日光 男体山 -山頂からの眺めは絶景、雲海の向こうには富士山が・・・-
会社の人に日光・男体山に登りましょうと誘われた。山登りなど、ほとんどしたことがないが、せっかく誘って頂いたし、家内は山登りが好きなので、二人で参加することにした。男体山は日光、中禅寺湖のほとりにある、標高2,484mの日本百名山の一つ。↑ふもとの二荒山神社登拝門からみた男体山ここは比較的初級の山で、男体山に登るのは登山とは言わず、ハイキングと言うそうだ。とはいえ、普段山に登ったことのない人間にとっては、かなりハードだった。神社の鳥居の階段を上ると急な山道になる。2合目まででもうすでにバテ気味。「ここまでは準備運動ですから・・・・」と一緒に登った人に言われ、 ちょっと先が思いやられた。3合目から4合目は工事用の舗装された道路を通って登る。ここで一息つける。「僕のイメージのハイキングはこんな、舗装された山の中を歩くことなんだけどな。」 と、心の中でつぶやく。4合目から再び急な山道。木の根っこが出ていたり、石がゴツゴツしていたりして、滑りやすくて歩きにくい。地球の重力に打ち勝って、自らの体重を上に持ち上げるのが、こんなにつらいのかと思いつつ、一歩一歩、足を上に上げて登っていく。途中、中禅寺湖を見下ろしながら登る。天気が良かったので、景色はなかなかのもの。7合目くらいから、ゴツゴツの石だらけの道になって、非常に歩きにくい。次の一歩をどこの石の上に降ろしたら安全に登れるのか、一歩一歩考えながら、注意深く登る。ちょっと、気を抜いて、ヨタったらねんざしそう。普段、何も考えずに舗装の道を歩いているが、平らな道に感謝、感謝!頂上近くは赤い色の溶岩の道。視界が開け、眺めがよい。雲の上まで、登ってきたようだ!雲海の向こうには、富士山が見えた!頂上は360°のパノラマ展望で、絶景。お酒を飲んで、お昼ご飯を食べて、酔い覚ましに昼寝して....空が青くて、とっても気持ちがよかった。下りもまた、大変だったが、登りよりははるかに楽チン。朝、6時から登り始めて、ふもとの神社に戻ってきたのは3時半。9時間半の山登りだった。山頂で空にしたペットボトル、下界の我が家にもって帰ってきたら↓こんなんなってた。高い山では気圧が低く、空気が薄いから、平地にもってくるとつぶれちゃうんだねという理科の実験!そうそう、山のゴミはこうやって、持ちかえらないとね。男体山は二荒山神社でちゃんと管理している山だけあって、ゴミがほとんどなかった。富士山とは大違い。我々を楽しませてくれる、自然を汚したらいかんよね。----→人気blogランキングへ