燃油サーチャージ
春休みに家族で旅行に行こうと、旅行会社に予約を入れた。パンフレットに書かれていた旅行代金の他に、一人当たり、1万7千円も「ねんゆさーちゃーじ」 がかかるそうである。「ねんゆさーちゃーじ」?何それ?初めて聞く言葉にとまどった。最近の原油高に対応して、原油の値上がり分を追加の航空運賃で補うというものらしい。「燃油サーチャージ」日本語で言うと、「燃油特別付加運賃」2005年1月から日本の航空会社で導入された。日本航空でタイに行く場合は一人当たり片道8900円の燃油サーチャージがかかる。往復で17,800円。家族5人では89,000円!!!!こりゃ、痛い!2005年の導入時にはタイまでの片道で1,800円だったのに、どんどん、値上がりしている。ちょっと、上がりすぎなのでは?と思って、原油価格の推移と比較してみた。↓確かに、原油価格と連動してますな。2年前には1バレル38.4ドルだったのが、今は58.5ドルで1.5倍になっている。4年前の2003年1月(原油28.2ドル/バレル)と比べると原油の値段は2.1倍!これだけ、原油が上がっているのだから、航空運賃の追加もやむなしか....ところで、僕が申し込んだパックは航空会社が日本航空かタイ航空。どちらになるかは直前になるまでわからない。タイ航空の場合、燃油サーチャージは35ドル。1ドル120円として4,200円!往復で8,400円。5人で42,000円!!!日本航空の場合よりも、47,000円も安い!半額以下だ!燃料代だから、人件費は関係ないし、タイ航空はゆっくり飛ぶから燃費がいいなんてこともないだろう。タイは原油を自国で生産できるから、原油高の影響をあまり受けないからか?不思議だ。タイ航空になって欲しいな。それと、もう一つ疑問。現在、原油価格は4年前の2倍になっている。ガソリンや灯油は値上がりしているものの、2倍までは上がっていない。何故?これは、また、明日、考えてみよう。中国などのアジア諸国の経済発展に伴って、石油の消費が増えて、これからも、原油の値段は上がり続けるのかな?石油が無くなる日ももしからしたら、そう遠くないかも.....→人気blogランキングへ