前世再び。
久しぶりにヒプノセラピーを受けました。前回のセラピーでは、ブルガリアの青年という前世がでましたが。今回は、・ドイツの祭りで踊る女の子・祇園祭を隠れてみている豪華な着物の女性でした。この二つの共通点は、「祭」です。ドイツでは、ただただ楽しんで踊り、その後には、ただただ楽しんで、ビールとソーセージで、飲んで盛り上がる光景でした。彼女にとって、踊ることは、生きることそのもので、好きとか、嫌いとか関係なく、ただ、踊っていました。そして、なによりも、仲間達と騒いで飲むことが楽しみでした。きっと彼女は一生踊っていたことでしょう。一方の、日本の時代は、祭りの場にいながら、屋内でひっそりと隠れるように、いなければならない。「こんなふうに祭りをみても、何にも面白くない・・・」と、愚痴っていたのでした。自分の屋敷に帰っても、少しずつお膳が出てきて、一人で食事をしなくてはいけない。「何にもおいしくないわ・・・」と、愚痴っていたのでした。綺麗な着物や、髪飾りを付けても、豪華な食事や、家具に囲まれても、何にも嬉しくないと感じていました。そうして、人生を、完全にあきらめていました。この女性は、後に出家して、仏門に入るのですが、そういった勉強がずーっとしたかったらしく、そうして余生を過ごせたことは、とても幸せだったようです。実に面白いですね。本当に前世はあるのか?とか、そんなことは私はどうでもよい。意識レベルでは予想もつかない、自分の「内なる物語」に出会える。私にとっては、どんなテーマパークより、ワクワクのつまった時間でした。今回の二つの前世に、どんな意味があったのか。これからじっくりと、向き合っていこうと思います。