[しろあり駆除予防編] カテゴリの記事

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• 県北は美しい

  今朝は、岡山市内の大きなお寿司屋さんの衛生管理をする。ネズミの被害のための駆除に取り組んでいるのだが、ナカナカ協力いただけない。やはり従業員が多いということは、管理が難しいのか？お客様から頂くお菓子類が、いつも厨房に放置されている。これを何とか辞めて欲しいのだが、ナカナカムツカシイ！！お寿司屋さんを終わらせて、一路７０キロ彼方の、鏡野町に向かう。大変有名な施設があるのだが、ここの衛生害虫管理を行っている。今日は一人で出向いたのだが、広くて息が切れる。お昼を、亀甲という地名の場所の近くのうどん屋さんで済ませる。ここの地区には、日本植生という有名な会社がある。海軍博物館という個人博物館があり、会社の総務に申し出ると見学できる。ナカナカの内容で、楽しい。僕のご先祖様には、海軍主計局の中将経験者がいるので、海軍と聞くと、他人事ではない気になる。午後、シロアリの下見を行う。シロアリちゃんの写真が撮れたので、今日は掲載いたします。こんなにか細い昆虫ですが、ダイナミックなことをしでかして、人間を困らせるのです。昆虫は本当にすごいですね。

  2006/05/29

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• 厨房の清掃に厳しい社長の会社

  今日は日曜日。お休みの日でなければ訪問できない飲食店を、８件訪問しました。写真の厨房。今日は定休日です。どうです？？？昨晩、社員が清掃したとオーナーはおっしゃるのですが？？？？？残飯がしっとり濡れて、床の上に散らばっているでしょう。これで清掃にはうるさく指導していると言われても・・・・・。最近契約いたしましたが、ゴキブリで悩んでいるとおっしゃるのですが、如何なものでしょうか。薬剤で一時的な駆除はいとも簡単にできます。大切なのは、薬剤を散布することよりも、平素からの小さな気配りではないでしょうか。もちろんこうしたことについて、きちんと指摘して、改善を促すことも僕の仕事です。害虫駆除全般のコンサルタント業ですから・・・・・・。明日は鏡野町に出没します。

  2006/05/28

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• ネズミの駆除旅行

  今日は気まぐれな天気でしたね。岡山を早朝出発し、１８０号線で新見。西に向かう為、新見インターチェンジの先で１８２号線に入り、庄原まで行って参りました。１０１匹ワンちゃんの映画ではありませんが、映画の犬がネズミに変ったようなお店がありました。とにかくもぐら叩き状態らしく、店内はパニックで、早く手を打つ必要から、弊社に白羽の矢が立ちました。１０日前に仕掛けた毒餌の効果いかほどか・・・・・。見事、１５匹をノックダウンさせました。その上、店長様より「すごい技術だ！！こんなにすぐ出なくなるなんて！！」誉められて、評価を高めることができて嬉しい限りです。弊社では、蓄積性の血液凝固阻止作用を持つワルファリン製剤を使うことが多いのですが、現場に併せて色々な調合を行っています。ワルファリンは、牧草地帯の牛が原因不明の出血で死亡する事件を研究した結果、クローバーの成分に原因があることを突き止め、その成分から作られた製剤です。薬剤をどのような形状で与えるかがポイントで、そこが弊社の技術です。これには経験が必要になります。写真は、薬剤を喫食し、ノックダウンしたネズミたちです。この会社では、今回ネズミがネックダウンした周辺で、以前から電気コンセントやコードが被害に遭っており、放置すれば、漏電による火災にもつながっていたと思います。今後も継続して管理を続けてまいります。

  2006/05/26

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  必見！！天然記念物級！！

  今日は、早朝に定期管理物件のレストランの消毒を行いました。息子さんである若いオーナー変わり、清潔と言う概念についてよく考えられています。お店は大きいので、一気呵成に改善はできないのですが、私どもの話を参考にして、色々チャレンジくださっています。排水設備が古いので、グリストラップの清掃を行うと、害虫が逆侵入して来て困ることが最近の管理上の問題です。さて今日の写真はすごいでしょう。これはなかなか私どもプロでも遭遇しない、「空中蟻道（くちゅうぎどう）」というものです。「天空の城ラピュタ」では例えが悪いのですが、強烈にシロアリが活動できる環境であったがために、食材を通り過ぎて、空中にまで自分の道をこしらえた姿です。お調子者！！おばかさん！！これを見ると私は、すぐ駆除できないことを知ります。ナゼか？？？？？ここまで活発に活動すると言うことは、すでに床組みの木材は中身がないということだからです。下記の写真をご覧下さい。このように垂木をはじめ床下の材木が、崩壊をしているのです。つまり部屋の床を支えている木材構造物が、ボロボロなので、駆除する前に大工さんに床を全部取っ払って直してもらわなくてはならないのです。今日はこの下見調査以外にも、ある学校の体育館にシロアリが発生した為、その対策会議にも出掛けました。私の会社は環境衛生消毒ですが、この時期は本当にシロアリの被害が殺到します。でも、四季を通してシロアリは活動していますから、ご心配な方は、ご連絡下されば、いつの季節でも調査をさせていただきます。明日は広島県に出張です。

  2006/05/25

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• 古くたって清潔

  昨晩は、初めて参加させていただいた異業種交流会で、日頃余り飲まないのに、ビールを一本程度飲んだら、今日は頭痛です。参加された方の「ブログ」を拝見すると、27時とか28時とか、僕の人生にはありえない時計をお持ちのようで、その元気に感心します。僕などはここ数年は、20時には就寝。朝4時起床の毎日ですから、最近は夜のことはさっぱりです。さて、頭が痛くてもお客様はお待ちです。この管理物件は日本料理屋さんです。年季の入った調理台や、ガスコンロが並んでいますが、その掃除の行き届いていることと言ったら感心するばかりです。台の下や奥にも、食材カスさえ落ちておらず、当然ゴキブリなど発生していません。新しいお店でも、注意を怠れば害虫は増えます。このお店も、昨年は飛来昆虫の個体が多くいて、悩んでおられましたが、我社のアドバイスで、今では全く飛来昆虫は店内を飛んでいません。この仕事は、薬の散布屋さんと勘違いされています。そのように調査もしないで薬ばかり撒く会社も多くありますが、私は丁寧に観察して、適切なコンサルティングを行うようにしています。物々しい格好で、薬を撒くと、確かに仕事をしたように見えますが、それだけでは害虫は減りません。皆様のお台所も、注意して管理してください。

