清浄の草むら

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• ブッシュに靴投げた記者

  あの靴の投げる勢いを見れば、乾坤一擲の気持ちなんだなと思う。 しかしそれを悉く躱すブッシュも凄いと思った。 やはり内外から命狙われる職にあって、危険回避の能力も備わっていたか。 しかしブッシュからオバマに代わるだけで、大統領は誰がなっても同じ。 アメリカの象徴だからこそ判り易い相手に投げつけるんだろうな。 アラブ社会では靴を投げつける事と靴で踏む行為は最大の侮蔑と憎悪を備えているそうな。 でも、足を向けるとか、足蹴にするとか、こんなのはどこでも同じじゃないのか？ フセイン像が撤去される時も沢山の靴が投げつけられていた。 確かにイラク国内も纏まりがなく、全員が全員フセイン支持している訳でもなかった。 日本じゃ先ず有り得ないな。 チャイナでは像に唾吐く事があるけど。 日本には叛逆者なんていないんだよな。 西郷吉之助隆永（隆盛）も最後は明治政府に叛旗を飜して朝敵扱いされちゃったけど、天皇陛下から賜った上野の公園にちゃーんとセゴどんの銅像が南を向いて立ってるしな。 時は経って家康も、吉良上野介も再評価されるのだ。 日本史には悪人が存在しない。 フセインも何れ再評価されるのだろうか？ アメリカのイラク政策がそろそろ間違いだと気付くのだろうか。

  2008.12.17

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• とある八戸市議の事について。

  とは言っても、予想の付く通りの藤川ゆり市議の事である。 なんかちょっと揉めてるらしい。 DVDなのか？ 何かで入った収入が報告されてないとかなんとかで藤川ゆり市議にちと強い風当たりなんだそうな。 告発？するのが藤川ゆり市議の後援会会長。 藤川ゆり市議の肩を持つ人曰く、後援会会長は芸事に対して偏見があるとか。 しかし、その後援会会長がなんと筋金入りのモーオタなのだ。 やっぱりとは思うが、このアイドル議員を作ったのはこの後援会会長なんだろうなあ。 そしてアイドルのイメージビデオ部門ではなんか一位を獲得している様ではないか。 それでこのプロデュースもまた、秋本康と来た。 ルックスだけで何も出来ない市議なのか？ そんなことは無いのだろうと思うけど、藤川ゆりに続いて出て来たりするのかなあ？ イメージとルックスだけの先進国はアメリカ。 アメリカは政策は殆んどやり尽して後はほぼ候補者同士の中傷合戦ばかり繰り広げられる。 当の有権者すらも候補者の掲げる政策なんて誰も知る由ない。 もう、イメージだけなのだ。 日本ではまだそんなところ迄到達してないが、みてくれだけで選ばれる可能性とてありそう。 キムタクのチェンジなんか、キムタクだけの最強キャラで選ばれるのだ。 台湾は既にその域に到達している。 馬英九なんか、ルックスキャラである。 尤も、台湾の国民党は有事になったらアメリカでずっと暮らせる様にグリーンカードを所持しているのだ。 グリーンカードとは永住権の事で、偏にアメリカ人だと言う証でもある。 南越南やラオスの遺臣や軍人とかが、戦争に敗れた後にそそくさと亡命してちゃっかり匿われてたりするのだ。 ともあれ、藤川ゆりは正当な理由があるのなら、はぐらかさずにまっすぐ向いて話すべきだ。

  2008.12.16

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• 内定取り消された学生が100万くれと言う。

  こんな馬鹿な事があるかと思いきや、どうやら真みたいだ。 多くの企業が不況の煽りで内定取り消したり、派遣の馘斬りをしたりする中で、一部の不動産屋が100万くれの要求をどうやら呑んでしまったようだ。 内定取り消されてまた一年活動せねばならないと言うことでの要求らしい。 迷惑料なのか？ 本来ならこんなもの突っぱねるべきなのだが、そこの会社の組合が学生等をプッシュしているらしく、話がこじれた結果なんだと。 しかしそこの不動産屋は馬鹿としか言い様がない。 会社都合で止めたんだろう。 なぜ相手にしない連中にいつまでも振り回されねばならない？ 所詮「内定」じゃないか。 もうゴネ得も甚だしい。 こんなんで100万貰えたらプロ内定訴人のようなものが誕生しちまうじゃないか。 特に不動産だから大きな金が動く。 学生ごときに屈服したらそれこそプロ訴人みたいなヤクザとかに足元見られて掬われてしまうじゃん。 もう、この会社の運命は決定したも同然である。

  2008.12.15

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• 木ノ実ナナが主役の幼い頃

  舞台での回想とはやるな、中々思い付かない。 それにしても毎回思うが、子役とは言え本人に似ている子をよくもまあ選んで来るよなあ。 それまでのとは今回は趣きが違う。 木ノ実ナナはいじめられていたそうだが、父のアドバイスによりいじめっ子達を履いていた下駄で倒してしまった。 それである意味有名になってしまった。 ホント、墨田区ってどうしようもない所だなあ（笑） 木ノ実ナナは風営法が改正される前の赤線地帯と言われる地域で、トランペッターの父と元踊り子の母から生まれ、育って来た。 住んでる所の隣にはそうしたお姉さん達が住んでいて、よく可愛がってもらっていたそうだ。 木ノ実ナナがバレエをやっていたのは３歳まで独りで立てない位貧弱だったそうで、それを習わせておけば姿勢もよくなるんじゃないかと考えられていたから。 時々木ノ実ナナはお姉さんの部屋に窓越しから上がり込んで、将来の夢や抱負、踊りまで披露していたそうだ。 よくこんな遊びもしていたらしい。 お姉さんが立ちんぼしている姿を真似していたのだ。 昭和33年の３月31日が赤線廃止の日とあって、その前後の夜はお姉さん達のすすり泣きが夜な夜な聞こえてきたみたいだと。 その前日、木ノ実ナナにお姉さんが銀座まで買い物に連れて行くのだ。 最後の別れになるからだろう。 なんかいい人情話だなあ。 ここで恐らく木ノ実ナナの進路を決定付けるポイントとなったのだろう。 小６の文集には進路について理路整然と書かれていた。 そこ迄意志は固かった。

  2008.12.14

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• これは南越南の旗

  とは言っても、ベトナムは幾つも紆余曲折しながら現在の金星紅旗の物になっている。 この旗のデザインとは、米仏傀儡の政権だった当時の南ベトナムのものであった。 周知の通り、南ベトナムはサイゴン（西貢）陥落でこの世には存在しなくなった。 しかし実際にはアメリカに南ベトナムの亡命政権が存在する。 今回の長野消火リレーで待ち構えていたフリーチベット運動に混ざっていたものである。 横断幕には南沙諸島はベトナム領と書かれていた。 しかし、現政権のベトナムでもチャイナとその島の領有を争っているではないか。 それならば、先にも紹介した金星紅旗でも掲げれば良かったのでは？ ベトナムは伝統的にチャイナとは仲が悪い。 それもその筈で紀元前の頃から1000回以上侵略されて来たのだ。 それに、ベトナムは名の通り漢字で越南と書く。 言語的にはオーストロアジア語系の区分に入る。 かなり長い間、中華の冊封に入っていたので語彙や文章表現でも漢語の影響があってクオック・グー（国語）に改めても、漢字の意味が残ってしまっている。 影響が残ってしまったが為に越南自身も小中華思想が出て来てしまっている。 越南の周辺諸国に対しては大南とか大越とかを自称し、南蛮の盟主たらんとしていた。 科挙だってあったのだ。 あの双子のベトちゃんドクちゃん（もう随分成長したが、残念ながら一人死んでしまった）も名前は漢字で越（ベト）、徳（ドク）と書く。 彼等の生活様式は南支那の人間の生活とほぼ変わりない。 島の領有の他に、古からの度重なる侵略や、アメリカだけでなくチャイナのベトナム侵略に対しても完全に払い除けたとは言え、彼等の気骨ある精神は目を瞠る物がある。 それに高校で教える歴史では祖先の地が嘗て支那大陸にあって百越と呼ばれた南支那の地域を治めていたと書いてあったと言うのだ。 そんな反中華（中華よりも赤色支那って言った方がいいか）の越南が、別に金星紅旗掲げても文句は無いだろう。 何故、とっくに無くなった黄地の横赤三本線の旗を掲げたのだろう？ 別段、越南と赤色支那は公の面では友好関係にあるから、赤旗を掲げる事が出来ないのだろうか。 共産チャイナなのか、それとも反共だからこそ赤旗掲げるの嫌だと言う事で幻の旗を掲げたのだろうか。 もう一つヒントが隠れている。 えんじ色の地で金の鳥と白い星が描かれた旗が掲げられていた。 これぞまさしく、ミャンマーに由来する旗だったりするのだ。 実は旗の持ち主は、ビルマ民主化運動家の旗（アウンサン・スー・チー他）であったり、チャイナや東南アジアを跨ぐ広大な民族である国なき民のモン族の旗（新モン州党）であったりする。 何れにしても、ミャンマーを支えるチャイナ嫌いが掲げるか、反共の手先でもあったモン族の人間が掲げていたかどっちかである。 実は彼等もアメリカに亡命政府を構えていたりするのだ。 このフリーチベット運動の陰でCIAが暗躍していたのではと言う疑いがかけられても全く不思議ではない。 ただ、現在はアメリカもチャイナも仲が良い。 ソ連を牽制する為のニクソン訪中以来、お互い裏切った事が無いのだ。 北京オリンピックだってアメリカが儲ける為に色々小賢しい真似をしている。 カンフーパンダ、ハムナプトラ３…。 映画からしてチャイナ贔屓である。 もしかしたら、おいてけぼりにされた亡命政府及び一派達がアメリカの支援を期待して勝手に行動を起こしたのかなあ？ 残念だけど、亡命者をアメリカは保護するが約束を反古にする連中でもある。 そう言えば、ランボー今年だったけど、あんまり受けなかったなあ。 リアルランボーのマケインが選挙で敗れて、今更海外の人権よりも国内の生活の方が関心事が強かったからなあ。 アジア政策は殆んどアジアの盟主たるチャイナに任せる形となってしまった。 ミャンマーも多分そのまんまになるのだろう。 しかし元々アメリカは海外の事にはてんで関心が無いのだ。

  2008.12.13

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• 今年の漢字は「変」だって

  なんだよチクショー。 「蔵」じゃねーのか。 半年もの間チベットで粘ったじゃねーか。 あの情熱はどこ行った。 とここは個人的感想。 「変」な理由は、オバマのチェンジ連呼や変な事件、不可解な凶悪事件が多かったからだそうな。 それはそうとなんでオバマなんだよ。 日本と関係ねーじゃねーか。 オバマの対日観なんぞノッチと小浜市くらいだぞ、マジで。 日本人はオバマになんの期待を寄せるんだよ。 オバマは別に世界大統領じゃねーぞ。 飽くまでもアメリカ連邦の頭目じゃい。 オバマはアメリカ連邦のキャプテンだからこそ当然アメリカ連邦の事しか考えない。 実際、CIAの東アジア部長が拉致問題は日本自身で解決しろと言ってる。 裏切りかと思うだろうが、妙な期待寄せてたのは日本だけ。 アメリカは対アジア政策をほっぽり出している。 しかも中国に任せてしまっている。 自分達の事はやっぱり自分達で解決すべきなんだよ。 あったり前なんだよなあ。

  2008.12.12

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• 女児誘拐殺人犯の事について

  捕まった男は無職で引き籠りでデブでオタク、と言うこれまた判で捺した様なステータスだった。 さてこれ以上どの様に男の素性を掘り下げ、形容してくのかなあ？ そうこうしている内に、男の学歴や職歴が公にされた。 男は以前布団屋に勤めていたけど、厭になって辞めていたのだ。 そして、養護学校（特別支援学校？）も出ている事が明らかにされた。 そこでやっぱりマスコミは二の足踏むまいとして躊躇う。 勿論この問題はナーバスに努めなきゃならない。 しかし事件はしっかり伝えて欲しいものだ。 健常者の方が犯罪を犯すと返す刀で来るが、人間である以上障害者だろうと健常者だろうと犯罪を犯す事については等しい限りではないか？ オタクだから犯罪を犯すとか、障害者だから犯罪を犯すとか、そろそろカテゴライズされた偏見を拭い去る時だ。 それではそうやって罪人認定して来た者はやらない可能性はあるのか？ それは言い切れない筈だ。 テレビの影響力は強いから、不信社会はどんどん拡大生産されて行くんだろうなあ。

