人生論ウォーキング
今日は、「東京メトロ沿線ウォーキング」に参加してきました!!毎日、書くことが心の話題についてだったので、書きそびれてましたが、先週も多摩・武蔵野ウォークや、駅からハイキング・都電沿線めぐり編などに、参加しましたし、平日は毎日、近所も歩いてます!!でも、最近、仕事が忙しかったり、ブログの更新時間が深夜だったり、それでも、早朝ウォーキングは敢行していたりして、ちょっと今日はお疲れモードだったので、参加自由のこの大会に出るのに、やや迷いました。実はブログを始める時、ネタに困っては困る…と週末は殆ど「駅からハイキング」を予約してしまっていたのです。まさか毎日、あんなに心の話題でひっぱれるとは…心という宇宙のでっかさをなめてましたね(笑)ということで、いっか、今日は自由参加だし、ウォーキング大会に出なくても、ブログネタはいっぱいあるし、第一、読んでくださっている皆様も、今さら私に単なる観光話を求めちゃいないだろう… しかし、「参加」or「不参加」、「鍛錬」or「休息」、私がオダギリジョーと化して、ライフカードを持っても、どうせ出てくる答えは決まっています…そう、土方さんは、今日も私に「鍛錬」カードを選ばせるのだ…(泣)この間、家にも行ったしな…(土方歳三記念館に行ってまいりました!)そういえば、「新撰組!」でクールな隊士・斉藤一を演じたオダギリジョーも土方さんが何かいうと、「承知」と答え、いつも従っていたし…(泣)そんなわけで、飛び乗りました、東京メトロ!!しかし、慌てて飛び乗ったおかげで、私は重大な忘れ物に気づきました。それは、財布でもなく、携帯でもなく、万歩計!!ウォーカーの皆様には、ご理解頂けるでしょうが、万歩計を忘れてウォーキング大会に出るのは、桃太郎がきび団子を忘れて鬼退治に出かけるようなものです。実際に鬼を倒すのには必要ないけれど、、きび団子がなきゃ、猿も犬もきじもついてきてくれないよ~(泣)歩数も歩行時間も消費カロリーも脂肪燃焼量も測れないなら、出ないほうがましだ~!!と…思いましたが、待てよ、今日はご近所自主トレウォークと違い、「3時間・8kmウォーク」と、初めから決まっている…毎日、きっちりと歩数や消費カロリーを記録していた初期特有の意気込みも卒業し、私は記録を残さなくとも、毎日「歩く女」になったのだ…「記録はイチローくんにまかせて、僕は記録に残るプレイではなく、記憶に残るプレイをしたい」と言った新庄魂で、記憶に残るウォークをすればいいのだ… 忘れるとは、「心を亡くす」と書くけれど、忘れ物に引きずられて、心まで亡くしちゃそれこそ勿体ない!!人生もおんなじなのかも。ちょっとしたミスや忘れものにずっと心が引っ張られていると、本来は宇宙である心まで、亡くしてしまう。ちょっとしたことで心まで失うより、ないならないで、「補填」という楽しみを見つけよう。今日は、時間や記録に縛られない、自由な心で歩こう。「忘れたもの・なくしたもの」を他で補えるぐらいの人生を歩こう…と、万歩計を忘れただけで、ここまで人生論を展開できる私…十分、元「とったどー!!」と、濱口優になった気分(笑)そう、皆様も嫌なことがあったとき、そこから「新鮮なネタ」を探してみて、何か教訓やネタが得られたら、ぜひ、濱口優が魚を捕ったシーンを頭に思い描き、「とったどー!!」と心でお叫びください。「いきなり黄金伝説」には出れませんが「いいことパラダイス」には、ご招待しますよ(笑)さて、そうこうするうちに、水戸黄門でおなじみの水戸家の庭だった「小石川後楽園」へ。人が多いので、そのまま人の群れについていってたら、いきなり出口でした…(泣)人生もおんなじなのかも。みんなが行ってるからと、よく考えず、ただ人の後をついていくだけでは、肝心な入り口さえも見落としてしまう。自分の目で、どこに入り口があるかちゃんと見極める目を持たなくては。人生を歩くのに人まかせでは、駄目だ。しかし、間違えた道を進んだら、どうすれば?そう、気を取り直して、引き返せばいいのだ。他の人に「なぜに、こいつは引き返してる?」とじろじろ見られても、私の人生を歩くのは、私だけ。間違えていると、自分が気づけば、自分の足で戻ればいい。それだけのことだ。…と、またしても教訓を得られて、引き返しました。間違えるたびに、教訓を得られて、なんてお得な人生……って、私が「うっかりさん」なだけか(泣)しかし、小石川後楽園も、とても緑が多く、素敵なところでした。