  2006/05/24

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  悲しみは雪のように

  今日は朝から怒り心頭です。もちろん笑顔のフリーマインドなのですが、現場の様子を見て「これはひどいなあ」という感想です。写真の白い物は何だかわかりますか。何とシリカゲルです。ゼオライトと言ったりもします。この素材は、吸湿材として使われています。その分野では誠に良い素材です。僕が頭に来たのは、「これを撒いたらシロアリが来ません」と言って、高額な工事代金をとって施工しているからです。何度も言うように、絶対シロアリ被害が無い住宅はありえません。湿気とシロアリの因果関係を声高に言う業者もいますが、僕は余り関係ないと考えています。被害に遭うか遭わないかは、宝くじに当たるようなものだからです。・・・で、このシリカゲル住宅にシロアリが発生し、弊社の出番になりました。写真２をご覧下さい。床下に雪が積もっているのかと思いました。何と何と、地面の上にポリのシートまで敷きつめているではありませんか。こんなにシートを敷くなら、シリカゲルも必要ないですねえ？？？？？売買して経済は成り立つのですが、売りつけるような気持ちのお仕事は寂しいですね。人様から喜ばれる仕事に精進したいものです。因みに私たちが丁寧に行ったシロアリ駆除の代金の、３倍を、このシリカゲル業者は集金したそうです。恐ろしい～！！

  2006/05/22

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• 日本の風景は美しい

  農園の写真です。備前のＮＴＮの南の山を越えたあたりです。桃の農園が忙しいので、田圃は直播です。きれいな水をたたえて、成長する稲を見ると、心が和みます。今朝は、早朝は農園で過しました。それから消毒のお仕事に向かいました。最初は、岡山市内の全国規模の大企業の営業所ビルです。丁寧に各箇所を点検し、今後の管理の展開について、相談しながら、スタッフと静かなビルで過しました。それから児島に向かい、シロアリの駆除です。シロアリの種類はイエシロアリです。被害の進捗は停滞しているようでしたから、様子を確認しながら駆除施工を行いました。施主様が、仕事に興味を持ってくださり、色々質問を頂きました。私の考え方ですが、私は禅宗の寺総代として、こういう風にするべきであるという積極的な道徳を持ち合わせています。専門的には、六波羅蜜というのがそれだと思います。その中で、私は、布施を大切にしています。皆さんは、お金を包むことが布施だと勘違いされていますが、それは財施であり、その他に、教えを説くことを法施、不安をなくするように施すことを無畏施といいます。僕の仕事は、訪問販売の悪質業者の影響で、非常にさげすんで見られがちです。そうした中で、辱めに耐えながら、興味を持ち質問される施主様には、この仕事の意味について法施を行い、今行っている作業について説明し、理解していただくことで、不安をなくしてもらう無畏施に務めています。合掌で調和のとれた明るい社会は、私のテーマです。丁寧に、正直に仕事を積み上げていくこと。大切にしたいです。

  2006/05/20

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• ぶんぶく茶釜

  今日もお陰様で、たくさんお仕事を頂きました。朝のうちは少し時間があったので、いつものように5時に起床して、お庭のお花の手入れを致しました。菜園もあるので、雨の間の晴れ間を縫って、草抜きや、常食の野菜の補充の種蒔きを致しました。午前中は下見にうかがいました。写真は、お茶室の床下の模様です。茶釜の真下の石の表面に、シロアリの道が見えると思います。あまり使わないお部屋のため、余計に被害が広がったケースです。後日駆除を行うことで、失礼致しました。午後は、精神病院の衛生管理です。病院の性格上、セキュリティーが厳重で、同じ広さの物件の、3倍は時間がかかります。また、薬剤による事故が起きてはならないので、神経を使います。それが終了してから、あるお役所の建物です。お世辞にもきれいな建物ではありませんが、害虫に関しては、弊社で管理している以上、増やすわけには参りません。丁寧に調査をし、完了させました。今日は、夕方、知人と鉄板焼きをします。久し振りに寛いだ夜になりそうです。明日は、岡山駅前のビルの衛生管理と、児島でシロアリ駆除です。では皆様、良い週末をお過ごし下さい。

  2006/05/19

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• フリーマインド＝無（空）

  今日は名門の寺院のシロアリ駆除を行いました。改修されたばかりですが、床下がひどい状況で驚きました。半歩先までという、そういう仕事ができない工務店が増えているようです。この価格で引き受けたのだから、この程度で良いというような、寂しい現実を感じます。改修の時には、畳を取り払い、床板もはずしたわけですから、床下にある木材の端や、ゴミ、獣のウンチなど、その機会に除去してくれたらいいのにと思うのですが、全部放置したままでした。私の方で、今回床下にもぐった時に、片付けておこうと考えています。さて、今日は数日かかる作業の第一日目です。セッティングをして、再度、床下の調査を行いました。広い床下で薬剤を注入している時、あまり良い風が吹き込むので、気持ちよくなって、しばし昼寝をしてしまいました。ご本尊の足元で昼寝できる幸せ！！寺院の仕事は本当に楽しいです。床下の詳しい状況は、後日ご報告します。

