清浄の草むら

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• バナナダイエット…

  はっきり言って、あんなのは森久美子が緊急事態だったからやらざるを得なかった訳で、普通の人がバナナ制限する必要ないのだ。 それに、食べなきゃいいのだ。 飽食だから常に何か物食ってる状態だしなあ。 特定の食品で痩せるという根拠なんて皆無。 納豆ダイエットもなんであんなもので踊らされていたのだろう？ とにかくメディアに踊らされ過ぎ。 巨漢とそうでもない人の違いが判らないのかな？ 岡田斗司夫も、あれも緊急事態だったから計画を込めて実行したのであって、みんな分かってない。 試しに一食抜かして過ごしてみいよ。 メディアに流される連中はそもそも飯の有難さを知らないのだ。 服屋も靴屋も薬屋も化粧品屋も売らんが為に煽り続けている。 最早病的な世の中だ。 その癖スイーツやら外食やらもてはやしやがって。 男の為か？ 断言する。 そんなことは一切ない。 自分の為にやるのだ。 しかしメディアに振り回されておきながら自分の為ってなんだろう？ スーパーもバナナ大量仕入れしてるけど、バナナの叩き売りって言葉がある位、悪しが早い。 そんなに仕入れて大量に買い込んでも一週間ともたないよ。

  2008.10.18

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• 大阪の高速道路建設に関する行政代執行に就いて。

  ちょっと嫌らしく行政文章っぽくなってるが、これはあの大阪の保育園の行政代執行の事ね。 門真市の保育園だったようだが、マスコミは園児や保護者や園長らをクローズアップさせ恰かも被害者のように仕立て上げていたが…。 なんで真意を伝えようとする努力をマスコミは怠るのだろうか？ 行政は悪人かよ。 まあ法律を制定する側にとって、支配するに都合のよい物であればされる側にはどんな悪法であろうと通してしまうものなのだ。 詰まり権力者にとって悪意は法の隠れ蓑にされてしまうことなのだ。 ただそれは近代以前の話。 現代は権力装置を縛る物として機能している。 掟みたいなものだ。 まあそんな悪の帝国みたいな行政を他所にしても、これははっきり言えばこの保育園側が悪いのだ。 そもそも高速道路建設に際して、もう５～６年も交渉してるそうな。 交渉開始から５～６年も経てば生まれて来た子供はそりゃ園児位にはなるわな。 ご先祖様から譲り受けた土地といつも左の人は嘯く。 今回も左の人が大いに関わっている事なのだが、そもそも左の連中は地縁とかしきたりとか風習とか村社会なんか嫌っていた癖に、ここぞというばかりに利用するのだ。 そう言えば、三浦和義が首括って死んだ時も、三浦の支援者か或いは擁護人かなんかよく分からん三浦シンパがテレビ番組で、「三浦を庇う事が愛国心」とかほざいてたのと似てるな。 あいつらキモい。 言動が気持ち悪い上に、何より地が出て来ているから面も気持ち悪い。 三浦のシンパって何故か左翼ばかりなんだよなあ。 そして山口県光市母子殺害事件の加害者の弁護人も極左の見た目も言動も気持ち悪い連中ばかりだ。 橋下府知事はそうしたチンピラゴロツキ弁護人から名誉毀損の言い掛かりでペケ貰ったけど、言ってる事は間違って無いぞ。 不思議な事にこうした運動は殆んど一枚岩の様に下で繋がっているのだ！ 親ソ親北親中反米（本当は親米）で、憲法九条死守（この辺りで親米）、嫌保守反動、反自民、反政府、反天皇、反国旗国歌、反自衛隊、反警察、反企業…。 挙げればきりがない。 要するに、バカボンのパパの様に反対の賛成なだけか、天邪鬼の様にいたいだけだろう。 悪の帝国が行政なら、この保育園とて讒りは免れない。 悪の組織ショッカーとでも言えるだろう。 ショッカーは子供を攫って戦闘員にして自分達の主義主張の為に改造する。 ショッカーの場合は悪の帝国ではなく、現代の秩序を乱す組織。 駆け出しであり、組織としては脆弱である。 但し給料は格別らしい。 こうして見るとそっくりなんだけど、給料の為ではない分まともかな？ 本当は裏があって、実は財産の為なのである。 組織特にカルトと言うのは、提唱者が現在の市民社会的な価値に与かりたいが為に、末端の人々には自分が作り上げた価値観に押し込めるものである、と言うものなのだ。 なぜカルト組織、カルト教団は人々の財産を没収したがるのか？ 答えは自分が人類の王として君臨したいからである。 現世の価値観を否定しときながら、その癖自らは現世の価値観にどっぷり漬かるんだ。 この園長とて例外ではない。 結局土地の相続に関する租税を免除させて貰いたいが為に園児や保護者を拐かしているだけである。 下の者は勢力を広める為に脱法行為をする。 ショッカーそのもので、現実的にはネパールのマオイスト達やコロンビアの共産麻薬ゲリラが犯罪行為に走りながら勢力を拡大していく。 脱法ってのは、支配者が布く法律を破って自らの正統性のある価値を構築すること。 新政権樹立或いは分離独立、建国した暁にはそれまでの行為が不問にされてしまう。 我が国の場合は共産党が戦前から暴力犯罪集団であって戦後も掠奪やリンチを繰り返しつつ勢力を拡大してったのだが、新左翼登場により平和路線に転じてしまい、此れ迄の犯罪行為は不問にされてしまった。 ソ連も同じで政権を取っていた時代は国家犯罪が秘匿されたが、ロシアになってからは公開されそれは酷いのなんのってのがある。 現在の支那大陸でも、共産党の国家犯罪も隠された儘で、それ以前の共産ゲリラ時代のも不問にされてる。 勿論、国民党とて同じ事だ。 無論国家の行為が国民の総意の下で行使されているのだから、例え国民（一部とは言え）に不利益な行為が振る舞われようとも、合法となることがある。 その為に国家を縛る「法」が存在するのだが、それでも不満なら司法に申し出る手がある。 でも、今回の件は司法とて了承済みだから勝ち目ないな。 結局権力には敵わない。 それでも抵抗するのなら、テロ活動するしかない。 生きる権利、生存権は憲法でも認められているのだから、それに訴え出れば良いだけ。 尤も生存権は憲法じゃなくても天賦だもんな。 基より備わっている人間が生きる権利だ。 奪われたのなら暴力使ってでも取り返せ。 しかし、この件は地主保育園側のだだごねだけど。

  2008.10.17

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• 後半って訳じゃなさそうだなあ。

  中盤だ。 取り分け、春原一家の話と来たもんだ。 幼なのは…じゃなかった、芽衣は学校さぼって兄の陽平に会いに行ってます。 朋也もこの京アニ版クラナドではそんな素振りすら見せ付けなく、一応授業サボったりやる気のない風な感じの問題児であるが、こちらでは芽衣の方が遥かに問題ありだろうに。 まさか進行の都合でもっかい登場させ、学校サボってまで長く居付かす訳か？ 家にも学校にも殆んど言わず東北（春原の故郷）から光坂高校のある町に迄やって来てるんだぞ。 それも制服の姿で。 捜索願い出されちゃってんじゃないの？ 前半春原一家の回って事で続くのだろうか？ お付き合いする相手が早苗さんって…お情けかよ…。 何処迄哀れな奴なんだよう。 しかも芽衣にええかっこしいとこ見せる積もりだったのに、途中バレてしまって、結局朋也を引き合いにして兄貴陽平を揺さぶろうとするのだ。 逢い引きの最中、公園で小さな女の子が男の子数人に囲まれて居るところを、その女の子の兄貴が来る迄、そのまま静観する春原は如何にも兄貴らしいところを見せたなと思った。 しかし、陽平の妹の芽衣はそれが気に入らないらしい。 今回の陽平以外のメンバー（いつものように朋也と渚とそして逢い引きの相手早苗さんと芽衣）の会話の進行で目がそちらに行き勝ちだが、春原陽平の普段はヘタレだがその裏に隠れた兄貴としての矜持は目を瞠るものがある。 これは芽衣ルートなのだろうか？ 脇役が今回主役に転じるとなればこれは陽平ルートなのだろう。 何故陽平の進路とデートが関係あるのだろうか…。

  2008.10.16

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• これが、滿洲國の国旗

  初期の民國の旗のデザインとは少し違えども配色が同じである。 何故、五色なのだろうか。 これには理由がある。 色を見ると、赤、青、白、黒、黄とある。 これは方位を表し、赤が南（朱雀）、青が東（青龍）、黒が北（玄武）、白が西（白虎）である。 また色は季節を表し、青が春（青春）、赤が夏（朱夏）、白が秋（白秋）、黒が冬（玄冬）だ。 方位は人間の住まう世界を表現する。 東はタイ系の東夷、南はクメール系の南蛮、西はチベット系の西戎、北はモンゴル系の北狄である。 因みに、夷と云うのは低とか底とかと古の内には音が一緒で低地人の意味だそうな。 象形では大きな弓を持った人である。 水辺に住む人達だったのだ。 時代を経る事によって、韓とか倭とかも入って来るのだが。 そして南蛮の蛮の字は、虫が入ってるな。文字通り侮蔑の意味が込められているのだが、門構に虫を入れた「びん」と同じだ。 しかしこの蛮と云うのは、蛮人の言語で人の意味だ。 バーバリアンが北アフリカの住民を意味する名前だったのに、いつの間にか野蛮人を指す言葉となってしまっている。 バーバリアンは元々ベルベル族を指していた。 やはりヨーロッパ人（当時はローマ帝国だ）が北アフリカ（バーバリ国家、又はマグレブ国家）の人達の言葉が聞き取れなく、バルバルとかベルベルとかにしか聞こえなかったのだろう。 それは当時のヨーロッパでもシュヴァルツバルト（黒い森）の人達の言葉が聞き取れなくて、ゲルゲルとかゴルゴルとか喉を獣のように鳴らす連中だとして呼んでいたのと同じだ。 その喉を鳴らす連中は後のゲルマニア、ドイツ人になる。 その様に相手の様子から名付ける事もある。 台湾は現地語で外来人と言う意味のターヤンから来ている。 台湾は向こうでは「ターユァン」と発音する。音が僅ながら残されてたんだな。 何故外来人と言うのか、それは統治した者が台湾人じゃなく、常に外来人による支配が入れ替わり立ち代わり続いていたからだ。 蛮は苗族の苗と元々音が同じ。 モン族が嘗ての南人として江南の南支那地方、楚蛮に君臨していて、北支那を脅かしていた。 結局楚の覇者項羽は漢の劉邦（これは本名ではない）によって滅ぼされる。 それで西の戎の意味は絨毯と同じらしい。 織物で生計を立てていたのか？ それで北狄の狄とは市糴（してき）の糴と同じ意味だ。 糴とは易と同じで、交易をする人間だそうな。 こういう人達が集まって、交易して出来た所が「市」である。 朝の内にやるから、市も朝も昔は同じ音で発音されていた。 これが都市、引いては国家（都市国家、ポリス）の誕生である。 これがまた、中原の思想の発明なのである。 原哲夫は支那が言葉狩りに遭うのを避ける為に「中原」を使っているのだろう。 明治政府が天皇を同時に大元帥にしたのも、それまでの権威が将軍と幕府（陣地、陣営、キャンプ）の軍事政権だったからだろう。 本当はそんなことはない。 中原の覇者たる五色の旗の意匠をひっさげて君臨することにより、帝国は連綿と続いていると言うことをアピールするのだ。 中原の色、皇帝の色は黄色である。 三皇五帝の黄帝とは即ち中原の黄土を指す。 黄色が常に伝統的な洛陽の土地にあったから。 神獣も竜である。 名は黄龍だ。 滿洲帝國もまた、中原の後継国家と自称したかったのだろうか。 名前こそ遺蹟のような概念だけど、実の方が滿洲人のものばかりだったのだ。 皇帝の名前と漢字だけだ。 中身は完全に外来のシステムばかり。 外来のシステムとは、清朝に於いて活用されたのが滿蒙のシステムだ。 滿洲國はどうだったろう？ 清朝末期の政治システムか？ それとも日本のものだろか？ 張作霖が生きていても恐らく滿洲國は出来ていたかも知れない。

  2008.10.15

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• 地デジ普及率が全体の半分にも満たない、と言う。

  これは大変素晴らしい事だ。 まだ後三年位は猶予はあろうが、これが恐らく普及率の限界だろう。 その間、凡そ100パーセントにすることは不可能に近い。 テレビが一人一台になったのでさえ、ここ最近、まあ前世紀末だったもんなあ。 録画再生機器の低価格化もその辺りだった。 折角、全世帯にテレビが広く浸透したと思いきや、総務省とテレビ局の陰謀でそれが全てオジャンとなるんだもんなあ。 地デジ機能付きのテレビは画面が小さいのでも、数万円もするんだもんなあ。 下流層にはとても手の付けられない代物だ。 昔も、テレビ買うにしてもボーナス叩いて買ったものだ。 それこそテレビが導入された時は近代文明を犇々と感じていたものだ。 かく言う自身の子供の頃は既にテレビはあったが、ビデオデッキはまだなかった。 テープですら高かったのだ。 このクロモノ家電の登場で、やはりあらゆる時間に余裕が出来たのだ。 皮肉にも裏番組が録れる事によって、これまた親父の権威が一つ落っこちてしまったのだ。 一つとは、給料がATM銀行振り込みによって、お金の主導権はおっかさんに奪われてしまったのだ。 その事に関しての経緯はたけしの本に詳しい。 三億円事件があってからなのだそうな。 そしてビデオが無い時代は野球中継に取られてしまっていた。 裏番組が観られなく呻吟していた世代が多かったろうに。 その事も、ちびまる子ちゃんに詳しい。 茶の間の野球＝茶の間のオヤジの権威、と言う構図だったが、これも所詮戦後の産物だ。 国と共に権威が自明のものであったオヤジは敗戦と共に崩壊したのだが運よくメディアや労働環境によって命脈を保てていたのだ。 サザエさんも戦後の漫画だ。 はっきり言って、戦前と戦後はまるきし違う日本人だったと言う他ない。 もう一つ最後だがオヤジの権威引いては男の威厳そのものが失墜したのは、やはりバブル期であろう。 失墜と言うよりも、格差が如実に表れ大多数の男が振り分けられたのだけれども。 女の社会進出と言われるが、結局男の権威が何処にも存在してなく、男自身が単なる消費者に成り下がったからだ。 さてテレビから随分離れたが、此れ迄のブラウン管テレビでも観られると言う地デジチューナを総務省が五千円に抑えろと電気屋に命令している。 しかし、電気屋はそんなのは出来ないと言う。 チューナ自体抑えられても二万円が限界なのだ。 当初電気屋が儲ける為に画策した事の様だが、違う。 寧ろ電気屋はありがた迷惑のようだ。 全部ブラウン管テレビから地デジ対応テレビに替えるとなると、何千万台ものテレビが廃棄処分、詰まり粗大ゴミになるのだ。 エコエコつっときながら日本発の環境汚染が出てしまう！ 小学館がポストとサピオ挙げて地デジ批判をしている。 最近の小学館は政府批判逞しいなあ。 政府の悪どい工作が目に見えて分かるからだろう。 さて、この地デジの目的とは何か。 電波の有効利用だと言う。 それが政府発表でありテレビマスコミが全く疑いを掛けないものだ。 16:9のスパンって何の意味があるの？ 上下切って何がしたい？ このなの、別にアナログでも出来るじゃん。 NHKのハイビジョン映像でも出来てたじゃん。 本当の狙いは、総務省や関係省庁の既得権益や天下り先確保とマスコミテレビ局が儲ける為にやる事だ。 こち亀で地デジ批判してたから秋本治は偉い！ テレビ局の収益はここ最近減って来ている。 バラエティのスタジオのセットを見れば分かるのだが、20年前と較べても装飾、電飾の規模が違う。 現在の方がみすぼらしいのだ。 製作に関しては広告代理店とテレビ局が半分以上その製作の予算を漁り、かっ攫ってしまう。 だからこそ、安いお笑い芸人ばかり出る番組になってしまっているのだ。 今のテレビ局って破綻したリーマンブラザーズみたいだな。 金をちゃっかり着服してる癖にもっと寄越せだもんなあ。 テレビ局はスポンサー様の提供で成り立っている。 CMを録画の時に排除されては、かなわんつうことでCM編集機能を敢えて外す録画機器が開発されつつある。 そして肝腎の録画回数も一回で且つコピー出来ない様にされようとしている。 地デジ切り替え間近となっても100パーセント行っておりませんように。

