[サラリーマンライフ]の記事一覧 | 地球に優しく人に優しく、限りある資源を子どもたちに残そう

固定電話が無くなった

最近、会社の机の上の固定電話が消えた。代わりにPHSを持たされた。いつでも、どこでも、電話がかかってくる。会議中でも、工場の中でも、仕事の相談をしている時も。逃げられなくなった。ちょっと、聞きたいけど、席にいないなって思った時、電話すればたいて、いつかまる。便利なような。電話が終わると通話時間が表示される。19分もしゃべってしまった！長電話はやめましょう。電子メールにPHS。仕事は速く、効率的になっていくけど。中身は伴っているのかな？昔は計算尺で計算していたのが、パソコンになって、計算は何千倍も速くなった。その分、仕事は短時間で終わるかというと、イヤ、むしろ増えている。効率的になれば、なるほど、仕事は増える。過労死しないよう、適度に、頑張りますか。

雨にも負けず

今日、会社で、午前と午後、会議があった。二つの会議ともボコボコに打ちのめされた！みんな何もやらないくせに、言いたいことだけ勝手に言い、僕だけが悪者で、頭が悪くて、無駄なことをやっていて、データは信用できないと言う。それで、宮沢賢治の”雨ににも負けず”という気分になった。部長の小言にも負けず部下のわがままにも負けず現場の文句にも同僚の批判にも負けぬ丈夫な心をもち出世慾はなく決して怒らずいつも静かに笑っている一日は朝５時半から働きその日のうちには帰らずあらゆることを自分の責任ですといい上司の小言はよく見聞きし分かりそして忘れず築３０年の小さな社宅に暮らし東にクレームが起これば行って私が悪かったですと謝り西に納期遅れでラインが止まれば行って、無償で作業する南に過労で死にそうな人あれば行って、会社なんて宇宙にくらべればケシツブのように小さいんだから大きな心で、気楽に生きろと励まし北に議論で紛糾した会議があればつまらないからやめろといい不況の時は涙を流し赤字だった夏はおろおろ歩きみんなにでくのぼーと呼ばれ褒められもせず苦にもされずそういうものにはわたしはなりたくない日記の冒頭の会議の話は事実ですが、宮沢賢治のパロディはフィクションですので、ご注意下さい。朝の５時半から夜中までは、さすがに働いていませんし、昨年の夏も赤字じゃありませんでしたし、納期遅れでラインをとめたことも（たぶん）ないので....　PS．おまけ　お奨め、笑える日記↓　おヒマな方は読んでみて....記憶が無くなった　6/16あいさつ　6/19　また、やってしまった........。　6/20携帯電話で救出された！　7/3

また、やってしまった........。

昨日の日記に、頭が空っぽになって、失敗したと書いたが、今日もまたやってしまった。月曜日の朝は、いつも早い。週末に書いておくべき週報を、いつもサボってしまい、月曜日の朝早く出勤して書くから。今朝も家族が寝静まっている中を起き出して、出勤の準備。ワイシャツがないぞ～。。。皆が寝静まっている部屋のふとんのわきに洗濯物の山。その一番上に白いワイシャツを発見し、それをとって着る。アイロン当たってないけど、朝早くて、誰もみないから、大丈夫か。。。出勤！会社に着いて、作業着に着替えると、なんと、ワイシャツの胸のポケットに布の名札が。中学の校章がついた、名札が。。。、しまった、息子の中学のワイシャツを間違えて着てきてしまった。最近、息子も身長が伸びて、父親とほとんど変わらなくなったので、着た時に気づかなかった。幸い、朝、早かったので、更衣室には誰もおらず、中学のワイシャツを着てきたことは誰にもばれなかった。帰りも、更衣室にだーれも居ない、遅～い時間を狙って、着替え、事なきを得る。ラッキーでした。愛する妻よ。ワイシャツはアイロン当てて、背広の横に掛けておいてね。中学の名札が付いたワイシャツを旦那様が着て行ってしまったら、恥ずかしいでしょ。

