裁判員制度を扱ったドラマがやっていた。
主演はチビノリダー他であったが、なんか電車男っぽい雰囲気だった。
ただ、裁判員制度とはどのようなものであるか説明がなされていたので、親切ではあった。
ドラマとしては如何にも湿っぽい日本的な感覚から脱却している様だが、申し分はない。
抑も論となっちゃうが、情と法を分けて考えるべきだが、これがこのドラマのひっかけなのだろうか。
チビノリダー演じるキャラが法と情を峻別すべきと考えているのだ。
極端な話、死刑にすべきか否か決めかねる所で、情に流されてしまう裁判員達だが、独りの行動で思い止まるのである。
今回の話の概要は、集団の正義と個人の正義が鬩ぎ合うのだが、法とは長い間の慣習によって成立してゆく物なので、チビノリダー(が演じるキャラ)はたとえ以前勤めていた会社でハブにされて苛められても、世間の正義に従うという事をするのだ。
しかしなあ、オタクだからってああいう電車男みたいに…。
劇団ひとりも出ていたが、判事の癖してオタクなのだ。
電車男の嘉ってか。
途中から二時間ドラマっぽい展開となったが、結局これは最終的な判断は視聴者のあなた達に任せますって事なのか。