  2008.12.10

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• 裁判員制度の通知は来ていない。

  口外にするなとは言われる様だけど、本当にそんなこと出来るの？ みんな届いたら喋っちゃうじゃないか。 家族はどうやら例外の様だが、喋らずにはいられないのが性だろう。 宝籤の高額当籤と同じだ。 人は秘密を口外にもするし、知りたいと言う欲求がある。 これが人と言うものだ。 人間の心が一つだと言う何よりの証。 さて、これはアメリカの陪審員制度に似ていて、なんか国民に司法参加させたい試みがあるようだ。 無作為に選ばれる様だから、一般ピーポーだけでなく、犯罪者や類推する反社会的集団（法律で定められた集団の事、詰まりヤクザとか過激派とかだね）にも与えられるのだ。 そういう人達が集まったらどうすんだ？ 見ず知らずの人達が日本人だと言うだけで集まるのだ。 果たして自分の意見を言える奴がいるのか？ 我の強い奴に圧されるだけじゃん。 死刑かどうか判断する時に死刑廃止論者が混じったら、先ずその廃止論者を説得することから始めなきゃならん。 もう、統一見解出す迄にも物凄い苦労をするのだ。 そこで結審がついてもプロの判事が判決出してしまえばその判事の判決に従わねばならない。 一般人判事の結審が優勢でもプロの判事の方が勝ってしまうのだ。 全く意味のない事させるなっての。 模擬裁判をさせたのがあったが、例えヤラセでもそこに参加していた人達はずっと気を揉んでいたそうだ。 やった所で、大した効果も得られず徒に人々に要らぬ気苦労を重ねさせ、却って大まかなる経済的損失を出してしまうんじゃないか？ まあ通ってしまってこれから実行されるんだけど、ゆとり教育の様に期待を裏切ってしまうんじゃないか？ そんで、普段は強気の政府がその施策の失敗を認め、国民に詫びると言う日が来るのだ。 繰り返しになるけど、ゆとり教育の失敗は、結果的に学力が下がったと言う事ではなく、全国的に広まったメディアによって教育や職業訓練の分配がし難くなってしまったから。 例え幼い頃に親が子供にお受験させてエスカレートさせようとしても、読む物や見る物の言語空間がどの職業や階級問わず、おんなじ日本語で覆われているから、将来が安定（固定化）される事が先ずない。 外国の格差とは、言葉が支配層やされる側とでは違う事だ。 下層に生まれたら、上に這い上がる迄に物凄い労力を使う。 日本はそう言った格差は無い。 裁判員制度からずれてしまったが、無意味なものであることを予め言った方がいいな。 即ち全体主義なんだが、日本では古より上意下達の全体主義が蔓延った例しは無い。 戦前戦中でも徴兵したって中々集まらなかったのだ。 明治期に学校制度を確立させたって当初より来なかった子供達が多かったじゃないか。 キリシタン禁教令布いたって隠れキリシタンもいたし、刀狩りしても武器を持つ家もある。 古代でも戸籍作って徴税しようとしても、偽籍作って納税や徴兵からも逃れしてたし。 日本人は従う振りして反発する国民性なのだ。 支那人は政府の意向には従わず反発して勝手な行動を起こしたりする。 ロシアの場合は徴兵制が上手くいかない。 これは陰湿なイジメがあって、罰金払ってまでも親が行かせないケースがあるからだ。 陰湿どころか度が過ぎる暴行なんだけど。 物は試しと先ずは考えるんだろうな。 多くの日本人はそう思うやも知れぬ。 しかし、何年かして滞りや違和感を感じて来て、やりたくなくなるのだろう。 だから、口外にするなと言う事か。 口外したら嫌になるに決まっている。 遅かれ早かれ失敗に終わる。

  2008.12.09

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• 特命係長只野仁最後の劇場版を観て。

  丁度、フェルメール展へ行った後にその足で特命係長を観に行ったのだった。 映画館へ行く迄、途中寄り道してしまったから、始めの十分間を見逃してしまった。 しくじったなあ。 それでもストーリーは掴めたので、結果オーライではあった。 深夜放送であったにも拘わらず、劇場版に迄漕ぎ着ける勢いは良い。 その前にもドラマスペシャルがやっていたので、そこでも火が点いたのだろう。 勧善懲悪なんだよな。 しかし、現代版遠山の金さんって所だろう。 或いは、水戸黄門か。 解り易い所がいい。 人間が表裏である所に魅力を感じるのだろう。 北斗の拳の様な感じだな。 只野仁がケンシロウに見えなくも無いが、昼の只野仁がひ弱そうにしてる所は何処のケンシロウでも見受けられないな。 蒼天の拳の霞拳志郎っ感じだろうかね？ それとも、高橋克彦原作の阿弖流為二世の主人公って感じだな。 普段は冴えない窓際係長が、大手広告代理店会長から特命を受けると特命係長と変身する。 夜の特命係長はテクニシャンでモテモテだけど、昼はテンで駄目。 夜型人間だからだろうか。 なんか、黒い。 高橋克典、梅宮辰夫、永井大にもう、こいつら色が黒い。 AV男優か？ 昼の窓際係長が変に色が黒いから不気味。 この映画では全てに於いて欠点が無い、詰まり『完璧』な仕上がりなんだな。 テンポよし演出よし構成よし演技よしストーリーよし泥濘無し。 上映も年末と正月合わせてとてもよいタイミングであったと思う。 ストーリーはネタバレになるので、極力避けるが、社会の暗部を捉えたエンターテインメント性があるものだ。 前回のテレビスペシャルでは格差社会を論っていた。 今回もやはり社会の闇である。 会長が社会の闇を縷々説明するが、そこが今回の導入になるのだろう。 この漫画って原哲夫が描いた方がいいんじゃないかと思う。 って、そんなことは失礼だな。 また、映画でやってくれないかなあ？

  2008.12.08

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• 坂井シェフが子供だった頃の話

  戦前生まれと言っても、戦中で父を三歳の頃に失っていたそうだ。 鹿児島出身で、家は貧しい。 姉と弟とそして他の家の畑仕事に働きに出る母がいた。 栄養が行き渡ってないのか、他の子供よりも少し小さい様だ。 とは言うものの、再現ブイだから何とも言えないが。 しかしこの子役は本人に似ているよなあ。 流石だと思う。 ちょっと気付いたが坂井は左利きって訳じゃないよな。 そっくりな子をチョイスした為か個性がズレてしまったか。 ここの企画は結構面白くて、企画の為に坂井に店を貸して、暖簾を潜ったお客さんにそれぞれのタイトルの付いた思い出を選ばせて作ると言う主旨であった。 坂井は料理の鉄人でフレンチシェフ名を馳せているが、フランスへは一度たりとも修行しに行った事は無いのだそうだ。 味付けも昆布とか和風もあって、本来なら邪道なんだけどそれでも定評あり。 昔テレビの企画で僅かな金を渡して坂井にご飯を作らせる勝負事があった。 対戦相手は素人で大金積ませて高級食材を買って作っていたのだが、坂井は料理屑やそんなんばかりでやっぱり話にならなかった。 坂井は食材を余すことなく殆んど使うと言う。 それはやっぱり貧しい時代があったからである。 食うに困った時も当然ある。 しかし、現在は賄い物でも薩摩芋や南瓜は食べたくないそうだ。 そりゃ当然で、本人曰く、一生分食べて来たのだそうな。 食糧難や貧しい時代は薩摩芋や南瓜が出されていた事もあって、その時代を子供の頃に過ごした人は嫌でも食わされて来た。 坂井は弟を連れて山を歩いている時に猟師に出会い、山の幸や川の幸やらを御馳走になったのだそうな。 時たま変な夢も見る。 蓙一杯に沢山の食い物が溢れんばかりに積まれており、坂井がそれを食べ続けていると口の中が真っ赤になる。 そういう夢を何度か見ている内に、今度は坂井自身が素っ裸で食糧と並んで横たわっているのだ。 食糧も真っ赤に染まっている。 なんだか訳判らん。 猟師から沢蟹を捕る笊の作り方を教わり、その作った笊で蟹を掬い、自分で料理して家族にあげる事もあった。 その頃から既に料理を作る下地があったのだ。 ターニングポイントとは、その猟師が撃った猪を捌いてモツ鍋にしたのを食べた所だろう。 本人も後からそう言っており、新鮮な捌いたばかりの肉の味が忘れられないのだそうな。 坂井の拘りがそこにある。

  2008.12.07

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• 今日はフェルメール展と劇場版特命係長只野仁を観に行った。

  今日の話は取り敢えずフェルメール展の話にする。 只野仁は別の機会にする。 秋本治がジャンプのこち亀でも取り上げているように、有名な物だ。 しかし、かなり混んでいたぞ。 果たして若い奴等にフェルメールの価値が分かるものなのか？ 恐らく雰囲気のみで来る連中が若いのでは殆んどだろう。 蘊蓄垂れればいいのに。 しかしそんな余裕はない。 最終日も近いから混んでおり、奥へ進めと案内も言う程だった。 とにかく作品を保護する目的で照明も間接で、黒山だらけだからまともに観覧することが出来る訳でもなかった。 しかし、フェルメールはもう何度となく日本で開催されてるよなあ。 六本木でもやってたみたいだけど、行かなかったなあ。

  2008.12.06

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• ウドちゃんがマニフェストで原則米輸入禁止を打ち出した。

  ウドちゃんは愛国者だな。 段取りの悪さは太田に引けを取らないが、これが愛嬌ってもんだろう。 米の議論なんてもう戦後からずーっと言われて来た。 自民党だって本当は農家と米を保護したいのだ。 しかしアメリカの圧力でまたも余ってしまう米を買わされるのだ。 どうやらバーター取引みたいのをさせられているらしい。 貿易赤字が嫌だからだろう。 考えてみれば太田総理の番組は反米愛国なんだ。 自民党の町村ですら、減反政策見直してもいいんじゃないか発言しただけで袋叩きに遭うのだ。 町村も本当は愛国者だろう。

  2008.12.05

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• 朋也達の寸尺に変化が…。

  卒業してから高が一ヶ月。 各々の雰囲気も変わったか。 其処迄がらりと変わる訳でもないだろうに。 秋生とキャッチボールしても右肩が上がらないのはそのままだな。 投げ合っている最中に渚を連れてくって、さらりと言ってさらりと了承しよった。 先週と今週前半は朋也のモノローグ中心だ。 そりゃそうか、朋也が主人公だもんな。 ヒロインの渚と雖も関心事以外の事は判らない。 朋也が古河パン屋で働いている間は渚がもう一回三年生をやり直しており、渚の口からでしか学校の出来事を聞き取れない。 またも演劇部を続けたいのだが、集まったメンバーが三年生だった為にゼロとなり、遂には誰も集まらなくなってしまった。 もう渚は学校の事をあまり語らない。 そして鯉幟を掲げる季節になる。 それに伴い、朋也も独り立ちをし始める。 再会した藤林姉妹の紹介で部屋を借りる様になるが、展開が早いな。 買い物帰りに朋也が祐介の仕事風景に関心を示し、いきなり仕事させてくれと願い出た。 ゲームで言う所のフラグが立ったのか？ 映画では春原陽平のバイトの紹介で朋也が光坂電気へと就職する事になる。 仕事初日から電線を敷く作業に入るが、出る所は郊外だな。 それでも光坂市（？）の範囲なんだろう。 やはり、ここで気付かされるのだが、光坂は開発途上の町だと言う事を。 市街地を出れば田畑が見えて来る。 都会ではない、郊外だ。 郊外っつっても、田舎だ。 地方都市でもないな。 朋也が歩く商店街もいつも通りだ。 光坂と云う名前だから、坂も多い。 丘陵地の町なんだな。 東京で言う所の城西地区か？ 世田谷区か練馬区か杉並区か板橋区か。 それとも東京市下？ 東京の町？ 東京の村は言い過ぎか。 八王子っぽいな。 フィクションだからどうとでも取れるけど。 朋也は疲労困憊で新居に戻る。 なんとそこには渚が通い妻よろしく夕餉を作って待っていてくれたではないか。 春先は渚の体調が比較的に優れているのか。冬が越せないみたいだ。 朋也と初めて出会った学校前の坂では、渚が久方振りに学校に通えた日でもあるんだな。 渚の言葉を思い返す度に朋也は顔を赤らめる。 学生時代とは打って変わって、己れの境遇を少しづつ受け入れているからだろうか。 普段から斜に構える連中も、愛する人が側に居れば、柔らかくなるものか？ 喪男達よ、世の中を悲観してはならぬ。 いつか渚みたいな人が汝の下に舞い降りて来る。 地獄の亡者は救われて成仏するのだ。 しかし全てを受け入れなければ駄目だ。 喪男達にはその覚悟はあるのだろうか。 そういや、パン屋には曰くつきのジャムが置いてあったな。 あれは大丈夫なのか？ 大量破壊兵器だぞ。 秋生は相変わらず早苗さんの作ったパンを粗末にしたがるな。 キャッチボールしたり雪合戦したりと。 しかし芽衣も認める旨さなのに、なんでパンだと駄目なんだろう？

  2008.12.04

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• 和田アキ子のニューヨーク遠征

  偶々観ていた深夜の番組だったが、和田アキ子芸能生活40周年を記念してアメリカはニューヨークにあるハーレムのアポロシアターでリサイタルを開くのだそうな。 改めて観ると和田アキ子って凄い人だと感心させられる。 子供がいないので、尚更子供が好きでなんと今回の訪問先でハーレムの小学校の子供達に楽器を贈呈したのだ。 それも立ち寄った楽器屋では値切り交渉をして原価購入してしまった。 それは山の様だ。 それをハーレムの子供達に全部配ったのだ。 まあ、立ち寄った小学校だけど。 それでも凄いが。 しかし舞台にも上がる歌手の癖して、いざ上がろうとするものなら、緊張して水を持つ手すら震えさせてしまう程。 舞台に上がる前に和田アキ子が尊敬するレイ・チャールズの写真に手を触れる。 和田アキ子が歌手を志したのは、幼い頃にレイ・チャールズが歌ったのを聴いた記憶による。 今に至る迄、和田アキ子のスタイルはR&B、リズムアンドブルース。 歌もそうだけどタフネスでワイルドだ。 時折マイクを離して歌うことがある。 音を拾わずに生の声で轟かせようとする。 その時はBGMも静かに演奏する。 舞台の上に40th anniversaryと言うセットがあって、10、20、30、と左からそして50へと流れて行ってる。 其処迄やるのか！？ 独唱会が終わって舞台から降りるともう、介添えがないと歩けない状態となってしまっている。 しかし控え室には和田アキ子のリサイタルを見に来ていた芸能人達が居た。 森久美子に中尾彬と池波志乃夫妻だが、中尾彬がテレビで出るよりか綺麗になっているのにはびっくりした。 森久美子は大泣きして和田アキ子に抱きついた。 身辺警護か或いはスタッフなのか不明だが和田アキ子の側に居た男がデカイ…。 和田アキ子は170センチ以上あるが、横に居たその男は頭一つ分突き抜けていた。 ２メートルはあるぞ。ありゃ。 和田アキ子はずっと歌い続けたいそうで、70や80になっても、バーを開いて客に10万出させて迄、酒を飲みながら歌いたいのだそうな。 これが夢らしい。 評価すべき所はやっぱり評価しよう。 素直に認めるべきだ。

