、本年度内にスマートフォンの衛星利用測位システム（ＧＰＳ）機能を活用した園内案内など、初期の機能を盛り込んだアプリが誕生する見通しが立った。ほかにも園内の動物約５０種類の生態や特徴などを紹介する動物図鑑や、クイズに答えるとスタンプが集まるラリーなどの機能を盛り込む予定という。アンケートを用意し、来場者がどこから来たかなどの情報を入手することも計画している。将来的には英語にも対応できるようにし、外国人観光客の利便性も高める。また、昨年秋には工業技術センターがソフトバンクグループの人型ロボット「ペッパー」を購入。スマホを持たない人のための案内用に動物園で使う予定だ。釧路市動物園は「広くて人的余裕が足りない分をＩＴでカバーしたい。案内機能や情報発信など今回培った技術を、観光など地元の他の産業に生かせるようにできれば」と話している。（北海道新聞より）------------------------------釧路市動物園の場所はこちら。そしてこちらが公式な園内案内図。これを見ると確かに広い。迷う人がいるのも分かるし、冬だったらさらに大変だ。広ければ広いほど案内は難しくなるので、位置情報を活かしてスマホで案内というのは妙案。加えてスマホなら記事中のスタンプなど付加価値も色々と出てくる。そしてスマホを持たない人ようにロボットとは。IT動物園として有名になるかも。

  2016.01.09

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  インテックの統合位置情報基盤「i-LOP」が正式提供

  インテックは1月4日、クラウド型の統合位置情報プラットフォームサービス「i-LOP」正規版の提供を開始した。i-LOPは、GPS、Wi-Fi、非可聴音（音波）、BLE（Bluetooth Low Energy）などの複数の位置測位技術をスマホやWebアプリから簡単に扱えるプラットフォーム製品。屋内外のシームレスな測位やテーマパークや遊園地、動物園などのイラストマップにおける正確な位置表示、来店客へのクーポン配信など、位置を軸としたさまざまなサービスを実現する。2015年1月に国土交通省が主体となって行った「東京駅周辺高精度測位社会プロジェクト」でも一定の成果を上げた。また、同年10月にはクローズドβ版を利用し、「大成建設との医師や看護師の位置把握に関する実証」「TOA製スピーカーを使った音波による屋内位置把握に関する実証」「立命館大学とのキャンパスマップを使った屋外位置表示精度の検証」などで効果を実証してきた。満を持して、1月4日から正規版の提供が開始される。価格は、初期登録料10万円、月額費用50円／IDから。インテックでは今後、新しい測位技術への対応などを行うとともに、IoT／M2M基盤との連携も予定。豊富なセンサー情報やソーシャル情報と連携することで、さらに充実した加工・分析・予測サービスを提供し、より豊かな暮らしを実現するとしている。（ASCII.jpより）------------------------------i-LOP（アイロップ）の詳細はこちら。インテックによると、i-LOPの実装技術は以下のとおり。・縮尺や方位が正確でないイラスト地図へ正しく位置をプロットする「イラストマップ」の技術・アプリ未起動や未インストールの状態でもWi-Fiを活用して位置を検知しプライバシーに配慮したうえでPUSH等を行う技術・非可聴音の応答を1秒以内に行う技術・複数の測位技術による入力から最適な測位結果だけをクラウドへ問い合わせる技術・BLE装置などネットワークに接続されていない測位用デバイスの故障を予測・検知する技術大まかなサービスの特長はシームレス測位＋イラストマップ表示＋プッシュ配信といったところか。実証実験も経ており技術的には申し分ないが、ビジネスの応用としてどんなことが可能か。同社は以下の例を挙げている。（1）病院：医師や看護師の院内現在位置を把握することで呼び出しや緊急時の対応が迅速化される。また所在情報の管理が徹底されるべき特定の場所（感染症病室など）への立ち入り記録を確実に行うなど「そこにいた」ことの裏付けを行える。（2）文教：Wi-Fiが完備されている多くの学内では、学生は普段からWi-Fi接続可能な機器を持参している。そうした個人機器を活用することで、確実な授業出欠把握や、特定教室内にいる場合だけの閲覧やファイル配信、緊急時の各個人向け一斉連絡などが可能になります。（3）アミューズメント施設や各種展示施設：博物館など展示物以外の収蔵を多く抱える場所では、特定の場所で付加的な閲覧が可能になるなど位置を活用した新しい展示方法が検討できます。また、展示の効果を高める音響制御システムと位置情報用非可聴音の連動で、不自然感のない測位と情報提供が可能になります。いずれもジオフェンス機能を用いた付加価値創出のサービス。ただし、いずれの例においても、病院や学校、各種施設といったサービスの受け手側でも、ある程度i-LOPを前提とした体制を構築する必要があり、その部分のコストや人的負担が一つのネックになりそう。そのあたりはサービスの費用対効果がどれだけ明示できるのかがポイントになりそう。もちろん上記以外のビジネスへも様々なアイディアで応用は可能だろう。ただし、対象となく顧客層は位置情報技術についての知見はそれほどないことが予想され、サービスの具体像や効果をどれだけイメージさせることができるか。そういう意味では顧客側にそのプロセスを考えさせずにソリューションが提供できるような（ある意味パッケージ的な）クラウドサービスである必要がある。先進的な企業であれば独自の目論見を描いて導入する目もあると思うが、大多数の企業はソリューション買いになるのではないだろうか。それでもひとたび費用対効果が実証されれば、急速に広がる可能性は秘めており、まずか技術やソリューションの周知がi-LOPの第一歩となりそうだ。

