手動脱穀、玄米作り
発泡スチロールの箱に入れて育てた稲、さてどうやって脱穀しようかと思っていたが、あかね空さんから、一升瓶に入れて棒で突いたら?と教えてもらった。一升瓶はなかったので、500mLのペットボトルに入れて、割り箸で突いた。突くこと、約30分。こんなちょっとの米を脱穀するには割に合わない重労働だ。もみ殻が剥がれた。これをボールに入れて、扇風機の風でもみ殻を吹き飛ばして、玄米を取り出した。お~!ようやく、食べられるお米の姿になった稲穂からもみを取り出して、脱穀するのを人力でやるのは、かなり面倒だ。弥生時代はこんな風にして、お米を作っていたのだろうか?自分でやってみて、原始時代に思いをはせたりして.....で、できあがった玄米の重さを量ったら30gだった! この収量がどれくらい少ないものか、全国の稲作平年収量と比較してみた。 農水省の平成19年産水稲の作付面積及び9月15日現在における作柄概況 のページで調べると 平年の10a当たりの平年収量は529kg 10aは1000m2なので、1m2あたり529g 僕が使った発泡スチロールの大きさは31×51cmで、これを2箱使って30gの収穫。 発泡スチロールの面積は0.31×0.51×2=0.3162m2 この面積で全国平均のお米の収量が得られたとすると 529×0.3162=167g プロの農家なら167gとれるはずが30gしかとれなかったということ。 1/5にも満たない量。 ひや~、情けない。これだけ精米する訳にもいかないので、今晩の夕食に混ぜて食べることにした。玄米入りご飯。ちょっと、健康にいいかも....