ゲームが売れないね。
一応、ゲームや趣味の括りで作っているブログなので、こう言うテーマで切り込み入れようかと思う。ファミ通を見ても、初回で売れる本数はそのタイトルがキラーであるかどうかであるが、それ以外だと1万行くかどうかだ。どだい口コミで爆発的に売れるようなものではない。漫画は広がって売れるようになるが、ゲームはそういうものではない。初回で売れなければワゴンセールである。ワゴンは在庫整理なので次に繋がらない。 そう言えばダイエーの名前が消えるという。イオンが完全子会社にするので、ダイエーは社名を変更させるようだ。そう言えば、ジャスコの名前もない。全てイオンに変わっている。そのような扱いになるのだろう。 ゲーム会社も単体で続いているようなところはない。カプコン?コナミ?タカラはトミーと一緒になってタカラトミーと、セガはサミーと一緒になってセガサミーに。バンダイナムコ、スパイクチュンソフト、スクエアエニックス、コーエーテクモ、ソフト関係はほぼ合同である。任天堂ですら赤字である。ソニーは言うまでもない。 ここ30年位続いた家庭用ゲームは消滅の憂き目にあっている。どこかでも言ったが、ライフスタイルの変化である。規制が強いとうこともある。それもある。悪趣味に残虐にすればゲームだって売れるはずだが、でも大人向けに作っても日本ではあんまり売れてない。表現を抑えても売れない。残虐性と売れ筋は担保にならないと言う証拠である。 抑、みんなケータイに現抜かしているからゲームに心を傾けている暇なんてない。ゲームは特定の誰かが狭い世界で作っているので底が見えてしまっている。皆見抜いてしまっている。 オンラインゲームの方が受けが良いに決まっているのだ。 コミュニケーションに優るゲームはないのだ。世界は広いと皆知ってしまっているからゲームを買わなくて済むのだ。 さて、此処30年で変わってしまったなと思った。実のところ、ゲームは買っていない。 詰まらないというのもそうだが、やる隙がない。それよりも個人的にこうして呟いた方が増しだと感じてしまった。 内容に見合わない価格が邪魔しているのか。それもあるんじゃないのかと思う。 課金制度で優劣つけさせた方が「リアルなゲームとしての面白みを感じる」のだろう。課金制度の「悪乗り」でコンプガチャが規制されてしまったが。あれでケータイゲームが伸びたんだろうねと思う。 もう通常のゲームメーカーも漸くと言うか、ケータイゲームに身を乗り出し始めたなと思う。それが生き残りを懸けた道なのだろう。 誰も思ったかもしれないが、「飽きる」のだ。時間も金も掛けてもクリア時間が僅か数時間で住んでしまったらもう飽きてしまう。これでは次に繋がらない。 飽きさせないシステム、永遠に繰り返すシステムこそが長続きの秘訣なのだと思う。それってファミコンの時代から既に考案されてたんだよね。容量が元々少なかったから如何にボリュームを増やすように仕向けたか、ループを使ったんだよね。アクションやらシューティングゲームもそう。クリアしてもボスを倒しても大ボス倒しても裏のステージが存在するということでループさせる。 ここから今のループアニメの揺籃の一つになったのだが、クリアするまで繰り返すという本当にゲーム世代が作ったアニメが受けるのだなと思う。千代丸が作ったアニメもそうだし、まどか☆マギカもループアニメだよね。 丁度今のオンラインゲームの方がその都度お題が出されてユーザーがクリアしていく形を取るから、長続きするんだよね。パズルゲームもこのジャンルは一番愛されている。一般向けが支えている。 逆に、オタク向けゲームってやっぱりどうなって行ったかと言うと、最終的には「消滅」してしまう。セガがオタク向けのゲームをバンバン出していたが、やればやるほど尻すぼみになっていって、遂にはハード撤退、そしてサミーと共同でソフトを作らざるを得なくなってしまった。 オタクの極致のギャルゲーももう受けない。初回限定盤で繋げないと回収できないじゃないか。 規制もあるのだが、エロゲーに関してはね。 女子キャラクターの格好を性的にアピールさせても売れない。そういうキャラデザもあからさまになって来たようだ。まあゲーム性とは関係ないのでそれが売り上げにつながるかどうかは不明である。 服装に関しては最近はコスチューム機能をキャラに付けさせて衣裳に反映させようとしているようだ。 着せ替えはウケが良いと発見したんだろうね。そうすれば感情移入が出来る。 そう、プレイヤーがどれほどキャラに移入できるかということである。もうムービーを見せつけられるゲームなんて売れないのだ。そこにいい加減気付かないのかね?