防災アプリ大賞を高校生が初めて受賞
高校生が初めて大賞を受賞 -平成29年度 防災アプリ賞を決定-(国土地理院)国土交通省の国土地理院と水管理・国土保全局は、内閣府と協力して平成26年から防災アプリを公募して表彰しているが、今年度初めて防災アプリ大賞を高校生が受賞した。大賞に選ばれたのは宮崎県立佐土原高校情報技術部が開発した「SHS災害.info」。このアプリは災害発生時の安全確保に加え、「助けられる側から助ける側へ」をコンセプトに救助活動を補助する機能を持つことが特長。入力の簡略化や、非常持ち出し物品リストを揃える際に画面上に達成率を示すことでモチベーションを高めるなど利用側を意識した工夫が利いている。高校生の取り組みで大賞を取ったのは画期的なこと。その他の受賞アプリは以下のとおり。防災INSIGHT(斎藤 仁志)登山・防災用GPSオフラインマップアプリ:SkyWalking(DEEP KICK.com 本多 郁)ハザードチェッカー(兵庫県立大学 応用情報科学研究科有馬昌宏研究室)火山重力流シミュレーション エナジーコーンモデル(高速版)(産業技術総合研究所シームレス地質情報研究グループ)さいれぽ(東海大学 さいれぽ・まちれぽ製作委員会)受賞したアプリは10月12~14日にお台場の日本科学未来館で開催されるG空間EXPO2017で展示され、体験することができる。