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[映画] カテゴリの記事

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  『クィーン』　～映画とランチ～

  ゴールデンウィークの初日に『クィーン』を見に行きました。大分では、シネマ５という映画館での上映です。ダイアナ元皇太子妃が亡くなって１０年。ストーリーは、ダイアナ元妃が亡くなる前後の、イギリス王室とイギリス国民、そしてイギリス首相になったばかりのブレア氏の様子を、克明に描いていて、秀作でした。亡くなったダイアナ元妃の息子達を慰め気を紛らわすだめに、イギリス王室の所有する広大な土地で、狩りに連れ出す祖父であるフィリップ殿下。祖母であるエリザベス女王は、孫達を心配し、既に王室から離れているダイアナ元妃の扱いに苦慮する。自分の領地の中を自由に運転し、活発に動き回るエリザベス女王の姿は、日本の皇室とは違う感じがしました。主演の、ヘレン・ミレンは、女王にそっくりで、威厳を感じるほどです。お勧めの映画ですが、もうすぐ上映が終っちゃうかな？映画の後は竹町の“Cafe＆Dining　Sui”で、ランチを食べました。タコライスプレートを頼んだんだけど、これがおいしかったの！見た目もお味もGoodです。特に、女性にお勧め

  2007.05.17

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  『東京タワー』

  たぶん２年くらい前だったと思うけど、三男が、｢おかあ“東京タワー”が読みたい｣と言った。｢“東京タワー”って？｣｢リリーさんが書いた本｣｢りりーさんて誰？｣｢・・・・｣なんだかよく分からないけど、マンガしか読まない三男が読みたいと言うんなら買ってみよう。“東京タワー”を読みながら、ぼろぼろ泣いた。子供を思う気持ちは、誰も同じだと思った。東京で大学に通っていた長男の事を思った。そして、抗癌剤に苦しむ“おかん”の姿は、６年前抗癌剤治療で苦しんだ妹の姿にダブった。そして、妹にも、｢この本すごくよかったよ｣と、“東京タワー”を貸した。去年、妹が亡くなる直前まで、｢姉ちゃん、あの本よかったなぁ～｣と、いつでもオーバーに表現する妹が、特にオーバーに感動した本。その本の映画化。“東京タワー－オカンとボク、時々、オトン”いくら泣いてもいいように、一人で見に行った。すごくいい出来栄えだった。原作に忠実に、でも、本の中では想像だった、筑豊の風景、東京の街並みが現実に映し出され、｢あ～ぁ、こんなんだったんだ｣と思った。オダギリジョーのボク、樹木希林のオカン、小林薫のオトン・・・イメージ通りだった。

  2007.04.17

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  『蒼き狼』-地果て海尽きるまで-

  ３月３日封切りの、蒼き狼～地果て海尽きるまで～ 見に行って来ました。とても、スケールが大きな映画でした。それとロケーションがいいので、あの雄大なモンゴルの風景を見に、一度行ってみたいと思いました。チンギス・ハンがモンゴルを統一して行く中で、部族間の抗争の中での戦利品として扱われる、女性の立場も描かれていて、そういうところもいいと思ったな。女性ならではの視点になると思うけど、産む性を持った女性の深い悲しみや、子供を守る気持ちが伝わってきました。見に来てる人は、(私も含めて)おじさん、おばさんが多かったけど、若い人(？)にも見てもらいたい映画です。

  2007.03.03

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  『ドリームガールズ』

  今日は朝から雨本日から公開の『ドリームガールズ』を見に行きました。アカデミー賞にいくつもの部門でノミネートされている話題の映画なので、是非見たいと思っていました。ストーリーや出演者なども何も知らずに、｢どんな映画だろう？｣と見始めました。すぐに、その、音楽に圧倒されました。華やかなステージでのダンスや歌声。あらまぁ、ミュージカルだったのね～なーんにも知らなかった。見終わった感想は、｢いい映画だったなぁ｣ミュージカルもよかったけど、ストーリーがよかった。べたな展開かもしれないけど、気持ちが伝わってきました。それから、今までのものを捨てて、新しい自分の世界を作っていく勇気も。お勧めの映画です。1962年デトロイト。エフィー、ローレル、ディーナのコーラストリオは、歌で成功しようと毎夜オーディションなどに出場していた。そんな彼女たちを、カーティスという男が目を付けた。やがて、デトロイトで抜群の人気を誇るスター、ジミー・アーリーのバックコーラスを務めることに。そんな3人はカーティスをプロデューサーに、ドリームガールとしてデビューを飾る。次々にヒット曲を放ち、トップスターの仲間入りを果たすが…。