  2016.01.05

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  初日の出鑑賞に便利な情報

  何かと出かける機会が多い年末年始は天気が気になるもの。特に大晦日～元旦にかけては初日の出がからむだけになおさらだ。天気予報ではもちろん初日の出の状況は伝えてくれるだろうが、細かい場所をピンポイントでというわけにはなかなかいかない。そうなるとありがたいのは地図上で確認できるサービスだろう。日本気象協会は25日に年末年始の天気の状況を発表したが、その中で『2016初日の出見えるかなマップ』を公開している。この時季の天気らしく、概ね太平洋側が好天で初日の出を見られる可能背が高く、山間部と日本海側が曇り・雨・雪予報で微妙というところ。こういう形で地図上で一覧できるのは嬉しいけど、まだピンポイントで見るには粗い。『日の出日の入時刻方角マップ』もなかなか重宝。日付を選んでGoogleマップ上のマーカーを任意の場所に移動すれば、その場所の日の出日の入の時刻と方角が表示されるというもの。天気は別に調べる必要があるものの、ピンポイントで方向や時間が分かるのは便利。天気という意味ではYahoo!地図アプリでは6時間先までの雨雲予測ができる。こうした情報も併せて利用するのもいい。MapFanでは『2016年 関東の山と海から見る初日の出と初詣マップ』を公開している。こちらは初日の出スポットの紹介というスタンス。また、ウェザーニューズでは大晦日に“初日の出情報”が届く通知サービスの登録を開始している。この他初日の出を楽しむための情報満載!『初日の出 Ch.』や全国から届いた3万通の初日の出リポートを共有するコミュニティー『初日の出ナビ』などさまざまなサービスを公開しており、初日の出ビジネスともいえるジャンルを開拓しているのが興味深い。何となく運まかせだった初日の出鑑賞（それはそれでいいと思うのだが）がさまざまな情報により確度が高くなってきているのこの現状。利用するもよし、いやいや、運まかせこそ正しいという考え方もよし。それぞれのスタンスで満喫して頂きたい。

  2015.12.28

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  「Yahoo!地図」で雪情報が提供開始、雨雲レーダーで6時間先までの予測機能も追加

  ヤフー株式会社は、iPhone/Android向け地図アプリ「Yahoo!地図」において、降雪量と積雪深がわかる「雪情報」を公開した。また、「雨雲レーダー」に6時間先までの予測機能も追加した。「雪情報」では、1時間で新しく降る雪の量（降雪量）を、地図上に9段階に色分けされたメッシュで表示する。現在時刻の降雪量（実測値）だけでなく、1時間ごとに10時間先の降雪量予報も表示することも可能だ。また、昨年版にはなかった新機能として、現在から10時間先までの推移をアニメーションで再生できるようになった。さらに、地面に積もっている雪の深さ（積雪深）も表示できる。積雪深については、朝5時時点の積雪情報が毎日1回更新される。「雨雲レーダー」には、6時間先までの予測機能が新たに追加された。雨雲レーダーのスライダーバーを1時間先にスライドすると、現在から6時間先までの雨雲の様子を見られる。なお、1時間後により先の雨雲を見る場合は、Yahoo! JAPAN IDでのログインが必要となる。（ライブドアニュースより）------------------------------Yahoo!地図に雪情報が加わった。季節がら重宝な機能。雪国はもちろんのこと、関東でも昨年のようなケースがある。特に首都圏は交通機関が雪に弱く、降れば必ず混乱する。前日に鉄道会社が運休や間引きを決めることもあるが、空振りでクレームがきた例もあった。地域により降雪量や積雪深といった実測値に加えて、10時間先の降雪量予報が分かることで混乱を回避できるならそれにこしたこはない。雨雲レーダーの6時間先までの予測機能も使えそう（ログイン必要だが）。局地的豪雨などもあるので精度は色々だろうけど、場所単位で雨雲が読めるのはありがたい。それにしてもYahoo!地図のコンテンツの充実は凄いな。

  2015.12.24

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  東京メトロの『おてがる出口案内』は地図不要の画期的ナビゲーションアプリ！

  今回紹介する『東京メトロ おてがる出口案内アプリ』は、地図の要らない画期的なナビゲーションアプリです！駅の案内サインだけで目的地に1番近い出口へ辿り着けるので、複雑な駅構内をスムーズに移動できますよ♫表参道駅と日本橋駅が対応！なんとも斬新なアプリですが、現在対応しているのは東京メトロの「表参道駅」と「日本橋駅」のみ。どちらも迷路のような構造なので、よく利用する私としては本当に助かります☆案内サインで様々な目的地へナビゲーション！利用駅を選んだら、次に目的地を指定しましょう。目的地は主な周辺施設や住所、さらにトイレやエレベーターなどからも選択が可能です！目的地が決まったら、後は示される［改札］を目指すだけで、最短の［出口］までナビゲーションしてくれますよ♫このアプリはApple Watchにも対応しているので、お持ちの方はよりスマートに使いこなすことができそうですね！ぜひ、対応駅を利用する際には使ってみてください☆（マイナビニュースより）------------------------------地図を使わないというのは確かだが、案内は出口まで。それならばサインを見ながら進んでも同じじゃないか、と思わなくもないがそれは置いておいて…特長の一つは目的地を選んで出口の案内がされること。目的地一覧はあらかじめリスト化されているので検索の負荷がない。ただしニッチな目的地だとたどり着かないことも？むしろトイレやエレベーターに誘導してくれるのは便利かもしれない。利用可能駅が増えてメトロ全体（できれば都営も含めて）が案内されるようになれば利用価値はありそう。乗り換えドア位置が入るとなおいい。後はエキナカの割引クーポンでもあれば天下無敵だと思う。