  2008.12.03

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• まだ言いたいアラフォーの事

  所詮儲けることだけしか考えない電通の浅はかな企てからチョイスされたのだろうけど、ある意味とても素晴らしいチョイスのし方でもあったと感心出来るな。 なんで態々突っ込んで下さいと言わんばかりの流行語なんだろう？ 高齢独身女をおだてて散財させる魂胆だろうけど、どのくらいアラフォーの人数いるの？ 先にも書いたが、アラフォーの平均視聴率は14パーセント、だと言う。 結婚してない初老女の人口ってどんくらい？ 本来結婚の為に用意しといた資金を消費で使い果たしては結婚も出来なくなるじゃないか。 増々結婚させる機会を失ってしまわないだろうか。 と言うよりも、何度も言って来た事なので、彼女達には自己責任だと言っておくしかない。 結婚圧力に耐えられないのか？ 何で一過性の流行に振り回されてしまっているのだろう？ 今置かれている現実が横たわってしまっているのか。

  2008.12.02

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• 流行語大賞に選ばれたのは「グ～」と「アラフォー」

  それでノミネートされている候補に「婚活」ってあるもんだから恰かも申し合わせた様な采配だなあ。 あーあ、個人的には「フリーチベット」を挙げて欲しかったなあ！ 今年、2008年（平成20年）はオリンピック開催の年でもあったからチャイナ関連をチョイスしていたら、きっとチベットや四川地震の事とも切っても切れぬ間柄になってしまうだろうから、丸ごと蹴飛ばしたんだろうな。 チベットが無かった事にされたのは心苦しいが、オリンピックも同時に無かった事になったから、それでいいか。 暗い話題をユーキャン（主催者）は避けようとしていたが、この特に「アラフォー」なんて快闊な中年女を象徴する言葉であっても裏がちゃーんと意味が込められていたりするんだよね。 それは「世界に一つだけの花」と言う歌に込められた暗喩と同じく。 光あれば影あり。 「アラフォー」ってのは『Around 40』と言うドラマのタイトルの略でである。 主演は天海祐希で40歳を回る独身女のドラマなんだそうな。 なんだそうなって言われてもこちとらそんなドラマ観てないんで内容に関してはなーんも言えん。 しかしこのドラマの平均視聴率が14パーセントだそうで、最近のドラマの中ではそこそこではあるが、爆発的って訳じゃないな。 テレビの視聴率が１パーセント100万人と言われる。 1400万人が視聴したと考えられるが、果たしてこの1400万人が今年の流行を牽引したのか？ エドはるみを知っていてもアラフォーや婚活を知る者なんているのか？ それこそ局地的じゃないか。 何処が日本を席巻した「流行語」なんだ！？ 試しに「アラフォー」や「婚活（こっちは候補だったけど、上がった以上取り上げぬ訳にはいかぬ）」を答えられるかどうか周囲の人に訊いてみようか？ どれだけその言葉に耐えられるんだと。 そのアラフォーだけど、やっぱり同時期に挙がった婚活と一緒に考える必要がある。 芋蔓式に考えて行けば背景が理解出来るのだが、これは虚飾に彩られた外面とは裏腹に、結婚する条件の幅を自ら高い所に置いた儘で、最終的には結婚が遠ざかってしまう焦りと苛立ちが込められているのではないかと。 高齢毒女（独身女）がこれから先どのような人生を送るかは判らない。 ちょっと前まで負け犬だった彼女達。 フェミニズムはとっくに死んでいるので、アラフォー達がこれに関わる事はないだろう。 彼女達も「自己責任」と言う言葉を使わずにはいられなくなった。

  2008.12.01

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• 宮本亜門が子供だった頃

  これも凄いな。 殆んど子役を一人に絞るのだが亜門一人に三人用意して成長の過程を見せ付けている。 亜門の子供の頃、と言うよりも自身が引き籠ってしまっているので、期間が長い。 有名人の子供の頃とはターニングポイントが確認出来て、そこから大人へと成長するのだが、青年になっても追っているのだ。 しかしこれが凄いのなんのって。 筋金入りの引き籠りだった。 食卓も一つにせず持って来て貰っていた。 感受性が高いのか、それで引き籠ってしまうのだろうが、親も流石に困り果ててしまう。 常に言い争いは耐えず、父がふっ切れて頭から血を流しながら日本刀を振り回してトイレに迄逃げ込んだ亜門を追い詰め、水攻めをするのだった。 結局亜門のターニングポイントとは、病院の医師の相談で恢復していっただけだった。 まあ、ずっと引き籠って居る訳にもいかないし。 そこがターニングポイントなんだろう。 引き籠っていた時には踊りを踊り、レコードも掛けていたから、そこでも感性が養われていたのだろうか。 丁度この日はヴァルキリープロファイル咎を背負う者をやりつつ聞いていたのでちょっと話半分だった。 なんか済まない。

  2008.11.30

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• 朝生を観て…。

  田母神論文の事を取り上げていたが本来ならば本人出せばよかったのだが、これでは欠席裁判。 パネリスト達が勝手に言うが儘の状態で三時間も討論を繰り広げていた…。 擁護者の席には西尾幹二、チャンネル桜の水島、そして論文の審査員だった花岡、潮匡人がいて、森本敏、平澤ウラジスラフ（勝栄）、真ん中奥に元自衛官のミュージシャン（さおり、らしい…）がいたけど、この人だけがニュートラルだ。 後はお馴染の左翼の面々である。 悲しいかな森本や平澤は向こう側に付いてしまった。 朝生討論は全く実りがない。 左翼陣営は自分達の此れ迄の主張が通らないとなると一転して、妥協点を探り何処かしらで勝ち点を獲得するこすい方法に出る。 いつの間にか左翼の口から「国益」と言う言葉が出て来たのだろう。 自衛隊も認め、日米同盟も認め、天皇も認めてしまっている。 酷いのは月刊誌の記事ネタを拾って誹謗中傷をする軍オタ記者がいた事だ。 左翼の手口はいつもそうである。 国益にそぐわないって具体的に何が損なわれたの？ イラク派遣には散々拘って来た癖に日米同盟や戦後体制には肯首するのね。 実は左翼の考える国益なんてものはなーんもない。 現状維持なのである。 本当の意味での領土や国民の生命や財産が侵食されてもなーんにも言って来ない。 左翼は実は親米ポチだったりする。 その癖悪口は言いたい放題。 本当に言論の自由は保証されているよなあ。 自分の言いたい事は確保して相手の気に入らない所はパージしろとはどんだけ権力者思考なんだろう。 こいつら左翼のバックは体制だもんな。 それも政府（村山談話）だったり、アメリカやチャイナだったりする。 藤原道長かよ。 この世をば我が世と思ふ望月の欠けたる事の無しと思へば アメリカは日本がどう転ぼうが、どちらについてってもいいのだ。 最後のアンケートでは田母神擁護が多かったが、予想を大きく覆した結果が出た。

  2008.11.28

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• ローゼン閣下の問題発言

  何処が問題なのかなあ？ ローゼン閣下の言いたい事は働いて税金納める人へのインセンティブを与えたいが為の事だろう。 現実には、老人が増え過ぎて、と言うよりも中々死ななくて数が一定よりも多く保たれている状況だ。 その癖、子供は鼠算式には増える傾向にはなく、鈍化している。 ピラミッドではなくて、ドラム罐から菱形へと変わっていく。 これがいわゆる少子高齢社会だけど、なまじっか老人が薬や医者に掛りっ切りで此れ迄の歴史でも実現しなかった、長寿社会を成功させてしまった。 老人が我が国で長く生きられるのは超高度福祉社会だからである。 自分達で稼いだ分を自分達で使い切ってしまっているのだ。 子孫に財産が遺せない。 それどころか、財産を未来から借りて食い潰そうとしているのだ。 現実的にそうなってしまっている。 大した事でもないのに病院に通い詰めて保険料食い潰してしまう。 そればかりか、そんなんじゃ流石に医療費が持たないから値上げせざるを得ない。 もう何割負担になってるんだ？ これだと貧乏人は病院に行けないじゃないか。 老人が財産を食い潰すから子供にも影響が出てしまう。 医療費がかさむのなら子作り子育てとて躊躇わざるを得ない。 後期高齢者医療制度にはあれだけ非難囂囂でいたが、まさか自分達か影響及ぼしているとは考えていないのだろうか？ こうだと結局「公」の精神は老人なんかに宿ってはいなかったと言う事になる。 戦後の発展は政府主導だったり、豊かになると言う一定の目標があった。 皆もそれに従った。 しかし今の政府の目標なんて何も無い。 ただ現状維持的な景気恢復のみ。 民は民で後世に伝える事も何も無い。 叱咤激励の激励なんかなくて、叱咤すらも怪しい。 自己の軌跡を正当化し、ひたすら侮蔑と偏見の眼差しで後世を罵る。 これでジェネレーションギャップが既に起こっているのだが、疎通が出来なくてこうして殻に閉じ籠ってしまうんだろう。 ヒステリックな老人も少なくはない。 先人達には感謝する。 しかし後から生まれ出る者達の柵となって欲しくない。 本来、人は必ず死ぬものだ。 何故老いても尚生きる事に執着する？ 頼むから未来を担う子供に生きさせてくれ！

  2008.11.26

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• シリーズでやっているお客様は王様かよっ！も第四段だ。

  結構面白い。 クレーマーばかりでは直ぐに飽きてしまう。 それだからこそ、不平等にならない為にも、店側の不備もピックアップさせている。 店だけじゃないんだけどね。 学校とか、それは多岐に亘る。 実際に出演者にも教師を演じさせてモンスターペアレンツの対応をやって貰った。 さまぁ～ずはよくやっている。 面白いから許す。 ユッキーナも当初から喧嘩調子で、他の出演者もしどろもどろではあったがふかわだけはスルーされた。 ふかわ節を披露したのだろうけど、浮いてしまったんだろう。 後半はクレームのお陰で商品やサービスの改善が出来ましたよっていう企業のPRとなってしまった。 納豆のたれをゲル化した事で成功したと言うが、納豆ってあるある大事典でミソつけた商品じゃないか。 しかしこの『お客様は…』ってあるあるの臭いがするなあ。 マチャアキが司会だし。

  2008.11.25

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• NHKのBS特集で

  フィリピンの漁村の事が取り上げられていた。 ある家庭の事だったけど、これがまた悲惨なんだ。 魚礁である珊瑚を壊すことで禁止されているダイナマイト漁をやっているのだった。 ダイナマイト漁はトラブルや事故が多く、腕を吹っ飛ばしたり、終いには命を落とす事もある。 父親を喪い、幼いながらも必死に涙を堪える少年がいた。 主役となる家庭の少年がその幼子の兄貴代わりになっているのが何ともいたたまれない。 今回の少年の家の父親が、問題となったダイナマイト漁を行ったと言う事で捕まってしまい、裁判にかけられてしまうのだ。 父が捕まった儘で働き手もなく、その上裁判費用もかさんでしまう。 母が借金の工面をするが、如何せん周りも貧しい。 何処も貸してくれるところなんて無い。 マニラに出稼ぎに出ている姉を頼りにする位だが、その姉も一週間もいられない。 その日の食い渕は得られてもまた同じ事。 少年、いやそこの漁村の子供らがやる事はダイナマイト漁の禁止の啓蒙と、珊瑚礁を再生する為の区域の確保だ。 学校休んで迄も漁をせねばならない位貧しい。 少年は勉強して大学へ進んで漁師になりたいと言う。 勉強せねば漁師になれないのか…。 余程貧しいのか。 少年は、涙を見せない。 辛くても、悔しくても堪えている。 何故かと言えば泣いてしまうと家族が余計に辛い思いをさせてしまうのだそうな。 そうした取材でもその後はどうなったのかは判らない。 漁を再会している様だったから、きっと取材費が幾らか貰えたのだろう。 もしも、日本が江戸時代にフィリピンと交易を繰り返していたら、きっとフィリピンは日本領となっていたんだろうなあ。 多分日本は今の様に裕福ではいられなかったかも知れない。 しかし、フィリピンの人達は日本に多く渡っていたりするのだ。 何とか暮らしているようだから、案外溶け込み易いのでは？

  2008.11.24

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• 今日のNNNドキュメントと私が子供だった頃を見て

  ドキュメントは日雇い派遣の事を、『私が』は東MAXの事をやっていた。 相変わらずだなと思った。 秋葉の件から半年経つが舛添が日雇い派遣禁止の方針を打ち出して、一体どうなったのだろう？ 一度おいしい法律を手にしていたから企業はどんなことしてでも有利な対策を立てるんだろうなあ。 お金が流されてしまっているのか、それとも滞っているのか、何れにせよ我が国にはお金がない。 事実国家予算ですら三分の一が借金である。 お金が分配されないから相対的に貧者が増える事になる。 相変わらずワープーは解消されない。 一人分の最低限の生活しか出来ないから家族が作れない。 作ったとしても碌な物ではない。 その中でワープー夫婦を取り上げていたが、二人合わせて十五万の給料だと言う。 幼子が一人いる様だが生活苦の為に乳児院に預けているのだと。 これは端から観れば哀れだと思うが、しかし親は何をしているんだと嘆かずにはいられない。 子供は金は掛らない。 掛ったとしても国が手当てを出してくれる。 保険料未払いの為に無保険児童が出て来てしまう現実もあるけど。 もう一つ、派遣ユニオンの組合員でありながら派遣社員もしている女子も取り上げられていた。 当初普通に勤めていたらしいが、満員電車でパニックに陥ってしまい、仕事も続けられなくなったそうな。 転職組には派遣しか空いていない。 後は派遣の仕事は皆の知る所だからもう言う必要はない。 未々、受難の日々は続くのだろうなあ。 人は死ぬが、こんなことで自ら死にに行く必要はない。 さて、東MAXの話だが、ターニングポイントなんてものがない。 下町のプリンスと言われる程、恵まれている。 父が芸人だからってこともあって、子供もテレビに出している。 東MAXは公立学校ってこともあるけど、よく通えたよなあ。 父の事馬鹿にされていたけど、馬鹿を演じていたのだと説得、弁解していた。 在りし日の映像見せられた後でも言っていたけど、自分ではなく、全て父を中心に動いていたと言う。 父東八郎が死んで東MAXは欽ちゃんファミリーに引き取られる形で芸人の道へ進んで行くのだが、これは今回取り上げられなかった。 東MAXは別に浮いていた存在ではなかったようだ。 テレビに出た翌日は辛かったみたいだが、下町ならではの遊びを楽しみながら少年時代を謳歌していたみたい。 金持ちとは言うが、クラスにももう一人金持ちがいたのだと。 絵の具の場合は東MAXが数こそ勝っていたけど、ガンプラ持って来て自慢されていたそうな。 しかし東MAXの家（東八郎の家）は一家七人にお手伝いさん、そして付き人、弟子が住んでいてかなりの大所帯だったようだ。 幾ら金があったとしても、その日に用意する晩飯や出るお菓子にも限りがあるので奪い合いになる。 その中で生きる智慧を身に付けたそうだと。 その感覚は解る。 電車に悪戯をして父に叱られた事がアレなのか？ それも違うなあ。 基本的に恵まれているからレールを伝って行ったに過ぎないだろう。 僻みではなく、父が死んだからこそ七光りの威光をちらつかせる事もなかったろう。