  2007.02.17

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  『魂萌え！』

  1月27日からシネマ５で公開の『魂萌え！』 まだ、1月だけど、今年見た中では一番の映画ですきっと、そう遠くない将来の自分の姿にダブらせてしまうから、特に親近感を感じたのかもしれない。しかもこの前見た｢愛の流刑地｣の豊川悦司が、この映画ではなんともダメ男くんの役で、それがまた、とっても似合ってるし。主演の風吹ジュンと対する愛人役の三田佳子の対決シーンも見もの。家を飛び出してはみたけれど、行くところがなく、一人でカプセルホテルに泊まったり、初めて会った人とホテルに行ったり、一人でお酒を飲んで酔っ払って電車の中で、でバックの中に戻してしまうシーンは、笑えました。いくつになっても冒険できるし、チャレンジしてしまう。そういう気持ちってあるだろうなぁ。原作は2004年に毎日新聞で連載され話題を博した桐野夏生の同名小説。ささやかな“日常”の中から立ち現れる豊饒な世界を描き出した、新たな代表作である「魂萌え！」（婦人公論文芸賞受賞）の完全映画化。・・・・と言うことですが。まだ、本は読んでない。｢魂萌え｣とは、｢肉体は衰えるけど魂はますます燃え盛るものだ｣と言う意味の、著者による造語だとか。きっと本もおもしろいだろうなぁ。今度読んでみたい。

  2007.01.29

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• シネマ５

  今年も『シネマ５』の会員に入会しました。“チネヴィータメンバーズ募集”ということで、｢ヴィンテージ会員｣と｢スタンダード会員｣があります。　｢ヴィンテージ会員｣は、入会金￥１１，０００（メール会員￥１０，５００）　で、好きな映画が１０本無料で見られます。（同伴者￥1,300）　｢スタンダード会員｣は、入会金￥１，５００（メール会員￥１，０００）　で、１回の鑑賞料が￥１，３００。（同伴者￥1,500）私は、昨年と同じスタンダードのメール会員に申込みました。会員の手帳をもらい、見た映画の数だけ券を張ってもらう事を楽しみに、今年は何本見られるかな？今年もシネコンでは見られない、映画を紹介してくれることを期待しています。

  2007.01.25

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  『愛の流刑地』

  昨年読んだ本『愛の流刑地』が映画化されたので、昨日、見に行ってきました。渡辺淳一の『愛の流刑地』の本では、２部構成になっていて、主人公｢村尾菊治｣とヒロイン｢冬香｣の出会いから描かれていて、後半に裁判が出てくるのに対して、映画では、裁判そのものが大きく取り上げられていて、それに絡めて二人の関係を回想していく、といった展開でした。もちろん、原作を映画化すると、構成が変わり全体の印象が違ってくるのは当たり前のことですが、本の印象が大きかったせいか、ちょっと違うなぁという気持ちを持ったまま見てしまいました。前評判では、ラブシーンが大きく取り上げられていましたが、そうでもないかなぁ・・・いまいち。やっぱり、本の方がいいかなという感じでした。

  2007.01.15

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  『ディパーテッド』見てきました

  『ディパーテッド』見に行ってきました。わさだタウン｢シネフレックス｣で19時から2時間半の超大作。ディパーテッド（The Departed）」とは「死者」という意味なんですね。レオナルド・ディカプリオ×マット・デイモンの夢の競演。さすがに、豪華キャストの映画でした。でも一番存在感があったのは、ジャック・ニコルソン。が･･･個人的にはイマイチかな。期待している方、ごめんなさい。『インファナル・アフェア』のリメイクと言うことで、原作と見比べてしまうのもあって、そう言う風に感じたのかもしれませんが、敵対組織に潜入した男ふたりの心理描写がもっときめ細かく描かれていてもいいんじゃないかしらと思いました。『インファナル・アフェア』が３部作で、１部ずつが丁寧だったのもあり、それを１話で描くと･･･こうなるのかな。ラストはちょっと意外であっけなかったのですが、それは内緒。今年も一杯映画を見たいなぁ。お勧めの映画があったら、教えてください