  2006/05/15

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  文明は自然に反するの巻

  弊社では、高度な技術を持って、誠意ある対応で駆除を行いますから、シロアリ駆除に対しても、再度発生という事例はまず起こりません。しかし唯一対応に苦慮するのが、基礎断熱工法の住宅のシロアリ対策です。写真は、昨年駆除をした物件に、先日、再度発生の連絡を受けて、昨日、薬剤を注入している一風景です。ソーラーにより床下を経由される快適な温度の空気が、家を循環するという、夢の住宅です。確かに文明は便利で、人の悩みを解決してくれますが、人にとって長所ばかりではないことを認識しておくべきです。（絶対にシロアリが入らない住宅は無いと認識してください。）受けるべくして発生した被害を、最小限に抑えるためにも、被害に対応しやすい住宅にしておくべきです。水周りに点検口をつけることや、基礎で覆われた空間を作らないなど、様々な工夫が、智慧として浮かぶはずです。床下は自然界との緩衝地帯です。どうしても断熱をしたければ床を厚くして断熱し、すくなくとも床下空間はたっぷり残し、自然界に開放しましょう。特殊な構造を薦められた場合、必ずその結果に対する責任の所在（建築士か、フランチャイズの本部か、工務店・ハウスメーカーか）を文書で明確にしておきましょう。基礎断熱被害で最も大きな被害を受けるのがまず居住者であり、また「推進本」を安易に信じた地元工務店も被害者であるというのが近年の被害の構図です。写真の基礎断熱工法の空気循環住宅の断熱材には、シロアリが侵入しています。こうなると駆除ができないわけです。透明なガラス窓の向こう側にいる虫に、殺虫剤をかけても、窓が汚れるだけの理論です。某テレビ番組のような「建築家」にすべて任せてしまうと、後でメンテナンスや改修の自由度が奪われるなど様々に問題が起きてしまいます。最新の技術は必ずしも完成品ではないのです。アスベストもＰＣＢもかつては夢の材料だったのです。お家を建てるとき、弊社に相談いただければ、シロアリ被害を最小限にくい止められる住宅について、アドバイスも致します。

  2006/05/13

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• 念ずれば花開く

  今日も駆除三昧の一日です。今日はこれから新しいお客様との打ち合わせです。大急ぎで出掛けますので、手抜きの日記でスミマセン。行って参ります。皆様、楽しい週末をお過ごし下さい。

  2006/05/12

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• マウス　to　マウス

  今日は３５０キロ走行の駆除の旅です。県北に早朝入り、管理のスーパーマーケットや、工場を回りました。到着するや否や、店長さんが小走りによってこられ「昨日大変だったんです。」・・・と、深刻な表情です。「本社と繋がっているパソコンのマウスを、ネズミが齧ってしまったんです！！」僕は思わず、不謹慎に声を出して笑ってしまいました。丁寧に建物を見て回り、仕掛けを次々に施して失礼しました。次回が楽しみです。今日はもう疲れて、頭が回りませんから、ここで止めます。写真は、私の駆除グッズです。往診道具のようなものです。

  2006/05/11

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  駆除の神髄

  天気予報に惑わされながら、今日も無事に予定の駆除をこなしてきました。仕事を優先したため、楽しみにしていた会合は、欠席しました。欠席の理由は、写真の物件の駆除の為です。とにかく急いで駆除しないと、後悔する事になるような物件です。この被害は、瀬戸内沿岸部で発生する、Coptotermes formosanus　shirakiという種類のシロアリ被害です。世界中のシロアリの中で最も加害能力の高いシロアリです。そんなシロアリが日本の、岡山なら瀬戸内海沿岸に生息しています。なにしろ生の立木まで食い破ってしまいます。ご覧下さい、このダイナミックな食害。駆除の対象とは言えども、惚れ惚れします。大体このシロアリは、加害箇所周辺に１００万頭は巣の中にいると言われています。私が、シロアリの仕事のダイナミクスさに惹かれるのは、この、Coptotermes formosanus　shirakiが存在するからかもしれません。ここに正統派駆除会社としての神髄があるのです。経験と勘、そして日頃からの勉強と知識をもって、この被害対象の昆虫と対峙するのです。中央集権昆虫国家の生態ＶＳ地方自治風個人事業主の生きる智慧の勝負です。

  2006/05/10

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• 予防より駆除

  毎年、この半年間がいちばん苦しいのですが、最近は異常な忙しさです。このまま推移すると、定例会合や、各種行事への出席が危ぶまれます。来週は、私が総代のお寺の本山である、臨済宗東福寺派大本山東福寺への参拝も心配になってきます。異常気象も害虫の発生の異常さに拍車をかけています。さらに、文明に頼りすぎた住宅事情にも問題があります。昔のように、ありのままの住宅や、施設が良いようです。シロアリのハネアリ（有翅虫）の群飛の跡です。祭りの後の静けさは～は、拓郎の歌ですが、一度に数万頭も群飛されると、住んでいる人はパニックになります。昨晩も夜中に電話があり、「何とかしてくれ～」と緊急出動しました。一日に３～４箇所の駆除をこなしながら、定期衛生管理物件も訪問し、見積を書いて、請求書を作って・・・・・・気が狂いそうです。写真は、今朝早朝に伺った御宅のお風呂場の写真です。とにかくシロアリについては、予防よりも駆除です。駆除が上手な業者をご指名下さい。

  2006/05/09

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• 原因は必ずある

  ネズミの管理を請け負っている大きな料理店の厨房に伺う。朝６時半。昨日まではＧＷで、さぞ忙しかったのだろう。今日は定休日で店内は静まりかえっていた。（僕しかいない。）ここの管理の最大の目標は、ネズミの駆除。今までどんな業者がやっても減らないと、弊社に依頼が入ったので、面目躍如を狙って担当させていただいている。・・・・で、今日一日お休みの厨房で、この有様です。これで、ネズミが多いと言われても、正直困るのです。お釜の上の、レアチーズケーキ。ネズミの大好物です。これ以外にも、あちらこちらにお菓子の放置が目立ちます。衛生とは、手を洗うことだけではありません。食べ物を放置しない。大切にすること。そんな心を料理人の皆様には養って欲しいところです。今日も、早朝から深夜まで、とにかく駆除三昧でした。従業員さん、ご苦労様。