  2015.12.18

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  終電時間を地図上で確認できる「終電地図」、スマホ向け地図サイト「いつもNAVI」に追加

  株式会社ゼンリンデータコムは17日、スマートフォンで利用可能な地図サイト「ゼンリンいつもNAVI［マルチ］」（ブラウザー版）に新機能として「終電地図」を追加したと発表した。対象エリアは首都圏・中京圏・関西圏。路線図をベースとした地図上で、現在地または指定した場所から自宅付近の駅など特定の駅までの終電時間を確認できる。地図上に駅の終電時間が表示されることで、路線によって異なる終電時間を一目で確認でき、「少しでも長い時間飲みたいけれど、必ず終電に乗りたい」場合などに活用できるとしている。 終電地図は、月額324円の有料機能の1つとして提供するもの。このほかに、平均所要時間と料金を地図上に表示する「乗換地図」、コンビニやファーストフードなど目印になりやすい施設を表示する「目印地図」、観光名所を地図上にアイコン化された形で表示する「観光地図」、雨雲の動きが分かる「雨雲レーダー」も利用できる。（INTERNET Watchより）------------------------------これまでありそうでなかったサービス。終電案内は他のアプリ等で確認していたが、確かに地図上で見ることができるのは便利。例えば、現在地から徒歩圏に複数の駅がある場合など、地図上で最も適切な終電乗り継ぎを確認できるメリットは大きい。（かといって終電ギリギリまで飲んでいるのが正しいというわけでもないのだろうが…）こうなると次に欲しい機能は、今回とは逆の考えになるが、自宅周辺から利用できる駅が複数ある場合の適切な終電乗り継ぎ案内。例えば自分の家の場合、最寄りのA駅（私鉄）が徒歩10分と最も近く、普段から利用している。次に近いのが別の私鉄のB駅で徒歩15分程度。中央線方面には連絡がいい。神奈川方面へ向かう場合は徒歩25分のJRのC駅を使う。そして埼玉方面はやはりJRでD駅（こちらも徒歩25分程度）が便利だ。さらにいよいよとなれば終電の遅い中央線のF駅から徒歩60分で帰ることもできる（あまりり積極的に使いたくはないが…）こうしたパターンを考慮してカスタマイズできる終電案内が（できれば地図上で）可能になればありがたいのだけど。

  2015.12.17

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  アクセンチュア、Wi2／訪日外国人観光客の動態、地図上で可視化

