ボケちゃった疑惑&大デメ昇天
今日、猫にわしの弁当を食われた。猫ののんこちゃん、17歳。ボケが進行しつつあるのか、お前は人間かと聞きたくなる。猫様缶詰などもはや食さない。人間の食べるものが好きになっちまったのだ。今朝はわしのお弁当のひじきの煮つけと、ポテトサラダを食いおった。お弁当箱に詰めて、ほんの間目を放した隙に。のんこちゃんは牛乳が特に好きだ。食後にコーヒーなんぞを飲んでいると、カップの中身を見せろと言わんばかりにぐいぐいと伸び上がって必死に香りの情報収集。母は「牛乳飲んでると思ってんだよ」と笑うけれど、あまりににゃおにゃお鳴くのでご相伴させるのですが、のんこちゃんの牛乳用お皿にとくとく注ぐ間は、本人をガードしておかなければ大変だ。節操もなくなってしまっていて、注いでいる間にお皿に頭を突っ込み、のんこちゃんの頬や頭に牛乳を結果ぶっ掛けてしまったことは一度や二度ではない。甥っ子が残したカレーライスにふんわりラップを掛けておいたら、気合でラップを外したのかカレーライスも食ったし、今まで何十年と猫を飼っているけれどこんな老後を迎えた猫は初めてです。そして。黒出目金の通称「おおでめ」、昇天。息子が去年お祭りでもらって来た通称「ちいでめ」は元気です。 ※小さい出目金だから「ちいでめ」 今回天使になった「おおでめ」は、ちいでめより大きかったのですよ。金魚の世話係となった兄が一言。「今年もお祭りになったら、出目金宜しくな」出目金をすくえとの指令。私で大丈夫でしょうか。そしておおでめの不在にやっと気づいた息子は、ばーさんに聞いていた。息子「おおでめは?」ばーさん「おでかけしてるよ」わし(お出かけしてるってアンタ)息子「どこに?」ばーさん「んー、どこだろうねぇ」わし(適当な嘘をついたってしょうがないでしょ!)ばーさん「家出しちゃった」わし(家出!)わし「あのね、死んじゃったの」息子「ふーん、そうかぁ」生き物にだって命があるんです。いつか死ぬんです。ちょっとコドモじゃ理解に難しいかも知れません。けど教えておかにゃ。