  2006/05/08

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• 鉄筋コンクリート建造物へのシロアリ対応

  写真は、今日の午前中のシロアリ駆除の風景です。鉄筋コンクリートの大きな老健施設に、シロアリが発生しました。何万頭も有翅虫となって群飛するから、慌てるわけです。弊社では、下見調査で判断して、必要最小限の駆除を行います。もちろん絶対に必要な場合は、建物の一階床面積がどんなに広かろうと、コンクリートドリルで床面に穴を開けて、薬剤処置を行うのですが、そうでない場合もあります。今日のケースも、侵入箇所が確定できたので、その部分を中心に、必要最小限の施工を行いました。これで被害が止まれば、狙い通りということです。いずれにしても全域を駆除施工を行うということは、大変な金額になりますから、闇雲にＳＲＣ構造の建物に薬剤注入を行わないことで、お客様の負担を軽減させていただいています。シロアリは、いつでも、どこでも、どんな箇所にも侵入してくることを忘れないで下さい。

  2006/05/07

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• 広島県へ下見調査行脚

  要請を受けて、お得意様の社長と、庄原市～高梁市あたりへ下見に出掛けました。天候も暑すぎず、快適なドライブでした。しかし岡山は奥が深いと感心しました。往路は、岡山道～中国自動車道を東城で降りて、最寄の物件を下見。田舎のお店は、衛生管理が不十分であることが認識される訪問となりました。それから一路、３１３号線を南下。写真の新成羽川ダム目指して、山の中を、エッチラホッチラ下りました。新緑が美しく、観光客にも遭わず、静かに森林浴を楽しみながら、ドライブしました。でもアベックだったらもっと良かったかも！！二件目は、成羽病院の近くの物件を調査しました。来月からは、私の管理物件に、この２箇所が加わりますが、四季を通じての自然の変化が今から楽しみです。明日は早朝から、しろあり駆除のダブルヘッダーです。

  2006/05/06

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• ハネアリの見分け方

  昨日は、あちらこちらからシロアリ被害の調査要請がございました。弊社にお問合せくださった方、本当にありがとうございます。弊社は、薬の散布屋ではありませんから、きちんと現状を把握し、最も適切な処置を行わせていただいています。写真は倉敷市連島地区の昨日の調査のものです。シロアリかどうかの簡単な区別をお知らせします。ビックリマーク！！のような形のものが、ヤマトシロアリの有翅虫で、白い昆虫が職蟻です。●シロアリはゴキブリに近縁の昆虫です。一方、アリはハチ目(Hymenoptera)に属します。●ハネアリの最大の違いは、シロアリのハネは４枚がほぼ同じ大きさであることです。一般的には飛翔昆虫は、前翅が大きく、後翅が小さいものです。しかし、シロアリは前後翅がほぼ同じ大きさです。●岡山県に生息確認されているシロアリのうち、ヤマトシロアリはひとつの巣（コロニー）に３万頭程度住んでいます。（シロアリは一頭・二頭と数えます。）●岡山県南部沿岸地域に生息するイエシロアリについては、コロニーに１００万頭を越える数が住んでいることもあります。今日も電話が多そうです。僕にとっての休日は仕事が無い日です今日も皆さんの「困った」に対応します。

  2006/05/03

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  下津井より愛を込めて

  今日は強行軍でした。雨模様の中、渋川海岸と下津井地区の施設の害虫管理をそれぞれ済ませ、報告することが多いのですが、後日に回すことにして、まずはしろありの調査物件を紹介します。写真のような構造の建物にしろありが発生です。鉄筋コンクリートで、建物の半分は鉄筋の柱の上に乗っています。残りの半分が傾斜地です。これでもしろありが発生です。建物内の柱は大部分が被害に遭っています。床のコンクリートの上にも蟻の道（外骨格）を構築し、繁殖しているんです。今回はリフォームの時に気づきましたから、この機を見て駆除を行います。大丈夫のように見える住宅でも、水回りを改築される時には、入念に調査を行う必要があります。弊社では、丁寧な調査と報告を業務として行っています。何なりとお問合せ下さい。

  2006/05/02

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• 文化財を守りたい

  朝、お寿司屋さんに訪問して、定期管理の害虫の状況をチェックしました。ありがたいことに、具合いいよ！と責任者に言われ、気分よく次の現場に向かいました。自然相手の仕事なので、苦労した害虫防除が、ちょっとしたことで水泡に帰すこともあります。2年前の台風のときなどは、下水の水位が上がった為、排水管でおとなしくしていた害虫が、大挙して建物内に侵入し、現状復帰に右往左往した経験もあります。次に昼前に、鉄筋コンクリートの建物のレストランに発生した、シロアリの下見を行いました。壊さないと直しようが無い建造物の被害には、最小限の費用で対応できるようさせていただいています。小さな針を海に入れて、大きな魚を釣るように、害虫と対話しながら駆除していきます。今日の3件目は、文化財です。広くてめまいがしそうな建物ですが、そもそも弊社の得意は文化財の虫菌害防除ですから、汗をかきながら調査を行いました。半月掛りの駆除作業ですが、丁寧に丁寧に施工していきます。しかし今日は暑いですねえ。海辺の人は、青い海原を眺めながら、夕方には冷たいビールでしょうか。うらやましい限りです。

  2006/05/01

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• みんな頑張ってます。

  今朝の最初の仕事は、契約を頂いているバーの、害虫管理に伺いました。朝8時頃に伺ったのですが、お店には明かりがついていて、昨夜からずっとお客様がいらしたとのこと。感心しました。コツコツ真面目にお店を運営されている、オーナーマスターに頭が下がります。さて当社への評価ですが、弊社で担当するようになって、チャバネゴキブリが激減したとのこと。とても嬉しいお言葉です。自然の生態系を強固に捻じ曲げることはできませんから、丁寧に、お店と協力しながら駆除は進めています。写真は、そのお店の今日の管理の様子です。カウンタートップの隙間にも、丁寧に薬剤を注入し、生息域を狭める作業中です。飲食店の方、害虫でお困りの時は是非ご相談下さい。午後は、玉野市周辺の老人施設をはしごします！！行って参りま～す！！

