ちょこっと気分は「New York」♪
本日のBGMはCD「The Song of WEST SIDE STORY」♪これは、あの有名なミュージカル「West Side Story」の音楽を違うアーティスト達がアレンジして構成している、このミュージカルの偉大な作曲家Leonard Bernstein(バーンスタイン)への「Dedicate(捧げる)」アルバム。オリジナルは、もう何十回どころか多分百回以上は観て聴いている、とても好きな作品♪ 以前に書いた「Sound of Music」と共に私がミュージカルを好きになるきっかけを作ってくれた作品の一つです。この映画の長~い冒頭で出てくる、舞台となるNew Yorkの鳥瞰(空の上から映し出している映像)は、とってもNew Yorkを魅力的に映し出して、私をとりこにしたものです。(ちなみに生まれて初めての海外旅行は、New Yorkでした♪)こういう名曲のアレンジには多少不安があったものの聴いてみてとても素敵なアルバムに仕上がっていることが分かりました♪アーティストとしては、All-4-One("SUKIYAKI"をカバーしてますよね), James Ingram(好きなアーティストの一人です♪), Patti Austin, Aretha Franklin(静かな曲でもパワフルです♪), Natalie Cole, Little Richard, Tevin Campbell, Trisha Yearwood, Chick Corea, Phil Collins(トリはやっぱり彼♪"Somewhere"を切なく歌い上げています)and etc.,と、豪華なアーティストたちです☆ラップ調・ジャズ・POPと色んなジャンルに仕上げられています。中でも秀逸なのは、Little Richardの歌う「I Feel Pretty」☆この曲は、劇中マリアがトニーに恋することで、自分自身がとっても可愛くなったと感じる。彼への恋は、私をミス(ユニヴァース)でも優勝するくらい素敵にさせる☆と歌う女の子ならではの曲です。それを男性のLittle Richardが、それもどちらかというとラテンン系&暑い系の彼が「私はカワイイの☆」と歌っているのは、何とも言えない絶妙さがあります。初めて聴いた時の衝撃ときたら・・・ とオススメの一曲です。New Yorkは、もうじき9・11を迎えますね。私も2002-03年の年越しをNew Yorkで過ごした時にWTC跡に立ち寄らせていただきました。テロの1年ちょっと経った後でも、まだ近くに歩み寄るだけで胸が締め付けられるような気持ちになったのを今でも覚えています。写真は、そのWTC跡の横にあるビルに描かれていた絵で、「The human spilit is not measured by the size of the act, but by the size of the heart」と書かれています。誰もがこういう気持ちを忘れずにいれば、同じことは起きないのかな・・・「West Side Story」も全員それぞれが傷つき何かを失うことによって、ようやく争っていることの無意味さに気付く・・・何だか切ないストーリーです・・・それを包み込むようなLeonard Bernstainの音楽は、その切なさを癒してくれる素晴らしい音楽です♪