2007年を振り返る
ちょっと遅くなりましたが本年の抱負なぞ書きたいと思います。が、その前にまず、【2007年振り返って…】去年のブログで書いた2007年の抱負が今読むとほとんど叶っている!ブログ効果でしょうか。二人目の妊娠・出産、マドレボニータ産後セルフケアインストラクターの認定試験合格、4年ぶりの「産褥期」体験、産後の仕事復帰、そしてパートナーシップの一大事…ほんとにいろいろありました。まず、産後セルフケアインストラクターとして、認定を受け、自分の活動の基盤を改めて築くと同時に、病院や子育て商品ショップとの協働講座など活動範囲を少しずつですが広げられた年、でもありました。自分自身が久方ぶりの妊婦&産後体験をすることで自分の仕事の必要性を改めて強く感じ再びフレッシュな情熱!をもって11月からリスタートすることもできました。産後SCIのコミュニティに入り、日々刺激を受け、今後の産後界を変えていくわ!というミッションを再認識して鼻息荒くなると同時に、沖縄でも産後SCIを目指す方が現れありがたくもおそれおおくも、「指導する」という立場を経験することに。表面上は「教える」という立場ですがそこから自身についても学ぶことはゴマンとあり、なんちゅーか、宝の山状態?(笑)申し訳ないほど、教える立場の私の方がいろんなことを受け取らせて頂いています。(ありがとう道子さん!)で、で、で…去年の一番の収穫は、なんといっても「パートナーシップ」でしょう。収穫というか表面的には、ただの「夫婦間の離婚の危機」だったのですが。ちゅーか、いまだに、完全に修復はできてなくて結果的に別居・離婚にならない、という確信は持てない状態でもあるのですが。それでもあえて収穫と言います。というのは、負け惜しみでも何でもなくて本当によかったと思っているから。産後1ヶ月頃に、同じく産休を取っていた夫(その頃、うつ気味でもあった?)から、「もう愛してないかもしれない」と突如告げられ、家庭内には会話もなくなり、しばらくは、メソメソ泣いたり怒ったりして過ごしました。メソメソ泣く合間にももう一つの現実的な自分が夫との別居プラン、即離婚プラン実家に帰るプラン、沖縄に残るプラン思い切って熊本に引っ越すプランなど立てて検討していて心中、何かと忙しくもありましたが(笑)。そのときも気持ちとしては順風満帆なはずの私の人生にいったい何が!!!いたいけな私を襲った突然の不幸!こんな非道いことがこの私に起こるとは、全く持ってあり得ない。まじで夫、あり得ない。という感じで、完全被害者モードだったわけです。が、私はこのまま被害者の人生を歩みたくはありませんでした。被害者モードの自分を好きになれなかったし被害者気分は愉快なものではありませんでした。代わりに、カウンセリングを受け、フラワーエッセンスを飲み、本を読み、とにかく、被害者の立場を選択するのではないやり方でこの苦しみから少しでも楽になりたいともがいておりました。そうしてやっている内に、腑に落ちたのです。今回の「夫急変事件」(通称0710←07年10月に発生)は、ある日突然炎のように起こったのではなく、元を返せば、私が引き起こしたことなのかもしれないと。「現実は、自分の内面を映し出す鏡である」とか「自分の考えることや思うこと、言うことが現実をつくる」とかいわゆるソレ系(精神世界)では当たり前のように言われていることたち…が、ぽん!と完全に腑に落ちて、理解できたのです。(ここらへんの詳しいいきさつについてはまた別の機会に書きたいと思いますが。)それは被害者とは真逆の立場を選択したことになります。私がこの現実の責任者なのだと、無理矢理ではなく自然に思えるようになりました。だからといって自分を責めるのでは全然なく単に、この現実が気に入らないのであれば自分が変わればいいだけ、と素直に思えたのでした。そこから、相手(夫)ではなく自分の意識に焦点が合うようになりました。夫はこう考えているかな?私のこんなところがいやなのかな?ひょっとして浮気しているかしら?ではなく、「私が」どうしていきたいかと考えるようになりました。「愛してないって言われたから即、別れてやる~!!」「獅子座のプライドをなめんなよーー!!」ではなく、(いやほんとそういう前のめりな性格なんです)「私はこの人を愛したい」「ずっと一緒にやっていきたい」という気持ちを大切にできるようになりました。あくまで主語は自分。「私が」夫を愛しているという事実や「私に」愛する人がいるという喜び、という一番大切なことに焦点が絞れるように、少しずつですが、なってきています。それで、夫婦間の雰囲気も変わってきました。今回のパートナーシップのことがあり、今の私はほとんど別人に生まれ変わったような気持ちでいます。たぶん、表面的にはほとんど変わりないと思うけど…。でも本質的に、去年とは別人です。おそらく。いやはや、何事も、身体を張らないと真に学習はできませんね。こういう人生のレッスン的なものって自分は何も傷つかずにぬるま湯につかったまま、本読んだりセミナー行ったりして「いい話聞けました~☆うふ」って言いながらスマートに学んでいきたいものだけど、実際はそうもいかない。本当に大切なことを学ぶにはときに自分の弱いところをさらけだしたりしつつときに泥沼を経験しつつド必死に、不器用に、身体張ってやっていくしかないんだなー。と痛感いたしましたです。ちゅーわけで、2007年の振り返りだけで長くなってしまったので2008年については、また次回…。