  2008.11.23

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• 東京と埼玉の元厚生次官絡みの事件の犯人が捕まった。

  捕まったと言うよりも、出頭だった。 出頭したところで減刑される訳ではないのだが、犯人の犯行に至る動機が無茶苦茶である。 保健所にペットを取り上げられて処分されたからと言う理由、らしい。 当て擦りにも程がある。 絶対に嘘だ。 掛け値無しに嘘だ。 犯人は前々から様子がおかしかったようだ。 工事の音がうるさくて会社にまでクレームを言うのはいいが、それがどうやら脅しめいているのだそうな。 来る宅配業者にも怒鳴りつけていた様だし。 職も転々としていた様だし。 しかしこの犯人の面はどう見ても、普通ではない。 病的って訳ではなさそうだ。 秋葉の殺人鬼等は表情に悲愴感が漂っているのだが、これは虫を殺すが如くの平然とした、仕事をしてやったと言う感じだ。 あらゆる陰謀が渦巻いている。 しかしそこまで踏み込めないし、ペット殺されたとかの理由ではみんな釈然としないのは当然。 後はマスコミが好き勝手に書くだけだろうから。

  2008.11.22

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• ラオウの変化

  ラオウだけでなくソウガも変わってしまった。 髪もボッサボサになってしまってる。 ソウガとレイナの兄妹は新解釈のオリジナルキャラだけど、この二人はケンシロウとは一度も会った事はない。 ラオウと久方振りに会った時にこの二人は居なかった、事になっている。 リュウガとジュウザがサザンクロスの酒場で出会った時、二人は兄弟だと明かされ、共にユリアの兄である事も明かされたが、原作（本編）を読む限り其処迄気付いた人間って果たしていたものか？ 加上式に後付け設定で更新されていく北斗の拳だ。 抑も北斗に対して南斗と言う二項対立の設定設けて争わせていたのに、その親玉であるシンを斃してしまい、それでも漫画を続けなきゃいけないのでケンシロウの世直し旅として始めなきゃいけなくなるから、南斗の拳が聖拳だけでなくそれが総称であって実は百八派に分かれていたっつう設定を重ね続けなければならなくなってしまってたのだ。 それでも足りないからケンシロウには血の繋がらない兄弟がいて北斗神拳の伝承者争いをしたいた設定をまた後から付け足さねばならなくなった。 そういう形でユリアの後付けやリンの後付け、ラオウの後付けをどんどんと続けねば漫画が続けていけなかった。 後から新解釈の漫画が出ても誰も文句は言わないだろう。 ターミナルが原作に続けばいいだけの話。 現在放映されてるラオウ外伝も、マミヤの村へ拳王軍が侵攻する迄の話である。 ラオウが伝承者争いから弾かれた後に覇業を完成させて行く地味な話ではある。 ラオウはシンやサウザーに較べて取っ掛かりが遅い。 日本は既に南斗の門下に分割知行させられているのだった。 そりゃ百八派もあるんだから、核戦争前は全国展開されてたんだろうなあ。 元斗皇拳はどうなるの？ て話にもなるが、これも恐らくはるか昔外国からやって来て、祖先の拳であったことをすっかり忘れた典型なんだと思う。 天帝を護る拳て事は、これは核戦争前はガードマンが身に付ける護身術程度のものなんじゃないかと思えてしまう。 天帝が核戦争前では何の存在だったかは判らない。 少なくともラオウが生きていた頃では天帝の村（と表記されてた）を素通りしていたのだが、何者…？ 北極星を元斗の星と定めているが、北極星とは北辰と定めていてこれが天皇を指す星だったりする。 しかし、修羅の国でも「天帝なき後」とあったりするので、やはり天帝は支那の皇帝の末裔だと考えるのがベストだ。 その支那の皇帝が一体何の王朝を指していたのか解らん。 恐らく元斗皇拳も天帝も記憶の彼方に日本にやって来て、過去の出来事を綺麗さっぱり洗い流したのだろう。 獅子王イゴールの首刎ねた時も黒い陰や、本人の頭もモザイクが掛る様になってしまった。

  2008.11.21

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• なんじゃこりゃあああ！！

  CLANNADって萌えじゃなく燃えなのであったああ！！！ 押忍！空手部かクローズ（ZERO）のようなアニメであった。 平和の為に喧嘩する話だったのか。 しっかし、萌えアニメって極めて超個人的、小乗的なジャンルなのにこのアニメは古臭い程世間や地域が現れて来るのな。 これってセカイ系？ しかし違うよなあ。 そんじゃあ、キモイ系？ これも違う。 何れも個人が主体となって世間（周り）を動かして行くか或いは遮って行くかの違いだ。 勿論恋愛ものとしてスタートするのだが、これって恋路を遮るものは何もないんだな。 前期は恋路を遮るっつっても、朋也が恋愛しようなどと思ってもいないだろうし、藤林姉妹が恋路の邪魔をする存在になってしまったけど、これは寧ろ姉妹を主役として観ればギャグ専用の可哀想な人達である。 欲を言えばもうちょっと構成をしっかりしてくれればいいと思う。 アフターは漢を感じさせる回が特に多かった。 それでアフターは夏服の二学期と言うことなんだけど、朋也は前回迄のサッカー部との乱闘と春原陽平との雨の中の殴り合い、それに対岸の敵対勢力のトップ（佐々木）とのガチの殴り合いをしている。 よくもまあ、怪我が一週間位で治るよなあ。 端から見ればやっぱり朋也はさぼってたり喧嘩ばかりして停学も食らっている。 内申書なんか作れないな。 春原陽平はヘタレだから金髪だけで朋也より大人しい。 それにしても春原陽平を宮澤和人の代わりとして差し出そうとして、決戦に臨ませたはいいが、渚の差し出したパンとジャムを食った春原陽平と須藤（前髪が白い男で有紀寧のお世話になってる）以下メンバーが揃って気絶って…もしや…。 知り合いとは言うが、古河家って別のゲームであるKanonの住人の水瀬秋子からジャムを御裾分けして貰ったのか？ 正にスペシャルテイストのパンとジャムのコンボ。 大量破壊兵器に匹敵する！ 七色に光るパンとジャムって何だよ…。 KanonとCLANNADは別次元の話ではないと言うこっちゃ。 まあ、AIRとCLANNADは恐らく時期が違うのだろう。 そうしないと、国崎往人の生まれ変わりが朋也で、神尾観鈴ちんの生まれ変わりが春原陽平の生まれ変わりと言う説明が付かない。 AIRは結局千年前の翼人達の無念を晴らす為に輪廻を繰り返す話だから、往人と朋也が同時期ってことも有り得るな。 そう言えば、スドージャムなんて名前のジャムがあったな。 中州で対峙しても佐々木と朋也の体格差は歴然としている。 喧嘩も所詮プロの喧嘩師相手だから一方的にやられるだけだった。 それに朋也は右腕が上がらない。 尤も相手も左を怪我した儘だ。 こんな連中と渡り合えるのも智代位だ。 対岸の連中は夜の暗がりのトンネルの中で和人を襲おうとしたけで智代に返り討ちに遭う。 和人に次いで強いのは智代だった。 この町って、萌えの雰囲気醸し出しているけど、俯瞰するとやはり治安はそれほど良くはない。 周辺人物だけでも怪物クラスが猖獗を極めてやがる。 古河秋生、相楽美佐枝、坂上智代、藤林杏、光坂高校にちょっかいを出して来る地元のヤンキー、智代に恨みを抱く他高生、高校のラグビー部、サッカー部、変人には一ノ瀬ことみ、芳野祐介、それに引き擦られて来る朋也と陽平、そして今回の宮澤和人や須藤、佐々木等の川を挟んでの二大勢力。 発展段階である町だからこそ、纏まりがなく不良の巣窟となる。 光坂高校って進学校と銘打っているけど、光の玉の伝承を元にして作られた学校って感じ。 誘致したのか？ 朋也が春原兄妹や宮澤兄妹の事に巻き込まれて行き頻りに家族の事を気にする様になって来たな。 勿論話を持って来た勇も姉が朋也の住む町の酒場で働いていた訳でここでも家族がキーワードとして出て来る。 ずっと朋也が目を背け逃げて来た事だな。 町のヤンキー達も兄貴の和人を慕って集うが、妹である有紀寧（ゆき姉）にもいつの間にか慕われる様になって行った。 腰が座っているんだな。 朋也や陽平が度々資料室にやって来ても暖かく迎え入れている。 和平を築かせる為には和人が必要であって、それでも和人を呼べない。 有紀寧が和人の代わりになってでも出たのはこれ以上の無意味な争いを治める為。 和人は入院なんかしていなく、既に死んでいた。 有紀寧と両岸のヤンキー達と朋也と渚と陽平が墓参りをしていた時に見た光の玉が上空を飛んだ。 何かが解決すると玉が浮かぶのだな。 今回もいい出来だった。 どうせなら実写ドラマ化すればいいんじゃないか？ 雰囲気出ていいかも。 それか森田まさのりがこれを漫画で描いたらどうだろう。

  2008.11.20

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• 厚生省の役人だった人が連続で襲われた。

  早速マスコミは年金テロだとして位置付けてしまってるな。 これでは早合点ではないか。 データが浮かび上がっているからと言って、犯人像が単なる目撃証言でしかないのに結論を急ぐのはいかん。 これはミスリードだ。 若し…と言う仮定を付ける訳ではないのだが、目的がマスコミの予想を外したらどうするのか。 勿論、謝罪も訂正もしないだろう。 今の段階では全く判らない。 脅迫電話は掛って来たようだが、内容もよく判らない。 こうした事件てのはマスコミも自粛していて、報道しないのだ。 殆んどのマスコミの第一報が年金テロ扱いだった。 役人だった人が「偶々」年金担当だったから、昨今の年金問題の咎で殺されてしまったのだと言う、さも当然の帰結の如く取り扱うのは如何であろうか。 テロ行為で政治を動かせる印象を与えてしまう。 まあ、政治（行政にしても）の世界はテロだけでなく脅し揺さぶりが側に横たわっているからなあ。 テロであれば、現在の行政担当者を狙う筈。 既に退いた人を殺めるのは当て擦りもいいとこ。 まだ、犯人は捕まってないのである。 これでは早計にして対テロ戦争に出たアメリカではないか。 ビンラディンは「未だ」捕まっていない。 捕まえてこそ真相に近付けられるのだが、そんなのもすっ飛ばしてしまい、目的が更に目的へと変化してしまい大きく後退している。 早速オバマにアルカイダがテロ予告したそうだが、もう永遠に繰り返されるんだろうなあ。 結論を先に設定して急いでは駄目だ。 どんどん遠退いて行くのだ。 マスコミが却って捜査を攪乱させ、住民を不安に陥れさせる事になりゃせんか。

  2008.11.19

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• 婚活って…。

  一体何がしたいのだろう？ 就職活動を文字って結婚活動の略なんだそうが、そんなに焦るものなのか？ とうとうAERAで婚活氷河期と揶喩されたが、またここでマスコミに踊らされて焦り出す毒女（独身女）がいる訳だ。 一体何のメリットがあるのだ。 所詮結婚もブランドか？ どうせ就職活動と同じく、「イイトコ」だけしか目を向けないのだからそんな流行にあやかって括っても無駄。 こいつらはマスコミが垂れ流す物を基準として世間を判断している。 視野が狭過ぎるから、結局こんな風に（年を取るまで）追い詰められているのだけど、自業自得としか言い様がない。 雅子妃やエドはるみ等をアラフォーの象徴に据えとくな。 あんた達は絶対に違う。 人の成功例を何故自分に置き換えたがる？ これもテレビ番組の、パンピーが決して参加出来ないのに、芸能人だけ楽しむ賞金制度に起因するのかも知れない。 この婚活もアラフォーも流行語になるんだろうが、正にテレビっ子を象徴させるフレーズだと思う。 負け犬からアラフォーへと突入する。 バブル時代を基準とした為か、（自他共に）価値を今更切り下げる事も出来ずに、年を重ねる毎に給金も維持されているから自身の価値はその儘だと勘違いするんだろうなあ。 寧ろステータスは上がっていると思ってるのか？ そうして結婚してこなかったのを結婚出来ないてな風に摩り替えて他人（特に男）を責めるのは筋違いだろう。 高望みは結構。 個人の自由であり、選択である。 バブル時代の意識が婚活にも投影されるのなら、最早活動自体が意識改革のなされない無意味な繰り返し行為である。 アラフォーとは言うが、もうこれは放っといてもいいと思う。 AERAはロスジェネ女も取り上げているのだ。 ロスジェネ女はまだ可能性は見い出せるかも。 しかし、思うが、そんなに結婚したい？ 何のために？ 国家政府は我が国の未来を日本民族に拘わらず運営させてく方針だぞ。 晩婚非婚で少子化が続けば日本の国力が減るから移民を受け入れる。 もう、日本民族には期待が持てない。 早々と移民政策を打ち出している。 経済界は日本民族は権利ばかり主張する金食い虫だから安い賃金で働く外人が欲しいのだ。 もうこれもアラフォー突入女と同じく日本民族全員がこの様な結果を招いてしまっている。 自己責任である。 自己責任だから責めない。 結婚出来ないのはお前の所為だと言われても、それは言う方の責任じゃないかと。 オタクが悪い、国が悪いって、あんたがその生き方を選んだんでしょ？ バブル時代は高望みしてさっさと男を値踏みして篩に掛けて来たでしょ？ 結婚するから金くれ保障しろってのも物凄い恫喝。自己責任じゃないか。 イラク元人質を責め続けた事も選んだじゃないか。 あなた達はこの社会を男張りに自己責任で生きて行く事を人を責める事で確認してから選んだじゃないか。 自己責任なのに社会保障ってなんだよ。 『結婚難民』と言う本を以前紹介してこれには違和感を覚えたが、矢張共感する部分も多くあるのだ。 何れにせよ、その本には肯定的に捉える事が出来る。 唯、それでも言える事は価値ゼロと値踏みされた男は結婚に応じてもならないし、結婚しようとも思っても駄目である。 サイレントテロとも言えるし、抵抗を続けるべきだ。

