早速フーディアが…。
サン族、元はピグミー族だったけど、彼等の空腹をしのぐ幻の食い物がテレビで紹介されるや否や、もう通販とかで紹介されてやんの。
元々食に関するテレビ番組だったのに、何を考えてんだ?
安易なダイエットが死を招くってあれほど冒頭で取り上げていたのに、番組の意義まるでなし。
それでもこのテレビ番組は終始痩せることの意義、太っていることの意義が綯い交ぜという相対主義に貫かれていた。
だけど、改めて思えば、バーバリ諸国の太っていることの価値観がこれは恰かも古い価値に囚われた共同体に抗うキャリア志向の娘を際立たせているようで鼻もちならなかった。
それに、太ることが無理矢理であるかのような印象操作でもあった。
早い話、こんな風にもならないためにも「計画的にダイエット」しましょうということなんだ。
オンリーワンとか個性とか喚き散らしているが、みーんなダイエットしなきゃという強迫観念に囚われてんじゃねーか。
そんで、たとえブーデーがテレビに出ても、それがお笑いにしかならないという相変わらずの価値観に支配されているのに、何が個性なんだろうか?
結局価値は一つという事を皆悉く認めているんじゃないか。