  アクセンチュアとワイヤ・アンド・ワイヤレス（Wi2）は12月16日、誰もが手軽に、急速に拡大するインバウンド需要を狙うことができる新しい個人向けウェブサービス「インバウンド・サテライト（Inbound Satellite）」を発表した。Wi2が2014年12月から提供を開始した、訪日外国人向けの無償Wi-Fiサービス「TRAVEL JAPAN Wi-Fi」アプリを国内で利用している訪日外国人の情報を活用したサービス。Wi2のWi-Fiアクセスポイントから生成される、匿名化された訪日外国人の位置情報データと、アクセンチュアのデータ分析基盤を組み合わせることで、訪日外国人の動態や使用言語などの情報に基づく効果的なプロモーション施策を、誰でも手軽に実現できるのが特徴。＜インバウンド・レーダー＞インバウンド・サテライトから提供されるサービスの第1弾として、訪日している外国人観光客の動態をマップ上で可視化する「インバウンド・レーダー（Inbound Radar）」の提供を開始した。自社の店舗などの周辺に、「どの言語を話す外国人」が、「どのくらいの人数が滞在しているのか」について、日次で更新される位置情報に基づいて、マップ上に可視化する。前月比、前日比や、時間帯ごとの推移なども表示できる。「新宿」と「お台場」など、指定する地点間の相関関係を見ることも可能。2015年12月31日までに登録すると、2016年1月末まで無償で、サービスを利用できる。個人単位でID登録が可能なウェブサービスで、主要都市のほか、地方都市で外国人向け商機の拡大を目指す人も手軽に利用でき、インバウンドビジネスの商機を地方にも波及させ得る、地方創生にも資するサービスとした。Wi2とアクセンチュアは今後、ユーザーが任意に設定するエリア内に滞在している外国人観光客に対して、特売情報やクーポン、お勧め観光スポットなどのコンテンツを「TRAVEL JAPAN Wi-Fi」アプリ経由で配信して、自店舗などに誘導するサービスもインバウンド・サテライトに組み込む予定だ。「TRAVEL JAPAN Wi-Fi」は、訪日外国人がアプリをスマートフォンやタブレットにダウンロードし、位置情報や属性情報の提供を含めた利用規約に同意することで、全国20万か所以上にWi-Fiスポットを有する、Wi2のWi-Fiサービスに無償接続できるサービス。配信開始からわずか10か月弱の2015年10月時点において累計100万超のダウンロード数となっており、現在も利用ユーザー数が拡大している。2015年10月までの訪日外国人の数は、すでに過去最高を記録しており、インバウンドビジネスにかつてない商機が訪れている。一方で、来日する観光客の60％以上は個人旅行者であり、入国後の動きをリアルタイムかつ定量的に把握することが難しく、この大きな商機を十分に活用できる状況になかった。ワイヤ・アンド・ワイヤレスの大塚浩社長は、「新サービスを通じて日本中の人々により身近にインバウンドビジネスを感じていただき、地域活性にもつながるサービスの提供を目指す」とあいさつした。アクセンチュアアナリティクス日本統括マネジング・ディレクターの工藤卓哉氏は「訪日外国人の匿名化された位置情報データが、アクセンチュアの卓越したアナリティクス技術とデータ分析基盤と組み合わされることによって、今まで捕捉が難しかった訪日外国人の動きが可視化され、より効果的なプロモーション施策の実行が可能となった」。「将来的には、過去の訪日外国人の動態情報から、今後どの地域に、どの属性の外国人の滞在が見込まれるかなど、アクセンチュアが持つ先端のアナリティクス技術を活用したサービスの投入も視野に尽力する」と語った。（流通ニュースより）------------------------------インバウンドレーダーはこちら。最近注目を集めるインバウンド系ビッグデータサービス。ビッグデータにも色々なソースがあるが、このサービスはWi-Fiスポット利用者をビッグデータ化している。日本は海外に比べると公衆Wi-Fiが少ないと言われているだけに、訪日外国人の多くが利用することが想定できる。その地区にどれくらいの人がいるのか、というデータとしてはそれなりに信頼性は高い。一方で「動態」となるとどうだろう。地域間の相関は見ることができるが、各データの属性が見られなければ、移動を的確に把握することは難しそう。この辺りは本来は交通ICカードの履歴などがビッグデータとして使えると大きいのだが（個人情報的に問題が大きそうで実現は難しいかもしれないが）。近年（特に今年）訪日観光客が目に見えて増加しているが、その動態や趣向などはまだまだ分からない点が多い。観光立国としてインバウンドビジネスを推進するのであれば、こうしたデータからニーズを把握することは重要で、サービスへの需要は高そう。後は目に見える成功事例があれば一気に利用者が増えそうだが。

  2015.12.16

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  「MapFan」の多言語日本地図サイト公開、インバウンド向けに英・中・韓・タイ・インドネシア語に対応

  インクリメントP株式会社は、「MapFan」のインバウンド向け多言語日本地図サイトを無料公開した。＜英語版検索画面＞英語、中国語（簡体字・繁体字）、韓国語、タイ語、インドネシア語に対応しており、地図の閲覧のほか、キーワードやジャンルによる検索が可能。観光スポットや駅、ホテル、コンビニ、銀行、病院などのスポット20万件以上を収録しているという。今後、対応言語を順次追加していく予定。個人利用・商用利用を問わずリンクフリーで利用できる。一方、外部サイトへの地図の埋め込み表示などは、法人向け有料サービス「MapFan API」で対応する。＜タイ語版トップ画面＞＜インドネシア語版トップ画面＞＜英語版スポット詳細画面例＞＜英語版検索画面＞（INTERNET Watchより）------------------------------インバウンド政策が進む中で、各地図サービスも多言語化に取り組んでいるが、インクリメントPがMapFanの多言語地図サイト公開した。英語、中国語（簡体字・繁体字）、韓国語、タイ語、インドネシア語に対応しており、訪日観光客が増加している東南アジアに力点を置いているのが分かる。トップページは日本地図から各エリアへのリンクの他、日本の観光名所の写真からそれぞれのガイドと周辺地図へのリンクがあり、ダイレクトで飛べるようになっている。地図についてはとりあえず英語版を見てみたが、色々と苦労の跡が伺える（地図の英訳は本当に難しいので）。ある程度自動化で処理しているはずだが、中にはもう少し、というのもある。例えば施設の正門が「seimon」のままになっていたり（本来はmain gateとすべきだろうか）、大観覧車も「daikanransha」になっているが、Big wheelあるいはFerris wheel の方が分かりやすように思う。道路名も「○○-dori」となっており、AvenueやStreetではない。また「ジャイアンツ球場」が「Jaiantsu Stadium」となっているが、恐らくカタカナを自動でヘボン式に変換した結果なのだろうか。翻訳すべきところと読みをヘボン式で表示すべきところの使い分けは難しいところ。このあたりは利用者の反応を見ながら若干のチューニングが必要になるかもしれない。

  2015.12.14

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• 「Yahoo!地図」からタクシーを呼べる、まず都内3400台から全国へ展開

