主戦場はDVDになるかな
とてもスピード感があって面白く観た。DVDになったら手元に置いて何度も見返したいと思う。あれを観てから愛知トリエンナーレの何やかやを見ると、クレームをつける面々にとって、件の像が実に深い意味合いを持つことがわかる。歴史修正主義者の様々な言い分のど真ん中にあれはあるもののようだ。パクユハ氏の「【中古】帝国の慰安婦 / 朴裕河」という本、読んでみたいと思いながらまだ読んでいない。確か出版直後に日本と韓国の両方から批判があるといわれていた。本人の表情と語り口を見ていると、誰が信頼に値するのか見えてくるようだ。対立する論客のそれぞれが言いたいことを十分に語る。監督があんな形で映画にまとめると思わず、油断して自説を述べた挙句、後で文句を言った人もあったと聞く。監督が無名だったので見くびったのだろうと。まだまだ終わらない。