先週は、5代将軍徳川綱吉(生類憐れの令や忠臣蔵当時の将軍だったことで有名なあの方)の側近だった柳沢吉保の庭である六義園に行ってきましたが、それにしても、2週連続、大名一家のお庭を散歩できるとは、同じ江戸の庶民といえども、200年前の江戸の庶民さんからしてみれば、盆と正月が一緒に来たどころではない贅沢だ。しかも、団体割引で240円で入れるので、2週足しても、480円…ワンコインで200年前の江戸の庶民さんが一生かかっても味わえない体験を経験できるなんて、ほんとこれこそ、ザ・「いいことパラダイス」!!そして、緑にうっとりとしながら歩いていると、小さな女の子がビニール袋に「せみの亡き骸」を集めている光景に出会いました。子供には、「せみの亡き骸」さえ宝物なんですね。そして、「なんで、こんなに落ちてるの~?」という少女の問いに一緒にいらしたおばあさんが「せみさんが新しい洋服に着替えるためよ」と答えていました。人生もおんなじなのかも。過去という古い泣き骸(わざとこの字)を脱ぎ捨てるたびに、新しい心の洋服に着替えられるのかも。だったら、いっぱい泣き骸があってもいいんですね!!深い答えをありがとう、おばあさん…と思った時に、私は人が素敵に生きるというのは、「素敵に答えられること」をいっぱい持っていることだと思いました。私の子供時代の話に遡りますが、私は前述の少女とは、ほど遠い、少々可愛げのない子供でした。なぜかわかりませんが、字がものすごく早い時期から読めた私は、小学校1年生の時に森鴎外の「山椒大夫」や川端康成の「伊豆の踊り子」などを読破していたおかげで、やや語彙や使う言葉が子供らしくなかったのです。何しろ、小1の頃、早退した時に親に「ちょっと悪寒が走って…」と答えたら、病状よりも、そのもの言いを心配されました(泣)そんな早退理由が「悪寒が走る」の小1娘は、父の会社の旅行で海に行った時に、「大人になったら、どんなふうになりたいの~?」と聞かれた時に「空がなぜ青いのか、海はなぜあんなに広いのか、いつもそういうことを考えて生きていく人になりたい」と答えてしまったのです。「アイドル歌手になりたい」とか「お父さんのお嫁さんになりたい」と言って欲しかったであろう周りの大人は、それこそ九十九里浜始まって以来のドン引きという感じで、苦笑するだけでした。でも、科学や地学の知識が欲しかったわけじゃなく、何か大人なりの、その人ならではの出せる答えが聞きたかっただけなので、苦笑だけっていうのは、こっちもドン引きでした。「大人って、こんなもんかよ~」ってね。今の私だったら、やっぱり詩人としての答えを言うでしょうね。「空が青いのは、私たちが空を見上げた時に、いつも本来の私たちの心の美しさを思い出すため。そう、ブルーって悲しみの色のように言われるけど、悲しみも塗り重ねれば、あんなに綺麗な青空になれるんだよ」と。…てなことを考えて歩いていたら、ふと気づくと誰もいない…(泣)最初、周りに嫌というほど、人がいて、5月10日生まれの特徴「ひとりで行動するのが好きな人」をそのまま地でいく私は、もっとひとりの空間が欲しいのになあ~と思っていたら、宇宙にそのお願いが到達したようで、2000人ぐらいの人が参加しているはずのウォーキング大会なのに誰もいない!!ピエール・フランク著の『宇宙に上手にお願いする法』によると、私達がちらっと心に抱く「こうなったらいいのに…」と思うお願いも、宇宙は忠実に叶えてくれるそうです。皆様、くれぐれも、自分の思考に気をつけておくんなまし…(泣)忠実に叶えすぎだよ…誰もいないってどういうこと?私はどの道を進めばいいの~?黄色いリボンをつけているのが特徴の同胞を広い路上を見回し、探したところ…やっといました、二人のおじさま。電車の隣に座っても、いつもは見向きもしないでしょうが、今日は、この広い宇宙でやっとめぐりあえた仲間!!という愛しさが…どうか一緒の道をすすんでちょうだい…と思っていたら、おじさま達は、「せっかくだから、ここも見ていこう」と、コース外の靖国神社に行ってしまいました…(泣)人生もおんなじなのかも。やっとめぐり会えたと思っても、興味や目的が違えば、すぐさま離れてしまう。まさに、人生は一期一会。一瞬、一瞬の出会いに感謝して、道はひとりで探さねばならないのだ…。てなわけで、ウオーキング大会に出ただけで、アリナミンVと東京メトロオリジナルひざ掛け以外に、こんなに人正論のお土産がついてきました。ほんとに、毎日が宇宙旅行ですね。護国寺では、尾崎豊さんからの、偉大なメッセージもいっぱいもらいましたが、それは、また後日…何はともあれ、私は自分の「心」というパートナーが自分の人生をいくらでも面白くしてくれる、1番素敵な、そして1番頼りになるパートナーなのかもしれないと思う今日この頃です!!、