  2006/04/30

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• 24時間・365日・定休日なし

  働き方には色々あります。僕もサラリーマン時代は、東京で当時の観光労連の中央執行委員をさせていただいたり、単組の専従役員をしたものですから、労働基準法は熟知しています。でもこうして会社をしていると、やはり休むことは顧客サービスの低下につながると思ってしまいます。生活のベースが食物であるとしたら、その食物を作る農民や、畜産業者の一次産業の就労者には、基本的に休みがないように、僕もなんだか休めないでいます。しかしながら、世界中を旅していた頃、フランスの駐在員から、ビジネスマンとして、「この国では大切なことが三つある」といわれたことを思い出します。一つは、経済人として、労働し、利益を出し、国を富ませ、納税すること。二つは、仕事を就業時間で終わらせて、地域社会のために休日を割くこと。三つ目に、家庭人として、次世代を担う子供を、きちんと教育して育て上げること。そういう心掛けで生活をしているのですが、なかなか思うようには進みません。さて、今日もＧＷ前ですが、山のような仕事をこなしています。午前中は、岡山市東部に、老人ホームのシロアリ調査。当然、鉄筋コンクリートですが、元気にシロアリさんは活動中です。午後は、新築住宅の予防施工。いろんな工法があるようですが、私の会社では、丁寧に一つずつ手塗りをしていきます。「よく見る」ことは観察の第一歩であり、観察こそが害虫駆除の本質ですから・・・。今夜は、某ホテルの支配人招待で、少し珍しいパーティーに出掛けてきます。皆様、良いＧＷをお過ごし下さい。

  2006/04/28

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• 床下換気扇の本当

  床下換気扇などの床下用品がシロアリ対策に有効かどうか聞かれますが、私はほとんど関係ないと言い切ります。炭やゼオライトシートも同様です。具体的な目的を持って、正しく設置をしてもらって利用するなら、ある程度、シロアリ対策の一部にもなるでしょうが、シロアリ対策と床下の環境改善とは異なるものです。しかし、「床下が乾くことはいいことだ」といった単純思考や、ひどい場合は「シロアリの予防になる」などといった根拠のない訪問販売員の主張を鵜呑みにして、それだけの動機で設置されていることが多いものです。なかにはコンクリートの床下で換気扇がブンブンうなっていたり、ベタ基礎に調湿剤が敷いてあったりする家もあります。屋上屋とはこのことです。また、家によっては換気扇を設置したために床下が腐ってしまったところもあります。つまり、湿気が極端に強い家は、土地や家屋本来の自然環境によって湿気が生じていることが多く、換気扇では自然の作用全体にわたっては湿気が取れないのです。こうした家に換気扇を設置するとすれば、少なくとも２４時間連続運転が必要となるのですが、昼間だけの自動運転によって夜間は通風孔に蓋をした状態になり、逆に湿気を溜め込むことになりかねません。いずれにせよ、具体的なシロアリの生息状況の把握ぬきに、シロアリ対策関連機器のように考えるのは間違いであり、シロアリ対策とは次元を異にする機器が床下換気扇なのです。写真は、床下換気扇の工事前の、弊社の準備写真です。手前の丸いステンレスの物体は、攪拌用の換気扇です。ＵＦＯみたいでしょう。

  2006/04/27

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• 冷静にしろあり駆除なのです

  昨日は、バンバンに誘っていただいていたのに、仕事の事故で参加を中止いたしました。お声掛けくださっておられた皆様にはお詫びを申し上げます。次回を楽しみにして、仕事に励んでまいります。さて、今朝は５時に出発し、遠方の現場に向かいました。口コミで弊社を知ってくださった工務店様からのお仕事です。物件は鉄筋コンクリートです。そうなのです。しろありちゃんは鉄筋コンクリートの建物だって、訪問してくるんです。原因は、古くなったコンクリートの収縮による亀裂によるものです。何度も申しますが、地面にはいたるところにしろありは住んでいます。その上にコンクリートのカバーをするのですが、しろありちゃんはその下で、生活をしています。亀裂があるから、そこを玄関に入ってくるわけです。写真をご覧下さい。右下が、コンクリートの継ぎ目から侵入した、しろありちゃんの道（外骨格）です。こうした手ごわい駆除も、弊社では技術を持って施工しています。でも今日は、楽しみだった例の会に出れず、腹いせに「これでもか～」と執拗に駆除してしまった気がします。しろありちゃん、ごめんなさい。合掌

  2006/04/26

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• 住宅にとって進化は後退・・・も有り得る

  新築の住宅のしろあり予防に伺いました。平屋の大きな住宅で、気持ちいよい気分になる素晴らしい作品です。在来工法のこうした住宅を施工するときは、心なしか気分が高揚します。さて写真をご覧下さい。これが近年流行のパッキン工法です。基礎（コンクリートの箇所）と土台（水平に寝かせた太い柱）の間に、黒いプレートが挟まっています。つまり、家の基礎の上が、360度一周にわたって、数センチの空間が開き、換気が良いというのがポイントです。（今の時点では良いのですが、歳月がたてばこの空間は塞がってしまいます。）僕らの仕事は、いかなる条件でも害虫を駆除していくことが、最大の使命ですから、工法上の良し悪しについては余り述べる事はありません。ただハッキリしているのは、昔の工法の方が、環境共生に叶っていた事です。便利さを追求するために、環境との共生を捨てた人類の行き着く先は、何処にあるのか考えます。「絶対にしろありが入りません。」という住宅（有り得ない）より、「入った時に駆除施工が易しい。」住宅を考えておくべきです。そういう意味では、ハイヒールを履いたり、矯正下着を着けたり、アクセサリーをまとう住宅より、自然に近いシンプルな住宅を、施工のどこかに残して置かれる事を期待します。この住宅に対して、自然との共生を考えた丁寧な施工を施した事はもちろんですが、最もポイントになる予防箇所を重点的に薬剤に頼った工事を行った事を付け加えておきます。