  2008.11.18

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• なーんか大麻で捕まる奴が多いんだと。

  まあグローバルだしなあ。 大学生が麻薬に手を染めるのも、言わば芥子の実から栽培される大麻を精製することからなんだそうな。 単純所持は法律で違法。 まあ若ノ鵬やオセット人兄弟の事件でも有ったように、持っていなければ吸っても良いと言うこれまた変な笊法のような法律だ。 麻袋から擦れてでる埃を吸っただけで陽性反応が出るんでお目零しされているのだそうな。 罪悪感が何で身につかないのか。 それは頭の良い奴は法律の仕組みと抜け道を知るからである。 説明する必要もないが、法律てのは善悪の価値判断じゃないんだな。 法律に善悪の基準を挟んでしまえばまさしく遠山の金さんのような御白州裁きとなってしまう。 法律と道徳を分けたのは近代に入ってから。 なぜそうしたかと言うと、法律が善悪を基にしていたら法律を、此処では掟になるが、制定し運用する側の意の儘に操られてしまうと言うからだ。 近代社会だと言うことを理解した上で舐めてかかっているのだ。 しっかし、憲法に公共の福祉って書かれてあるのに、なんでそこが理解出来ないのかなあ？ 公共の福祉が縋る担保とは正に日本国開闢より続く伝統である。 やはり、法律を舐めてはいけない。 法律は原理を示すものでもあり、それが最高価値基準の模範でもあると言う事を。 真善美とはよく言ったものを。 アメリカの裁判所にある女神像は、正義の女神像である。 天秤を吊り下げ、目隠しをしている。 公正さ、公平さを示すと言われる。 ジャスティスとは正義を意味するが丁度良い事と公平であると言う事。 どんなに時流に流されようとも、正義の価値は変わらないのだ。

  2008.11.17

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• わたしが子供だった頃ではみうらじゅん

  彼のターニングポイントは、仏像フェチに目覚めたと言う訳ではなさそうだ。 多趣味の持ち主でいろんな事に興味を持っていた。 小学生の頃から深夜ラジオを聴いていたらしい。 この辺は爆笑問題の田中と同じだな。 好きな娘に告白したくてラジオの投稿を通したのだが、丁度その時彼女は聴いていなくてクラスの他の子らが聴いていたのだそうな。 僕の千手観音になって下さい ラジオパーソナリティからも馬鹿にされてしまうような内容だ。 そんでみうらじゅんは完全にからかわれてしまい、遂に断られてしまった。 そりゃそうだ。 なんと断った文句も、仏像と付き合えばいいのにと言うものだ。 しかしみうらじゅんは孤立はしてなかったようだ。 その頃怪獣ブームであったから、怪獣部みたいなサークル作って活動していた様で入部試験もあったらしい。 仏像に惹かれたのは、祖父の連れて行く寺の影響みたいだ。 当時から仏像グラビアの切り抜きを蒐集してスクラップブックに収めては見出し付けて小綺麗に整理していたみたい。 数十年前のスクラップが未だに色褪せはするがボロボロにはならない物持ちには驚かされる。 当然再現ブイなんだが、往時のスクラップブックを小道具に使えているのだ。 母から姓名判断の占いで名前変えろと言われたそうな。 純→純次と。 こうすれば家を出て行かずに済むらしいのだが、みうらじゅんの生家は現在駐車場になってしまってる。 仏像は偶像、即ちアイドルであると言う。 それもその通り、作った人の思いが込められているのだもの。 結局仏像と女の子両方選べないよ。 自身の思いを投影しているのが仏像なのに好きな娘も一緒って訳にはいかないだろう。 フラれてしまい、悲嘆するのだけれど、母はポジティブである。 みうらじゅんの才能を評価し、認めているのだ。 みうらじゅんが書いた嘘日記を出掛ける時に机の上に置いてそれを母がこっそり覗いているところを更にみうらじゅんが覗いているのだ。 文章が上手いから小説家になれと言う。 しかしみうらじゅんは否定する。 絵が上手いから漫画家にもなれると言う。 これも否定する。 結局みうらじゅんは漫画家にもイラストレーターにもなれる非凡の持ち主となった。 母はみうらじゅんの全てを分かった上で認めているのだ。 これ程恵まれた家もないだろう。 お金とか、裕福とかそんなんじゃない。 恵まれているのは、人にであろう。 今迄貧しかったり、逆境であったり辛い過去を歩んで来た有名人も此処では取り上げられていたが、逆説的に言えば『恵まれている』のかなあ。 でもみうらじゅんは過去に戻りたくはないと言う。 脱脂粉乳なんか飲みたくないそうな。 この後にジャパノロジーで版画の事、半身不随で油絵を描く人の事で感銘を受けたな。今回は。 ドキュメントで自閉症の子の就学問題を取り上げていたが、色々言いたい事もあったのだけれども、今日はこの辺で。 兎に角学校に通えた事は良かったと思う。

  2008.11.16

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• 上野の琳派展を観に行った。

  図録三千円って高いな。 どうにかならんかなあ。 天皇陛下も御覧になられた事もあって、しかも期限間近と言う事もあってかちょっと並んでしまった。 どう見てもこの催しとは縁のない様な連中がいたりもするが、中身なんて理解してんのかなあ？ 人も多いから展示品が中々見る事も出来ん。 図録が高いと感じた。 その分中身も分厚いからいいか。 雨が降っていたから傘を入り口の傘立てに入れようとしたら中々鍵が掛らない。 そうしたら隣の人も鍵が中々掛らないようで話し掛けて来た。 金ピカのイメージばかりだったなあ。 しかし人が多いので今回の展示の印象が薄い…。

  2008.11.15

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• ヴァルキリープロファイル２をクリアした…。

  DS版の最新作が既に出ているのに長く掛ってしまった。 さてこれの感想だけど。 メガネがラスボスなんだな。 これは一体何処のムスカ大佐だ！ 魔法使いは軈て神となる！ レザードは自らオタクの運命を決定付けたのだ！ 30迄に何もなければ魔法使いになれると言う逸話がある。 その魔法使いを究めれば妖精なのだそうだ。 妖精ってエルフって意味で矢張神の一族でもある。 アルフレッドって言う名前にもエルフ、妖精が入っている。 それはどうでもよくて、どうでもいいってことはないんだけど、なんかこれは哀しき喪男の物語なんだな。 キモオタのヒキコモリのメガネが唯ひたすら三次元を捨て二次元の物に恋慕する姿を写し出している。 独占しようとするのは神様、レナスなんだけどいやはや気持ち悪いなあ。 ルーファスもフラれちゃうし。 途中で物語が変化してしまうって事があるようだ。 やっぱりラピュタだなこのゲームは。 ラピュタも物語の進行が変化する。 このゲームは神々が地上を支配しようとする物語だけど、人間の世界としては秘宝を取り返して守る話。 ドラゴンオーブを巡る旅。 そしてラピュタは飛行石を巡る旅。 レザードが自らの個人的な目的の為に仲間の振りして潜入して期を窺って横取りしようとする。 ムスカ大佐も政府のラピュタ捜索に乗って、横取りしようとしていた。 まあ結局全て独占しようとするとみんなから総スカン食らって両者共に負けちゃうんだよね。 嗚呼…オタクって恵まれない…。

  2008.11.14

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• 宮沢有紀寧の回へと続く。

  アフターはサブキャラのストーリー回収がメインだな。 しかもこの有紀寧って見えないところではかなりの人脈をお持ちで。 影の総番ってとこか？ 有紀寧が手伝う店では矢張ヤンキー共の溜り場で不良の春原ですら縮み上がる程だ。 今回は萌えよりも、硬派な話だな。 これが出崎統をして古臭いと言わしめるコンテンツである。 宮澤有紀寧なんて資料室のチョイキャラかと思いきや町の真実を知る重要なファクターだったりするんだな。 久々に感じてしまう、影のある展開だな。 やはり後がつかえてしまうから話の途中途中に次回のターンてかルートを差し込ませているんだな。 これが解決すればほぼキャラのイベントを回収することが出来るのだが、まだ芳野祐介が残っていたか…。 これも挟むと本当に重要なアフターを後半急ぎ足で片付けなくてはならんぞ。 まあね、尤も第三期があれば話は別だけど。 CLANNAD -FANTASY WORLD- ってやりそう。 そんなことは無いだろうけど。 有紀寧に掛って来るのはちっぽけな少年。 有紀寧の兄貴の和人に用があるそうだ。 春原がヤンキーの見本を見せたいのか、ええかっこしいことするけどこれも空振り。 普段から素行が悪いからさぼっているところを少年勇に見せ付けたつもりが教師に見つかって朋也と共に説教食らう。 三年二学期にもなって何やってんだ。 って不良にはそんなのは関係ないんだけどね。 今回はよくある話（設定）なんだけど、川を挟んでの二大グループがいがみ合っていて有紀寧はそのグループの頭である宮澤和人の妹なんだと。 川を挟んでのいがみ合いって正にライバル。 ライバルはその綴りからしてrival、riverど同語源だ。 ライバルは好敵手と訳されるけど、そんなものじゃない。 川の向こう側の憎むべき敵と言う意味だ。 ハンガリーの首都ブダペストはブダ（匈奴王ブレダ）とペシュト（ペーチ、ピャーチ、五つか或いは竈と言う意味らしい）と言う町が合わさって出来た都市だ。 二つに分かれていたのはドナウ川が両断していたからだ。 とは言っても元々別の町同士。 こう見ると朋也の住む町は歴史以前って感じなんだよなあ。 それは、朋也の学生時代は振り返るべき過去の話で言わば神話の搖籃。 詰まり、本当の意味でのアフターこそ朋也の見るべき現実なのだ。 映画版では学生時代が振り返る過去の話として出て来る。 脇に逸れている様だが町を語る上では重要だろう。 渚が「この学校は好きですか」と言ったのも、朋也が「町は嫌いだ」と感じるのもそういう感覚を滲ませる為の物だろう。 勇の姉は21歳で親元離れて有紀寧が手伝う酒場で勤めている。親に反発してとの事で。 ヤンキー達も溜り場にしているのも家庭に事情があったりするらしい。 これは家族と町の物語なのだ。 ラブストーリーじゃないんだな。

  2008.11.13

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• これは琉球王国の旗、らしい。

  琉球処分後の琉球藩にも旗印があるのだが、似たような三つ巴の意匠である。 琉球王国は沖縄本島を統一した尚家が統治して来たのだが、実質は薩摩の沖縄入りで保護国となり、幕藩体制に入ったのであった。 琉球列島は文化的に相違があって、薩摩の直轄地となった奄美諸島、沖縄本島、先島諸島と分けられる。 奄美の人達は名字を変えさせられて一文字になったそうな。 元ちとせ、恵俊彦（ホンジャマカ）、確かに奄美の出はそんなのがいる。 『誰も書かなかった沖縄』と言う被害者史観しか今迄書かれなかったあらゆる本の中でそんな壁を打ち破ったと言える画期的な本の著者、惠隆之介も奄美出身である。 大まかな文化的括りでは沖縄文化圏である。 しかし、奄美ってあんまり語られる事ないよなあ。 アメリカが沖縄を取っていた時に奄美も一緒に取られてしまった。 奄美はアメリカに取られている間は住民は日本人なのだが、逸早く沖縄よりも先に返還されていた。 しかし、奄美から沖縄に出稼ぎに来ていた人が沖縄で法的に問題となっていた時期があった。 沖縄は返還されていなかったのでアメリカ領であった。 しかし住民は日本人。 奄美の人が一時期不法入国扱いになっていたという。 さて、沖縄では電車が通ってない所である。 モノレールみたいのは作られていたのかな？ 沖縄は先にも述べたが現在でも「被害者史観」で語られる所である。 マスゴミがそうさせるのだが、今はそんなことないのだろう。 マスゴミと運動家以外は政治とは無関係だ。 一般的には文化面で語られる。 ニヒリズムが貫徹すれば二度とこの島では政治活動が出来なくなるのだろうが。 しかし、夢破れた左翼が沖縄に流れついて活動してたりするんだよなあ。 沖縄だけじゃない、あらゆる運動に関与している。 この前の園児の芋掘りもそうだし、大阪の橋下知事に抗う役員もそう、田母神論文に噛み付いた連中もそうである。 生き残りを懸けた左翼があらゆる運動に寄生している。 左翼って、バラバラのようだけど、根っ子で繋がっているんだな。 社会主義の夢が破れてもなお、それを捨て去ることが出来ずに運動すること自体に固執してしまう特徴を持つ集団が日本左翼である。 大体左翼は日本には最早一割も満たない勢力だが、それでも一定数はいる。 ノンポリの人間や社会的弱者を掻き集めているようだ。 蟹工船売れて調子に乗っている共産党だが、これが果たして票に繋がるのか。 自民党他政権与党は数々の失政続きで身が持たなくなってきている。 野党が次回は勝つだろうが、社共にまで票が回る事はないだろう。

