昨日のハイライトシーン
昨日の碁から。 白番。 序盤が大悪で、27手でおわ。その後相手のミスもあって、作ってもたきぽりさんに逮捕されないぐらいの差(やはり大差なのはかわらないけど)まで詰まって以下の場面に。 黒2では「あ」とのびて黒勝ちだったように思います。ここで勝負手白3。もう無茶苦茶ですが、何とか手にしようと。 一応少し狙いはあって、黒3までと応じてくれたら、白4から8までと運ぶ予定。白から「あ」が利きだから、一応コウの形で切断できています。黒はコウの形を作ったあと、結局「い」に戻らざるを得ないと思われるので、白「う」と打って攻め取り狙い。しかし黒のダメに余裕があるし、コウ付きだから話は遠いかな。もっとも手がちゃんと成立するかどうかというよりも、ほとんど嫌がらせなんですが・・・ この図の善悪はともかく、白の注文なので黒は反対側から当てることを考えるところ。(実戦もそうしてきた) 黒1,3と打てば、前図の白の狙いは全くなし。そこで白は白4、6とやっていくことになりそう。黒も目一杯囲うなら黒7なのですが、白8から猛烈に味が悪い。頭の中ではとりあえず白10まで想定し、「あ」辺りの隅の味を使ってうまく寄せられないかなと思っていました。どれが最善なんだかよくわかっていませんでしたが。 実戦は黒3の手で別なところ(多分打ちすぎ)に行って、全然別の変化になりましたが。紹介した近辺の戦いはお互い持ち時間が切迫したなかで手に汗握るという感じで打っていてかなりスリル満点でした。スリルばかりだったという話もありますが。