  2008.10.14

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• 張作霖の滿洲帝国

  この旗は清朝が崩壊してから成立した北洋軍閥のものである。 中華民国と名乗っていたのは一部の弱小政権だけである。 政権てのも嘘で清朝の各地を治めていた軍隊がクーデター起こして勝手に正統政府を称していただけである。 中華民国の初期の旗でなく、北洋軍閥連合政府の旗である。 五色の意匠は、孫中山（孫文）が唱えた中華民族を纏め上げる為に協力されべき主要五族を象徴するものだ。 その五族とは滿漢蒙蔵回の事で、滿は滿洲人（旗人）、漢はその名の通り漢人（支那人）、蒙は蒙古人（モンゴル人）、蔵は烏斯蔵（ウ・ツァン）の地方に住まう人達、詰まりチベット人の事であり、最後の回と言うのは回々教（フイフイ教）の略であり、イスラム教を信奉する人達を指す言葉であった。 尤も現在の共産党が推し進めて来た民族識別工作によって、このイスラム教を信じている民族と言うのは細分化されてしまった。 当時の支那大陸の人間には言葉や生活様式がバラバラな人間の区別なんぞついていなかった。 共産党が支配している地域でイスラム教を信じている民族なんて、ウイグル人（本当は東トルコ人）、カザフ人、キルギズ人、タジク人（ペルシャ人）、回族（イスラム教徒の漢人）等である。 工作によって現在は56迄あるが一時期は200を超えていたと言う。 勿論ロシア人もいるが帝政時代の移住者の末裔であり、東方正教会を信じている。 五族共和っつっても実際は異人だらけで構成されてたから、清朝よりも格下の軍閥の軍門に下ろうなんて誰も思いもしておらず、皆勝手に独立していった。 当時ですらモンゴル、チベット、東トルキスタンは北洋軍閥の力が及んでおらず事実上独立していた。 尤も北洋ってくらいだから全土を支配している訳でも無く、南京は別の政権が立てていた。 そしてその北洋軍閥ですら、分裂や離合集散を繰り返しつつ、そこから離れて滿洲にも独立政権を打ち立てたのが先にも取り上げた張作霖の奉天軍閥なのである。 張作霖は滿洲王と呼ばれ、事実上独立国家であった。 張作霖は関東軍にケツモチされながら、片や反日ボイコット運動をやっていた。 それで業を煮やした関東軍は張作霖を列車ごと爆殺させるのである。 結局奉天軍閥に代わって君臨したのが嘗ての清朝の残滓たる王朝だった。 滿洲國である。 関東軍が滿鐵保護の為に打ち立てたのだが、国旗はこの五色の旗の黄色部分が全体となって残り四色がカントン部として配置されてるものである。 滿洲に住んでたのは移住して来た支那人達である。 彼等は滿洲國建国には滿洲人となった。 その頃既に滿漢一体久しいので、区別なんて殆んどついていない。 滿洲人（旗人）も名前が漢風で、言葉も忘れいていた。 とは言うものの、滿洲國でもやはり五族共和が謳われていた。 勿論、チベットやムスリム（回族）は遠過ぎて五族には入っていない。 その代わり、日鮮滿蒙漢となっている。 やはり滿洲國は中華民国の双子の様な国だったのだ。 カザフスタンがアジアのロシアのように。 カザフスタンは中央アジアだがソ連を構成していた国で、南を瞠る為の前線基地のようなもので、ソ連時代にはロケット基地も建てられていた。 そんで多くのスラブ族も入って来たので多民族国家となった。 いずれ張作霖が蒋介石にビビらず、頑なに意地を張っていれば関東軍の後ろ盾で張作霖の滿洲帝國が出来てたかも知れない。 張氏後滿とか。 だけどその張作霖は援助受けながら裏切って（実際は北伐にビビって）、英米に接近しつつ排日ボイコット運動をけしかけていた。 結局頼りにならん張作霖を殺して関東軍が滿洲を仕切る他なかった。 十五年戦争史観では滿洲侵掠から入るそうなのだ。 しかしよく左翼が使うフレーズとして彼等オリジナルかも知れないが、こんな発想も元々アメリカが植え付けたものだ。 副島＆ロシナンテの漫画本にもあるが、滿洲に関しては侵掠だとは言ってない。 尤も支那事變からとしているが…。 滿洲は侵掠ではない。 この話こそは、別の機会にするが。 そう言えば蒼天の拳はちょっと後ろめたいがあの辺りの時代を取り上げている。 原哲夫自身後からよく調べているのだろう。 中国人もボロクソに描かれているな。 当時の呼び名は紛れもなく「支那」だったけど、言葉狩りに遭うのを恐れてか「中原（ちゅうげん）」という言葉でお茶を濁しているな。 中原とは中国、中華と同義語。 中国なんて、今迄言って来ているが各々の軍閥や党国家が勝手に言ってたのだ。 どれをとっても正統な政府ではない。 そんなこんなで、「支那」と呼んでいた。 結局中華が共産党が取ったのでそれから言うようになった。

  2008.10.13

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• わたしが子供だった頃という番組

  今回は、川上未映子の事を取り上げていた。 ミュージシャンでありながら、昨年の芥川賞で『乳と卵』を受賞した人だ。 まだ32歳だという。 芥川賞に関しては、これ一発キャラで終わっちまうんじゃないかと最近は思う。 賞を取って注目されました、後は知らん。 そんなのが多過ぎるな。 外人、子供、ミュージシャンと、イロモノが多いな。 とは言っても、他に誰かいるかと思いきや、いないから彼等が選ばれるのであって、何も彼等の作品が下劣という訳ではないだろう。 それでも現実的には後に続かないなあ。 前に言ったかも知れんが、こうした文学の世界ではプロ新人と言うのが少なからず居て、事有る毎に雑誌出版社の賞を毎回獲得しているのだそうな。 漫画文化が退き気味だから活字文化が再び甦ったか？ しかし、当たればデカイ活字世界だが、開きが有り過ぎる。 いつも西村京太郎か東野圭吾だ。 後は自称作家のニートがウィキや２ちゃんやアマゾンを渉猟しながら悪口書きつつ独り踊っているだけだ。 ある意味格差が拡がりつつ…ある、と言っても、本来篩に掛けられべき人間が篩の網目が細か過ぎて落とされずに大量に残ってしまっているのが現状。 賞を取る彼等は当然と言えば至極当たり前なのだ。 寧ろ篩が有り過ぎてどうしても残ってしまうのだろうけど。 さて、その川上未映子の事がやってたけど、80年代を少女の内に過ごしているのだと思うのだが、家はそれ程裕福ではなかったそうな。 湯川れい子とは大違いだな。 湯川れい子は戦前だが良家であって、習い事もあり、躾も、教育も行き届いていたようだ。 戦後傾きはしたものの、幼少よりの教育によって、現代の地位を築いている。 未映子は、父が定職に就かず母がパートに出掛けたりと、親との接点が余りなく、お婆ちゃん子だった。 長い休み（夏休み）を利用して母方の祖母の方へ泊まってたりしていた。 いろんなエピソードがあるのだが、中々面白い。 どうやら感受性の高い子だったようで、人形を起こしたり倒したり動かしたりで生死を確認していたようだ。 祖父が死んでから祖母の事がいとおしくなり、近くのお堂でお百度参りをしつつ会える事守ってやる事を願っていたそうな。 丁度父の仕事の事で家を母子共に出て行かざるを得なくなったのだ。 未映子にとって父は目の上のたんこぶで、見えないながらも付き纏う不安そのものだったようだ。 これを観て、なんだか感覚の世界、霊的な世界観だなと思った。 この様な感覚が後の実りとなったのだろう。 NHKのこの番組は著名な人物の幼少期を取り上げ、彼等の転換期とも言えるべき物語を構成している。 子供の頃のショックが大きいと後の人生に影響与えるんだな。 ジローラモは父とガールフレンドの死だ。 湯川れい子も張本勲も戦争の所だ。 養老孟司は父の死だ。 さいとうたかをは…何だったっけ？ さいとうたかをも戦争だろうが、墨塗りの際に落書きしていいかという発想かな？ 中川家は母の入退院だろうか？ 人生を変える、転換期がある。 自分にはそんなのあるのだろうか？ 子供の頃…あんまり思い当たる節が無い。 半ば引き込もっていると関わりも疎遠となる。 進学する度に学校が替わった事か？ それも無いな。 幼少の頃頭を打ち付けた事か？ 多分それもない。 同時に擦り剥いた右腿上部、鼠蹊部の傷痕があるだけだが、これも自慢にならない。 遠出をしたとか、これも意味が無い。 別に人に告白したとか、そんなのも無いし。 アレな事も…て、これ自体も人生が変わる訳でも無し。 未映子もインタビューで答えているが、死ぬ事は必ず訪れる物だと。 何故死ぬと分かってて生まれて来るのか。 母、じゃないな、祖母曰く。 死ぬ迄にいろんな事積み重ねる為に生まれて来るのだと。 こんな事言ってたっけ？ 自分にとっての転換期なんて、博物館を見に行く程度だろうか？ 転換期って自分にとっての事だから、本人がどう感じ取れるかだな。 その転換期を活かし切れない人が普通の人になるか、転換期を逃した人がそれを悔いて堕ちて行くのだろうか？

  2008.10.12

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• 三浦和義が首吊って自殺した。

  ロス疑惑の主犯とされた人物が拘置所で首吊って自殺した。 これで永きに亘る疑惑も幕を閉じたか。 犯人でないのなら、アメリカに行かなくてもよかったのに。 万一にも無罪ならば争うべきだった。 自殺したのなら、もう犯人だと思われても仕方ない。 ファミ通町内会のお習字の題字を書いていたのになあ。 この三浦和義はロス疑惑の後でも罪を犯してたりする。 この人って、触法ナントカって言うアレなんだろうか？ しかし、悪いことしてても知らんぷりしてたりするから質が悪い。 こんな形で終幕とはなあ。 アメリカの警察ももう追わないのかなあ？

  2008.10.11

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• 結魂式って何…？

  本当に読者や愛好者が望んだ事なのかなあ？ ラオウの葬儀もそうだし、ケンシロウとユリアのその結魂式も雑誌社と言うか、NSPが企画したものなんだろうなあ。 ラオウの葬儀なんてして欲しくなかった。 ラオウは永遠に生き続けるとして、そんなものもやる必要は全くなかった。 そしてケンシロウとユリアの結魂式もやって欲しくなかった。 なんでこんな二次創作まがいを本家が率先してやるのだろう？ ケンシロウは悲しみを背負うから魅力があるのに、ユリアや倒れた強敵（とも）の分まで生きるからあの終盤迄の篤い物語があったのだ！ それなのに…二人だけの幸せって全部ぶち壊し…。 ラオウを倒しても、ユリアが長くないことも分かっていてそれでもケンシロウはユリアと短い一時を過ごして来たのだ。 言わばアフターストーリーが長く続いていたのだが、終わりも良い纏め方だった。 ケンシロウが記憶取り戻してリンとバットとあとマミヤとの絆をボルゲが出しにされた形だったが、再び結べたのだ。 やはり武論尊＆原哲夫は良いストーリーテラーだ。 後日譚もある。 新・北斗の拳で原作は小説北斗の拳だが、砂漠の真ん中にあるラストランドと言う国でケンシロウと北門の拳と言う北斗宗家の流れを汲む拳法の使い手セイジとが闘うお話だ。 ケンシロウは亜流とは言え、その北斗の拳は一子相伝ゆえ拳を封じねばならぬと言う掟に従っている。 拳法が取り分け北斗の拳が世界を恐怖に陥れる物だと理解してるからだろう。 殆んど核兵器並の恐ろしさ！ 身も蓋もないな。 でも、拳法は暗殺拳。 一撃必殺なんだな。 その性格から表舞台に出る事はないか。 なんで拳法やってんだろう？ 戦争前の北斗の拳だけでなく他の流派もそれで食っていたのか？ ゴランのカーネルも南斗無音拳の使い手だしなあ。 グリーンベレーの特殊部隊が使っていたのは拳法だった。 ゴルゴ13みたくケンシロウも暗殺業で食っていたのか？ しかしケンシロウより10歳以上年が離れていると思えるラオウが核戦争直前までいい大人だった筈で一体何で食っていたのだろうか？ 道場なんてリュウケン（霞羅門）が仕切っているのだし、門下生たるラオウ、トキ、ジャギ、キム（後に破門）、ケンシロウが開ける筈もない。 幼少の頃より養子同然で囲って暗殺者に育てているんだもんなあ。 修行は厳しいが、生活の面では何不自由無く暮らせるのだからラオウもジャギも当然ながら歪むわな。 人殺しを是とする職業に就くのだから、強さだけが正となる。 ジャギの場合はラオウの権勢をちらつかせながらチンピラ共を囲って来たんだろうな。 バイクも猟銃（散弾銃）も女も金も自らの強さをアピールして手に入れるのだろう。 これは典型的な珍走団のシステムだ。 ジャギはキムのように弱くはなかったようだ。 恐らくシンのいる南斗の門にも出入りして南斗聖拳を身に付けたのだろう。 ラオウはジャギのように徒党を組んでいなかったが修羅の国で一緒だったソウガとレイナとともにやって来ただけだ。 トキも孤高の人って感じだけど、サラが一人、いたな。 そのトキについて行ったサラだが、新・北斗の拳で出て来たサーラと同一人物じゃないか？ サーラは北斗神拳の様なものが使えた。 秘孔は使えないが、治療に関しての技はあるみたい。 どこで学んだかと言えば、サーラの村（？）に伝わる物だと言う。 トキが関わっているような回想だった。 平野サラ…じゃなかった、サラ（サーラ）はトキと共に各地を練り歩く。 奇蹟の村に辿り着く迄か…。 原作にはサラ（サーラ）は出て来ないが、新解釈版と新北斗の拳版でトキの影を歩く感じだ。 ゲーム版にしかなかったオリジナルのストーリーもアニメでやって欲しいと思う今日この頃。