  2006/04/23

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• 模範のしろありさん

  今日も相変わらず、くじょ三昧でした。無心にお仕事をするのは良いことなのでしょうが、忙しい毎日です。今日は、まず、大きな新築の御宅のシロアリ予防工事を行いました。ありがたいことに工務店様のご担当者の方もお越し下さり、色々指示も頂けました。私どもは、丁寧にきちんとした仕事を毎日積み上げているわけですが、お仕事を下さった方がこうして立ち会って頂けると本当に嬉しい気持ちです。施主様のことや、この物件の特徴や、設計で難しかった点など、その作品の一端を担っているという気持ちが高まるのです。その後、流通団地の近くで、しろありの下見調査をさせていただきました。この写真を見てください。これはプロでもなかなか出会えない、シロアリの道の高層ビルです。ニョキニョキと高層ビルが天に伸びるように、手前にも、奥にも、上にも、左にも、しろありの道が地面から上に伸びています。圧巻です！！なかなかこれだけの風景には出会えません。私はこれを外骨格と呼んでいます。シロアリちゃんは、これがないと生きて行けないのです。ヤドカリの貝のようなものです。施主様には状況を詳しく説明させていただき、後日、施工に伺わせていただくことに致しました。来週は、バンバンに連れて行っていただきます。いくつになっても、一年生の気分はいいものです。楽しみにしています。

  2006/04/22

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• 風が吹けば・・・・・

  旅行会社で、海外に長く住んでいた時の経験では、西欧人は、風が吹けば桶屋が儲かる式の論法が大好きです。まあ人に説明する難しさは古今東西同じなのでしょうが、やはり論理的にきちんと説明する責任がありますね。ところで皆様は、風が吹けば桶屋が儲かるの話をご存知でしょうか。風が吹けば砂埃が舞い上がる砂埃は目に入り目の病気の人が増える病気で失明してしまったらめくらの三味線弾きが増える三味線がたくさん必要になるので三味線の皮のネコを捕まえるネコがいなくなるとネズミが増える増えたネズミは桶をかじるかじられて桶には穴が開く新しい桶が売れる今日は作業が多くて忙しい一日でした。朝６時に出掛けて、２０時を過ぎて帰宅しました。老人施設を多く管理しているので、今日は県内を８施設飛び回りました。施設のお年寄りは、本当にお元気で、楽しそうに「暴れん坊将軍」を見ていました。うらやましいなあ～。写真は、新築の住宅のしろあり予防施工です。雑に薬を駆け回る業者が多いのですが、我社では丁寧に手押しのポンプで塗布していきます。丁寧に目配りしていると、造作のおかしい所も発見できますから、一石二鳥です。何事も丁寧に！！それが私のモットーです。

  2006/04/20

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• 畳の被害

  朝、公共の建物の定期管理物件を、丁寧に慎重に調査し、その足で、畳屋さんからのしろあり調査に伺いました。我社の仕事を認めてくださった畳屋さんからの、ありがたいお仕事です。状況は写真のような具合です。しろありは、どんなに厳重に防御していても必ず侵入します。この物件も、業者さんからは、シロアリが入らない構造と言われていたそうですが、そんな事を言うのは可笑しいと思っています。大切なのは、シロアリが侵入したときに、きちんと駆除が施工できる家を作っておく事です。空気が循環するとか、年中快適とか、そういう住宅も素晴らしいのですが、大切な事はもしもの時に充分に改善ができる構造で、住宅を建てておくことです。僕はどういう具合の住宅が、シロアリに侵入されにくいか知っていますが、なかなか理想の住宅にはめぐり合えないものです。

  2006/04/18

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• 貴重な穴です。

  今日は、早朝から福山に出掛ける。天気はいいし、朝早いから渋滞はないし、ルンルンで車を西に走らせる。高速代を節約するため、一時間早く出掛けたのだが、それ以上に得した気分！！今日の最初の駆除は、エステティックサロン。おしゃれなお店にもゴキブリは住んでいる。お仕事をいただいた時と比べて、格段に個体数は減少した。しかし、いつも感じるのだが、医薬品の駆除薬剤の扱いに慣れている僕だが、化粧品の臭いにはめちゃめちゃ弱い。このエステティックサロンでも、一時間もいると頭が痛くなった。さて、福山を離れ、一路、県南にシロアリの予防施工に向かう。暖かい時期に、海へ向かって走る気分は最高だ。学生時代、湘南で遊んでいた頃を思い出して、アクセルを全開にするが、軽四のハコバンだから６０キロでスピードメーターはあえいでいる。お約束の時間に到着し、てきぱき作業を行う。とても素敵なご婦人なので、会話も弾む。完璧に作業をこなし終了した。サービスで、敷地の雑草に草枯らしを散布し、徒長した樹木の枝を選定させていただいた。「ついで」というと良い表現ではないらしいが、一つをしながら、もう一つこなす事を、僕は心掛けている。こういう習慣は訓練だと思う。さて写真。いつかも書いたが、換気口の前のエアコンの室外機問題！！電気店の無神経に腹が立つ。大体、建築基準法に準拠すると、２０坪ぐらいの御宅なら、８箇所の換気口がある。８箇所で１００％の換気の基準を満たすのであれば、仮に２箇所が写真のように塞がると、２５％換気がダウンすることになる。３６０度方向の換気に意味があるので、２５％以上のダウンだと思う。皆さん！！どうか換気口を塞がないで下さい。これも大切な住宅の長持ち対策です。

