目の高さに…
短い丈のスカートに、こちらで勝手にどきどきすることがある。階段を上るときには気をつけている人も電車の座席に座ったときには無造作に足を投げ出していて、向かい側や隣にいて目のやり場に困ることがある。すれ違う人のジーンズに開いている穴が、とっても微妙な位置にあって、ドキリとしてしまうことがある。当の本人にとってはお洒落なのだから、こちらには言うべき言葉もない。今日の帰りの電車では、座席に座っていると、目の前に若い女性が立った。短いスカート、つり革を掴んだ手には紙袋がゆらゆら、もう片方の手にはジャラジャラとアクセサリーがついたストラップを垂らした携帯電話でゲーム。そして、私の目の高さにはミニスカートとピチピチのタンクトップの隙間から覗いたおへそがあった。もうびっくり、絶句するしかない。