  2008.10.10

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• 春原は生け贄です、有難う御座います。

  春原の進路と彼女付きは関係ないと思うけどなあ。 芽衣の手前とは言いつついつもながら春原陽平は惨めだ。 馬鹿にされ、からかわれて、ボロ雑巾のように投げられてしまう…。 陽平よ、そなたは喪男の代表だ！ いざ早苗さんが彼女役買って出た途端、ガチガチに固まる姿に敬服するばかり。 しかし…いい年して光坂高校の制服着て来るとは…。 若く見える？早苗さんの手が柔らかく、いい匂いがするのは、耐性がまだないからか？ どんだけ嫌われているんだ…。 哀しみを背負っているのは、朋也でなく、春原だったか…。 芽衣ってなんで兄の陽平の下へやって来たのだ？ 親にも学校にも言ってあるって、陽平の都合のために付いて来るって保護者かよ！ うむむ…さりげないが、創立者祭と学園祭とを分けたような強引さを感じてしまうなあ。 春原陽平は手辺り次第ナンパまがいの事して藤林椋に話し掛けて当然姉の杏にはっ倒されるんだけど、朋也も張り手を食らう。 あの平手打ちは朋也に訣別したということだろか？ そんな風に取れるな。 デリカシーがないというのも興が醒めた証か？ しかしこれが、前編なんだもんなあ。 それで後の話をどう付けていくのだろう？ 有紀寧の所にもちゃんといくのだが、忘れないためにも訪れたってとこか？ しかし、卓の下から出て来た大柄の男は誰…？ 隠れるって事はどういうこっちゃ？ エンディングでもその大柄の男は出て来るけど、重要人物なのだろか…。 変なフラグ立たせるなあ。

  2008.10.09

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• ДЗЮДОって読めます？

  図像で判ると思うが、柔道です。 殆んどハングルのような記号にしか見えないが歴とした文字、キリル文字だ。 ローマ字にしてみれば、ＤＺＹＵＤＯとなる。 JUDOだけど。 プーチンがなんかDVD出して支持率を上げるためのアピールをするのだ。 柔道は精神力を強めるためのスポーツなのだそうな。 大統領だけど（影の大統領だけど）、こんな名実ともにマッチョなリーダーは無いな。 武闘派のリーダーは、他にチャベス、カダフィ、ムシャラフ、プラチャンダ…。 プーチン以外は腰砕けだったり冴えないオッサンばっかりだ。 チャベスは増しだけど。 プーチンのDVDには井上康生と山下泰裕も出ていた。 ちゃっかり六段貰ってるしな。 プーチンの権威付けだろう。 ロシア正教だけじゃ箔が付かんか。 結局本当の権威が必要なんだろう。 院政敷くはいいが、プーチンの権威が足らないのは皆の知るところなのだろう。 日本がバチカン市国のような神聖国家になるか？ プーチンが中興の祖として君臨出来たのなら、前例を作る事になる。 ひょろっちい大統領なんて誰も見向きもしないんだろうなあ。 先ず、プーチン暗殺は無理だろう。 КГБ出身でもあるから、情報も直ぐに入って来るだろうし、接近戦も無理だ。 投げられて絞め上げられ、そのままおっ死ぬか、だな。 でも、このDVD見てみたいなあ。 取り寄せなきゃ駄目か？

  2008.10.08

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• 緒方拳が急に死んだ。

  死ぬ直前までTVCMやってたのに。 それどころか、新ドラマのお披露目会も出ていたのに。 しかし、やはりと感じてしまうか痩せ痩け、やつれていた。 最早あの往時を見る影もないだろう。 それでも、名の通りマイクを力強く握り締めていた拳は大きく太くごつごつしていた。 鬼太郎どうするんだろう？ あれで最後になろうとは。 二作品目の鬼太郎は前作が受けたから上映されたのだが、あの感じだと三作目も作られるんじゃないかと思ったが…その矢先だったな。 顔も拳もごつごつした感じだったからこそ選ばれたのだろうけど、誰が後任になるの？ 倉本聡のドラマが最後の出演作となったけど、主役の中井貴一を押し退けてしまったなあ。 だけどこのドラマ、風のガーデンって舞台が富良野です。 なんで倉本聡は富良野が好きなんだ…。 長年確執？のあった父子で父（緒方拳）の営む診療所に息子（中井貴一）が訪れる話なんだそうな。 どう見ても北の国からです。 ぐだぐだになって敢えなく幕を閉じてしまった北の国からのやり直しです。 倉本聡自身もわだかまりがあったんだろうねえ。 さてこのドラマを見るかどうか思いあぐねております。 恐らく倉本聡自身の最後の作品となるんだろうと思うけど、ならないか。 橋田壽賀子も80越えて尚脚本書いてるしなあ。 渡世間に関してはここでは何も言わない。 一話観て判断します。

  2008.10.07

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• あれから四ヶ月…。

  秋葉での殺人鬼の刑事責任能力は問えるのだ。 先ず一つの課題はクリアだ。 一寸前迄精神鑑定の如何に依ってその刑事責任の有無を問うていたのだ。 心身喪失の為に刑事責任を問えない、と言う事で野放しにされていた。 そんな馬鹿な！ って今はそんな風にならないけど。 取り敢えず、起訴は出来る。 まだもう一つあるのだ。 裁判に持ち込めたはいいが、今度は刑罰を下さねばならない。 今でこそ、奇怪な人権弁護士が罷り通るような時代ではなくなったが、それでも殺人鬼の弁護をしなくちゃならないのだ。 為にするような連中が入り込んでしまったら長引く可能性すらある。 刑に臨むのなら、本人次第となる。 今更命乞いなんてするなよ。 他人の所為にするなよ。 自身が閉塞感を打ち破るべくして行った事だ。 その代償は余りにも大きい。お釣りが有り余る位に。 しかし死刑にしたところで執行するのは法務大臣、その法務大臣が判子を捺さねばどうにもならない。 三段階ってところか。 人民裁判なら即時逮捕即時判決即時死刑となるな。 人民裁判って詰まるところ、魔女狩りと同じなのだ。 そういう話は此処迄。 扠、その秋葉では商売の模索がなされているのだそうな。 事件以降人の流れも変わった。 栄枯盛衰で、いろんな商売に挑む人達を取り上げているテレビ番組があったのでそれを観てしまった。 メイド喫茶も溢れ過ぎて乱立しては店を畳む所も多い。 色々オプション付けて客寄せしてるようだ。 ねこカフェって…このオーナーが如何にもオタ臭い…。 でもねこずきだからいいか。 あるオーナーは単なるメイド喫茶だけじゃ潰れてしまうから彼是考えながら生き残りを考えているのだそうな。 秘訣と言えば、借金をしないこと。 三ヶ月観て、それでも駄目なら潰して新たな物に挑むのだと。 そのメイド喫茶は男だけじゃなく、女の社長がいて、しかも若い。 メイド喫茶じゃなくて殆んどコスキャバ…。 なんかお兄ちゃんCD迄売り出してそれが一万枚も売れているのだと。 これに対して拱手傍観する訳にもいかぬ大手業者も居るだろう。 しかし、上がりを掠め取るだけの業者は秋葉では到底受け入れられないのが現実。 昭和の終わり頃、80年代には大手家電が軒を連ねたが2000年代にはその影も成りを潜めてしまった。 地価の高い都市よりも郊外に居を構えた方がいいのだ。 道路も整備されてるし。 これはオタクグッズを取り扱っていた店も相次いで中野とか池袋とかに移ったのと同じだ。 日本全体が秋葉化したのだけど。 それも皇族と縁（えにし）のあるローゼン閣下の威光だろうか？ 日本総秋葉化の波は朝鮮、台湾、香港…東南アジアと嘗ての大東亜共栄圏に及んでいる。 アメリカもフランスも、ヨーロッパも関心を寄せる。 アイドル文化なんて日本だけだろう。 アイドルは年の若い子（から）がやるものだ。 向こうは子役と歌手と俳優と分けられている。 今じゃアイドル声優なんてあるもんなあ。 正真正銘のアイドル声優は平野綾だろかね？ 写真週刊誌にもグラビアで載ってたしな。 えーと、つんくプロデュースで平野綾に歌わせるのって、アリ…？ モー娘。は翳りが見え始めたのでそっちに移ったか？ 尤も平野綾は子役から既に出て来たから、おかしくは無い。 Gacktが尊敬して已まない池田秀一だって子役だったもん。 何かしらテレビにでる人間はオタク性を秘めてなきゃ売れない時代だもんなあ。 もう、オタクを嫌っている人間なんて公の場では出て来れないだろう。 Ｂボーイだってオタク臭いもん。 ニュースにかぶり付く姿はニュー速のオタクと同じだ。 実は、根は皆で繋がっているのだ。 再び一つになるのだ。 今迄業者によって寸断されていたが、ネットのお陰で皆が連繋出来る様になった。 それが今回のフリーチベット運動だったのだ。 右も左も、人権派リベラルも、ヤンキー系も、ネットオタクも老若男女すべからく運動に参加した。それは陰に陽に。 アキバパワーが日本を一つにしたと言ってもよい。現に秋葉には上記のあらゆる人々が集う。 その後に政界再編が起こるのだろう。 期待出来る！

  2008.10.06

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• 録画しておいたストライクウィッチーズを漸く観終えた。

  みんな、と言うか女の子達が等しく成年であるにも拘わらず、幼児体型なのだ。 まあ、未成年だからかも知れないが、12歳位で止まってそうだな、オイ！ 流石我が国はロリコン天国だ。 それにこの世界は下に穿くものの存在は愚か、そういった概念がないのか！ ぱんつ丸見え！ ウィッチ達はストライク（飛行用の機械式穿き物）を穿くからズボン及びスカートを退かすのだろうが…他の人達も何故？ 看護婦や女給さん迄…。 内容、本編に関しては困ったものじゃないから別にいいけど。 原作がしっかりしているから、アニメもしっかりしているのだろう。 軍記物に限るな。 ファンタジーとは言え、ちゃんと考証が入るから確固とした物になる。 深夜アニメ特有の決まりきった展開の仕方で飽々するが、話の内容自体は面白い。 ウィッチって名の通り魔女だから編成されている人員は女の子ばかり。 それも十代！ しかし坂本美緒少佐は二十歳近いという。それで海軍の白ランの下にスク水ってのは年齢的にも…まあ見た目幼児体型だからいいか。 この坂本美緒って名前、撃墜王坂井三郎がモデルになってるのだそうな。 坂と、三郎の訓読みか？三郎（みお）とも読める。 それであの眼帯も本人自体が負傷した事による。ネウロイのコアがあの眼帯の下の右目で透かして見られるのだそうな。 日本人なら黒髪だ。 今作の主人公の宮藤芳佳、なんか治癒の魔法が使えるのだそうな。 ありきたりの、誰しもが一つの才能を備えている、とのことなんだろうな。 少年誌特有の設定だ。 これは別にラノベだけど。それ自体も対象が中高生だ。 才能が有りながら自らの能力を過小評価するってのも、過大評価する中二秒の裏返しだ。 過大評価するのは現実世界の読者達で、過小評価するのは二次元の創作における人達。 皆それぞれ謙遜して組織に入って行くけど、実際は自意識過剰で組織への参入を拒む者だらけだろう。 アイシールドじゃあるまいし、皆が皆、才能を兼ね備えている訳ないだろう。 才能をもがれ、否定され、出世も出来ず堕ちて弾かれる人間の物語ってないのかなあ？ あるとすれば、カイジかNHKにようこそ！か…。 結局、ネウロイ（と言う人類の見えない敵）が消えて無くなったんでストライクウィッチーズは解散したのだけれど。 日本、ではなく扶桑皇国って呼ばれているから扶桑人ってなるんじゃないのか？ 当然、国旗のデザインも違って来るんじゃないの？ ありきたりとは言え、何か和んでしまった。 続編なんか出ないだろうね。