  2007.01.10

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• 『ディパーテッド』

  今朝はすごく寒い朝になりました。そして、今日から、本格的に仕事が始まりました。でも、まだ、気分は・・・ぼんやり・・・今日の楽しみは、試写会に行くこと『ディパーテッド』の試写会に誘われました。公式サイト　http://wwws.warnerbros.co.jp/thedeparted/今年は１月１日の映画の日に『武士の一文』を見に行ったので、２本目になります。試写会は無料なのでラッキーなのもあるけど、封切りより前に映画が見られるので、すごく楽しみです。****映画紹介では*****警察に潜入したマフィアの男 VS. マフィアに潜入した警察の男…。2002年に公開された『インファナル・アフェア』がマーティン・スコセッシ監督の手によりリメイク！レオナルド・ディカプリオ×マット・デイモンの夢の競演が実現*********************『ディパーテッド』は、韓国マフィアの映画『インファナル・アフェア』のリメイク版らしいけど『インファナル・アフェア』は、２年くらい前に、妹と見に行ったなぁ。なんて・・・後で映画の感想を書きますね。

  2007.01.09

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  『虹の女神』

  今日は『虹の女神』の試写会に行ってきました。なんか、いい映画でした主演の岸田智也役には、以前からテレビのドラマなどで、かわいいなぁと思ってた、市原隼人。ヒロイン、佐藤あおい役は、上野樹里。一番初めはは、空のシーンから。そして、虹が・・・｢おととい、見たばかりだぁ｣それから、市原君のいかにも頼りない仕事ぶりと、始まって何分も経ってないのに、あおいが飛行機事故で亡くなったニュースが流れるシーン。物語は章仕立てで進んで行き、1章ストーカー、２章・・・最後の５章が虹の女神。全体を通して、最近の映画のきれいな画像とは違って、デジタルじゃなくフィルムなの？っていう感じの映像です。頼りなくて、演技も下手だと思っていた市原君がかなりいい感じで、それにも増して、上野樹里演じるあおいの凛とした態度は、人に媚びず、女性を前面に出さずに、一生懸命強く生きようとしている。そんな様子が感じられて、とても魅力的でした。あおいは岸田のことを、本当は好きなのに、好きと言えない。アメリカに行く事を止めて欲しいのに、はっきり言えない。何よりも、一人の女性として見て欲しいのに、なかなか、友達の関係からそれ以上になれない・・・そして、岸田もあおいのことが、気になるけど、異性として好きなのか、友達なのか自分の気持ちがはっきり分らない。でも、あおいの存在が徐々に大きくなっている・・・そんなもどかしさが一杯に伝わってきました。あおいが死んで、初めて、その存在の大きさに気付くなんて、なんだか、みんなそうかもしれませんね。二人が初めて虹を見るシーン。空を写すのがと思ったら、二人の足元の水溜りに映った虹を大写しにして、それの方が、印象的でした。そして、最後に岸田があおいの気持ちを知って、泣くシーン。こらえようとするけど、どうしても嗚咽がとまらない、その本物の涙のシーンがよかった～かなり、な映画でした。『虹の女神』は、10月28日、今度の土曜日から公開です。