  JapanTaxiとヤフー（以下、Yahoo! JAPAN）は2015年12月10日、Yahoo! JAPANが提供する「Yahoo!地図」アプリからタクシーを呼べる機能の提供を開始したと発表した。JapanTaxiが提供する「全国タクシー」アプリと連携して実現したもの。Yahoo!地図は、現在地や指定地点から目的地へのナビゲーション機能を提供するアプリ。これまで、「電車・徒歩」「徒歩のみ」「自動車」の3種類でルートや距離、所要時間、料金の情報を表示していたが、今回の提携により「タクシー」の情報が加わった。タクシーで目的地まで移動した際の目安となる料金や、割り勘した支払額を示すことができる。さらに、Yahoo!地図アプリのルート検索結果から「タクシーを呼ぶ」ボタンをタップすることで、直接タクシーの配車依頼が可能になった。タクシー料金の支払いは「Yahoo!ウォレット」を利用する。このため、現金支払いの手間が不要なほか、一度Yahoo!ウォレットにクレジットカードなどの支払い方法を登録すれば以降はカード番号の入力も不要で決済ができる。12月10日に配車依頼などの連携サービスを利用できるエリアは、東京23区、武蔵野市、三鷹市のエリアで、対応するタクシーの台数は3400台。今後の計画としては、2016年の前半に全国に対応タクシーを拡大する予定だ。（WirelessWire Newsより）------------------------------「全国タクシー」は個人的に何度か使ったことがあるが、自らの位置情報から最寄りのタクシーを呼べる便利なサービス。このサービスがYahoo!地図と連携する。Yahoo!地図のナビゲーション機能にタクシーが加わり、そこから受け渡す形でタクシーの配車ができるというもの。別々のサービスをそれぞれ実行するのではなく、ワンストップで実現できる点が優れているわけだ。実際のところ、Yahoo!地図は様々な情報の重ね合わせやナビゲーションなど、欲しい情報や欲しい機能をどんどん地図に持ってくるという設計思想なので、ワンストップサービスという点では他の地図サービスから頭一つ抜けた存在。目安となる料金や、割り勘の支払額を示す他、決済までもワンストップで実現できる点は総合地図ポータルとして大きな強みになる。今後は対応するタクシー台数を増やすことが重要になりそう。

  2015.12.11

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  減るか「ながらスマホ」　鹿児島大などが新ナビ共同開発

  鹿児島大学は、分かりやすい目印（ランドマーク）を使った直感的で迷いにくい道案内システム「記憶に残るランドマーク・ナビゲーション」を、京都産業大学、京都大学と共同で研究開発している。地図を見る回数を減らして目的地にたどり着けることから、歩くなど移動しながらスマートフォンを操作する「ながらスマホ」減少につながると期待されている。総務省の委託で実施するプロジェクト。３大学のグループは「無意識で人間がやっている行為を手助けするシステム」を考案。利用者が現在地と目的地を入力すると、遠くからでも分かりやすい「面」（桜島など）、線上に広がる「線」（国道や川など）、近くに行くと分かる「点」（郵便局やコンビニなど）を組み合わせ、案内する。地図にはグーグルマップを用いる。５日には「かごしまＩＴフェスタ」（６日まで、鹿児島アリーナ）でデモ実演した。８～１３日には、大阪市でも公開デモ展示する。同研究科のホームページで公開中。（南日本新聞より）------------------------------従来のナビゲーションがどうしても地図を見続けなければならなかったのに対して、「記憶に残るランドマーク・ナビゲーション」は特徴的な地物（ランドマーク）を用いることで極力画面を見る回数を減らそうという試み。例えばコンビニなどの局所的ランドマークは、ユーザーが現在位置を比較的高精度で同定できる反面視認性は低くなりがち（遠くからは確認できない）。一方大きなタワーなどの広域的なランドマークは離れた場所からでも確認できる視認性の高さがあるが、現在位置を確認する参考にはなりにくい。こうした異なる特長を持つランドマークを同時に用いたナビゲーションはこれまで困難だった。この仕組みは遠くからでも目立ち、目印になる地物（ランドマーク）を利用した、直感的で道に迷いにくい道案内を自動で提示し、目的地に向かっていることを確認しながら進めるように、目立つ建物や、目立つ道路（川沿いなど）を利用した道順を案内することで利用者が画面を見る回数を減らそうというもの。ポイントはランドマークの選択だろう。ランドマークは地物そのものの特徴だけでなく、群衆ベースの特徴（例えば人気など）を考慮してランドマークを抽出し、記憶しやすさのために数を絞っている。これまでも実証実験を行っているが、汎用的な実用を考慮すれば、（特に面的ランドマークにおいて）多様な特長に対応すべく、複数の都市で試していくことが必要になるのではないか。面白い試みではあるが、まだ課題も多そうというのが率直な感想。