  2008.10.05

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• 最新号の正論で…。

  崖の上のポニョ評を佐藤健志と言う評論家が書いているのだ。 この人って、ここでは定評（？）があるのか？ 雰囲気で書いているようにも思えるが、こじつけで論文書く姿勢にはひたすら敬服するなあ。 本書を読めば解る（？）だろうが、同時に上映していたスカイクロラの評論も載せ、これらの作品の本質を纏めていた。 宮崎駿は、これを子供の為に描いたと言うけれど、佐藤は子供取り分け幼児が自ら足を運んで見るような物ではないと言う。 それもその筈、極当然の事を言った迄だな。 結論から言うが、大人が子供に期待をする為の映画なんだそうな。 もっと深く掘り下げると、大人のツケを子供が払って行くと言うそんな映画。 生まれてきてよかった、と言うフレーズも、子供の意見ではなく大人そのものが期待を掛けているのだと言う表れなんだろう。 そういや、全部子供に任せっ切りだ。 ストーリーもいまいち繋がり難いが、それは飽くまで子供の視点と言う駿の手法だからだろう。 普通に見たって判らない。 大人が観ても、解らない。 解らなくていいんだろう。 それじゃあ、子供には解るの？ となると、子供にだって解る訳ない。 解る解らないと言う理解の概念すら、まだ無いのだ。 寧ろ子供にとって、解ろうとする行為、若しくは雰囲気のみを掴み取る事だけなんだろう。 松本人志もラジオでポニョなんか解らないと言う。 松本自身も幼い頃に観た特撮でもストーリーの深淵を知ることなく雰囲気のみで楽しんでいたと言う。 詰まり、逆に解ろうとしている保護者の姿勢そのものが佐藤の指摘する通りの物となる。 親が大人が子供に押し付ける価値観。 昔はジブリもエグい映画描いてたのになんだか最近のは健康優良児のようなええかっこしい映画ばかりだ。 駿の映画はこれが最後になるのだろう。 しかし貫かれているのは親の不在でそして老人が子供に関わって来ると言う事。 今回のポニョも宗介がツンデレ婆さんのトキと最後に打ち解けると言う隠れたテーマがあった。 この鷲鼻のトキ婆さんが実は駿の母を象っており、そして幼子の宗介はとっくに解っていると思うがあの太い眉毛が駿そのものだったりする。 はっきり言って公私混同なのだが、作り手の思いが込められているものだ。 ナウシカは親が老いている。 ラピュタでは親はいないが、ドーラと言う年老いた母役として出ている。 トトロは母は勿論入院していて余り表には出て来ていない。 もののけなんかはモロの君が母役？ 千と千尋は湯婆婆がだらしない実の親に代わって面倒見てる。 ハウルは主人公が既にババアだ！ そして今回も老人ホームの婆さんが出て来る。 そういやこの話って、世界が滅ぶ事とポニョが人間になる事の天秤に掛けられる事なんだよなあ。 世界の命運はたった五歳の子供に委ねられてしまったのだ！ 世界観が子供の視点と言うお為ごかしで雲ってしまったが、これは裏テーマが極めて私的な感情で描かれた永遠に届かない母と子の絆を取り戻すマザコン物語だけでなく、 大人のしでかした事（OPの海底のゴミ、フジモトが作った色々な実験成果たるポニョとか、）の後始末を子供がするものだ。 ポニョはいまいち分かりづらい。 その点スカイクロラはイミフな部分も多いが、全体を通してテーマが明らかにされていたのでなんとなく分かってくるものだ。 もう一度生まれて来たいと思う？ もまた、大人が押し付けた価値観を永遠の若人キルドレが背負っていく事に対して漏らした言葉だ。 絶対平和の為に生まれてくるキルドレが背負っていくのだが、その均衡を破ろうとするならば、忽ち大人体制が阻んでゆく。 現実では、山積みになった課題が余りにも多過ぎる。 そうしたものは次世代、来世へと引き継がれていってしまうのだろう。

  2008.10.04

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• 最早秋の新アニメラッシュとなった今日この頃

  とは言っても、深夜だけど。 我が国の内閣も深夜アニメのようにすぐ終わってしまう。 一通り録ったり観たりして選別はしているが、明らかに詰まらない物もあるんだよな。 目的がはっきりせず最終話の直前辺りの三話程で急展開させるのは最悪パターンだ。 詰まり、三ヶ月の枠は詰まらないと言うことだ。 丁度この辺りからシャナの第三期やってもいい頃だが、無理か。 二期は冗長過ぎて飽きてしまった。 最近になってからメガミマガジン買うようになって、アニメもチェックするようになったが、殆んど美少女ものなんだな。 中には百合、BL、腐女子ものもあるのだが、これは極めて少数なんだな。 腐女子ものって、女の周りに美青年を侍らかすスタイルばかりだけど、その悉くが女よりも年が上、若しくは女をリードしてく兄貴肌の男ばかり。 もちろん、あどけない少年も出て来るけど。 コードギアスも結局男×男のメタファーなんだよなあ。 …スザクがルルを刺すってこれがどーゆー意味か解るねっ、諸君！ 途中退場したロロなんかも、男×男の義兄弟的な愛の物語だ。 観たり観なかったりしてたホモクローム…いやモノクロームファクターも観るタイミング逃して結局最終回観そびれてしまった。 決して詰まらない訳じゃなかったけど、皆が揃う迄ある種の苦痛を感じてしまった。 あれって腐女子向けでもあったヴァンパイア騎士の中を埋める為のものだったの？ ブレイドアヴァルスは完全腐女子雑誌だけど、なにより星座血液型の運勢が掲載されていたけど…、あのアニメは少年誌的な乗りだった。 しかし、やはり冗長だった。 瀬戸の花嫁のように丁度よい具合の展開であれば、飽きもせず観られたが、退屈な日常が続いているのだ。 事件がなければそれに越した事はないのだが、代わり映えのしない単調な事件が続くとやはり飽きてしまう。 これじゃあ我が家のお稲荷さんじゃないか。 あのアニメほど神様が人間界の日常をずっと描いて来た物はない。 ただ、はっきり言ってしまえば電撃文庫アニメは少年漫画には敵わない。 ラノベブームは80年代迄の少年漫画全盛期の焼き増しと言う印象を受ける。 人外ものとの禁断の恋なんか、文字で誤魔化せてしまえるけど、いざ映像化させてしまうと、どっかで観たことのあるようなものばかり。 こんなのは既に高橋留美子がやってしまっている。 何故ラノベブームなのだろう？ 供給側が求めたからだと簡単に言えるが、実は提供する側の漫画が影響力を失っており、作画の方には力が行くが話が作れないと言う、近代社会ではありがちの分業化が進んでしまっているからだ。 当然絵は綺麗だがお話がスカばかりで愛想尽かされるのだ。 ジャンプで10週終了漫画を見渡しても、中途半端に絵が巧い者の多かりし事。 どっかのアニメ専門学校出て取り敢えずは持ち込んでデビューするんだろうけど、そこまでになっちゃうんだろうなあ。 しかし、基本は絵が巧い事が前提。 増々お話魅力無しの漫画が10週終了漫画と共に大量生産されてしまう訳だ。 そこで長いスパンではあるものの、時間をかけつつ大衆から漸く支持されるのがラノベの登場だったのだろう。 今や何処の雑誌もラノベの賞を設けたり、文庫を刷り散らかしている。 漫画自体が退潮しちゃってんだもんなあ。 暫くラノベ原作アニメが出されるのだろうけど。 テレビゲームの中にクソゲーもあった位だ。 ラノベにもある。 萌え絵でも挿しときゃ食い付くか？ 本来は漫画で発揮されべき才能が分業化の煽りでラノベ等のイラストに流れてしまっている。 漫画は辛いもんなあ。

  2008.10.03

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• CLANNAD AFTERSTORY 愈々始まりぬ

  変化した事は、渚が岡崎の事を下の名前で呼んだ事だ。 一瞬聞き取れなかった。 そう言えば、番外篇で春原陽平の妹、芽衣の策略で呼ばされた様なもんだ。 いつものように、強引だがなあ。 ギャルゲーで結論（結果）が出ているから、そこまで到達出来るようなルートを無理矢理開通させているんだな。 ドラえもんで、のび太の子孫に不幸が蒙らない様に未来を変えさせる事と同じだ。 セワシの居る未来の都合の悪いこととは、のび太の遺した天文的な借金と、何よりジャイ子の遺伝子、剛田家の血が混じってしまっている事だろう。 恐らく野比家はセワシの代で本家の剛田家に頭が上がらないのだろう。 のび太は自分で会社興しておきながら花火で燃やして潰してしまっている。その所為で借金を背負っているのだが、剛田武（ジャイアン）はスーパーを経営している。 多分、それで頭が上がらない。 セワシは永遠に続く剛田家による野比家への支配を払拭したい目的があるのかも。 話は逸れてしまうが、こうしたドラえもんの設定は現在では通用しないだろう。 明らかに差別思想が込められている。 ジャイ子は差別されべき存在である。 言葉狩りもない自由な社会では描き放題だったろうが、今こんな設定があると、アニメでも悲劇扱いだ。 しかし悲劇てのは客観的に凝らして眺めると、喜劇なんだな。 のび太って本人にしてみればのび太の人生も未来の子孫も岡崎朋也並に（はっきり言えばのび太の方が苛酷で悲惨）悲劇を背負っているのだが、やはり児童誌（小学館の学習別掲載雑誌とコロコロ）に連載されていたから、面白おかしくしないと駄目なんだな。 月刊コミックラッシュでクラナドが連載されているが渚を喪っている朋也は自堕落し捲りの駄目人間を演じ生活している。 春原陽平は就職して更正してるが、朋也は駄目みたいだ。 のび太は最悪だ。 ドラえもんにもし会っていなければ、トラックに撥ね飛ばされていた所だった。 ラッキーマンの追手内洋一のように取って付けた様な不幸を背負う。 朋也は、現実を受け入れられなくなって、自暴自棄になっている。 これは『君が主で執事が俺で』と言うアニメで主人公二人の上杉美鳩・錬の姉弟の父親・上杉巌のようになるのと同じだろう。 こちらの父親は妻が死んだ事で暴力と虐待を繰り返す。 朋也の場合は育児放棄である。 上杉巌は暴力だが、何れもDVに当て嵌るだろう。 これも一種の言葉狩りだが、社会的に力をつけた者が意味付けをして行く。 昔から子捨て、躾を超えた暴力はあったが問題視されるのは、そう言う声を発する人が増えたから。 この作品（君が主で）は好きだが、まあ卵型ロボのデニーロがジャイアン風な所もそうだけど、やはり両者共ドラえもんには敵わない。 話が本題とはずれたが、今回の話は野球をする話だ。 前期のキャラ総出演ってトコかな？ 相変わらず藤林椋が日陰に隠れてしまったが、猫と猪まで集まるとは、何かもう、『すごいよ！マサルさん』の世界だ。 ことみがどうやら飛んで来るボールの軌道を計算して打つタイミングを測っているのには笑えた。 これじゃあアフロ…？君だ。 そう言えば、ハルヒでも野球やってたな。 やり易いか？ 芳野祐介が打つ度にリリックを呟くのが、これも何処のポギーだと思った。 春原陽平のここでのヘタレっぷりもマサルさんで言うところのトレパンだな。 意外と頑張るのが渚、ヒロインだし、何処か見せてやらなきゃな。 よくある野球の最終回で九回裏二死満塁（じゃないかもしれなかったが）秋生がスクイズ出来ねーぞと言ってたからピンチであり、チャンスでもあった。 前期のバスケの試合を髣髴させる。 やはり鍵を握るは朋也だ。 これ観て感じる事は、この生きている世代が町を作って行く事だと。 終ったあとの世界に残されたロボットのように。 壊されても、また作っていく。 日本はそういう歴史だ。 ダウンタウン松本も言う、地震や災害が多いから昔の風景が残らない。 だからこそ昔を懐かしむ風潮が我が国にはあるのだと。 正論で佐藤健志がポニョの事について評していた。 こちらについては長くなるので又の機会に。 そこでは大人世代が自分達のツケを子供が支払わされる事となっているが、このアニメCLANNADはツケなんてものはなく、今いる人達が築いていくと言うものだ。 この世は生きている人達の為にある。 江原啓之か？ 決して傲慢な物言いではなく、生きている人達が物を作っていくという、後ろ向きにならず、生きることを肯定する物語だ。

  2008.10.02

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• 都民の日です。

  アメリカが公的資金導入の為の法案が弾かれてしまったそうな。 米民主党は勿論反対するのだが、資本家寄りと思われる共和党の一部が下院選の為に造反したそうな。 と、言うものの、後日この法案はすんなり通ったようだった。 これで世界恐慌は防げたつもりかもしれないが、最近のアメリカのそれは金融関係の外資が多いな。 お金でお金なんか増やせるわけないんだよ。 お金でお金が増えるのは錯覚。 増えたと思い込んでいるお金は何処から持って来るの？ お金借りてる奴、ここではお金貸し出している奴が利子と言う形で持って来る。 お金借りるのは、伝統的にワープー（労働貧者）、平たく言えば貧乏人である。 貧乏人を酷使して金を引き出すシステムを作り出している。 昔は資本家が労働者を働かせて搾取（利鞘を取ること）した構図であって、これが資本主義以前は領主が農奴から租税を搾取するという形だった。 そう言う構造の下に不満を抱いた下々の人間がキレて支配者を駆逐してしまったのが社会主義革命である。 文字通り社会主義革命や国家の運営は悉く失敗した。 最後の社会主義国のキューバですら社会主義を捨てている。 社会主義の失敗は最早言うまでもない。 稼ぎを平等なんかして、誰かが抜け駆けしようものなら粛清されてしまうからだ。 活力が失われて国力が低下するからだ。 ソ連が意外としぶとかったのは、アメリカと言う競争相手がいたからだ。 平等主義を標謗しながら本質は競争主義だった。 その時点で社会主義なんてインチキだった。 それで自由主義陣営は社会福祉を政策に練り込んだ。 何度も言って来た事だが、この社会福祉の両輪となすのが、自己責任（・実現・決定権）である。 福祉は権利、責任とは義務である。 しかし福祉と言いながらその費用を捻出する為に下々から掠め取るのだ。 それは欺瞞である。 そんだったら福祉なんてやめちまえ。 どうせ自己責任じゃねえか。稼いだ分だけ寄越せ。 ちゃっかり横領してんじゃねえ。 なんでアメリカが破綻したのか。 それも明らか。 返せる宛てのない人間に金を貸しているからだ。 アメリカ人には貯蓄と言う概念がない。 資源は取れば良いと言う考え方だ。 上も上なら下も下だ。 返せる当てもないのに、クリスマス商戦で借金してまで買ってしまう。 そんなんだから呆気なく崩壊してしまうのだ。 誰がアメリカ他馬鹿共の尻拭いしなきゃならんのだよ。 下らない。