  2006.10.26

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  『ワールド・トレード・センター』

  本日は体育の日なので、映画を見に行きました気になっていた『ワールド・トレード・センター』アメリカでは、まだ、事件から5年しか経ってなくて、当時の記憶が蘇ってしまうと言う事で、興行収入は今一つだとか。でも、大変興味深いテーマだったので、是非見て見たいと思っていました。2001年9月11日、同時多発テロの標的となった、ワールド・トレード・センターを舞台に、大惨事から奇跡的に生還した二人の港湾警察署員の姿を描く感動作品。これは、実話を基にしたドラマと言うことで、とてもリアリティーがあります。監督はオリバー・ストーン。みんな良く知ってる、ニコラス・ケイジとマイケル・ペーニャが主役です。マイケル・ペーニャって、何かで見たことあるなぁ。そうだ、今年の始めに見た『クラッシュ』に出てたわ。テロ事件が起こり、人々を救出するために、マクローリン（ニコラス・ケイジ）ら5人の警察官は、ワールド・トレード・センター内へ入り、ビルの崩壊とともに、ビル内に閉じ込められてしまいます。一瞬、真っ暗になる画面。息を止めてしまいました。ビルが崩壊するんですから、人間なんてひとたまりもないですよね。阪神淡路大震災の時にも多くの犠牲者が出て、崩壊した建物に取り残された人がいましたが、その事も思いました。奇跡的に生存していても、瓦礫に埋もれ、負傷し、その後何度も余震のように、崩壊が起こって、いつ死んでもおかしくない状況の中で、二人は語り合います。二人の家族の様子もリアルです。いかにもアメリカ映画にありがちの、家族の絆というのには、正直少し抵抗がありますが・・・あの事件では3000人近くの人々が亡くなり、生還したのは20人だったそうです。その中で、18人目と19人目に救出されたのが、二人の警察官でした。どうして、あんな事件が起こってしまったのか？5年前、あの事件が報じられた時、私にはテレビ画面の映像は、ドラマが映画の１シーンのようで、信じられませんでした。一体何が起こっているのか理解できませんでした。そんな事も思い出しながら・・・色んな事を感じた映画でした。

  2006.10.09

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  『ゆれる』

  先週の封切り以来、見に行きたくて仕方なかったけど、やっと今日『ゆれる』を見に行ってきました。公式サイト　http://www.yureru.com/top.html今年の｢シネマ５｣一押しの映画、ということで、コマーシャルにも力を入れているからか、話題の映画だからか・・・いつもは、開演直前に行っても、好きな席で見られるのに、今日は、全席指定席になっていて、しかも、前から２列しか空いてなくて、まず、そのことにビックリしてしまいました。すごくいい映画でした。人の表情で読み取られる、人間の心理描写。生きるってなんだろうって言う、根本的な問題。それから、家族の繋がりなど・・たくさんの事を考えさせる映画でした。観る人によって、感動も、考えも違うと思うけど、最後には、兄弟の繋がりを感じました。すごく。私は、個人的に、弟のオダギリジョーが、兄の香川照之に、いくつになっても、｢にいちゃん｣と呼ぶ、その言葉事体が、自分の息子達を思い浮かばせて、まか不思議な感じでした。兄が家を守るために田舎に残りガマンをして跡を継ぎ、弟は自由に生きて行く・・・その構図を、自分の息子達には味合せてはいけないと、人生を後悔することなく自由に生きて欲しいと、映画を見ながら、そんな事を、切に願いました。主演はオダギリジョーですが、彼がすごくよかった。演技では、香川照之の方が上では？と先入観を持って見始めたんだけど、そんなことはなかった。かっこよかったし、優しかったし、自然だった。オダギリジョーのファンになりそうです。時間があったら、是非観に行って下さい。