  2006/04/17

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• 知ってはいけない他人の秘密

  私の仕事は、ご存知害虫駆除全般です。池波正太郎の小説の必殺仕掛人ように、技術に基づいて、いろんな道具やお薬で次々に快刀乱麻の活躍をするわけです。もちろん対象は害虫や、害獣、細菌です。でも先日は大変な事になってしまったのです。発端は、数週間前の大手ビル管理会社からの一報です。「管理物件にダニが発生している。被害が拡大したら大変なので、何とかしてもらえないか？」早速訪問し、うら若きＯＬのおみ足を目視確認（ストッキングの上からです。医療行為は決してしてません。）・・・間違いない、ダニだ！！博識を披露すると、ダニは柔肌から先に被害を及ぼします。幼子→少女→少年→ＯＬ（１０年目ぐらいまで）→それ以降は玉石混合（玉石はウソ）。オッサンは、女性が被害に遭って、最後に「親父も噛んでおくか！」程度の順番です。そこで、嬉しがって他のＯＬを調査した（聞き取りです）のですが被害がないのです？？ここの会社のＯＬは鉄の女か？？？？？唯一、同じ発送課のオッサンが噛まれているだけでした。（つまらん！）調査の後、倉庫と発送課の梱包室を丁寧に消毒して終わらせたのです。ところが２週間ほどした先日、ビル管理会社から「また噛まれとるで？？」の電話。そして朝訪問、おみ足を診る（今度はストッキングを着けていない足だ！）他の社員に聞き取り、同じ課のオッサンが噛まれている。前回と同じ経過を辿りました。そこで私は、ダニを検出すべく、這いつくばって各箇所を吸引し、生理食塩水で分離、ろ過し、愛用の顕微鏡でダニダニと探したのですが「居らんで～」なのです。ナゼナゼナゼ？？？社員は昼食に出掛け、支店長と私だけ残されて寂しい限りです。写真のシャーロックホームズのように、思案したのです。考えられるのは、２３歳のうら若きＯＬと、この４０歳ぐらいのオッサンが会社ではない別の場所で、出勤２時間前まで一緒に居たという推理です。ダニの発症は、被害に遭って２時間後ぐらいに出ることが多いのです。支店長さんに聞きました。僕　　　「この２人がお付き合いしている可能性は？」支店長　「君！！そんな事を質問したらセクハラじゃが！！それに男性は家族持ちでえ。」僕　　　「では僕から聞いていいですか？」・・・で女性を呼んで、聞いてみたのです。僕の推理どおり、割と素直にお話下さりました。２人は時々女性のマンションで会っていて（泊まっていて）、今朝も一緒に出てきたそうです。彼女の家には、部屋飼いのペット。朝、２人でだっこしたりして、朝食をしたとのこと・・・・２週間前も・・・。これにて落着。被害を会社とこのビルの責任にしたらいけんよと釘を刺しました。支店長さんには、一切詳しい事を話さないで、「もう今後はダニは出ないと思います。」そう言い残して、私は５０，０００円（税別）を集金して失礼したのでした。皆さん、悪い虫が付いた時も、どうぞ私の会社にお申し付け下さい。

  2006/04/14

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• ウソをついたら閻魔様に舌を抜かれる

  ウソをついたら閻魔様に舌を抜かれるそう教えられて大きくなりましたが、嘘つきが多くて困ります。今日は、豆パパのご紹介で、大切な方の御宅のしろありのお仕事で打ち合わせに伺いました。別な業者さんの、度重なる嘘の上塗りに驚きました。価格も非常に高く、そんなに頂いてナニする気！！と僕は憤りを感じました。我社でお預かりした以上、どうぞご安心下さい。さて、その打ち合わせの後、大急ぎで矢掛に向かい、お屋敷の旧家の下見を行いました。ここでも訪問販売しろあり業者の、度重なる営業に辟易されていて、僕は悲しい気分になりました。いい加減にして欲しいです。きちんと丁寧にお話をして、次回作業に伺わせていただくことになりました。今日の写真は、ある御宅の、基礎の換気口の付近の様子です。おかしいでしょう？？本体空気を循環させて、床下の健康を守るための設備が換気口です。それを半分塞いでいるのは、エアコンの室外機です。日本ではこうした間違った室外機設置で、換気を悪くしている住宅がものすごく多いです。これは電気屋さんによる犯罪と私は断言しています。建築基準法で、開口面積300平方センチの換気口を５メートル以下毎に設置するよう義務付けられています。それを塞いじゃうのですから、法律違反でしょう。皆様のお宅は大丈夫ですか。そうそう、お花のプランターで塞いでいる方も多いですからお気をつけ下さい。

  2006/04/12

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• 飛来害虫をお招きする

  今朝は、県南のリゾート施設に、ハエが多いということで、お伺いいたしました。海に面しているので、些かしょうがないのですが、原因は、写真の誘引電撃殺虫器にあります。ゴルフ練習場などでは、打席の上などに設置されていますが、誘引灯で寄せられても、5％程しか電撃殺虫できていないのです。つまり設置場所を間違えると、無駄な投資になるのです。この施設では、玄関のそばに設置されており、これでは虫を寄せてお招きしているのと同じです。それに専門用具ではなく、気休め程度の商品ですから益々効果が低いです。私のコンサル経験では、ほとんどが不要な部分に設置されています。ポイントをずらせて設置されているわけです。どうぞ専門家のアドバイスを受けて施工下さい。

  2006/04/11

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• ちょっと激しい困りごと

  今朝は、市内のアパートのゴキブリ駆除に出掛けました。本当に、近年まれに見る「駆除らしい駆除」でした。下見を済ませてはいましたが、入室するのが憚られる様な有様でした。賃貸アパートなのですが、持ち主様のお心を考えると、チョット憤りを覚えます。写真を掲載するのをためらいましたが、百聞は一見にしかずですから、お許し下さい。これは、微粒子噴霧をしている様子です。バルサンなどは一種の霧ですから、粒子を肌で感じますが、この微粒子処置は、一ミクロンの粒子を空間に充満させ、すきまの奥にまで薬を侵入させます。一ミクロンは、一ミリの１００万分の1の大きさの粒子ですから、その細かさが分ると思います。写真の流し台の白い部分や、左端の壁がカビが出ているかのように見えますが、これは全部クロゴキブリのフンです。この様子で部屋中が壁といい、床といい、フンだらけというおぞましい状態です。今回、弊社の技術で駆除は完了しますが、後日リフォーム後に、もう一度衛生消毒を行う事にしています。自分の部屋はきれいなのに、害虫が多い場合、お隣の様子を心配してみる事も必要かもしれません。聞き取りでは、お隣の住民は、ゴキブリが多いので、何度も保健所などに相談したそうですが、今日まで何の対応も無かったそうです。日本とは思えない、そんな駆除でした。

