空っぽになった鳥かご
セキセイインコのグリちゃんは、長男の結婚式の時は、友達に預かってもらい、大分に帰って来た翌日には迎えに行き、動物病院へ連れ行きました。去年の10月から、お腹に水が溜まるようになって、月に一度くらい水を抜かないと、お腹が腫れて苦しそうになるので、可哀想だけど病院で腹水を抜いてもらいました。お腹の水を抜いて、体が軽くなったので、翌日には鳥かごから出てくると、バタバタ飛びまわり、よく動いてすごく元気でした。前は、「グリちゃん、おはよう」って言ってたけど、最近は「グリちゃん」しか言わなくなってました。なのに、一昨日の夜は、「グリちゃん、おはよう」ってしゃべったので、「グリちゃん、また、おはようが言えるようになったんだぁ」って、すごい!きっと、これからももっと元気になるんだわ。昨日は、勤務先で歓迎会があり、夕方一度家に帰り、鳥かごのグリちゃんを見たら、止まり木におりこうさんに止まっていました。夜、家に帰って来て、寝る準備をして、居間にいるグリちゃんを迎えに行きました。毎晩、私の部屋で寝るから、ペットヒーターの電源を抜いて、連れて行こうと思ったら、鳥かごの隅っこで、寒いから餌入れにもたれて寝てるのかと思ったら、動かなくて・・・「えっ?」「まさか・・・」と思ったけど、グリちゃんは、冷たくなって、死んでしまってました。昨夜は、居間には誰もいなかったから、きっとグリちゃんは寂しかったと思います。可哀想だったな。一緒にいてあげたらよかった。そしたら、様子が変でもすぐに分るのに。とても、悲しい悲しい事と、うれしいことが交互にやってきます。人生って、喜びと悲しみの帳尻は一緒って聞くけど、それは本当なんだろうなぁ。