  2006.09.10

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  ６月、７月に見た映画

  『ホテル・ルワンダ』 　　★★★★★『ブロークンフラワーズ』 ★★☆☆☆『明日の記憶』　　★★★☆☆『ポセイドン』　　★★★☆☆『バルトの楽園』 ★★★☆☆『雪に願うこと』　★★★★★　☆は自己評価です。★５個で満点『明日の記憶』『ポセイドン』『バルトの楽園』は、大きな劇場で公開されたので、見た人も多いと思います。シネマ５という小さいけど、私のお気に入りの映画館で上演された作品をご紹介します。『ホテル・ルワンダ』 これが実話に基づいたものだなんて・・・日本では考えられない、民族間の紛争による、虐殺、殺戮。ただ違う民族だと言うだけで・・・あんなに、残忍に人は人を殺せるものなのでしょうか。人は、命の危険にさらされた時、どこまで、自分と家族の命を守れるのかを、考えさせられました。生きることの大変さ。生きて今いることの尊さは、平和で安全な日頃の生活では、なかなか考えられません。人間の知恵と勇気が、命さえ救うという事実。ホテル・ルワンダ支配人。「アフリカのシンドラー」と言われる彼の勇気に感動しました。『ブロークンフラワーズ』もっと、見ごたえのある映画かと思ったら、なんだか、よく分からない終わり方をしてしまった。一体何なんだろう？という感じの映画でした。若い頃はドンファンであったと思われる、今は初老の男性が、存在を知らなかった自分の息子を探す旅に出るというお話。その昔、付き合っていた女性の中に、もしかしたら、子供を産んでくれた人がいるかも？ちょっと陳腐な設定だけど、面白いかな？と思ったんだけど、なんとも・・・・私には、この映画の良さは分からなかった。珍しく、少しばかり期待外れの作品でした。『雪に願うこと』北海道の「ばんえい競馬」が舞台です。映画そのものも、すごくよかったけど、馬の姿が、とてもきれいでした。この前見た、『ドリーマー』の馬は、サラブレッドで、とてもカッコよかったけど、「ばんえい競馬」の馬は、みんな太ってて、まん丸で、とってもカワイイ。（*＾＾*) フフ馬がカワイイと思ったのは初めてです。寒い北海道の早朝のまだ薄暗い馬場で、馬達が真っ白い息をはきながら、体中から白い湯気を立ち上らせて、調教？走る練習をしている風景は、すごくきれいでした。馬の体から、オーラが出てるみたいで、本当に絵になる風景です。そして、登場人物、一人一人の人生が、なんとも、味わい深く、映像から、せりふから出てくる。とても、いい映画でした。ちなみに「ばんえい競馬」の説明世界にたったひとつしかない北海道の文化遺産。明治の終わり頃、北海道開拓に活躍した農耕馬を使って農民たちが楽しんでいたお祭りがルーツ。騎手は馬に乗るのではなく、ソリに乗り、馬はそのソリを曳く。平地競馬では鼻先でゴールが決まるが、ばんえい競馬のゴールは鼻先でなくソリの最後端が通過するとき。ばんえい競馬が「荷物を運びきる」ことを目的にした競技であることから来ているルールである。馬体がゴールを過ぎていても、馬が止まってしまえば逆転も可能。本当に最後まで目が離せない競馬なのである。だそうです。

  2006.08.30

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  『ゲド戦記』

  毎週水曜日はレディースデイで、女性は1,000円で映画が見られます。今日は『ゲド戦記』を見に行ってきました。上映が始まる10分前にチケットを購入すると、さすがに、「混雑しておりますので、前の方でよろしいですか？」とのこと。どこでも、いいですよ。ちょっと前の座席だったけど、スクリーンが大きくていいかも回りの人の評判はあんまりよくなくて、「あんまり面白くなかったらしいよ」と言われたけど･･･自分で見なくちゃね。原作本を読んで映画を見るとよく分かるのかもアーシュラ・K. ル・グウィン の原作本「ゲド戦記」レビューでもなかなかの評判みたい。映画の感想は、まだ見てない人には、ネタばれなので、ごめんなさい。ずっと、ずっと、前から、そう、「風の谷のナウシカ」の時から、のジブリ映画の画面、ストーリーが展開されていく。映像はずっと、きれいで、すばらしい。どれかで見たことあるような･･･感じもある。『ゲド戦記』と言うからには、ゲドが主役？なんて、考えて見てたら、違った！戦記？戦いのシーンがあるにはあったけど、それは、魔法使いとの戦い、戦闘という感じではない。映画のテーマは、人間の心の奥に潜む、暗闇との戦いでもある。生きるってなに？と言う、問いかけでもある。生きるってすごいことなんだよと、子供たちに伝えるメッセージでもある。テルーの歌は、とても澄んでいて、圧巻。私の一番のびっくりは、テルーは○○○だったの？？？えっ？そうなの？しばらく、信じられなかったなぁ。個人的には、いい映画だなと感じて、席を立った。

