ピンクとグレー 舞台挨拶 仙台
NEWS加藤シゲアキさんの処女小説「ピンクとグレー」の映画(行定勲監督9日封切)の舞台挨拶付上映を観に仙台までイッテきました。(盛岡で待ってたら2月末、とても待てない・・・)ネタばれはしないつもりですが・・・原作がとても好きなので、原作をかなりアレンジしてるという前情報を聞いてだいぶ前から警戒してきのうを迎えました。『小説と映画は別』ということは頭ではわかっていても、原作とのちがいに意識が向いてしまうと映画の流れから離れてしまうというのを海街で経験していたので私の作戦は、原作を忘れる。なので一切読み返しませんでした。でも、自分の思いの要となる部分は忘れようとしても忘れられなかったようです。以下はツイでつぶやいたことを残します。笑えるわけではなく、悲しいわけでもない。どんな気持ちがしっくりくるのかわからないあたりは小説の読後感と同じでした。スクリーンの中の裕翔くんを観てて『このあと目の前に登場する』不思議な感覚w生裕翔さんは相変わらず、かっこよくて美しくて、可愛かったです。小説をなるべく忘れて観たので入り込んで観ることができました。忘れた部分をもう一度小説に帰ってパズル探ししながらまた映画を観たいと思います。原作の記憶をなるべくなくしたつもりでも登場人物に抱いた印象は残っていた。そこにも手を加えられていたし、決定的に違う部分が何点かあった。シゲさんどう受け止めたんだろうというあたりは、TVぴあでの行定監督との対談にありました。役者としてアイドルとしての殻を破ることをたくさん要求された裕翔くん、その悩みには原作を読んで抱いていたイメージとの葛藤もあったのでは??観終わってみると、大胆にアレンジされた中で、裕翔くんはしっかり原作の空気をまとっていたと思えました。役者さんとしてこれからとても楽しみです。映画には原作を読んでいないとそこにこめられた思いがわからない部分がある。(シゲさんそれを自分の成分と表現してる。私は原作に散りばめられたその 成分に惹かれている。)映画で「ピンクとグレー」を知った方は、ぜひ原作も味わってほしいです。(文庫もあります)『いつの間にか、私たちもピングレの世界の住人になっていた』驚きの映画体験ですよ。(^^)