詰碁集の流行
石田章九段の詰碁集が最近出版されました。石田九段の詰碁というと高級感が漂いますが、イメージするほど難解なものではありません。橋本宇太郎九段に似て、鮮やかでシンプルな小品が多いようです。 それにしても最近は詰碁出版ブーム(ブームといってもプチブームですが)です。ここ1,2年で出た主なものだけでもこれだけ。 やはり張栩詰碁がブームの火付け役だったのでしょうが、あまり売れるイメージの無い詰碁集がこれだけ活発に出版されるのは壮観です。ブームが去ればすぐに売れなくなり、絶版になることも考えられるので、興味がある方はお早めに。 記譜並べが好きな私としては誰かに面白い打碁集を出してもらって、世に打碁集出版ブームが到来しないかなと願う次第。最近は本当にいい打碁集、でません。