試合間隔は負けた理由にならない
昨年からプレーオフが始まったが、プレーオフの2回戦とシリーズともに待たされた方のチームが負けている。その理由として試合間隔が開きすぎたせいで選手に実戦感覚が戻らないというのがあるが、今年の阪神はそれを理由にしてはならないと思う。金本、今岡、藤川とシーズンの功労者が結果を出せなかったが、彼らは実戦感覚を戻したいならフェニックスリーグに出るといった手段もあったのにそれを選ばなかったのだから。それに、昨年のシリーズで中日は初戦こそ完封負けしたが2戦目から4戦目で3試合での合計得点が当時では最多となる27点をとるなど立て直し最終戦までもつれたし、今年のプレーオフでも3戦目から巻き返し、ホークスが優勝まであと一歩というところまでロッテを追い詰めた。このことから、実戦間隔が戻らないということが不利ではあっても、シーズン中に立て直すことは可能なことだと思う。まあ、でも今年はやはりロッテが強かったのだと思う。プレーオフからずっと先発投手が好投し続けたのは本当に凄い。シリーズでは阪神得意のリードした状態でJFKを出す展開にさせることすらなかったのですから。日本一にふさわしい強さだったと思います。ロッテ日本一おめでとう!!