【怪談映画】 怪談・本所七不思議 【妖怪】
今年の梅雨はあっという間に過ぎ去り恐ろしく蒸し暑い夏が早々とやってきましたね昔は夏といえば心霊や怪談や妖怪の番組がやってたんだけど最近は滅多に放送しないね納涼気分も昨今の異常な暑さには吹き飛んでしまう、ってことか、、、、さて、そんな中だけれども今回はボクの大好きな映画【大映・妖怪3部作】に触れたいと思います……と思って過去のブログを調べてみたら結構書いてた!(苦笑) ⇒ こちらも記事にリンクも貼ってあったまぁ大体の事はこの数本に書いてしまっていたので今回はちょっと目先を変えて遡ってみようまずはこの写真から1968-9年の大映妖怪3部作に混じってモノクロで存在感を出しているのが『怪談 本所七不思議』であるこれは1957年封切の新東宝キネマの作品であるていうかこの10年の間に映画の技術も大層上がっていることにちょっと感動♪(まぁでも『ゴジラ』や『七人の侍』が1954年作品だからその頃の技術は牛歩って感じかな)特撮という観点からしたら二重露出がフィルムでも出来るようになったことが大きいかな化けたぬきの化身(の可愛い町娘)が透け通って見える演出はこの頃可能になった(なんちゃらという海外製の高性能カメラを使ったらしい)当時の一つ目小僧や唐傘の特技メイクは素朴でかわいい(笑)ちなみにこの映画の本筋は江戸の本所に古くから伝わる七不思議を題材としておりこれがいわゆる【百物語】であるわけ有名な「置いてけ掘」とかねだから同じ題材で作られた11年後に大映で作られた【妖怪百物語】はこの映画のリメイク作品だとも言えるこちらの開設動画を拝見すればおおよそのあらすじはわかるよ【新東宝を世界で一番売ってきた男が『怪談本所七不思議』を語る【どーも鈴木の新東宝キネマニア】】天知茂さんが後年に見せるイケメン姿とは真逆の凄い悪役を演じているがその演技が素晴らしいそれにしても良い映画を見つけた♪これは買ってよかった!妖怪三部作がお好きなファンは是非ともこちらも観てほしいな