  2008.10.01

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• 笑う犬が復活…！

  だけど、DVDの発売の為の放送なんだよなあ。 それが少し残念。 葉っぱ隊も観たかったけど、その続きはDVDだって！？ 普通なら怒るだろうが、そんな怒りとかは湧いて来ない。 リリースされれば「借り」て観るけど。 今年中には出る様だが、忘れ去られてしまわないか？ コントバラエティ全盛？だった時もあったが、今はそのコントすら日の目を見ることがなくなった。 とは言っても、ゴールデンの時間帯で夜だけど。 今やコントは深夜枠に追いやられちまってるからなあ。 ゴールデンは何かと言うと、クイズ番組やら雑学バラエティとかそんなんばっかり。 ちょっと前までグルメ番組が多かった。 コントやると言葉狩りに遭うんだもんなあ。 そう言うのを避けてしまったが為に今のクイズ番組だらけになってしまった。 笑う犬って、長くやってたけど、放映する時間帯や曜日が飛び捲りで最終的には誰にも知られずひっそりと「おやすみ」するという形で終わってしまった。 フジのテレビ批評で笑う犬終了を残念がる投書があった。 片やとんねるずは終わってしまえという投書もあるんだが、笑う犬は好意を持たれてたんだなあ。 ５年ぶりとは言え、追加メンバーに我が家、狩野英孝、柳原可奈子がいた。 恐らく内村のお気に入りなんだろうけど、先輩芸人に可愛がられれば、新人や後輩は出て来れる可能性はあるな。 おっぱっぴーもダウンタウンに気に入られているようだ。 一発芸のキャラを嫌っていたようだが、小島よしおだけは違うのかな？ 屈託のない芸風がいいんだろう。 もう終わってしまったが、コンバットと言うバラエティは誰にも拾われなかったな…。 あの番組も面白かったんだけど、やはり上下社会だ、内輪で拾われなければ出世のチャンスを窺い知る事は出来ない…か。 見る目があるのは、実はパンピーではなく、芸人の方なんだな。 パンピーは刹那的で消費するだけだから長く続かない事は恐らく芸人達は判っているんだろうなあ。 けれど、芸人はパンピーのおひねりで食っている。

  2008.09.30

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• コードギアスが最終回

  言うなれば、型通りの結末だったなあ。 偽善じゃなく、偽悪をしょって幕を引いてしまった。 北斗の拳に出て来るラオウみたいだ。 ただラオウの設定は飽くまでも後付けだ。 またも比較になるが、ラオウの目標とは天を掴む事でこれは極めて抽象的だった。 ラオウの目標はこうした抽象的な概念で如何程にも変化させることが出来た。 最終的なラオウの目標はトキやケンを倒して日本統一して修羅の国を救うと言う事になっている。 そして統一した暁にラオウはケンによって倒される事を望んだと、ケンはバランをのした時に涙を流しながらそう告げた。 話数も限定され、予め結末が作られている作品と較べて週刊連載でアニメが後から追い付いて行く形だと、後付け設定が多くなる。 そんなこともあって、バンチでラオウ外伝が連載されていた。 道程が北斗の拳と似ている。 王の哀しき結末を自ら受け入れる。 ラオウってそういう偽悪的だったのかなあ？ 自ら悪を引き受けるというお為ごかしは後にして、北朝鮮とかこういうのであればよかったなあ、て思わないかい？ 最後に生き残った者が世界を作っていくのが、ある種の救いか？ それでいつの間にか扇が首相になってるとは…。 学校の先生からテロリスト、黒の騎士団を経て超合衆国の事務総長から日本国首相って、凄い出世。 本当なら、スザクとか京都六家の中から政治家とか軍人とかが選ばれるんだろうけど、あわよくば、ルルーシュ（ゼロ）とシーツーらが編成した黒の騎士団から選出されるとは、これはまるで薩長閥から選ばれるのと同じだなあ。 そこまで日本は解体されていたという設定だったのか。 そういや、ブラックリベリオンに至るまで、何人か重要人物が死んでたりしてるもんなあ。 第九十九代ブリタニア皇帝であり黒の騎士団CEOであり超合衆国事務総長（最高顧問だったか）でもあるルルーシュ（肩書き長いな）がゼロ（スザク）に討たれて終わったが、その後も続くのかなあ？ 外伝かスピンオフとしてやったりして。 主人公が死ぬパターンはデスノートもそうだな。 悪は必ず滅びると。 北斗の拳の第一部と言われる物語の主人公はラオウ。 二部（天帝・カイオウ篇）三部（最終回まで）は全てラオウ絡みだ。 コードギアスもスザクを主人公とした物語になるのかなあ、調子に乗って。 それにしてもルルーシュが世界の支配者として君臨した時の肩書きに黒の騎士団が入っていたとは、余程気に入ってたんだなあ。 世界じゃないにしても、東アジアで憎まれているのは金正日くらいか。 万一殺されても、死んでても、中国が植民地のための地平しを進めているんだろうけど。 ルルーシュは…プーチンにも似ているか？ 強権的なツァーリズムだが、それが余り目立たない体制だから厄介だ。 取り分け、ラオウを主人公にした感じでもあったな。

  2008.09.28

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• ローゼン内閣の中山大臣が辞めてしまった…。

  発足からなんで直ぐに辞めちゃうんだろう？ 何が問題発言だったのだろうか？ 単一民族で誰が傷付いた？ 日教組が子供の教育駄目にしたのは確かだろう。 成田空港もごね得なのもそうだろう。 そんなもので辞めさせるのは非常に情けない。 こんなんじゃあローゼン内閣の先は見えたも同然だ。 何故政策で勝負しないのか。 答えは見えている。 ローゼン閣下の内閣が自民党の集票マシーンだからだ。 なーんもない。 小泉純一郎が政治家辞めて息子に譲るという。 とは言っても、あの孝太郎ではない。 小泉時代に色々とやらかした。 ぶっ壊した。 政策はそれ以降ぱっとしない。 安倍、福田とそのツケを支払わされた。 本当のところ、小泉政権は意見も政策も丸投げだったのだ。 確かに野中広務の言うように独裁的と言えば、独裁的だった。 ワンフレーズ、身振り手振りと甲高い声。 何よりの衆議院を強制的に解散させた所も強いだろう。 だが、それでも果たして強権的であったかは疑問だ。 相変わらず内弁慶で外圧には弱かった。 首相時代はガリガリに痩せていた。 圧力が相当堪えていたのだろう。 安倍晋三は胃腸が弱って辞めてしまったが、福田チンパンジーはバナナの皮と一緒に政権を抛り投げてしまった。 昔はリーダーをやりたいと言う人達が少なからずいたのだが、それも過去の話。 今は責務が強くのしかかって来るから、嫌々ながらやってついぞ逃げ出しちゃうんだろうなあ。 首相からしてこうだから、一般ピーポーも同じだ。 学級委員なんてやりたくないだろう。 面倒臭い。 小言言われる。 板挟みに遭う。 皇族からして、公務を抛棄したいような人もいるらしい。 我が国はリーダー不在だ。 そしてニヒリズムとアナーキーの時代へと戻ってゆく。

  2008.09.27

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• ホームレス大学生…？

  麒麟田村の兄がそんな本を出した。 柳の下の泥鰌とはこの事。 こんなこと言ってもどうこうなる訳ではないが、ミリオンセラーの後の本は果たして売れるのか？ 百分の一売れればいい方だ。 と言っても、260万部の百分の一って2万部だよなあ。 流石にそれはないと思うが、400分の1は確かかも。 弟の話だからこそ感動するのだが、兄は典型的なワーキングプアの道だ。 家族解散した時には兄は大学生。 麒麟田村が公園で暮らしていた時にバラバラになった家族は何処へ行ってしまったのか、それは知りたい所。 十数年後に皆再び会する事が出来たが、その間に何があったのだろう。 田村兄は大学生やりながら、働いていたから、貧乏が身に染みている。 飛び発つ機会を失っているパターンだ。 これはいいサンプルだと思うが、何処まで売れるかな？ ワープーは田村兄をサンプルとせよ。

  2008.09.26

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• 再来週のこの時間はロボットアニメなんだろうなあ。

  皇帝ルルーシュはシュナイゼルの本心を見破って勝利した。 手に汗握るとはこの事か？ 戦わないことで敗北はしないという考え方、これはやはり小澤一郎はルルーシュじゃなくてシュナイゼルの方だったか？ しかし、シュナイゼルは負けた。 殺されずに。 黒の騎士団の広報官だったディートハルトはギアス使われずに殺されてしまった。それもルルーシュじゃなくてシュナイゼルの手で。 ある意味、ゼロ＝ルルーシュはどんな事をしてまでも最終的に勝ちを手にするのだから、切り捨てなければ良かったのだ。 目を閉じる間際、後悔したろうになあ。 自分でゼロは死んだのだと必死に力説し否定する様は追い詰められたデスノートの夜神月とくりそつだ。 ディートハルトは自分が世界を作り変えられるとでも思ったのだろう。 ルルーシュがゼロとして黒の騎士団にいた頃は干渉までに等しい進言を繰り返していた。 実はディートハルトは何もしていないし、黒の騎士団自体になんら影響を及ぼしていなかったりする。 マスコミ、広報官としてはいい仕事しているのだろうけど、これは現実世界の日本マスゴミの体質を如実に表している。 いい例でナベツネだ。 後は何も言うまい。 人質として捕えていた超合衆国要人達、神楽耶や天子達もブリタニア皇帝ルルーシュに仕えていた沙夜子によって解放された。 最早ルルーシュには悪意が無いことを悟ったか？ 仮面を付けなければ勝てないとシュナイゼルは言ったが、悪意は外に向けて、それを全て引き受けるルルーシュとスザク、そしてシーツーらがこの戦いに勝利したと言える。 善意を仮面の奥に封じ込めた者の勝利だ。 しかし、ルルーシュは妹ナナリーと邂逅する。 善意も悪意も全て剥き出しとなる。 今迄側にずっといた者と対決せねばならなくなったか。 だからナナリーは閉じていた目を開いたのね。 そう言えば、民主党の党首は三度小澤一郎がなった。 茶番劇の自民党総裁選やらかしても結局自民党の都合の選挙だと言うことがバレてしまっているから、逆効果だろう。 ローゼン内閣も宇野ソースケ内閣より短い命で終わるか？ そんな中でアーミテージがこれからの我が国の行く末に吝嗇をつけ始めた。

  2008.09.21

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• あたしンちで地デジの宣伝をしよった。

  テレビだから結局広告塔になるのはしゃあねえか。 予想通り、「良いこと」しか伝えていない。 役人の言う良いことに何れだけ我々国民は騙されて来たかもう忘れてしまったか？ 細かいところもくっきり見えるだあ？ アニメなんかそれやったらドット絵が見えてしまうんじゃないのか？ 後、いらん顔のアップばっかり目立つ。 そんなにアップしたいのか？ いらんわ。 大映しする連中がアホなだけでそこまでする必要は無い。 あと三年のカウントっているの？ 気を長くさせようとしているが、どうせ普及完遂は無理なんだよ。

  2008.09.20

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• リーマン破綻

  サラリーマンと言うわけではないが、リーマンブラザーズと言うアメリカの証券会社の事である。 今、漢字を変換したら「証券」と「證券」の二つがあった。 本当は「證券」の方が正しいのだろう。 昔に潰れた山一證券と言うのがあって文字が言偏に旁が登だったのを覚えている。 とにかく、アメリカはこれでまた崩壊への道を辿ることになる。 負債をどうせ日本が肩代わりするんだろうけど。 この名前は嘗てホリエモンがフジ買収の際に引っ張り出して来た会社だ。 結果論だが、このリーマンによって日本のテレビが買収されなくて良かった。

  2008.09.19

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• パプリカを借りて観た

  結局なんだか良く分からない作品ではあったが、要するに夢落ちなのだ。 それと、やっぱり江守徹は巧いな。 今敏のアニメ映画にはよく出るが、年期の入った俳優はキャラクターに乗り移る事も可能だ。 映画自体テンポいいな。 リズミカルだからサクサク進む。 しかし文化庁が推しているってどーゆーこっちゃ？ この原作者は筒井康隆。 知ってる人は知ってるが、嘗て断筆宣言をした人だ。 言葉狩りに厭気が差して投げ出したのだがいつの間にか復帰したようで、この作品がそんなお墨付きを与えられてたとは…。 そういやグレンラガンも何か賞を貰ってたな。 名誉って時が経てば恢復出来るものなんだな。 客寄せパンダの如く旬なタレント使わなかったのが誉めるべき所。 CMにアニメ時かけがあったが、あれもあらゆる賞を総ナメしてたもんなあ。 まあポニョは萎え凋んだけど。 そうだねえ、千と千尋のようにはいかないんだよねえ。 それならば大日本人の方と何ら変わりはない。 失敗苦労だ…じゃなく、スカイクロラもねえ…。 もう映画は斜陽かもね。 純粋な映画は過去の話。 国内ではアニメだったり、テレビ局に持ってかれてるもんな。