  2015.12.06

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• 独高級車３社、デジタル地図会社の買収完了

  ドイツの高級車メーカー、アウディ、ＢＭＷ、ダイムラーの３社は４日、通信機器大手ノキア（フィンランド）のデジタル地図・位置情報子会社、独ヒアの共同買収を完了したと発表した。買収額は28億ユーロ（約3800億円）で独３社が均等に出資する。自動運転車の運用に欠かせない地図サービスの拡充を図る。８月の買収合意時点では2016年１～３月の買収完了を見込んでいたが、当局の承認が円滑に進み時期が早まった。ヒアは日本を含む世界の自動車大手と取引し、欧米市場の標準搭載のカーナビゲーションでは８割のシェアを握る。買収後も経営の独立性を保つため、独３社以外の取引には影響がないとしている。自動運転を巡っては、自ら地図情報を提供する米グーグルも車両開発を進めている。独３社は高級車販売で競う関係だが、ヒア買収では手を組みグーグルに対抗する陣営を作る。（日本経済新聞より）------------------------------HEREのノキアからの買収が完了。アウディ、ＢＭＷ、ダイムラーの３社は当然のことながら販売においてライバル同士だが、自動運転用高精度地図の整備の必要性という点で利害が一致しての共同買収。GoogleやAppleなど（地図データを保有する）IT企業が自動運転に進出していることに対する危機感の表れともいえるが、それ以上に自動運転関連技術の中でも高精度地図の部分を競争することでリソースを割くより「協調領域」としてシェア仕様という意味合いが強いと見ている。高精度地図の国際標準に関する主導権争いはもちろん、HEREサイドにしてみれば大手メーカーの傘下に入ることでライバルであるTomTomや、これまで（地図の要件が高いため）ガラパゴス化していた日本の地図ベンダー（ゼンリン・インクリメントP）への対抗という側面もあるだろう。自動運転用高精度地図に関してはこれからまだまだ色々な動きがありそうで目が離せない。

  2015.12.05

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• Googleマップ表示改ざん問題 業務妨害疑いで書類送検

  ことし４月、大手ＩＴ企業グーグルが提供するインターネット上の地図サービスで建物の表示の改ざんが相次いだ問題で、警視庁は、東京の法律事務所が改ざんに関わったかのような内容を書き加えて業務を妨害したとして、会社員ら３人を軽犯罪法違反の疑いで書類送検しました。この問題はことし４月、グーグルが提供する地図サービス「グーグルマップ」で、広島市の原爆ドームを「核実験場」とするなど、国内のさまざまな建物の表示が改ざんされたものです。書類送検されたのは愛知県の３０歳の会社員や盛岡市の２１歳の大学生ら合わせて３人で、警視庁の調べによりますと、それぞれ、改ざんに東京の法律事務所が関わったかのような内容を書き加えて事務所の業務を妨害したとして軽犯罪法違反の疑いが持たれています。法律事務所には、改ざんされた表示を見た人たちから「売名目的で掲載したのではないか」などという電話が多数寄せられ、業務ができない状態になったということで、警視庁は通信記録などから捜査を進めていました。これまでの調べによりますと、３人はグーグルの利用者が地図上で自分の店などを表示できる編集機能を悪用して改ざんしていたということです。警視庁によりますと、調べに対し３人はいずれも容疑を認めているということです。グーグルマップを巡っては、ことし４月、大阪城の表示に「サティアン」、広島市の原爆ドームには「核実験場」などと書き加えられるなど、国内のさまざまな建物で表示の改ざんが明らかになりました。警視庁やグーグルによりますと、改ざんの手口は、新しい飲食店の情報などを地図に掲載するため、グーグルの利用者であれば誰でも申請できる正規の編集機能を悪用したもので、不正アクセスなどではないということです。この手口で改ざんされた建物の表示は数十件に上り、各地の施設が誤った表示の削除を求めグーグルが対応に追われました。問題の発覚を受けてグーグルでは、不正確な場所の情報が登録された場合には削除するなど対策を強化したということです。グーグルは「改めてご迷惑、ご心配をおかけしたことをおわび申し上げます。不正確な場所情報の検出や防止など、対応を強化しています」とコメントしています。（NHKニュースより）------------------------------この時の話か→「グーグルマップ、一時改ざん、警視庁がサティアンに…」「グーグル地図「利用者の善意で改善」に隙　表示改ざん」業務妨害はグーグルに対してでなく、弁護士事務所に対してということ。それにしても地図をめぐってこういう事件が起こることには驚きを禁じ得ない。それだけ地図が（いたずらの対象になるほど）多くの人にとって身近な存在になったということなのだろうか。インターネットによる情報のやり取りはある部分性善説で成り立っている側面がありながらも、必ず一定のノイズ（不正・デマ・いたずらなど）が介在しており、その信頼性については自己責任であることは多くの人が分かっている。今回の場合は弁護士事務所の名前を使って書き込んだことで、事務所への抗議が殺到したことが業務妨害の対象になった。逮捕した3人に面識はないということだが、同じ事務所の名前で書き込まれているあたりに世の中の闇を感じなくもないが。

  2015.12.02

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  乗り継ぎにも便利！羽田空港の様々なルートを検索するHND Route Master開始