ごめんね、もっと一緒にいたかった

2004年度に労災認定された、自殺・自殺未遂が４５件で過去最高だったそうである。「ごめんね、もっと一緒にいたかった」は昨日のNHKニュースで紹介された自殺した営業マンの遺書の言葉。東京から大阪に転勤になり、連日出張、深夜まで残業で忙しく、何度も上司に忙しすぎて手が回らないと訴えていた。それに対して上司は「大変だろうが、頑張ってくれ」。。。。　これじゃあねえ。。。自殺の直前には、製品のトラブルがあって、徹夜が続いていたそうである。家族と一緒にいるのが、何よりの楽しみだったそうなのに。。。残された家族も可哀想。人ごとではない。自分だって、こんな状況に陥る可能性は充分ある。年間３万人も自殺者がいる中で、労災認定されたのがたった４５人で、それも過去最高。そんなわけないだろって感じ。身近にいくらでもいそう。。。自殺した本人も苦しかっただろうけど、周りの人もどうしようもないくらい悲しい。「ごめんね、もっと一緒にいたかった」なんて遺書を残されて、最愛の人を失った遺族の悲しみ。考えただけでも涙がでそうになる。そんな悲劇が年間３万件以上。仕事より命の方が大事だから。。。。家族を、命を大切にしましょうよ。

Good Job! 　初めての海外学会発表

　７年前の1998年にアメリカで初めて英語で口頭発表した時の話。会社の小冊子に載せた文章を多少修正しました。　9月7日から2週間米国出張した。開発した新製品の発表を行うためである。そもそもこの発表は半年前に別の学会に申し込んでいたのだが、審査で口頭発表にふさわしくないとボツにされたものである。その学会から別の学会を紹介され、一応、アブストラクトを電子メールで送っていた。しかし、その後何の音沙汰もなかったので、今度もまたボツかなあ、まあ、英語は苦手だし、外国は治安が悪いし、会社も景気が悪いから海外出張しない方が経費節減でいいかと勝手に思っていた。　ところが、8月になって当社の米国関連会社の方から、僕の発表が今度の学会にスケジュールされてないがどうするんだと連絡が入った。発表はしたいが、現在経費節減で会社から金は出せない、そちらで出してくれるんなら行きますと、非常に虫のいいお願いをしたところ、なんと米国の関連会社で金を出すから来なさいとの返事。その上、その方が学会と交渉して、本来、朝の9時からの会議を30分早めて8時半からに変更し、そこに僕の発表を無理矢理入れてくれた。そうして、発表できるのが決まったのが8月連休明け。それまで、この海外出張はないもんだと思いこんでいた僕は、連休明けの電子メールを見て、あらま、決まってしまった！えらいこっちゃ！て感じで大急ぎで発表の準備。その上、米国の関連会社はは客先訪問までアレンジしてくれ、そこでもプレゼンしろとのことで、客先訪問用のプレゼン準備も。　OHPと発表原稿は準備できたものの、練習は一度もやらずに飛行機に乗り込んだ。お金も出してもらい、学会の発表も後から無理矢理押し込んでもらったのに、へんな発表だったらまずいなあ、しかし、英語は苦手。それに発表時間は25分。日本語でも25分発表しようとしたら大変なのに、英語で！。不安な気持ちでアメリカへ。　発表の前の週に関連会社で一度リハーサルをしたのだが、原稿を読みながら発表したところ、これがメタメタ。途中でどこを読んでいるのかわからなくなってしまって、オロオロ。さらに、OHPのスペルミスも発覚して、その場で修正する始末。関連会社の社長からは"土日を発表の練習でつぶすようなことしないでくれよな。"の一言。　翌週、いよいよ学会。発表の前日のパーティでは関連会社の副社長が会う人ごとに、うちの会社の若者が明日朝の8時半から発表するから早起きして聞きに来てくれとPRしてくれた。これじゃあ、ひどい発表だったら副社長の面目まるつぶれだなと、ますますプレッシャーを感じて、パーティの後、ホテルの自室で必死で発表の練習をした。　当日は、練習の甲斐あってなんとか無事発表できた。"初対面の外人に早口で挨拶して相手に自分の英語がうまいと思わせてはいけない、ゆっくり、たどたどしい英語でしゃべれば、相手もこちらに合わせてゆっくりしゃべってくれる。"というのを以前本で読んだことがあるが、この時もまさに、そんな感じで、発表時間をかせぐためにゆっくり英語をしゃべった。おかげで、質問者もゆっくりとやさしい英語で質問してくれ、幸いにも全部答えることができた。発表後は何ともいえない感動があり、関連会社の人たちに"Good job!"と言われ、握手されたときは、胸にジーンとくるものがあった。　客先でのプレゼンもなんとか無事こなし、2週間の出張を終えて、やれやれとホッとした気分で帰りの飛行機に乗り込んだ。隣の席にはアメリカ人の親子連れが居た。2歳くらいの男の子がひとりで椅子にすわってちゃんとシートベルトをしめたのを見て、母親が一言、"Good job!"。ああ、Good jobというのはこういう風に使うんだと納得した。