  2006.08.09

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  パイレーツオブカリビアン

  夜９時１５分からのレイトショーで、『パイレーツオブカリビアン』を見に行ってきました。子供には、「あんまり面白くない」と言われたけど、会社の人の感想では「面白かったよ」どちらにしても、自分で見ておかなくちゃ人の感想より、自分の感覚です。日曜日の夜だから見に来てる人も少ないかな？予想に反して、思ったより、多いいつか、『スタンドアップ』を見に行った時、観客が３人だったので、金曜日、土曜日の夜以外は、少ないとおもってたので、少しびっくりしました。なんだか、すごく奇想天外。笑える映画です。船長のジャック・スパロウ役のジョニー・ディップは成りきってました。歩き方から、目配せの仕方？優柔不断で、自己中心的なとこ。なんて、面白いのかしら幽霊船の海賊たちの気持ちの悪いことどうして、あんなに気味悪いものができちゃうの？ラストは、次回に続く形で終わっちゃったので、なんだか･･･「え～っ。続くなの？」やっぱり、映画のラストは大事でしょう満足度はいまいちになっちゃいました。次回作も見なくちゃ

  2006.07.31

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  『日本沈没』

  本日は『日本沈没』を見に行きました。『パイレーツオブカリビアン』を見るか、両方見たいのでちょっと悩んだんだけど･･･『日本沈没』は是非見ておきたいと思ってたので。1973年に公開されたという、前作を見た記憶も、おぼろげながら残っていて、日本が沈んでいくという、有り得るかもしれない設定に、その時、自分はどうするだろうかと考えたことを思い出しながら、最後列の座席に座って、じっと見つめてしまいました。火山が爆発し、地面が割れ、ビルを飲み込む大津波が起き、人間なんてひとたまりもなく、自然に飲み込まれてしまう。ＣＧのリアルな画像にも迫力があったし、現在の海底探索の技術の高度さも、初めて知った。登場人物の中で、一番印象的だったのは、潜水艇パイロット「結城」を演じた「及川光博」いつもの彼の、きれいな印象とは違って、自分の大事な人を守るために、深海に潜っていく技術者の役。彼のその姿に影響されて、草薙君演じる「小野寺」もまた、帰れぬと判っている海へと潜っていく。じわじわと陸地が海に飲み込まれていく日本列島の全体を見ながら、いつの間にか、今、自分が住んでいる九州を探している。仮想だけど、本当に、こんな状況になったら･･･私にとって、一番大事なものって何かな？そうなったら、お金なんて、何にもならないし、人生の最後には、一番大事に思ってる人と、一緒にいたいだろうな。

  2006.07.25

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  かもめ食堂

  本日、７月２２日から『シネマ５』で公開された、『かもめ食堂』を見に行ってきました。初日の今日は、朝１０時からの上映後、昼１２時１０分の上映前に、荻上直子監督の舞台挨拶があるということで、朝一番で見に行きました。フィンランドのヘルシンキの街角にある食堂を舞台に、店主のサチエを主人公に、なんとなく、ごくありきたりの、さりげない日常を描いているんだけど、なんだか、これが、いかにも笑える。人と人との触合いや、なにげない会話が、じわじわと、心に染みてくる。つぎつぎに登場してくる、個性的な人物達。登場人物の、背景説明などは一切ないけど、今を生きているその人に向き合っている時に、過去やこれまでの人間関係のしがらみなど知らなくても、それは、それで、いいんじゃないかと思える。その背景については、群ようこ原作『かもめ食堂』の本の中には出てくるらしい。その本も是非読んでみたいと思う。映画鑑賞後の舞台挨拶に現れた｢荻上直子｣監督は、スレンディーで、ヘルシンキで買ったという帽子をかぶり、とてもさわやかな印象でエピソードを語ってくれた。今までの日本での撮影と違って、フィンランドの現地の人達の時間のゆったりしていること。最初はいらいらしたけど、２、３日経ち、ここはこうなんだと思えたことなど、それこそ、気負いがなく、さらりとしていた。『かもめ食堂』を見たら、絶対に｢おにぎり｣が食べたくなるよ。それから、｢シナモンロール｣の匂いが漂ってきそうな気がするので、思わず、雨の中、シネマ５のＨＰで紹介されていた、｢カントリーマーケット｣の２２日数量限定｢シナモンロール｣を買いに行ってしまいました。映画のものとは違うけど、小ぶりで、とってももちもちしててさりげなく生きて行く。特別なことをしなくても、毎日を気負わず、あせらず、くよくよせずに生きて行くって、ステキなことなのかもしれない。きっと、女性に共感される映画の一つです。

  2006.07.22

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