  日本空港ビルデングと東京国際空港ターミナルは、羽田空港国内線・国際線旅客ターミナルのそれぞれのサイトで、目的地までの最適なルートを検索できる「HND Route Master」の運用を開始した。HND ROUTE MASTERは羽田空港国内線・国際線旅客ターミナルビルから目的地へ移動したり、あるいは各地から羽田空港へ向かったりする際の最適なアクセス方法を検索できる。 検索は、目的地の鉄道やバスなどの駅だけに限らず、ホテルや観光地なども入力することができる。また利用する電車やモノレール、バスなどの乗り換えや到着時刻、料金のほか、最寄駅から目的地までのルートを地図で表示する。 さらに、羽田空港内の国際線と国内線のターミナル間移動や成田空港とのアクセスなど、乗り継ぎを考慮した空港ならではのルート検索も可能。少しでも早くターミナルを移動したいときに、無料のシャトルバス以外のルートも確認できるのだ。検索する際に、オプションとして車いすやベビーカー、荷物が多い場合を選択することができ、バリアフリーに対応したルートなどを案内する機能も備える。歩行速度も速い、普通、ゆっくり、のんびりと4種類から選べるので、体調や年齢に合わせた乗り換え時間で探せる。 また増加する訪日外国人向けの対応として、日本語のほか英語や中国語、韓国語でも検索ができる。（NEWS for Travelより）------------------------------極めてピンポイントな乗り継ぎ案内だけど、インバウンドを押さえるにはまず入口から、と考えれば理にかなってはいる。乗り継ぎ案内サービスは色々あれど羽田空港を起終点にしているのでなるほど使いやすい。特に異なる交通機関が並立しているだけに、一般の乗り換え案内等では案外検索がしにくい。Route Masterではそれぞれを比べることも可能なので、最も現実的なルートを検索することができる。外国語対応やバリアフリーは観光立国を標榜する以上マスト。後は望むとすれば、道路混雑をリアルタイムで反映したバスの現実的な所要時間の表示だろうか。言うは易しだが…

  2015.11.24

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• 機内から現在地や写真をSNSへ!　JAL SKY Wi-Fi国内線アプリに機能追加

  JALは、2014年7月よりサービス開始した国内線JAL SKY Wi-Fi向けアプリ「JAL SKY Wi-Fi国内線」に、SNSへの投稿機能を追加した。この新機能により、機内で撮影した写真や現在地などをSNSに投稿することができるようになる。新しく追加された機能は3つ。フライトマップ機能は、搭乗便の現在位置を地図上に表示し、地図と便名や機種、位置などのフライト情報をSNSに投稿することができる。 写真に関しては、スカイカメラ機能が加わり、アプリから直接写真を撮影したり、スマートフォン内に保存している画像を選択したりしてSNSへの投稿が可能になる。また、国内線JAL SKY Wi-Fi対象機内において搭乗している便のスタンプを収集し、コレクションとして閲覧できるほか、スタンプを収集した時点の位置や高度も記録に残せるスタンプ機能が加わった。新機能を含めたアプリ・JAL SKY Wi-Fi国内線は、Android 4.0以上のスマートフォン端末に対応し、Google Play から「JAL SKY WIFI」と検索すれば、インストール可能だ。（NEWS for Travelより）------------------------------これは凄いんじゃないかな。特に「搭乗便の現在位置を地図上に表示し、地図と便名や機種、位置などのフライト情報をSNSに投稿」と「スカイカメラ機能」を組み合わせれば色々と楽しい投稿ができそう。それにしても…機内でやること増えて忙しくなってしょうがないな…

  2015.11.21

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  「Yahoo!地図」アプリの「混雑レーダー」に新機能、過去1週間分の混雑状況を比較できるグラフ追加

  ヤフー株式会社は11日、無料のiOS/Android地図アプリ「Yahoo!地図」の「混雑レーダー」に新機能「混雑グラフ」を追加した。混雑レーダーではこれまで、現在・過去3時間分の混雑度推移の情報を11段階のグラデーションのヒートマップで表示できたが、他の日と比較したり、空いている時間帯を確認することができなかった。新たに提供される混雑グラフでは、地図上の任意の地点や道路・施設周辺の当日1日分（早朝6時～深夜1時までの間）の混雑度推移を折れ線グラフで確認できるほか、前週同日との混雑度比較も可能になった。また、Yahoo! JAPAN IDでログインすることで、過去1週間分の混雑グラフを表示することができる。前日・当日や平日・週末の混雑度比較も可能なため、「人気の場所へ行きたいけれど人混みは苦手」という場合、混雑する時間帯や曜日を事前に把握することができるとしている。混雑グラフは、Yahoo!地図アプリのエリアや施設検索結果から詳細画面を開くか、地図上の任意の地点を長押しすることで下部に表示されるエリアや施設名から開いて確認することができる。これまで施設ごとの詳細ページに表示されていた「混雑指数」は、引き続き地図画面下部の検索結果や、検索結果一覧から確認できる。（INTERNET Watchより）------------------------------混雑レーダーのバージョンアップ。これまではヒートマップ表示も重宝だったが、今度はグラフ表示機能が追加されて、他の人の比較ができるようになった。空いている時間帯や曜日を把握することで、計画が立てやすくなるのは便利。これまでの機能以上に混雑度を「データ」として分析できるようになったというイメージ。Yahoo地図は閲覧や案内を主体としたを従来のWeb地図に雨雲データーなど様々なデータを重ねて表示するなどGIS的な機能を強化してきていたが、今回の混雑レーダーのような、ちょっとしたデータ解析機能を装備することでさらにGIS寄りに進んでいるようにも思える。ユーザーが地図に何を求めているのかはもちろん、プラスアルファの提案をするという意味でのYahoo地図の方向性は地図そのものの可能性を広げていてなかなか興味深い。

  2015.11.12

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• マラソン、伴走者はＩＴ　ＧＰＳ浸透、走行記録や動画も