  2008.11.12

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• 田母神前空自幕僚長の参考人招致だって。

  なんで中継しなかったのだろう？ なんかまるで裁判の原則カメラ禁止みたいだ。 中継も観てないし、伝聞だから詳しい判断が出来ない。 この状況は伝聞のみで田母神論文を批判している連中と変わらんな。 批判している連中、殆んどが為にする連中だけど、秦郁彦が批判しているから同調する者ばかりだ。 テレビのコメンテーターは当然読んでないし、ラジオパーソナリティーも読んでいない。 それを告白するのはどういうこっちゃ？ 正直な分だけまだ増しだが、読みもせず同調するのは凡そ中立を保つテレビマスコミにはあるまじき行為だ。 マスゴミは田母神の何を恐れているのだ。 政府等の権力機構をチェックするとか言われているが、これ見よがしに政府見解とかシビリアンコントロールとか、なんで肩持つのか不思議でしょうがない。 自民党や民主党も中にはこの参考人招致に懐疑する者がいるという。 髭の隊長議員も陸自上がりだが今回の顛末に疑問を抱いていたそうな。 まあ残念なことに、テレビマスゴミは誰一人として疑問を抱くのは居なかった。 政治家ですら疑問持つのに、なんでマスゴミは全体主義を貫くのだろう？ これだからこそ、パンピーのマスゴミ不信は募るばかりなのだ。 みのもんたも当然読んでいない。 読まずして２・２６事件を引き合いにして軍部の暴走だとか公の電波で喚き散らしやがった。 勿論みのもんたは２・２６事件も知らない。 司馬史観マンセーだから深く入り込む余地はないのだろう。 皇道派と統制派に分かれていてクーデターを起こしたのが陸軍の「青年将校」達である。 軍部と言えばそうだろうが、あの事件では軍官政財界の人達が殺されている。 こんなのを暴走だとしたら幕末の維新志士達も暴走である。 成功したら誉め、失敗したら貶める。これでは勝てば官軍負ければ逆賊と言う戊辰戦争の朝敵史観と変わらんじゃないか。 但し、時が経てば冷静に判断出来る。 何れ東京裁判史観も克服されるのかなあ？ まあ、もう少しなんだけど。 そう言えば、TBSが宣伝する映画に中居正広の出る『私は貝になりたい』は、Ｃ級戦犯が上官の命令で捕虜殺害の咎で裁判に掛けられて処刑される話なんだが…。 いつまで東京裁判史観を再生産させる積もりなんだろう。 何も知らないスイーツ(笑)が感銘受けて、戦争(・Ａ・)イクナイ!!や軍部(・Ａ・)イクナイ!!とか日本(・Ａ・)イクナイ!!とかって叫ぶんだろうなあ。 これは詐欺であり罪である。 観に行って確認はして来るが、期待通りかも知れない。 そういうのに対抗する為には東京裁判をアニメ映画にすればいいのだ。 パール判事を主人公としたアニメ映画、誰か作ってくんないかなあ。

  2008.11.11

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• 台湾とチベットに対する中共の姿勢

  結局馬英九はあなた呼ばわりされて帰って来ました。 ダライ・ラマとの会談でも双方が歩み寄ることはなかった。 蒙蔵回日台を五独とかって言うらしい。 何故日本が五独に入るかと言うと、反中国勢力がいるからなんだそうだ。 親中ぶりであった国民党も物凄い肩透かしだったな。 国共合作で対等かと思いきや、相手は対等とは思ってなかった。 それどころか呼び捨てである。 どっかの土俗の王様かと思われているのだろう。 当然台湾では反発が起きるけど、これで大陸一辺倒だったのが反中意識を巻き返したりして。 国民党は中華民国以来の外来政権で、馬英九もまた、大陸からやって来た父母を持つ外省人の子である。 それでも、自ら台湾を意識しなければ政治活動も出来ないのであって、李登輝にもお伺いを立てていた位だ。 実際、李登輝は今年頭の総統選挙で馬英九並びに国民党を推していた様で、何故かと言えば経済他で一体化しそうになっていた民進党政権では駄目だと見極めていたから。 そんな中で民進党の陳水扁前総統が選挙資金に関する疑いで捕まってしまった。 見た時はこれは韓国かと思ってしまった。 前政権の長を逮捕するなんざ何処の前近代国家のすることか。 まあ陳水扁には蕀の道を歩んで貰うしかない。 容疑であるから、もしや冤罪の可能性だってあるかも知れぬ。 パトカーに連れてかれる時に台湾頑張れと叫んでいた。 タイワン・ジャーヨウて言ったのだろう。 当然独立派（？）はこの逮捕劇を非難する。 それで台湾独立にも再び熱が入るのであろう。 条件は更に悪くなってるかもしれない。 中国人政権だから大きく後退している。 いつものように、国民党はあしらわれている。 これも李登輝の策略なんだろうけど、例え陳水扁がパージされても台湾人は独立を頑張って欲しい。 民進党ってのは、日本で言う所の左派、社会党のような集まりなんだそうな。 そういや、慰安婦非難決議を民進党も支持してた様だし。 国民党が右派なら、民進党はそれに対抗する左派って事なんだろう。 しかし陳水扁は独立派って感じでもない様だった。 任期中も正名運動をしたのも任期最後だったようだし、大陸と統一をするみたいな事も言っていた。 大陸に反発するなら国民党だと言うことを選ばせたのだろう。 李登輝は何処迄やれるのだろうか？

  2008.11.10

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• 山本寛斎が子供だった頃

  此れ迄自身を客観視した人物はいたろうか？ 自身も貧しかった、飛びきりなんだけど、当時のみんなも貧しかった。 幼い頃両親が離婚して、施設に預けられていたけれど、三人兄弟の一番下が他に引き取られて上二人が父の下へ。 雪合戦の最中、石が混じっていたことで怒りに任せて大喧嘩したそうな。 それも、あの時はこうだったと冷静になっていたのも変わっているなと思った。 ここで言う所のターニングポイントって何だろう？ 施設に預けられることか？ そうでもない。 兄弟バラバラになることか？ それも、そうでもないようだ。 服の仕立ての手伝いで身に付けた技術を生かして制服の改造だろうか？ こちらも、別にそうでもない。 生徒会候補者の推薦人として朝礼台に上ってスピーチするところだろうか？ これもそうじゃないみたいだ。 全てがターニングポイント、と言うよりか積み重ねなんだな。 感性か或いは天性の持ち様なのだろうか？ 中学まで将来の夢を持ち合わせていなかった様だ。 生きる事で精一杯だったから。 生きる力さえあれば、何でも出来るのだ。

  2008.11.09

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• エドはるみの芸能界デビューについて。

  テレビで先日やっていたのを後半部分しか観てなかったが十分な内容だった。 前半は会社員時代だったのだろうけど、後半が吉本入っての、言わば芸人活動の事をエドはるみ本人が演じていた。 僅か２～３年でテレビに出て人気をかっさらうとは何処迄の実力を備えているんだと思ったが、その間でもかなり努力してるんだなと感じた。 大体吉本に入って来るのは年に千人くらいなのだそうだ。 吉本の学校で養成されてそれが半分、卒業迄には二百人に減る。 それだけでなく、エドはるみの場合は関東、東日本なのでルミネに上る迄４人、物凄い倍率である。 しかし、結局エドはるみしか知らないのでやはり千分の一の確率なのだろう。 幾ら格差社会だからって安易に芸能界へ進む事はそれこそ修羅の道へ進む事になるのではなかろうか。 普通に就職した方がいいんじゃないのかと言えば、やっぱりそうでもない。 先が見えてしまっている社会では一念発起しないと突破出来ないもんなあ。 エンタとかで見せたエドはるみの芸はルミネで進化させてたのね。 テレビに出過ぎると、もう芸はやらなくなってしまうのは残念。

  2008.11.08

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• 筑紫哲也が死んだ。

  肺癌である。 まあ、この人はかなりのヘビースモーカーだったから、それが祟ったのだろう。 煙草を断腸の思いで止める人は必ず太る。 と言う、ではなく太るのである。 ストレスでやけ食いをするからだ。 しかし癌にかかってから筑紫哲也は太ってしまった。 否応なく禁煙するのだからシフトチェンジは難しい。 煙草の癌死は粗、自己責任なのだろう。 泉重千代（120）と言う日本再高齢だった人は煙草も酒も嗜んでいたのだ。 煙草も酒も体質がある。 周りの人間が肺癌で死んだり手術治療の入退院を繰り返したりすると、自ずと自身も止めるようになってしまう。 止め始めた（変な表現）時のプレッシャーは並大抵のものではない。 苛々が襲う。 その苛立ちを紛らす為に兎に角、物を食べる。 然して煙草を止められるのだ。 自分は煙草を吸わない。 先ず煙草を買う金がない。 無くなったら買い続ける様な金何て物は無い。 それに分煙もされてない時に煙たい所にいたから鼻炎にも罹ってた。 お礼に煙草を貰いそうになった事もあったが、吸わないので断った。 もし彼処で貰っていたら吸っていただろう。 漫画でも煙草を吸う場面はもう見掛けないかなあ。 今は禁煙ファシズムの時代だから。 NHKでのガチンコ討論で黒鉄ヒロシと蟹瀬が煙草を巡ってやりあっていたけど、愛煙家には風当たり強いな。 蟹瀬も元ヘビースモーカーだったし。 鳥越俊太郎も養老孟司も宮崎駿も池田清彦もヘビースモーカーである。 ウッチャンやケンコバも煙草を吸うが、やはりスモーカーにとって一言言いたい事はあるようだ。 抵抗を続ける小谷野敦もそうだな。 実際煙草を止めて行く日本人ってそんないないんじゃないの？ 車の運転と同じで、男だけのものがいつの間にか女も、そして若者も乗るようになっていった。 煙草もストレス社会が生み出したものだ。 政治家が吸うのだ。 JT（旧専売公社）の大株主は日本政府。 これ程マッチポンプはないな。 アメリカが圧力加えても日本が抵抗を続けているのだ。 どうしようもない。 税金に関わることだ。 しかし筑紫哲也の死因が煙草の吸い過ぎによる肺癌だってことが分かっているのに、そこは突っ込まないのね。 多分あの人達は十代の頃から吸ってるよ。 欽ちゃんだって二十代の頃からってマラソンやり始めた時にそうナレートしてたが、明らかにもっと前だ。 爆笑問題太田だって既に十代の時に吸っていたと自伝で語っている。 自分で知っている中で小五の頃から吸い始めていてポリープが出来ていたというのがいたな…。 勿論高校の頃の話だ。 あれからもう十年以上…。 そのキャリアの長いスモーカーは今どうしているだろう？ もう死んでいるのかも知れない。 今はタスポ無しでは買えない様だが、それが無くても買えてしまう子供達はいるだろう。 幾らでも買える方法はある。 親が甘やかしてしまうケースがある。 酒もそうだ。 タスポ使って買い貯めして転売することだってある。 要はタスポを手に入れればいいだけの話。 実際に売り上げが下がって困った煙草屋がタスポを差し込ませた儘売っていた事だってあったのだ。 まるで土曜発売のジャンプみたいだ。 近所の良心的な店なのだろう。 未成年が隠れて煙草を買う時代ではない。 逆に未成年が大人を頼って煙草を買う時代となっている。 堂々と買える時代じゃないのか？

  2008.11.07

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• マケインが負け因を認めた。

  これで来年の頭からアメリカ大統領はオバマになる予定だ。 この二ヶ月の間に暗殺されなければ、就任式に神に誓って宣誓をする事になるのだ。 なんだか高が一国の大統領を選出するのに物凄い大々的な宣伝とパフォーマンスの展開振りで恰かも世界大統領を選ぶ有り様だ。 このノッチじゃなかった、オバマはシュワちゃんにヒョロ男と揶喩われていたな。 まあ負け因は越南戦争に従軍してそれで瀕死の重傷負いつつ捕虜になった経験があるから、正にリアルランボーなんだよな。 お爺さんになってもガチムチ感はあるな。 アメリカは今だマッチョイズムの国でもあるんだな。 フェミ帝国でも或いは多様な性を包括する国でもあるのに、多様性を自らアピールしたがる国なんだな。 我が国は多様性は認めつつ隠したがる傾向にあるな。 もしかしたら、カトリーナがやって来なければ、オバマじゃなくなってたかもな。 今頃ヒラリーになってたかも…。 ああ恐ろしい、フェミ帝国が世界に君臨するんだ。 改めて思うがオバマ程計算高い男はいない。 旧来の出自に飽きたので、少し色の付いた奴を出そう。 カトリーナ来た後にサブプライムと金融破綻だ。 自分は黒人の血が入っているので正に多様性を認めるアメリカにとっては恰好の存在として世に生まれて来たのだ。 はっきり言ってオバマは楽な道を歩んでいる。 アジア政策を中国に任せたり、代替エネルギーを開発したり、殆んど共和党がオバマ民主党に禅譲させたような物ばかりだ。 本人が頭がいいってのもあるな。 もしかしたらリーダーに向いているのかもな。 結局負け因は雑兵でしかなかったのか…。 こうも大統領選挙になると、注目株以外の対抗馬が当て馬のような連中ばかりとはどういう事だ？ どういう事でもないけどね。 オバマの著作って二冊あるけど、分厚くてとても読めたもんじゃない。 これを一般ピーポーが読みこなせるものなのか？ 日本人ですら敬遠しがちな分厚いマニフェストまがいの本をアメリカ人が読める筈がないだろう。 知的水準もアメリカ人は然程高くないようだ。 なんせあそこも格差社会だからなあ。 教育格差も出るな。 まあ、だからこそオバマはワンフレーズやTVCMでアピールするのだろう。 Change！ってのも、小泉純一郎の「改革！」に等しい。 早速オバマはケネディやリンカンに擬えよった。それももしかしたらキング牧師にでもなりたいか？ 黒人の血は半分、白人の血だって混じっているのに殊更血液を強調するのも、自身を宣伝材料にしたのだろう。 オバマにもし、黒人の血が混じっていなければ、負け因が勝ち因になってたかもな。 白人も黒人もゲイもあらゆる人々も…云々なのだが、今更感がある。 アメリカは独立してからそういう理念で突っ走って来たのではないのか？ オバマが繰り返して言う程アメリカは理念とは程遠い社会なんだな。

  2008.11.05

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• 小室哲哉逮捕っ！

  この人はどーしよーもないなあ。 ライブドアのホリエモンと全く一緒！ お金無いのに宛ても無いのに、借りては返せなくなってる。 個人で十数億の借金ってアホか。 どうやって返してゆくのだろう？

