運・縁・恩
少し前の島根県の観光ポスター『運は一瞬、縁は一生』というキャッチコピー。そうだなぁと納得のコピー。追加するなら、『恩も一生』お世話になった方々に、都度都度近況を報告したり、不義理がないようにしていく。ここに嫁いで、恩→縁→運 という順番で大切にするべきということにたどり着いた。恩を大切にしていると、縁ができて、その縁のベースには信頼関係があるからおのずと運がついてくる。「代々続く」というのは、この順番でないと成しえない。今までは、運→縁→恩で来たように思う。運よく、縁に恵まれて、恩人ができる。こちらの並び客観的にみると、当たりはずれが多そうな運任せで、行き当たりばったりな感じがする。運は、「才能」じゃなく、「姿勢」が呼び込むもの。掃除をすると、運がよくなるとか「姿勢」のことなんだと思う。「恩」というのは、過去のことでこれまで来た道を大切にする姿勢。そして、他者があっての自分という、感謝。未来の「いつか」にだけ思いを馳せている時は浮ついて見える。これまで来た道にあったはずの他者への「恩」に気づいていくことの先に、しっかりとしたゆるがない道ができていく。