急速に進む種の絶滅
一昨日の日記(生物多様性って)に、最近は毎年10万種の生物が絶滅していると書いたらいんたあニャットさんから「10万種が絶滅??いったいどんなものが絶滅していくのでしょう?」という質問を頂いた。で、またまた、調べてみた。【種の絶滅の速度】 まず、種の絶滅速度であるが、最近になって急激に絶滅する種が増えてきた。恐竜時代は1000年に1種しか絶滅しなかったのが、100年前に1年に1種になり、30年前には年間1000種に増え、現在は毎年4万種が絶滅!(引用文献によって4万種だったり、10万種だったり、数字はちょっと違います、まぎらわしくてごめんなさい)。参考文献:森林破壊とBio-Diversityの危機グラフにしたら、わかりやすいかな?と思って、グラフにしたが、全然わかりやすくない。とにかく、人類が発生して以来、ものすごい勢いで、種の滅亡が進んでいる!【絶滅した生き物】ではどんな生き物が絶滅したかというと ウッドランドカリブー、カイガンスズメ、リョコウバト、ドードー、・・・すべて、聞いたことがないので、以下省略。 知りたい方はこちらへ→ Greenpeace japan 他、有名なものとしては、ニホンオオカミとか、トキとか。【絶滅が危惧される生物】じゃあ、どういう生き物に絶滅の恐れがあるかというと下記の表。我が国における絶滅の恐れのある野生生物の種類 分類種数(A)絶滅の恐れのある種数(B)(B)/(A)動物ほ乳類2004824.0%鳥類7008912.7%は虫類971818.6%両生類641421.9%魚類3007625.3%昆虫類30,0001390.5%貝類1,00025125.1%クモ・甲殻類4,200330.8%植物維管束植物7,0001,66523.8%蘚 苔類1,80018010.0%藻類5,500410.7%地衣類1,000454.5%菌類16,500630.4% 参考文献:わが国における絶滅のおそれのある野生生物の種類日本においては、ほ乳類、両生類、魚類、貝類、維管束植物の20~25%が絶滅の恐れがあるそうだ!昆虫や菌類などの下等生物よりも、ほ乳類などの高等生物の方が絶滅の危機にある!種の1/4が絶滅したら、生態系に何らかの変化が起きて、人類存亡の危機に瀕するかも?【パンダマーク】WWF(世界自然保護基金)という絶滅の危機にある野生生物の保護を目的に設立された自然保護NGO(非政府組織)がある。パンダマークのトレーナーなどを見かけるが、このマークのついた商品の収益の一部はこのWWFを通じて稀少動物の保護活動に役立てられる。また、WWFの会員になることで、野生生物保護活動に参加することもできる。この*地球環境について語ろう*のテーマを立ち上げられたmidori_fujimoriさんもWWF会員に入会されたそうなのである(TBさせて頂きました)。パンダマークの商品を買うことやWWFの会員になることでも、種絶滅にブレーキをかけることができそうですね。自分にできることから、一歩ずつ、進んでいきましょう!----本日、*地球環境について語ろう*のテーマが100位以内にランクインしましたね。一つの目標を達成した感じで、とっても嬉しいです。これからも、一歩ずつ、着実に前に進みましょう。→人気blogランキングへ