道子さん
沖縄で産後セルフケアインストラクターのお仕事をするにあたって(現在産休中だけど)、いつも一番心強く思うのは、志を同じくする仲間(と書くとこっ恥ずかしいけど!)が存在することです。この道子さんという方は、去年末頃から、へそnet.の産後クラスにて、アシスタントを毎月務めてくださっていた。私はいつも彼女から学ぶことがたくさんあって、それは、彼女の「先を見越した準備万端ぶり」とか(私は毎回何か忘れ物をしてしまうタイプなので・・・)、「どんなときもうわべだけの理解だけで納得せず、自分の中にちゃんと落としこめるまで疑問を持ち続けることを忘れない態度」とかだったりするのだけど、それ以上に、どんなときも「逃げない」というところが、すごいなあといつも尊敬のまなざしで見てしまう。逃げないというのは、産後セルフケアインストラクターを目指すにあたって誰しもが逃げられない、自分の弱いところと向き合うという行為から逃げない、という意味。例えば一番わかりやすい例で言うと、自分のクラスでのトークを録音して聞きなおすというだけでも、なれないうちはかなり恥ずかしく、逃げ出したくなる。道子さんは、それを毎回やるだけでなく、必ず自分のいたらないところを自分で積極的に見つけ出して、その課題に取り組もうとする。そんな様子を拝見していると、ほんと、人間が一番成長できるのって、自分の弱いところにぶちあたった、まさにそのときなんだよなぁって思います。できれば自分の弱いところなんて一生見出したくないけど、そういうのを発見したときは、むしろピンチじゃなくてチャンスであって要するにコンピューターゲームでどんどんレベルアップするためのボスキャラとの対戦みたいなもの・・・。毎回クラスで見つかる自分自身の課題に萎えてしまうか、それともレベルアップのチャンスとばかりにその課題に意気揚々と取り組むか。その違いは何よりも大きいと思う。特に、主婦歴(仕事についてない期間)が長いと、「客観的に評価される」こととは無縁になっているので、第三者に評価されて自分の弱いところが露呈すると、とたんに萎えてしまって言い訳を探し始める・・・っていうパターンに陥りがち。でも、道子さんは専業主婦歴長いけど、とても積極的に評価されたがる(笑) いわば攻めの姿勢の人なのだ。こないだ、彼女にとっては初となる、「ボールエクササイズ体験会」を自ら開催。クラス後に2時間ほどみっちり行った振り返りもさることながら、その後に提出していただいたレポートも、とても充実していて、私にとっても本当にいい勉強になる。地方にいて、ひとりでガツガツ活動!っていうのも、きっとできなくはないのだろうけど、生徒さんはやはり「お客様」であって、職業上での同志とは違う。やはりどんな活動も、同じ目線で志を語れる仲間の存在は大事だ。ってめちゃくちゃこっ恥ずかしいフレーズですけれど。てなわけで、ただでさえ暑い沖縄で、道子さんのような暑い(熱いって書くべき?)人に出会えたことに、いまさらながら感謝する日々なのでした。