  マラソンブームを支えるＩＴ（情報技術）が進化している。大会での友人の走行記録をネットで即時に把握したり、ＧＰＳ時計で自分の速度を測ったりして、より手軽で科学的に楽しめるようになってきた。一方で個人情報が様々な形で拡散する危険性があり、専門家は議論の必要性を指摘する。大阪マラソン開催中の１０月２５日、福岡市中央区の自営業和田直人さん（４４）は仕事の合間に自宅でパソコンをチェックしていた。ランニング仲間の５キロごとの所要時間や完走時間を即時に知るためだ。「頑張ってるかな、と気になって」情報は大会メインスポンサーのケイ・オプティコム（大阪市）が専用サイト「ランナーズ・アイ」で提供している。参加者の名前やゼッケン番号を入力すると、走行記録に加え、位置予測情報を地図で確認でき、走る姿を動画で見られる。サイト上に参加者へのメッセージも書き込める。２０１１年に始まった大阪マラソンでは、初回から走行記録を配信するサービスを導入。相前後して他の大会でも導入が進み、８日号砲の福岡マラソンでは「応援ナビ」で走行記録や位置情報が確認できる。出場する和田さんは「今度は自分が見られる番。頑張らないと」と意気込む。走行記録は、各参加者のゼッケンや靴に仕込む計測チップがコース上の計測機を通る際に記録される。（朝日新聞より）------------------------------スポーツにIT、特に位置情報技術を導入している例は増えている。こうした傾向はトップレベルでは顕著で、サッカーやラグビーでも練習や試合でデータをとって解析することで具体的な改善に利用するケースは多い。マラソンはそもそも移動を続ける競技であることを考えれば、位置情報との関連性は高い。速度の変化などは競技力向上に利用できるし、そうした情報をビッグデータ的に集約することでコースの特性や大会全体の傾向も把握することができる。近年ではウェアラブル機器の普及でさらに可能性は広がっている。シューズにセンサーをつけることもできるし、自分の走りや周囲の状況、さらには応援メッセージも含めて眼鏡型デバイスでランナー自身が確認することもできるだろう。そういえば昨年の大阪マラソンではウェアラブル機器の研究で知られる神戸大の塚本正彦教授が機器を装着して走ったはずだけど、今年も走ったのかな？

  2015.11.11

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  アップル初の位置情報アプリ「Indoor Survey」アプリを公開

  アップルはiPhone向けに初めて、屋内の位置情報アプリであるIndoor SurveyアプリをApple Storeに公開しました。アップルのIndoor Surveyアプリはイベントなどの会場で、無線周波数信号(RF)とiPhoneなどに搭載されているセンサーを利用して、屋内の位置情報を取得するアップル製のアプリケーションです。App Storeのアプリの説明から、Indoor Surveyアプリ内の地図に、行きたい地点など目的地点を指定すると、会場内の現在地が表示され、目的地点までの行き方を案内してくれるようです。 同アプリは無線周波数信号(RF)とiPhoneのセンサーデータを基に位置を確認しているようで、特別な機器を必要する必要なく屋内の位置情報の確認が可能となると説明されています。今回利用されている技術は全く同じではありませんが、2013年にアップルが2,000万ドル(約24億881万円)で買収した技術ベンチャー、WiFiSLAMの技術を利用しているのではないかと思われます。 WiFiSLAMはWi-Fiアクセスポイントから発生するRF信号を追尾分析し、ユーザーの位置情報を正確に推測することが出来る、「屋内GPS」とも呼べる技術を開発していました。 アップルは同社の技術の他にも、屋内位置情報やナビゲーションに関する数多くの特許も取得しています。アップルは既に開発者向けにCore Locationと呼ばれるツール類も提供しており、iPhoneなどのiOSデバイス向けにインドアマッピングのソリューションを密かに準備している模様です。マップアプリの開発者向けのページでも、緯度と経度の位置情報を、平面図やMapKitデータに変換する、Footprintと呼ばれるサンプルコードを提供しています。位置情報に関するアップルの一般向け製品としては、Apple Storeなどで利用されていますが、店舗に設置してあるBeacon端末とiPhoneなどのiOSデバイスとの間で、位置情報を認識できるiBeaconサービスがあります。 iBeaconはBLE (Bluetooth Low Energy) 信号を使い、ユーザーの位置情報を利用することで、開発者がさまざまな機能を双方向で提供できるプラットフォームといえます。 Indoor Surveyアプリは現在App Storeの検索では表示されず、こちらのダイレクトリンクでしかダウンロードできません。最新バージョンは1.0で更新日が10月27日となっています。 iPhone、iPad、iPod touchでiOS9以上に対応し、英語、中国語、日本語で利用が可能となっています。（iPhone Maniaより）------------------------------屋内測位はこれまで独自のインフラに頼る形が一般的だったが、これはiPhone自体で測位が可能なアプリ。記事はWiFiSLAMの技術を利用していると推定している。地下街やショッピングモールなど、今後屋内の位置情報取得の需要は増えることになるだろう。屋内の位置特定が一般化すればマッチングによる集客や誘導など新たなビジネスが派生する可能性も高い。特許云々は置いておいたとしても、発展性がある測位技術でもあり今後急速に普及が進みそう。特に大型商業施設とは相性がいいのではないか。一つ疑問なのはプラットフォームとなる地図は必要ないのかという点。インドアについてはまだまだプラットフォームが足りていない現状があるだけに気になるところ。

  2015.11.03

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