  2008.11.04

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• KOTOKOのCDが当たった。

  ドラゴンエイジが三冊分買える値段だ。 偶にアンケート葉書兼プレゼント応募で当たることがある。 懸賞マニアなのだが、公募専用雑誌を買う迄の事は「未だ」しない。 最近は葉書を纏め買いすることがあるが、一々面倒臭いのでそうしてるだけ。 懸賞で当たる確率は大体20通出して一つや二つ当たる程度である。 ゲームソフトも未だ二本位しか当たってない、が漫画本ならいくつか当たっている。 ジャンプでの二号連続応募券貼付のプレゼントは口数が多いのに未だ当たってない。 最近ファミ通での採用率が低下している。 もう駄目なのかなあ？ 子供商品券は当たったが…。 懸賞生活も出来ない事はないんじゃないのか？

  2008.10.29

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• オオアリクイはニート

  NHKダーウィンでブラジルの草原に棲むオオアリクイの事を取り上げていた。 蟻塚の白蟻を突き出た口吻から伸びる60センチもある長い舌を駆使して巣穴の奥を舐め擦り回して食べるのだ。 しかし食べる量は然程多くない。 人間換算にするとお茶碗一杯分の量、白蟻100匹程度しか食べないのだ。 白蟻は一日の内凡そ5000匹生まれて来るので大した痛手ではない。 爪で穿たれた穴は一時間位で修復されるのだ。 オオアリクイ自体は群れたり、つるんだりと団体行動には出ない。 常に個人行動。 雨季は日中に行動し、乾季は夜に行動する。 何故かと言えばごはんの量が少ないので、体温調節が出来ないのだ。 丸でカッコウ！ 平均体温は33度。 人間だって36度はあるのに。 無理な食事制限している若い女でも35度位なのに。 昼の暖かい内に木漏れ日の中で昼寝をする。 大きな尻尾を枕にして眠る。 これで背景に溶け込むのだ。 赤ん坊はお母さんが一年中背負っているのだ。 天敵の猛禽類だって飛び交っているのに、何故安全なのだろう？ 首元から肩に掛けて長い線の模様が親子共にあるのだ。 それが親子共に同化させているので鷲やジャガーにも気付かれ難い。 鋭利な鉤爪がジャガーですら死に至らしめる事だってあるという。 そんなオオアリクイにも縄張りがあるようだが、そこでは争いが起こることもなく、みんな一緒に蟻を食べ始めてしまってるのだ。 争わないのだ。 ふえー。 これじゃあ丸で引き籠りニートそのものじゃないか。 ニートは貧相で質素な食生活をしてるから、体温もそれ程上がらない。一日一食だって有り得るのだ。 それ故に行動範囲も小さくなり引き籠り勝ちとなる。 食い物も最低限なので争う気力もない。 まあニート（引き籠り）の親も過保護だしなあ。 オオアリクイから学ぶ事は多い。 ニートになる条件が揃っている。 詰まり平和であると言うことは世界中がニートになることだ。 欲張らなきゃ、争いも起こらず角も立たず、平和でいられる。 オオアリクイって素晴らしいなあ。

  2008.10.28

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• 急に雨が降って雷も鳴って雹が落ちて来たよ！

  氷の顆が体に当たって痛いのなんの！ なんで急に降って来たんだ？ なんかゲリラ豪雨みたいな感じだなあ。 しかし俄雨でもあったから暫くしたら止んでしまったけど。 暑い日も続いたからなあ。 22度台だったから丁度秋の季節なのだけど。 それはそうと、ローゼン閣下は秋葉で演説、民主党は巣鴨で活動。 見え透いた活動されても今の国民には胸に響かない。 老人ですら避けてたようだ。 それでも活動しなきゃならない。 それが政治だ。 溝板政治だけれども与野党共にこれをしなきゃ票は獲得出来ない。 今の国民の政治意識は著しく低下し切っている様に感じられる。 ちょっと前迄麻生人気はあったようだが、今現在はないみたい。 ゴルゴのさいとうたかをと島耕作の弘兼を脇に並べても、醒める一方だろう。 島耕作がワーキングプアだったり、派遣島耕作、ホームレス島耕作、定年島耕作、セカンドライフ島耕作、社長（零細企業）島耕作、ロハス島耕作、出家島耕作、ニート島耕作だったら面白いのに。 島耕作に子供がいて、その子供が引き籠りやニートだったら面白いのに。 それだったら読んでやる。 ゴルゴもいっそのことゲームで異種格闘技戦みたいのをやらせてみたらどうだ。 他の人気キャラと戦わせるのだ。 やってくれ。頼む。

  2008.10.27

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• わたしが子供だった頃の主役は爆笑問題の田中

  小さい子をよく子役として用意したな。 それにこの番組は子役の演技もさることながら本人に似てる子を選んでくるな。 今回の田中の転換期と言うのは、どうやら中学生の頃のバスケ部の試合の応援を寝坊して遅刻した事に因るな。 寝坊したのは、深夜ラジオを聴いていたからだ。 田中が小さいのは小学生よりずっと聴いている深夜ラジオの所為じゃないのか？ 小さいのは生まれつき持った性質だから何とも言えないが、慢性的な睡眠不足で成長が阻害されていたのでは？ 一時間少なくともそれが恒常的に続いて疲れが潜在化して阻害の要因となろうか？ 小学校の卒業写真では頭一つ分低いのだ。 小学生の頃より快闊で目立ち度がり屋だったようだ。 渾名が努力マンだったらしい。 この田中の世代は正にテレビアイドル黄金期であり、丁度ちびまる子ちゃんに出て来る様なまる子世代でもあるんだよな。 しかし同年代とは言え、まる子よりも一個上。 田中が早生まれなのだが観てる物が同じだろうな。 ドラマやアイドルの真似事してクラスを沸かしていた様だが、初恋は高校の頃だそうな。 しかも片想いで意中の娘が他の男と歩いていたのを目撃してがっかりしたのだと。 田中の場合は森林砂漠のようなものか？ 枯木も山の賑わいではなく、如何に生い茂ろうが、足下はスカスカの貧弱そのものだ。 小さいと言うコンプレックスが原動力となったのだろう。 人気者（？）だったみたくとも、小さいのは負い目、バスケやろうとしても結局背が伸びず、先程の遅刻と応援の足らなさで殴られたメンバーを見て、バスケから身を引き、ラジオの方へと元に戻した、と言うことになる。 高校はラジオ部で、そこが有名なアナウンサーを輩出する梁山泊みたいな所だったのだ。 女ばかりで男は雑用しか当てがわれなかった当時、田中はそこでちやほやされていたのだと。 その頃の写真見ても、こいつ色気づきやがってと思うようなものばかりである。 ちやほやされてても、やはりモテなかった。 仲間と言う意識が強すぎて恋愛感情に迄至らないパターンだろう。 田中のモテ期って高校だったのかな？ 調子に乗って恋してみようかなと言う意識の表れもあった様だし。 だけどそれと同時に挫かれてしまうんだよね。 以後、田中は童貞をソープに捧げる迄守り通すのであった。 人の事は言えないが…。 判る気もする。 田中はモテ期（？）では恋愛感情を外に出すことはしなかったのだろう。 モテ期過ぎてても自覚してたのかも知れないな。 その後、田中はずっとモテないでいて、風俗に通い詰めていた、らしい。 最終的には結婚出来たんだけど、キンタマ片方取った後でも子供は出来たんだな。 自分の場合はモテ期てのは半ば自覚しつつ訝しげにも思ってたりもしてたな。 中学の最後の頃か…？ 後は高校の最初の頃だと思う。 夏バテしてから運気が下がった様な気がする。 そこからパッとしなくなり、皆にバトンタッチしたような気がするなあ。 それでも、爆笑問題の田中はモテ期を小学生の頃から巧い事調整してたみたいだ。 何れにせよ、田中は自意識過剰なのだ。 当時はそんな足の引っ張り合いなんてものは無かったからその分幸福だったのかも。 勉強も出来て学級委員もしてた様だし、運動も出来てたが、小さいのだ。 本人の生きてゆく方向性なのかも知れないな。

  2008.10.26

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• アメリカの国民は貯金しない。

  株価は7000円台だし、ドルも90円台に突入した。 アメリカ崩壊も随分と加速して来ているな。 実はこの金融危機って、低所得者向け住宅ローンの崩壊もさることながら、普段の買い物もカード決済することにある。 中間層が崩壊とも言われるが、基本的にアメリカ人は貯蓄するような連中ではない。 心根がハンターなんだ。 無くなったら狩りに出掛ければいいという考え。 貯蓄率は二割。 まあ富裕層と言われるミリオネアやビリオネア達だけど。 残りは貯蓄叶わない貧民なんだろう。 我が国日本はまだ、六割の貯蓄率なんだ。 まあ、後の四割が貯蓄出来ないってのも問題だろう。 現在五人に一人は非正規雇用だ。 カード破産なんて我が国がバブル時代で通った道。 不良債権処理も終わっている、らしいが、少し苦しい時代だったが、その後に来たのは二極分化の時代だ。 しかしアメリカはそういうことに気付いていない。 国民も分相応の買い物が出来ない。 お金がないからカード作ってそれで買い物する。 元々払える能力がないのにそれ以上の買い物をしてしまう。 必然的にワープーの道へと転落する。 そう、実はアメリカの崩壊ってこうした民衆のカード破産によるものだったりするのだ。 しかしこんなアメリカのケツ誰が拭うか！ 日本は馬鹿みたいにホイホイ金出すんじゃないんだろうなあ？

  2008.10.25

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• ラオウ外伝を観る。

  統一事業を追う…。 辻褄合わせ的ではあるものの、別の作品として観られるな。 他の軍閥と戦いながら領地を拡げるやり方は丸で戦国時代。 三國志っつっても遜色なし。 世界が崩壊してからそんなに経ってないのに、君主とか様とか陛下とか。 ラオウのは国を掴むことではないんだな。 ラオウの城は飽くまでも鬼王の城から奪ったもので、最初に訪れたカサンドラは放っといているけど、こちらではウイグル獄長に任せっ切りとは言うけど、本編ではラオウに完全に従っているよなあ。 何処でウイグル獄長は折れたのだろう？ そのウイグル獄長だって拳王親衛隊の一部って事になってた。 いつの間にか編成されたんだろう。 拳王親衛隊ってターバン巻いたインド系が多いなあ。 ウイグル獄長の祖先も蒙古だし。 ラオウやソウガ、レイナも修羅の国と言う大陸出身だから親近感が湧くのか？ そういえば、ウイグル獄長の祖先が蒙古だと言う事は、核戦争前はモンゴルからやって来た力士だったのか？ インド系が居るのも、タイガージェット・シン…じゃなくて最近のIT関連のインド人が来ているからと言うことか？ 映画版の拳王の旗印は阿字である。 阿吽の阿である。 梵字の阿字だ。 やはり修羅の国はインド系でもあるからラオウは忘れてはいない事なのだろう。 このラオウ外伝は通常通り両翼のコブラだけど。 ラオウが統一事業してることは、如何に日本が無秩序になっていたかだ。 そんなラオウも聖帝やサザンクロスや天帝領を見逃している。 日本が如何に南斗聖拳の門下に支配されていたかよく分かるものだ。 ラオウやケンシロウが戦って来た相手は南斗の門下達である。 核戦争前は南斗聖拳がTVCMや広告使ってまでもアピールしてたんだろうな。 外国人も南斗聖拳を使っていた様だし。 ゴランのカーネルは南斗無音拳の使い手。 特殊部隊グリーンベレーが学んで採り入れたものか？ もしかしたらカーネルは在日米軍だったりして。 北斗は1800年の歴史だが、南斗は意外と70年の歴史しかない。 北斗劉家拳から分派した極十字聖拳が元となっている。 北斗神拳は日本に既にあり、六十何代も続いているから1800年か2000年なのだろう。 しかしどうやって日本に渡ったの？ 北斗と南斗の他流試合は禁止されているが、親戚同士の拳法だったからラオウもサウザーもやらせてたんだろう。 極十字聖拳はどうやって日本に渡ったの？ 使い手の流飛燕は死んでしまったし。 飽くまでも予想を立てる。 飛燕に付き添っていたエリカが極十字聖拳の拳法を覚えていて、それが南斗聖拳の元になったのだろうか？ そうなると後々の設定で都合が良くなる。 南斗最後の将が慈母の星と言うことでエリカとユリアのラインで繋がる。 エリカを保護するのはどうやら霞拳志郎にゆかりのある日本の財閥みたいだ。 飛燕が神父に化けてエリカやジュウケイを保護してたけどいつの間にか多くの孤児達を囲うようになってた。 恐らく、この孤児達がエリカを中心とした南斗の門徒達へとなってくのだろう。 そうであれば、南斗百八派の辻褄が合う。 しかし修羅の国には南斗の門下達は存在しない。 北斗劉家拳が北斗琉拳と名乗り、大陸を制覇した時に駆逐された、と言う訳でも無さそうだ。 拳法で国を支配するのじゃなく、北斗の拳では偶々拳法の門徒達が国を支配して行ったと言う様にも読み取れる。 そうでなきゃ日本が南斗の門下だらけになる筈がない。 南斗鳳凰拳は一子相伝らしいが、これが恐らく極十字聖拳を大きく引き継いでいるのかも知れない。 サウザーはオウガイに拾われた身無し子だが、オウガイもまた、身無し子だったに違いない。 サウザーがラオウと同じ位の年齢だとしたら、オウガイはその更に上を行く。 リュウケン（霞羅門）と同年代だとしたら、戦前生まれは予測出来る筈で、飛燕のいわゆる子供達だったのではないか？ 南斗鳳凰拳の一子相伝は北斗神拳の影響を受けているかも。 だから他流試合も非公式ながら行ってたのか？ 飛燕の思想？はシュウにも引き継がれている。 尤も飛燕はユルキャラだったけど。レイみたいな雰囲気だよなあ。 北斗孫家拳の張大炎が黒夜叉？ 確かに顔にはバッテンの傷があるが…。 北斗曹家拳の霊王は死んじゃったからこれは打ち止めだろうな。