  2008.09.18

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• 取り敢えず一服

  不忍池の蓮の花を接写したもの。 もう、随分前だが、この花は今頃散っているだろうなあ。 特になんもないのでこれにて終了。

  2008.09.15

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• 一度も勝てない相手。

  それがルルーシュの兄でもあるシュナイゼルの事。 ここまでくりゃ、兄弟喧嘩だ。 北斗の拳を連想させる。 偶々、ルルーシュとシュナイゼルの事業と思惑は一致している。 公私の関係に於いてだ。 公の面では国と国を賭けた天下分目の合戦、私の面では兄弟喧嘩。 尤も彼等は皇族だったから公私共に擦り寄らせた結果かも知れない。 確かに靖國神社参拝に公私如何を問う事やる位だ。 公人には社会的影響力を伴うからそうならざるを得ないのだろうが。 北斗の拳は、私情が優先してしまう。 秩序が破壊されてしまったから今更公とかは考えられないのだろう。 ラオウも途中で覇道を投げ出してしまう。 作品ではケンシロウに焦点が当てられ勝ちで他の人達の事はよく分からなくなっている。 ラオウはケンシロウと再会するまで殆んどサザンクロスのシンと聖帝サウザーの領地を残す迄各地の軍閥を屈服させ統一を完了しているのだ。 ただ一つ、天帝領を素通りして。 暴力で支配するとは言いつつ、ラオウは小澤一郎並の卑怯者で勝てない相手とは戦争をしない事にしている。 北斗の拳外伝のラオウ漫画ではそういう面で統一事業の事が描かれている。 結構後付けが多くて「本当はこうなのだ」と言われてもしっくり来ない。 映画北斗の拳はそうした総集篇的な役目を果たしているから助かる。 ラオウが統一事業を投げ出すのは力の差を侵寇したマミヤ達の村でのガチンコ対決でケンシロウと互角だった事を見せ付けられたからだろう。 ケンシロウにサウザーを倒させ、ラオウ自身が戦いに怯えるのを避ける為に色々試しているのだ。 ラオウには拳の才能はない。 あるのは祖先リュウオウより恵まれた体格だけだ。 北斗神拳の伝承者はトキかケンシロウと最初から決められていた。 だからラオウはジャギを使っていたのだろう。 ケンシロウはリュウオウの血を引いているとも思われない。 才能を出す所は北斗劉家拳（北斗琉拳）なのだが常に北斗神拳の方に伝承者を送らねばならぬという掟に二千年間も従って来たのだ。 天授の儀でも拳志郎が宗武に劣勢なのはそうした拳の才能が神拳よりも劉家拳の方に分があるからだ。 闘気を操るに於いて神拳より勝ると宗武は豪語していたから、死合いには勝つのだろう。 しかし、ジュウケイの時代には封じられた魔拳とされている。 リュウケン（羅門）とジュウケイが会った時には、あの二人は年もそれなりに取っていたから凡そ二十年後くらいか？ ジュウケイは何処で劉家拳を学んだ？ ラオウには才能が無いと思うが、土壇場で無想転生を身に付けている。 闘いの中で悲しみを見付け拾った暁の奥義だろう。 北斗神拳自体コピペ拳法で伸び代のある物だ。 奥義とは無想転生や秘孔を突き捲る百裂拳でもなく、水影心にある。 ラオウには余り華麗な技が見受けられないからトキやケンに抜かれたのだろう。 日本統一してその後に修羅の国へ行こうとしても、民の事なんぞ考えてなかったから目的が変化してったのだろう。 北斗神拳は飽くまでも手段。 トキやケンシロウを倒してから行くとしても、ケンシロウがサウザーを倒してどんどん強くなっていくから諦めたとしか思えない。 そもそも、修羅の国を出たけど、その後何度も兄カイオウの下へ来ている。 カイオウの目的は才能ありながら世間の柵でその芽を圧し潰されたという恨みつらみが発端で、修羅の国の統一、征服を図ることだ。 世間の柵って正義の価値観なんだよね。 それを覆すと言う悪徳の思想を携えて征服をする。 ラオウは純粋。カイオウはひねくれている。 ケンとラオウの兄弟喧嘩よりも、ラオウとカイオウの争いの方がルルーシュとシュナイゼルの争いに近しいと思う。 ケンシロウはサヴァやブランカの内紛に首を突っ込むけれど、本人は国政には至って興味が無いと証言する。 ラオウの心情はサヴァの国王アサムに近いだろう。王にはなりたくなかったが、必要以上に迫られる。 ただラオウのご先祖さんの宗武は争いこそが人の本質と言う。 カイオウは私情が公憤へと昇華されるケースだ。 ラオウは思想も拳も中途半端なので矢張カイオウには敵わない。終いにはケンシロウに倒してくれと願ってしまってるし。 今迄ルルーシュは私事で世界を塗り変えようとしたが、妹ナナリーを失う事に寄って、仮面を剥ぎ取り、身も心も完全な公人として君臨するようになった。 カイオウも公の前では仮面を被っていた。 修羅の国自体の掟でも下級の者は仮面着用義務だしなあ。 仮面を取る事は＝本性を曝け出す事だ。 しかしこれはやばいこと。 ネットでは絶対にやってはいけない。 匿名の利する所でもあるのだが、本性を見せる事は手の内を見せる事と同じ。 ラオウがいたから仮面を被る事で統一事業も着々と進めて来れたのだろうが、ラオウ伝説と言う訳の分からない偽伝説を流布させられてカイオウの支配手段に利用されてしまう。 結局カイオウの計画はシャチに悉く破られるのだが、そのシャチですらカイオウの素顔を知っている。 仮面を被ったのもラオウと訣別してからだろう。 その後で三人羅将体制を敷く。 修羅の国の仮面って、どういう意味だろう？ 雑兵の扱いで取れば一人前という目に見える証明なのか？ シュナイゼルは仮面こそは被ってないが、本性は明かさないと言う見えない仮面を被っているのだろう。

  2008.09.14

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• ボリビアの反政府運動？

  実は、白人系の政権を追われた勢力の事である。 大統領がモラレスと言う、ケチュア・アイマラ族出身で、先住民の権利を復権させようと彼是努めている。 天然ガスを扱う会社を国産にして、財産の流出を防ごうとしていたのだ。 そういうことをやって当然白人系からは反発を受ける。 モラレスは失業者に職を与えるとは言っていたがそれもなかなか実現出来なくて、折角大統領になっても足元がフラフラだ。 反政府活動ってどんなもん？ 権益の確保、帰り咲きなだけじゃないの？ そういう人達を見るにつけ、惨めになる。 さて、この旗は一体何か。 ウィファラ旗と言って、アイマラ族の旗である。 この七色はケチュア族と共にインカ帝国の旗の意匠を継いでいる。 モラレスはインカ帝国の復活を夢見ているのだろうか？ インカ帝国の版図は現在のペルーだけでなく、モラレスのボリビア、エクアドル、そしてコロンビアに跨る。 イスパニアのコンキスタドレスの侵掠と虐殺に遭って、折角独立を果たしたら今度はアメリカと言う新たなコンキスタドレスが吝嗇を付けてやって来た。 昔は黄金を奪われたが今こそ地下に眠る天然資源を奪おうとして来るのだ。 南米の北端にはベネズエラと言うベニスの名前を付けられてしまった国にはチャベスと言うこれまたお茶目な大統領がいる。 チャベスはボリーバル憲法を制定し、国名もベネズエラ・ボリバルとしてしまった。 ボリビアの独立の英雄、シモン・ボリバルにあやかったからだ。 このシモン・ボリバルは実は南米で生まれたクリオーリョと言われるイスパニアの末裔なのだが、何故かいつの間にか独立不覊の英雄になってしまっている。 白人が自分達の築き上げた財産を本国に流されてしまっては嫌だと言うことで独立したのだった。 アメリカやメキシコと同じだ。 中南米は地元の文化をアイデンティティとして国造りを始めたがアメリカはそんな風にはならなかったのだろう。 しかしインカ帝国の最後の皇帝アタワルパを象徴にしなくて、シモン・ボリバルとはなあ。

  2008.09.13

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• えねえちけえの特番の再放送で…。

  アジアからの留学生達をテーマとしたものだ。 よく言われる留学生とは苦学は基本。 食傷気味になるだろうが、ちょっと興味深いものが。 トルコ出身の19歳の留学生が日本で漫画を描いているのだそうな。 絵はそれなりに巧い。 ただ吹き出しの台詞が長い。 日本語は巧いが、まだ詰めると言うことに関しては及第点だと思う。 セーラームーンを読んで衝撃を受けたらしい。 この留学生は最近の若者は自分達の歴史や文化を知らないから、漫画でオスマントルコ時代の事を知らしめたいのだそうだと。 うーん、トルコの事を教え諭す事は佳い事だ。 何処迄この少女（トルキスタン留学生）はトルコの事を知っているのかな？ まさかわたくしの方がトルコの事知ってたりして。 トルコの歴史や文化を描く際、オスマン帝国をひっくるめて描くとなると、必ずや旧帝国の属領や周辺諸国と衝突することになる。 ギリシャはいざ知らず、アルメニア、イスラエル、クルディスタン、ロシア、イラク、シリア、エジプト、アラビア諸国、そしてユーゴスラビア、ルーマニア、チェコ、オーストリアとぶつかる。 そしてイギリスともぶつかる。 トルコの歴史はアナトリアだけの歴史ではない。 いわゆるトルキスタン地方（モンゴル・シベリア・スタン諸国）がトルコの祖国なのだ。 其処迄描けるのだろうか？ トルコはルーン文字で書いてたり、漢字も使っていた。 鉄勒や突厥とも呼ばれていた。 そもそもトルコは紀元前の時代から既に登場しており、名前がペルシャ語由来だったりもする。 そして東トルキスタンとも兄弟の国だと言うことも描くんだぞ。 アナトリアの歴史を描くのなら、ビザンチン帝国やローマ帝国から始まるのか、トロイの木馬の時代から始めたりするのかい？ 土地か、民族か、帝国か、トルコは悲惨なことに単一ではないので区分けができない。 トルコ版社会派漫画になるのだろうか？ 我が国にはゴーマニズム宣言と嫌韓流という愛国エッセイ漫画がある。 そういうのを目指すのだろうか？ そこまではいかないかも知れないが緩いものになるのかな？ 因みに、このデザインはオスマン帝国の前の時代、アナトリアにあったギリシャ人の国、パレオロゴス朝の旗印なのだそうな。

  2008.09.12

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• 汚染された米が出回ってたとは…。

  しかも、特亜を由来とするものだという。 なんか信じられないような毒が混入されていたらしい。 これがつい最近と言うわけでなく、何年にも亘って行われたと言う。 今のところ東京ルートは確認されていない。 しかし、米だけでなく加工食品全般だから何処迄拡がっているか判らないのだ。 僅か微量でも致死させようとするものだから、これが体内へ蓄積されれば軈て命を縮める事にもなりかねない。 重大な犯罪だ。 殆んど特亜による日本人絶滅計画が密かに実行されてるんじゃないかと思えてしまう。 嘗ての薬害問題でも気付かずに流通させたのと似ている。 いや、薬害はこれも違う。 始めから知っていて流してしまうのだ。 役人も儲ける為に。 こういうことがあるから、福田首相は逃げたのかも。

  2008.09.10

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• 国境越えと来たか…。

  あと数回でゼロ魔も終わりなんだよなあ。 一つのテーマを潰して取り敢えず終わりというパターンが多い。 今回は緩やかだったと思う。 タバサ救出でおしまい。 この後も第四期てあるんだろうけど。 才人が青いパーカー以外のを着るのは中々無いな。 犬のぬいぐるみの他、今度は道化の恰好か。 みんな貴族の地位を捨ててまで救出に向かったんだから、これは幕末の脱藩を思い描く。 そしたらシエスタが威勢づいちゃって。 そんなに地位や身分が煩わしかったのか。 そんで囮として泳いでいたコルベールが捕まったら、生きていたことを知ったアニエスが正気を失う。 これはもうパブロフの犬に等しい。 なんかシェフィールド達が良からぬ事を企てている…。 あれは巨神兵？ そう思っちゃいました。

  2008.09.09

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• 福田首相が辞めてまあ…。

  まだ辞めてはないんだけど、早速次期総裁選の候補者五人乱立することとなった。 こんなことやっても、どうせ自民党の支持率は上がる訳ねーんだけど。 小澤一郎が民主党の党首を無投票三選で決めたそうな。 直接対決の方がいいに決まっている。 雑兵ばかりでどうしようもなかろう。 さて、一番人気のローゼン閣下だが、どうせ彼に決まるのだろうが、政策抜きで選ぶのはどうかと思う。 他四人はどうしようもないから茶番劇を繰り返しているようにしか見えない。 ローゼン閣下の著書『とてつもない日本』を読んだが、これが日下公人の主張によく似ている。 楽観主義者なのだろう。 それは別に否定はしない。 しかし、現実を見ずに未来は明るいとするのはまやかしであり、誤魔化しである。 書かれた本は過去のものではあるが、楽観的であるものの、現実に即したヴィジョンが書かれていないのが残念。 ゲル長官がなっても、どうせ小澤＆米国の両属になるんだろうけど。 以下殆んど同文。 面子が揃ってもどうせ親米派ばかり。 誰がなっても同じなのだ。 ローゼン閣下が総裁になって総理になったとしても、次の選挙には絶対勝てない。 みな等しく改革とかチェンジとか馬鹿の一つ憶えみたく連呼しよる。 小泉には劣るんだから辞めいや。 国民いや、有権者は小泉改革がまやかしだってことをもう判っているんだよ。 解散総選挙が霜月に行われるそうだか、これでローゼン体制が負けたとしても宇野内閣より短命に終わる可能性が出るぞ？ 大衆文化に造詣のあるところ見せても、敗北してしまったらもはやその大衆文化も共にローゼン閣下と沈んでしまいそうだ。 漫画文化が退潮気味とは薄々感じてはいるがさもありなんだ。

  2008.09.08

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• 皇帝ルルーシュ

  いつの間にかこの日はコードギアスの感想を述べるものになってしまった。 別に17歳の少年が皇帝（王様）になることは驚く事ではない。 明治大帝も僅か14歳であったし、ツタンカーメン（トゥト・アンク・アテン）も少年だ。 大体若いリーダーてのは傀儡だったりするんだな。 メドヴェージェフも40代なのに大統領てのは明らかにプーチンの傀儡なのだ。 安倍晋三も戦後生まれの総理としてピックアップそこだけされていたが、結局傀儡政権のようなものでした。 しかしルルーシュは後ろ盾には何もない。 あるとすればギアスの力と魔女だけだが…。 話数にしても後僅かしかないのにどうやって話を終わらせるのだろう？ 神奈月にはダブルオー第二期が始まるのだと言うのに。 角川の策略で欲を張って第三期へと繋げるためのシナリオを既に構築させているのでは？ ともあれ、先帝を追放して貴族を廃止して「民主主義」を豪語するとはどういう風の吹き回し？ 丸でブリタニアがフランス革命前夜のような戦闘だったって事か。 ゼロは黒かったが、皇帝ルルーシュは白いな。 これで同一人物に二つの仮面をつけることとなってしまった。 或いは、その世界が恰かも冷戦の東西対立か。

  2008.09.07

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• 心優しき魔導士

  フェイト・Ｔ・ハラオウンのフィグマを買った。 発売日に買おうと思ったのだが売り切れてたんだもんなあ。 我ながらいいフォルムに決まった。 高町なのはの前髪が落ちる…！ ボンドでくっつけなきゃ駄目か？ いつか白衣の魔王と心優しき魔導士と戦わせるポーズを取らせたい。 次ははやてか？ その次はシグナム？ 多分以下続くんだろうけど。 それよりも高町一家のフィグマも作って欲しいと思うのは自分だけ？ いやはや、エロゲーから派生したアニメなのにコツコツ劇場版まで漕ぎ着けた努力というのは目を瞠る物がある。 フェイト／ステイナイトはアニメで格ゲー止まりだけど…。 鍵作品は劇場版を二作共作ったけど。 とらいあんぐるハートを…ぐふっ！ 片や、ハルヒの可動式フィギュアも取り敢えず五人揃えたけど他に出るみたいだなあ。 てか、型月のフェイトもセイバーと凛のが今のところ出てはいるが、士郎とアーチャーも出してくれよう？ 格ゲーの予約特典に白セイバーが付くそうだが、本当か？ プレステ２だから買えるか。

