大暮維人「エア・ギア」23巻
A・T(エア・トレック)界のテッペンを決するG・S(グラム・スケイル)トーナメントを控えているイッキ達「小烏丸」。G・Sトーナメント開催を告げる「九つ首の鐘」の9回目の鐘の音が鳴るまで残り数十分!しかし、イッキの怠慢により、「小烏丸」はトーナメントの出場登録が済んでいなかったことが判明!はたして、トーナメント出場はできるのか!?まず、絵が変わりました。これは帯で大暮先生のコメントがあるので、入手予定の方はぜひぜひ帯付をゲットしてみてください^^中も初っ端から最後まで新しい絵の方で描かれているので、正直誰や…??と戸惑うところも少しありつつ。。というか、あんまり男の人が格好良く見えませんでした。ちょっとガッカリ。(特に空と宙が。。。。)お話のほうは、必死に走って間に合ったものの、肝心のイッキが持っていたディスク(?)が他のメンバーのもので、慌てているうちに時間切れ。永久シードで闘う意思のないチームが一つあることに気づいた彼らは、そのチームに出場権を譲ってもらうように交渉に行きます。で、その相手の条件が仮想世界で旧・眠りの森と闘うことだったっていうね。頭にチューブ付けて、22巻でスピット・ファイアと皆がモニタの中で闘っていたように、今度は実際に入り込んで闘うようです。まさかこうなるとは……。旧メンバーの若い姿が見れるのは面白いですが、なんだかへんな感じですねえ。作られた彼らは、当時のままの装備・記憶で、普通に振舞って、しかも新参の梨花などはチームの空気に対して戸惑いを感じていたりなんて。それって現実の持ち主の指先一つで永遠に繰り返す時間でしょ?必要な時だけ機動されるんでしょ?先は無いのでしょ?……なんだか気味が悪い。。何はともあれ、どう転がるかさっぱりなのがエア・ギアですねぇ1巻の頃はこんな風に話が進むとは思わなかったな~本当に、先が読めないマンガです。24巻ではこの件も終了して、無事になんとか出場権を得たりするのかしら。でもってこれからしばらくトーナメントの試合ばっかりになるのかな? 【予約】 エア・ギア(26)