  2008.10.24

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• 春原と朋也の殴り合い。

  こうした見せ場を作る為に、ストーリーを無理矢理捻じ込ませたのかな？ 端から観るとそんな感じだ。 開始一ヶ月程経とうとしているが、アフターじゃねーな、こりゃ。 夏休み迄がクラナドの前期部分だったのだ。 今回の春原陽平＆芽衣パートも本来なら前期の芽衣の上京（そう言えば、上京って言葉本来は京都を中心にして使う言葉だよなあ。まあ上京じゃなく、上洛だけど。）で済む筈だったろう。 何故学校サボってまで兄貴の事心配するのだろうか？ 兄・陽平は結果としては金髪を黒髪に戻して就職するのだが（智代アナザーの場合）、朋也と違ってヘタレだから其処迄目立った様な素行の悪い事はしてないのだ。 前期では結果として、朋也が校門前で喧嘩した為に停学処分を食らい、それでなくとも学校をサボる癖がついているから、就職が出来なかった。 それでも、リサイクルショップに就く事は出来た様だが。 飽くまでも智代アナザーの話。 本編では廃品回収業（昔はクズ屋と呼ばれていた）だけどなあ。言葉狩りかあ。 なんで朋也と陽平（妹の芽衣のいる手前便宜的に下の名前で呼ぶ、以下陽平）が雨の中殴り合わねばならぬのだろう？ 話を遡って整理してみた。 矢張、芽衣の策略でこうなってしまっている。 何故妹が、芽衣が兄陽平の気を掛けているのだろうか？ 春原一家の御目附役か？ 本来なら親が手紙や電話を陽平の下に送って安否を確かめるのが筋では？ 恐らく、手紙や電話を無視しているのだろう。 サッカー部辞めているのも知らないだろうし。 それだからこそ、夏休み前に一度芽衣を寄越す羽目となったのだろうか？ もう一度芽衣は夏休みに古河家に泊りにやって来る。 そんで、今度は進路で気に掛ける。 兄貴の事より自分の事の方が先決では…？ 第二話目で進路の事を陽平自身が仄めかしていたからだろうか。 上手くいってるような体面を取り繕わせたいが為に早苗さんを彼女にしたり、変装した早苗さんには芽衣は気付かなかった。 それで陽平自身も早苗さんが渚の母であることも気付かなかった。 気付けよ…阿呆が。 渚ですらダブって19歳なのに、早苗さんが光坂高校の制服なんて有り得んだろう。 デートも恐らく芽衣の計画だろう。 なんでいい年した連中が中学生の計画に踊らされているんだよ。 また芽衣は陽平を揺さぶりに掛ける。 朋也と付き合っていることを嘘吐いて迄陽平を焦らす。 本当の目的は曇っていた陽平にやる気を取り戻させる為だが、この彼女作り計画がどうやら逆効果で塞ぎ込んでしまった。 次は再び部活をさせようと以前いたサッカー部に入れさせようとしたけど、当の本人は暴力事件で追い出されている。 試合が事件でオジャンとなってしまってた事もあって今更部員達は了承する筈もなく、無茶な条件付けて懇願する芽衣並びに朋也と渚を揶喩う様になる。 球拾いさせられて芽衣は腹にボールを食らう。 部員も部員で酷い連中ばかりで女子供に容赦ないのな。 散々扱き使った後に約束を反古にして芽衣を絞め上げる。 流石の朋也も苛立ちを隠さずには居られず、飛び掛ろうとした瞬間に陽平参上し、部員を殴り飛ばす。 朋也の性格が変わったと部員の指摘があったが、前期のはなかったことにされてなかったのね。 前期での朋也の評判とは…。 全ては渚と出会ってからだな。 風ちゃんは微かな深層心理として残るので表立って朋也達の功績には残らない。 ことみのバイオリン演奏会開いた事か？ しかし開催に尽力したのは智代と杏だ。 公子＆祐介の結婚式の主催者は朋也達である。 風ちゃんの名前は残らなくとも、こちらで残っている。 この二人の中断を除けば演劇部再興と言う目標の為に幸村先生に近寄る事で次第に名が上がって来るのだろう。 智代の生徒会選挙でも朋也も協力している。 途中停学食らったが運動に参加する事により咎を雪いだのだ。 藤林姉妹が日陰者となったのは辛い所か？ サッカー部と乱闘しても停学はないのな。 まあ、外部の人間を酷使したからか？ この乱闘と朋也と陽平の決闘の場面は中々良い物だった。 冷静に観れば違和感あっておかしいのだが、カイオウの振り撒いたラオウ伝説の様に、全員が芽衣の兄貴復帰計画に振り回されてしまったのだ。 それで馬鹿みたいに殴り合う事に…。 この殴り合はファルコとケンシロウの闘いの様に、意味の無い物だ。 ケンシロウとファルコが闘ってたのはジャコウに囚われていた天帝ルイを脅されてたから。 朋也が陽平に苛立ちを感じていたのは、芽衣の移り気を放っといてたから。 結局両者共に虚構の上に筋違いな怒りを感じ、お互い殴り合ったのだ。 朋也は渚と別れて芽衣と付き合っていたのかと思っていた様だ。 それで渚が側にいた途端、「どうして渚ちゃんがここに？」と疑問を感じたのだ。 それで芽衣も泣きながら陽平に対し、「ごめんなさい」と謝ったのだ。 計画がこうもなってしまうとは思わなかったからだろう。 こういうのは取り分け好きだ。 恐らく、成果は陽平の考え方を芽衣が感じ取れた事だろう。 それ迄はサッカー部退部の理由すら分からなかったのだ。 早苗さんとのデートで陽平が他の兄妹の妹が苛められているのを敢えて止めに入らなかった所に、兄貴としての優しさがあったのだ。 その時点で芽衣が気付いていれば喧嘩乱闘だってなかった筈だろう。 結局一番振り回されてたと思われていた陽平がしっかりしてたのだ。 オチとしては最後迄早苗さんが母だとは気付いてなかった所か…。 それにしても学園篇がちょっと長いな。 アフター大丈夫か？

  2008.10.23

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• 恋姫†無双…残り二話から急展開に…。

  お金くれないのね。 だから12話の構成しかない…。 当初女だらけの三國志かと思いきや、一騎当千みたいなアレかと思ったら、ちっこいこども達の出るアニメでした。 なんでこんなのが地上波で放送されるのか…。 しかしこれって原作エロゲーだろうに。 原作エロゲーらしい痕跡はあちこちに残っていた様だ。 観てたら意外と面白かった。 戦乱の時代なのにのーんびりしてるんだもんなあ。 だけど、最終話に近付くと急展開。 劉備（？）が突如出現し、関羽達と合流し統一の為に共に行動するんだな。 結局劉備は騙りで途中から退散するのだけど、この世界って女だけのものだったのね。 そもそも劉備ってこの話でもあったけど、漢の劉邦の末裔を名乗っていたし。 蜀って言うけど、劉備が名乗っていたのは飽くまでも漢。 ある種の史実に則った作りではあったんだな。 個人的には張飛のリンリンが好み。 決してロリキャラと言う訳ではなく、豪放磊落…って個々では元気な娘って言った方がいいのかな、男でも小娘でも変わらんか。 これが余り好みではないと思われるかも知れないが結局史実ってのは向こうの国では余り好まれる事なく、改変して意味付けする事に意義があるのだから、異端でも良い訳だ。 そこまで強弁する必要はないけど。 また何処かでやるのかなあ…？ 原作エロゲーでよくここまでやれたもんだ。 プリズムアークも原作エロゲーだし。 なんと、続編はOVAで出るらしい。 このパターンは最近よくあるな。 第二期ってのはないの？

  2008.10.22

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• NHKでその時歴史が動いたの再放送を観た。

  知里幸恵というアイヌ研究者の事を取り上げていたが、前半部をちょこっとだけ見逃してしまった。 二十歳になる前に死んでしまった。 金田一京介の師事で命を懸けてアイヌ神謠集を綴った。 この本にはローマ字綴りのアイヌ語と日本語で書かれている。 アイヌ語には文字がなくて、子音や日本語にはない音を拾うために仮名文字ではなく、ローマ字を採用している。 文字がない民族って大変だなあ。 現代アイヌ語は片仮名表記で、子音表記は片仮名をちっちゃくしていたりする。 アイヌ神謠集から百年位経ってアイヌの選んだ道は日本語である。 仮にローマ字なんか選んだとしてもローマ字の故郷であるヨーロッパに持ってかれてしまうのが落ちだ。 尤も、ローマ字にした理由なんて分かりきっていた事だ。 明治期の日本は欧化していて、学校の先生は外国人だったりする。 日本語ですらヨーロッパ言語の翻訳ばかりで、ローマ字採用は合理的でむべなるものか。 ローマ字と日本語を並列にすると脳味噌の思考が分裂を来たす。 只でさえ、漢字漢文テキストを基礎にして日本語を作ってその後に朝鮮祖語と梵語波語蘭語葡語西語の上に露語英語独語仏語を重ねて出来た近代日本語にアイヌ語はきつい。 二重言語のみならず、三重言語で構成せねばならん。 勝ったのは日本語であった。 例え戦争に敗けても、日本語迄はGHQでも手を出せなかった。 漢字仮名混じりを廃止してローマ字表記にするところだったが、結局学力に開きが出てしまい、断念せざるを得なかった。 それでなくとも、アイヌの人達は既に日本語を話す事も出来ており、知里幸恵も若いのに辞書を編纂することが出来た。 考えてみれば、蝦夷地は近世既に蠣崎・松前の知行する所で江戸時代にはもう樺太や千島迄探険出来ていたのだ。 この頃もアイヌの人は日本語もぺらぺらだったかも知れない。 実際に江戸時代の松前の時代にはアイヌの戸籍も既に作られていた。 戸籍じゃなくて人別帖だけど。 にも拘らず、アイヌ語が残っていたとは奇蹟という他ない。 金田一京介と知里幸恵のお陰だ。 金田一京介のみならず息子の春彦や孫の秀穂は国語学者だもんなあ。 国語（日本語）と同時にアイヌ語も研究したとなると、何れも両者共に同じ出発点に立っていたことになる。

  2008.10.20

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• わたしが子供だった頃の主役はKABA.ちゃん。

  そうか…そうだったのか、幼い頃より既に出ていたんだ。 父から女言葉使うなと咎められていた。 博多辯にも男女の区別があるのか。 そりゃ日本語だからそうした区別はあろうが、方言外にいる人間には全く解らん。 天下のNHKはモロにポリティカリコレクトの影響を受けるから、～辯ではなく、～ことばと改めさせられているようだ。 そういや、しずちゃんの出ていた乙女のパンチでは方言指導に関西ことばってなってたな。 関西辯じゃないのか…。 西日本の畿内に住む人達が使う抑揚のある独特の言葉がいわゆる「関西辯」だ。 しかし、大阪に住む人達は自らの言葉を大阪辯と呼ぶ。 実際は吉本辯だけど。 大阪外の人間も勿論大阪辯に似た方言を使うのだけれども、彼等は大阪出身ではないので「関西辯」という詭辯を使う。 本来は「大阪辯」というのはないのだそうな。 ちょっとずれたけど、KABA.ちゃんは自称もあたしだったのね。 向こうのお国言葉での自称はないのかなあ？ 「ワシ」とか「オレ」とか「オラ」ならば方言の自称としてならば男女の区別無くともいいけどね。 ピンクレディーを女の子の友達と一緒に踊ってたのね。 そして空想の中では自分がアイドルとなって、コンサートを開いていたとは。 サインも練習してるし、この頃から志向はあったのか。 よく遊ぶ女の子の友達はKABA.ちゃんの様子には気付いていたのかなあ？ 人間は中空に浮かんでいる「文化」と言う記号を生まれてから成長するまで（その後も、ってなると生涯学習みたいだな）掴み取って学んで、自らのモノにしてゆく動物とは違った社会的な生き物である。 KABA.ちゃんの「あたし」と言う自称もこれは「文化」の賜物なのである。 あたしとは勿論、わたし（私、わたくし、わたくしゅうする）の砕けた言い方である。 日本語には女言葉（女房詞）と言う伝統がある。 しゃもじ（しゃ文字、杓子の隠語）もそうだし、ひもじい（ひ文字の形容詞化、元は饑い、ひだるいの隠語）もそうだ。 古より日本は性の分化が進んでいたのだ。 そりゃそうだ。 平安時代見てもあんな絢爛豪華な衣裳なんてないよ。 わたし、と言うのは本来は自称ではない。 公に対して反対の意味として使われるものだ。 現在では公の場での自称としても使われる。 樺島家では父がKABA.ちゃんの友達（女友達）の母親と懇ろになっていた傍ら、母は近くの男の所へよく家出をしていたそうな。 女言葉を咎めていた割には、かなり放任ではあったようだ。 それでいてよく本人は心がねじ曲がらないなと思った。 恐らく、こうした環境がKABA.ちゃんの心を却って強くさせたいたからなのだろう。 ある意味、オカマの方こそ心が強いのだろう。 男ってのは、心が直ぐに折れてしまう。 女の方が不安定と思われるかも知れないが、逆。 男は個体では判り辛いのだが、全体を見渡すと多くの集団に於いて個体差の振幅が大きい。 極端に強い奴もいれば極端に弱い奴がいる。 女の場合は個体にして全てである。 詰まり、男の方が個性的なのだ。 オカマになるメカニズムは判って来ている様なのだが、脳味噌は個体差こそあれ、機能としてはよく判らない。 人間の心なんて未だ全てが解明されてないのだ。 体は男なのに心は女なのだ。逆もまた然り。 社会的な制約若しくは文化でジェンダーを決定付けてしまうのなら、オカマやオナベ、両刀使いなんてこの世には存在しなくなる。 言葉狩りで始めた積もりなのだろうが、これが逆効果になってしまわないだろうか？ 状態を説明するのが飽くまでも言葉だ。 女は女らしくとか男は男らしくとか、フェミニン達はこれを嫌う。 ありのままの自分を選択出来るのだという自己決定権まがいの事を宣う。 それでも、脳味噌の都合で男なのに女の心を持ってしまったりする。 完全に女装したり、女言葉使ったり、女っぽく振る舞うという事なんてしない。 性の決定権って、この時点でもう存在しない。 マイノリティ（？）が出るとこういうテーマに沿わなきゃならんだろうなあ。

  2008.10.19

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