  2008.09.06

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• なんと、大麻に関してちょっと穴があるらしい。

  大麻は売買も単純所持も禁止されている。 麻薬取締法違反だからなのだが、実は意外な抜け穴がある。 テレビでは決して報道される事はない。 報道なんかしたらそれこそみんなやり出してしまう。 持っては駄目、買っては駄目、それは日本国内に限った事だ。 しかし法律てのは家の中には干渉出来ない事になっている。 家には家の法律、掟、家訓が存在するからだ。 あのオセチア人兄弟の露朋と白露山にも大麻吸引の陽性反応が出た。 完全に黒なのだが、しかし彼等を罰することは出来ない。 麻薬を持っていると言う証拠が無いと捕まえる事が出来ない。 だから若ノ鵬も落とした財布の中に忍ばせていた吸引器によって完全に黒となってしまったのだが。 実は吸う事に関してはお咎め無しなのだ。 もう無茶苦茶である。 麻袋の粉を吸って陽性反応が出るのだから、そういうこともあって禁止にはしていないようだ。 これは大きな陥穽だぞ。 結局笊法ではないのか？ 吸ってもいいと言うことを暗に認めてしまっている。 これは売春が禁止されているのにソープが認められていると言うトンチキな話と同じだ。 人間は根元的な悪に対して罰することが出来ないのだ。 根元的な悪って詰まり、原罪に近いのだろうか？ ギルティとは法的な罪を指す。 対してシン（スィン、の方が原音に近い）は人間そのものの背負っている罪の事だ。 この原罪（スィン）は業（カルマ）に近いか？ そもそも賭け事も禁止されているが結局貨幣経済なのだから、お金をどう扱おうがお金を持っている者の自由である。 金を持つ事自体に貧富関係ない。 暴力で交渉したり、保護するのも結局全面的に禁止出来ない。 ヤクザは嫌な仕事の肩代わりをするのだ。 言ってしまえば殺人も許されてしまうのだ。 「なぜ人を殺してはいけないのか」 別に殺人は禁止してないのだ。 事故、正当防衛、過誤、法律に基づいての処刑、などによって左右される。 早い話、立件しなければ或いは出来なければ殺人を問うことが出来ない。 詰まり見つからなければ何をしても良い。 これが法律の落とし穴である。 社会性に伴う犯罪は取り締まれるのだが、中身には介入する事が不可能なのだ。 それが罪なのである。

  2008.09.04

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• まあ何とも、ルースキーの大麻汚染が。

  露助力士のガンジャ汚染が何とも言えん。 どうせこいつらがガンジャ取引のルートにでもなっているんだろう。 ただチョンマゲ結ってりゃいいってもんじゃねえだろ。 往時の千代大海か！ 勿論現在の千代大海はそんなことないので悪しからず。 いい加減、露助国家に麻薬が溢れてしまってるから何とかしろと言え。 まあ、どうせ露助当局はこう言うだろう。 「ニェート！」 「彼奴等はロシヤ人ではない、オセット人だ。」 「故に我々が口を挟む問題ではない。」 ロシヤは長年に亘ってこのオセチヤを懐柔してグルジアから引き離そうとして来た。 だが、余りにも強引な手段であるから、ああいうことを始めとしてやってしまう。 話が少し逸れたが、今更力士の品格なんて求める必要もないだろう。

  2008.09.03

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• 第三期ゼロ魔っつっても全12回だからなあ。

  今月一杯で終わりなんだろうけど、短い期間でシーズンの最終回を繰り返して迎えるのはこちらの感覚が慣れきって鈍化してしまう。 タバサ救うためにアンリエッタ女王の命令を無視して投獄される親衛隊とルイズはアホみたいだ。 貴族辞めても意味ないじゃん。 エンディングの兎のぬいぐるみから出て来たのはイルククゥだ。 その回の主役が出ることになってるようだ。 コルベールだったら面白いのに。 今期はギーシュやマリコルヌばっか出て来るな。 ジュリオの陰に隠れた感のあったギーシュだったが、どんな活躍を見せてくれるのやら。 一期の学園篇に戻ったようだな。 そりゃそうか、テファが転入して来たからか。 それに、戦時体制でもないし。

  2008.09.02

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• 靖國神社へ参拝して来た。

  JRで来るのは流石に面倒だった。 一本道だったから市ヶ谷で降りたのは失敗だ。 意外と距離は長い。 新宿線の九段下で降りれば目の前だったのだ。 丁度暑かったからなあ。 蝉は未だ鳴き止まず。 道には蝉の死骸が転がっている。 神社の周りはオフィス街、取り囲まれているんだよなあ。 連日？報道されるように物々しい雰囲気かと思いきや、そんなことはない。 道すがら入り口があったけどちゃんと大鳥居から入ろうと思った。ちょっと入って手をそこで洗ったけど。 あの周辺は坂道だらけだ。 さて迂回して入り口から入ろうとして見上げる鳥居はデカい。 嘗ての日本の威勢というものが感じられるのだ。ハコモノとは言われるが、当時はそれこそ東洋一の国を誇っていたのだろう。 そこで鳥居を潜ったら本殿が遠くに小さく見える。 途中道路で寸断されているけど、一つの敷地だと思える。 色々な碑文が脇にあった。これからどんどんと大きくなってゆくのだろう。 さて本殿に辿り着いたが、お賽銭を投げようとしてもルールがある。 財布に穴が空いているので金を取り出そうとしてもポロポロと小銭が落っこちてくる。 他のにそろそろ替えよう。 しきたりには二礼二拍一礼とある。 それを実行したらお祈りをする暇がないのだ。 何を願えばよかったのだろう？ まさか神様の前では無心になれってことか。 そういや、何も考える余裕はなかった。 本殿の右手には遊就館が。 馬、犬、鳩、動物の銅像があった。 そのまま行くと、パール判事の碑文があった。 あの有名な文言を綴ったものだ。 本殿の脇には御休み処があって福田首相の饅頭が売られてたな。 しかしこの饅頭も見納めである。 それと、おみくじが売られていたけど、兵隊さんの遺した句や手紙を綴った小冊子も売られていた。 話を戻して、建物は蒸気機関車と零戦、加農砲が展示されていた。 零戦は意外と小さい。 あの狭い操縦席に入って大空を翔けていたのか。 これなら敵国も膝を叩かずにはいられなかった筈だ。 二階が有料なんで券を買って昇ったが、館内はゆとりがあって広い感じがした。 平日だから人もそれ程いないのだが、高校生男子、若い男女も結構いたな。本殿には中国人らしき人もいたが。 帰り際はスポーツに勤む人、走り込みをする人達もいたけど。 シアターなんかもあったけど、入場したのも殆んどギリギリだったんで、今回は見送る事にした。 遊就館とは即ち戦争博物館だ。 古の武具や戦歴等が展示されてるのだ。 何れも心を躍らせる記述ばかりでよかった。 この靖國神社こそ最後の砦だろうとさえ感じた。 まあ最近はそうした展示内容を圧力かけて書き換えさせた国賊もいたが。 その国賊の書いた本が売店で売られてたりするんだな。ちと悲しい。 刀なんかも展示していたけど、これが今にでも人が斬れそうな位光沢を放っているのだ。 もっと大きい刀なんかもあった。 やはり近現代の展示が多い。 日本がここまで頑張って来たのだと言う自負がある。 上野の東京国立博物館と千葉にある国立歴史民俗博物館よりかは展示数や規模に関して稍劣る。 東博は展示のキャプションのみで歴史の流れを感じることはないのだが、歴博は日本人の息吹こそ感じるものの民衆史観（なんだそりゃ？）に偏り過ぎている為、自虐的になっている。 是非とも遊就館だけでなく、千葉の歴博や上野の東博、あと付け加えるなら科博（国立科学博物館）も見に行かれる事を勧める。 日本人の営み、人類の歴史を肌で感じるのだ！ 話がずれてしまったが幕末明治と来て日露戦争では映像が残っていたからナレーターと共に戦果を上げた映像がそこで流れていた。 これなら自信がつくな。 そして大東亞戰爭とへ繋がっていくのだが、やはり負け戰だから悲惨ではある。 ボロボロになった遺品が展示されている。 大東亞戰爭へと至る説明もなされていてよかった。 悪いのは連合国なんだ。 そこを肝に命じておかないといつまでも連合国の奴隷となったままだ。 殆んど書ききれない位の展示だ。 遊就館の図録も売られていたが、自らの心に刻みつけておこうと思ったので今回は控えた。 奥へ入ると御國のために果てた人達の御遺影が飾られてた。 その数の多いこと。 皆若い。 そして等しく凛々しい。 暗黒の時代ではない、そう思える。 嘗て沖縄での博物館でもひめゆりや鉄血勤皇隊の写真が飾られてあったけど、若くして戦争に参加してたのだ。 朝鮮人の特攻隊もいたけど、凄いな。写真も残っていて特攻服を身に纏い拱く姿は正に日本男児。 ちょっとアレな仕上がりとなってしまった映画『俺は君のためにこそ死にに行く』でも朝鮮人特攻隊もいたな。 嫌々ながら送り出し、そして軍部が悪いと言う結論に持って行った作品としてしまったから、特攻隊の志願の心意気がよく分からなくなってしまった。 売店では映像ソフトもあったけど、かような『俺は…』とか『YAMATO』とかは置いてなかったな。 見抜いているんだな。 大きな部屋に入ったら、回天や桜花があった。 特別攻撃機だ。 これで敵機に突っ込む。無謀かと思われるが歴とした作戦。敵機だけでなく相手の士気を損耗させる効果だってあったのだ。 悲しいのは結婚してない者が志願をして果てているのが多かったので遺族が英靈に花嫁人形を贈っている事だ。 天国で結ばれますようにとの願いか。 死んで英雄になれるのだ。 それだったのなら、もし自分があの時代に生まれて来たのなら、特攻隊に志願していたのかも知れない。 もしかして怖じ気付いたのかも知れない。 しかし現代の人々は彼等の心を最早知る由もない。悲しい事に。 時間も押して来て、幕末の特別展示もあったのだけれども、そこはごめんなさい。 軽く流してしまいました。 また行こうかと思う。 ゼロの使い魔の零戦のデザインもここを参考にしたのかな？ 仕様は違うけど。 メタルギアソリッドも４部作で終えたのなら、今度は零を作ればいいのだ。 メタルギアソリッド・零って。 イギリス人やアメリカ人を主人公にするのではなく、今度は日本人を主人公にすりゃいい。 丁度いいんじゃないの？ 横井庄一や小野田寛郎のような人物もいたんだし、東亞や南方に展開する斥候として活躍させればよい。 シベリア抑留でそのままウクライナに長年住んじゃった日本兵もいたし。 そろそろ日本人を元気づけるゲームを作ってくれよ。 南方→東亞→蒙疆→シベリヤって話をつければ面白い。 負け戦だったが、ローレライは面白かったけどなあ。

  2008.09.01

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• コードギアスも佳境へと

  一気に最終ステージに突入したな。 一期二期共に神根島が舞台となる。 この話だけクライマックスが長く感じられて恰かも紀里谷のキャシャーンのようだった。 なんかよくあるRPGのラスボス戦みたいな雰囲気だ。 頭の中を抽象的に描いた上ではエヴァが秀逸だったが、これは後にも先にもなく、今回のコードギアスはちょっと馬鹿っぽく映る。 ラスボスを倒してもやっぱり世の中はその後も続く。 正反合と世界は繰り返して続くのだが、正にルルーシュは敵である父シャルルを倒し、シャルルのお鉢を継ぐ形となるのだった。 此処迄は自分でも予想はついた。 ウロボロスの自分の尻尾に噛みつくが如く永劫回歸を続けていく。 何れスザクとルルが和解するだろうとさえ思った。 まあ、ああいう世界の真実を知らされれば如何に自分達のしてきた事が無意味だったかを思い知らされるのだ。 あと、二話位でこの話も終わるのだろう。 しかし、どうやらブリタニアも分裂しているようだから、またも一旦終わっても再開するんだろうねえ。 コードギアスも軈てガンダムのように伝説となるのか？

  2008.08.31

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• 愛は地球を救う？

  巣食うの間違いじゃねえのか？ これも何回やって来た事だろう？ 最早いきり立って批判する気にもなれないので、ほっとくか。 エドはるみが走ります。 エドが走る脇の沿道で雪山獅子旗を翻す人あり。 地球を救うよりもチベット救って欲しいなあ。 どうせ虐殺五輪に加担してたのは讀賣日テレグループだろ。 どこも控え目か無視決め込むかのどちらかな。

  2008.08.30

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• 朝生で皇室の事を取り上げてるけど…。

  全く話にならない。 おおよそ、期待通りの結果である。 従来の左翼はもう呆け爺さんの如く昭和天皇メモ以前の繰り言ばっかで嫌になる。 そんで左翼のじじいはお門違いな事ばっかり言う。 皇室への敬語とかにイチイチ目鯨立てて…。 だったらこういう人達には味噌糞悪口罵詈を言い募らせよう！ そんであの寸劇の顛末に関して醜い自己弁護に奔る。 このような人達には公私の区別がついていないのだろう。 覆水盆に返らず。 社会人（公人）なんだから自分の言ったことに責任持てよ。 論客があれこれ言って漸く話が陛（きざはし）に足を掛ける事が出来た…。 とは言うものの、公私の区別がついてないのも困り者だが、公と神事の区別がついていなくてこれが残念。 そんで左翼の爺さんは私的な自説ばっか垂れ流してどうしようもないなあ。 話が軌道に乗ってから暫くして、皇太子妃のことをやはり取り上げざるを得なくなってきた。 精神科医にも話をしても、新しい病気だという。 要するに、分からないのである。 治療も解決の糸口が見つからないのだ。 方や、皇太子妃の事を恰かもアラフォー世代の自己実現とかよく分からん己れの勝手な想像を投影させたりして困ったもんだ。 みんな自己のイメージを勝手に植え付ける。 一次情報なく語るのはナンセンスだという話に納得がいくものだ。 ただ、皇太子妃の周りは恐らくこうなっているのだろうという推測は控えた方がいい。 妄想と言われるだけだ。 結局、皇太子妃には公務に出て下さいとしか言えない。 病気とか自己実現とかそんなものは関係ない。 仕事はするものだという認識に欠けているだけだ。 病気だから仕事を合わせるのではなく、仕事に合わせる。 それが公人、社会人じゃないのか。 皇太子妃は社会人ではなく、歴とした公人である。

  2008.08.29

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• タリバンが復活する！

  これはタリバンの旗印の様だ。 アフガンで復興支援してた日本人が殺されてしまったそうだ。 中村哲と言う医者いるペシャワール会に所属していた人だったそうな。 なんと六発もの銃弾を受けていたそうだと。 元々タリバンは政府関係しか狙ってないのだけれども、最近はそうした慈善家とか政府とは無関係の人が狙われ、殺されてしまうのだそうな。 タリバンがどんどん陰湿なテロリストと化して来たな。 タリバンはアフガンだけにはいないのだ。 タリバンはアフガンじゃなく本来はパキスタンでアメリカのCIAの下、軍事訓練を受けた神学生の事なんだそうな。 尤も、国があるからといって民族は国境を跨いでいるので、タリバン自体が外来政権とは言い難い。 パキスタン北西部は政府の統治が及ばないトライバルエリアと言う地域が存在する。 タリバンはそこを拠点として勢力を伸ばしたのだ。 ランボー怒りのアフガンが正にそれ。 チベットではカンパ出身のゲリラ兵、チュシ・ガントゥクを矢張アメリカCIAがネパールのムスタン王国で育て、活動させたのだ。 チュシ・ガントゥクとは四川六山と言う意味。 チュとは川と言う意味、数詞が後に来るのだ。 四川省ってチベット語の漢訳なんだなあ。 西康省と言う地域があったがこれもカムと言う地方のチベット語の音写である。 マチュとは美川、黄河の事でナチュとは黒川と言う意味だ。ナクチュとも言う。 アメリカは反攻拠点にその国に治外法権的な場所を儲けて訓練させるんだなあ。 一度はアフガン攻めてカブールを占拠したんだけど、ただそれだけでアフガン全土を統治出来なくて、タリバンは東にいまだに居座ることとなってしまった。 まともな政府を樹立することが出来なくて内戦という扱いになってしまってる。 ソマリアなんかも同じだろう。 これがもし日本で起こってたらどうなってたんだろう。

  2008.08.27

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• 東方号発進！

  コルベール先生がなんだか男塾の王大人宜しく死亡確認失敗して見事復活を果たしたのでありましたとさ。 いつの間にか、キュルケと懇ろになっていたとは…。 エンディングの兎のぬいぐるみから出て来たのはキュルケだしなあ。 キュルケって浮気症なのか？ そうでもないみたいだが、この巨大な東方号の動力が石炭を燃やして生み出す水蒸気とは…。 嘗て大友克洋が映画スチームボーイでやっていたスチーム城みたいなものか？ あの映画早いとこ続編作ってくれよう。 アンリエッタの国民軍といい、コルベールの水蒸気技術といい、漸くハルケギニアは近代へと近付いて来た様だ。 所で、シエスタが何処となく活発であるのは気のせいか？ やはり、まだ格差こそすれあるが、アンリエッタ、ルイズ、サイト、シエスタ、追加してテファなど異国人、異民族が犇き合った小国が外からの侵掠から守る為に差異を限りなく無くして纏めようとした結果なんだろうか。 ちゃんとヨーロッパの歴史に即しているから面白い。 サイトはトリステインにやって来たけど、もしもシェフィールドみたくロマリアや、或いはアルビオンに降り立ったら、どうなっていたんだろう？ アルビオンの七万の騎兵に混じってトリステインを掠め取っていたかも知れんのだ。 或いは、シェフィールドと共にロマリアの先兵となって各地の国々を掻き回していたのかも知れんのだ。 しかし今回の絵は綺麗だなあ。 よく描けている。 コルベールって、エジソンかワットか？ なんか、今ではエジソンはエディソンとか呼ぶらしいが、ネイティブを尊重したいんなら、エディソンならぬエリスンとでも呼べ。 トーマセリスン…。 なんかスカイクロラみたいな洒落た呼び方…。 ルーズベルトもローズヴェルトって…。 あのねえ…、日本語の母音は五つ。 英語ですら指折り足らん位母音の数が多いのになんで似せようとするんだか…。 ローズヴェルトなら、セオドアじゃないな。 テオダァ・ローズヴェルツが近い。 極めて滑稽な発音になってしまうのに、誰も突っ込まないのだろう。

  2008.08.26

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• 以前上野へ行ったときの写真。

  鴨が水辺に遊ぶ。 まあ、ただそれだけなんだけど、特にないなあ。 こんな都会でも森はあり、動物もいることはいるのである。 都会は人間だけの世界かと思いきや、人間以外の生き物もいる。 却って自然にある動物が管理されてるように思える。 わざと手をつけないことが管理の一環だ。 都市を作っても動物が勝手に居つくのが本来の自然ではないだろうか？

  2008.08.25

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• クローズZEROを借りて観たけど…。

  原作が漫画だからいざ実写化すると、違和感有り捲りなのは仕方ないか。 本宮ひろ志の漫画みたいな感覚なんだよなあ。 喧嘩番長漫画だからしょうがないか。 しかし、なんでこうも鈴蘭高校は纏まりが無いんだ。 テッペン目指すと言いつつも、入学した生徒が全員もやしっ子だったらどうすんだ？ 名前だけ聞いて寄って来る荒くれどもがその時だけ居るって感じだなあ。 正にお山の大将なんだけど、漫画だからそこは考慮しても誰も気付かないのか？ 最後にリンダマンと対決するのだが、矢張最強最悪なだけあってその虚しさを語る。 やっぱりいいのは、へなちょこチンピラヤクザの拳さんだろう。 もう一人の主人公か？ クラス同士の抗争なんて現代では考えられないなあ。 よく、同中（オナチュー）で纏まるって聞くが高校まで持って来るか？ 今は本当に平和だよ。 校内暴力世代じゃあるまいし、今は本当にどこもかしこも個人主義だよ。 個人主義っつっても、最大は小さな集団、カラオケ仲間程度。 他のイザコザには関わらない様にしている。 しかし合理的に考えれば、この鈴蘭高校は超個人主義丸出しでそんで抗争だらけで未だに秩序が築き上げられていないっつうこったか？ ラオウの恐怖政治みたいだな。この小栗旬がやる源治が纏めて行くんだけど、大変だなあ、紆余曲折あって。 なんかこれの続編が作られるようだ。

  2008.08.24

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• CLANNAD最終巻を借りて観た。

  第八巻の特別版として収録された智代編なのだが、これだけを観れば素晴らしい出来である。 そうだなあ、第一巻の智代の登場する始めの数話と風子篇に入る前の所から、渚が熱出して一時退場している所迄をすっ飛ばして智代オンリーで観れば良い。 ギャルゲ原作アニメはどうしてもほぼ全てのヒロインに当たらねばならぬから、めんどくさい。 その為か風子は退散したものの、ことみが用済みとなってしまい、後は豪学連三面拳だった男塾の雷電宜しく解説役へと転じてしまった…。 この際だから東映には智代オンリーの映画を作って欲しいなあ。 今回のは古臭い仕上がりなんだけど、逆に新鮮。 アフターが十月にやるようだが、これはやっぱり渚ルートだろう。 告っちまったからなあ。 智代篇もああいう終わり方だったから、もしやあれでオリジナルの展開が望めるのか？ 智代アフターってやつを。 しかし智代篇での朋也の就職先がリサイクルショップって、原作じゃあ廃品回収業だったんじゃないのか？ リサイクルショップも廃品回収業もおんなじようなもんだろうけど（違うんだろうけど）言葉狩りなのか？ 昔は廃品回収業を屑屋とか言ってたけどな。 言葉狩りの言葉狩りでリサイクルショップになったのか？ 智代篇はなんだか北の国からみたいだなあ。 渚中心に俯瞰すると、朋也がどうしてもお人好しとなってしまう。 しかし、智代だけに絞ると朋也は屑人間に見えてくる。 ひぐらしのなく頃にみたくオムニバス形式でよかったんでは？ それか、どうせ渚ルートを劇場版に取られているのなら、智代一本で絞ってアフターに繋げればよかった筈だ。 挿入歌のanaがいい曲だなあ。 欲しいなあ。

  2008.08.22

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• 週刊少年BUNCHで蟹工船連載かよ…。

  幾らなんでも、やりすぎだ。 文庫本の蟹工船が新潮社から出ていると言って、漫画にすると却って描く人間の想像力が貧困なことを露にさせてしまうでないか。 あれは「飽くまでも」戦前の話！ 歴史教科書に載せているくらいだからなあ。 その歴史教科書が階級闘争史観、進歩史観で貫かれているからむべなるものかなと思えてしまう。 どうせ蟹工船描く位なら、現代のワーキングプア（派遣労働者）を描けば良いのだ。 描いてしまうと、【大した事ないな】とバレてしまうからだ。 だから、結局誰も知らない貧乏話を自分の都合勝手解釈で読んで充足するんだろう。 蟹工船を生きた人は現在殆んどいない。 実際の状況はどんなものかは最早知る由もない。 バンチ読者と蟹工船読む読者層がおんなじなんだな。 バンチはジャンプ世代（80年代や90年代の黄金期を若い頃に読んだ世代）の30代半ばを近辺とし、蟹工船もその読者層がやはりロストジェネレーションたる30代が多いのだと言う。 人がどんな本読んでも構わん。 しかし、時代も状況も違うのに投影するのは如何なものか。 昔の方が酷いと言ってしまえばそれまでだが、蟹工船の時代でも黒人奴隷に比べれば目糞鼻糞を笑うの差だ。 上下っつっても、言葉が通じるんだし。 黒人奴隷については今更言及しなくてもいいが、奴隷船の船乗りも相当酷い扱いを受けていたそうな。 今で言うところの、蟹漁船や鮪漁船と同じかな？ リスクは高いがリターンも大きい。 しかし黒人奴隷が苛酷なのは言うまでもない。 その黒人が500年前より連れて来られてから漸く人並みになったのは、今から40年前なんだよ。 今思えば信じられない話だが、キング牧師が公民権運動しなければ、マイコー（マイケル・ジャクソン）やウィル・スミス、エディ・マーフィーや、マライヤ・キャリー（黒人のハーフ）やタイガーウッズ、オバマだって出て来られなかったのだ。 アメリカの黒人達の努力と辛抱は並ならぬものではない。 それこそ、命を懸けるものだ。 現在のワープー達の努力と言えば、インチキ会社グッドウィルを潰したことだ。 派遣に関する法律が変わったのは秋葉殺人鬼の行動による。 人間纏まれば強いのだが、ワープー達はバラバラの個人でパソコンやケータイのツールによって取り込まれてしまっている。 怒りを直接ぶつけさせることなく、現実から目を背けさせているのだ。 でも、矢張殆んど「自己責任」としか言えない。 勿論、グッドウィルを潰す事も自己責任だ。

  2008.08.21

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• さよなら絶望先生…。

  アニメは終わっても、漫画は続くが、これがまた相も変わらず定番のようなギャグが展開される。 ワンパターンと言えばそれまでだけど、殆んどの漫画家ですら忌避し勝ちな突っ込みを漫画で描くからいいか。 この作者、久米田康治って右だろう。 世間で言えば右かも知れないな。 大量破壊兵器とか、中国のネタとか、その手の物を読んでなきゃ描けないな。 正論、諸君！を読んでなきゃ描けないネタばかり。 と言うか、ゴーマニズム宣言読んでないか？ 有名人の中には隠れキリシタンならぬ、隠れゴーマニストがいるらしい。 この久米田康治が何処まで行くかだ。 エッセイストみたいな感じになるのか？ しなっちか、最悪エガタツか。 批判的な姿勢を構えているのは、この久米田康治だろうが、こち亀の秋本治は柔らかいだろう。 まあ、地デジを批判した事は称讚すべきだ。

  2008.08.20

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• スレイプニイルの舞踏会？

  なんかよくわからんなあ。 兎に角魔法で理想の姿に変えて踊るのだと言う。 仮面舞踏会の魔法バージョンとでも言うのかな？ どうでもいいや。 ルイズはちいねえ、ギーシュは本人って、なんかボン坂のナルシスを髣髴させるが、最早三枚目になってしまった。 テファはサイトになるのだが、乳はでかいまま。 女になったサイトみたいだ。 アンリエッタがルイズとはこれまたいいアイデア。 だけど、アンリエッタがルイズになるのは分かっていたが。 勿論原作未読っす。 テファを苛めていた連中が魔法で化けていた姿にテファとなってたのが、まるで子供の発想。 しかし、もっと幼いのがルイズ。 サイトが使い魔であってルイズに忠誠を誓っている筈なのに、サイトの心は揺らぐ事なんてない。 ルイズは魔法の効果を疑っているのか？ サイトはルイズが好きだからと言っているが、使い魔の契約の効果なんじゃないのか？ 思考をルイズに支配されてるし。 そもそもサイトの思想（考えだけど）なんかルイズに一掃されてしまうけど。 そんで、サイトはいつも「勝手にしろ」と吐き捨てる。 トリステイン魔法学園の上空を飛んでいる物体を生徒達は鳥とか言ってるが、サイトもその発言に引きずられておんなじこと言うしなあ。 なんでサイトだけ未確認飛行物体って言わないんだろう？ UFOと言えばこのハルケギニアに風穴を開けることだって可能なのだ。 結局飛んでいたのは、鳥でもなく、オストラント号だったのだが。 オストラントとは東方と言う意味だが、どうやら零戦を手本にした感じだな。 コルベールが生きていたのだが、サイトや佐々木少尉に敬意を表したのだろうか。 観た感じでは二式大艇っぽい。 輸送用か？ にしても砲撃も出来たようだし、恐らくコルベールの魔法なんだろうけど、この東方号自体コルベールの魔法で出来ているのか？ もしもハルケギニア世界から魔法が消え失せたらこの東方号は墜落すんだろうな。 このゼロの使い魔はギャルゲばっか作ってないで、キャラをモチーフ格闘ゲームも作って欲しいなあ。 そうすれば売れるんだけどなあ。 ギャルゲぽいけど、キャラが立っていて、特技だってみんな夫々あるんだから、カプコンかナムコ辺りが作ってくれ。 15年前だったら、スーファミ辺りで作られたかも。 それともプレステでも有りかな？ そして、この写真は感じるCDだが、テファのものだそうな。 しかし、声の人しか頭に思い浮かべられないよう。

  2008.08.19

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