  2006/04/08

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• シーズン突入・・・・かな？

  暖かな一日でした。ビジネススーツで運転していると、窓を開けないと汗ばむような日差しでした。新しくお取引くださるお客様を探して、午前午後と営業も行いました。建設会社様も、ビル管理会社様も、とても紳士的な対応の責任者の方で、丁寧にお話を聞いてくださいました。こういう会社様とは、今後取引が生まれたら、一艘丁寧に交流したいと思わせる何かがありますね。さて、そういう営業をしながら、早朝はしろあり駆除にうかがいました。市内の増改築物件ですが、お風呂周りを改造していたら、しろありが食害していたとのお知らせで、伺いました。下見は既に済ませていたので、被害状況は充分に把握できています。必要な箇所に、薬剤を注入しているところです。弊社の使う薬剤は、マイクロカプセル剤です。分りやすく言うと、ピンポン玉の中に薬剤が入っている物です。ピンポン玉の大きさは、１００万分の１ミリです。しろありは、ゴキブリに近い仲間で、共通の生態として、「グルーミング」という手足をナメナメする習慣があります。お友達の体もナメナメしちゃいます。マイクロカプセル剤を施工しておくと、それが体にくっついて、お友達や、自分自身で、そのカプセルをナメナメしちゃうのです。体内に入った薬は、殻が割れて薬剤が出て、駆除できる仕組みです。忌避効果のある薬を私は嫌っています。昆虫から見て、近寄りたくない家で、あなたは生活したいですか？恐ろしいコトデスネ。ではまたあした。サヨナラ　サヨナラ　サヨナラ

  2006/04/06

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• これも駆除作業の一環です。

  今、日付が変りそうな時間です。早くブログらないと、一日欠席になってしまいます。先ほど、知人宅で、知人のお父様を偲ぶ会をしていたら、豆パパから電話があり、現実に引き戻されました。そうだ！！ブログを更新しなくては！！急いで帰宅しました。今日は朝から大勢の方にお目にかかりました。一日本当にありがとうございました。さて今日の作業写真は、しろあり駆除作業の中の、ハツリ工事の場面です。この住宅は、ヤマトシロアリの被害を受けていますが、もう一つ深刻な問題は、床下の換気が悪いということです。床下が湿っているとしろありが湧くと言う俗論がありますが、それは全てには当てはまりません。換気の悪い一番の問題は、湿気による木材腐朽菌の繁殖です。木材が菌の侵食で、腐る事が一番の問題になります。このことと、しろありは関係ありません。ということで、今日は駆除以外に、床下の換気を促進するために、今まで換気口の無かった部屋の基礎に、換気口をこしらえています。基礎の中には鉄筋が入っているので、サンダーで切断している場面です。チョット綺麗でしょう。こちらの御宅では、床板を剥いでおられたので、こうした作業が見れますが、通常は床板の下で行っています。

  2006/04/05

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• 今日は南にくじょ旅行

  昨晩慣れない草野球の練習で、体を酷使したために、今朝は体が痛い。仲間にメールすると、「すぐ痛くなるのは若い証拠」だと励まされた。心機一転！！奮い起こして、くじょ旅行に出発進行。まず玉野市へ鼻を向ける。こどもの国の縁を走りぬけ、渋川へ。その界隈で、定期管理の旅館を駆除施工する。海辺はこれからハエが増える。美しい瀬戸内海を眺めながら、一路下津井へ。超高級老人ホーム（入会金数千万円ですって！！）を眺めながら、和食堂の定期管理。そして高台でネズミの駆除の成果確認。写真はしろありの下見の様子です。この上にタンスがあったのですが、そのために発見がおくれ、ご覧の有様です。駆除施工は必要でしょうから、綿密に調査を行い、後日施工を約束して次の物件へ移動。水島の大型食品工場の定期管理と、超大型化学プラントの外注管理をして帰社いたしました。もう数週間すると、深夜にしろありの群飛を見たお客様から「早く来て～」の緊急出動要請が入り始めます。しろありは噛み付いたりしないので、たくさん出てきて気持ち悪いのですが、どうか落ち着いてください。

  2006/04/04

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• ベースボールデビュー

  今朝は、定期管理の大きな日本料理店にネズミの駆除に出掛けました。写真はそちらの厨房の様子です。今日は定休日なので、思う存分駆除のための施工ができるというわけで、訪問したわけです。それでこの写真のような有様です。ネズミの餌になる米粒ですが、ゴキブリの餌にもなるわけです。薬剤や、弊社の技術を駆使し続けても、やはり害虫を減らすための最低の約束は、残飯を残さない事に尽きます。でもこうした様子も、料理長や、オーナーはなかなか指摘できないものです。そこで弊社のような会社が丁寧な施工観察報告をする事で、注意を促していく事が必要なのです。従業員の心構えが害虫減少につながり、私たちの仕事が最小で完了できることにつながります。今日はその後に、総社界隈の老人健康保健施設の新規管理契約を２箇所で結ぶ事ができました。某チェーン店の害虫ターミネーターと比べて、カインドネスで、丁寧という評価でした。本当に嬉しい限りです。さて今日のクライマックスは、わが会員のクラブでの野球の練習です。岡山ドームに、少年硬式野球チームを招いての練習！！厳しかったです。足が全く着いてないし、肩は痛いし、クタクタです。練習後、別の島に移って宴会をしましたが、疲れているので食欲は低下していました。でも夜間照明のグラウンドで、人工芝の上での練習は、格別の気分が味わえました。ありがたい思いで失礼しました。

  2006/04/03

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• 今日もくじょくじょ生活でした

  朝、定期管理を頂いている倉敷市大高のレストランへ伺う。作業終了後、オーナーと旭化成バレーボール部の廃部について話す。残念だねえ～というのが率直な感想です。先日、湯郷ベルの本田監督と食事をする機会があり、色々お話をしました。僕は、これからの時代は、スポーツ振興に対して企業や自治体本位の形が少なくなり、地域全体で応援するサポーター組織の構築や、幼稚園～大学まで一丸となったピラミッド型スポーツ組織の形成が必要だろうと話しました。一組織に大きな負担やウエイトを求めるやり方はそぐわないと考えます。美作地域を中心にした、サッカー王国の出現を望みます。そろそろ暖かくなりましたが、これからのシーズンは、今日のような雨の後の晴れ間に、写真のような、しろありの群飛（スォーム）が見られます。基本的には一年に一度、数万匹単位で外の世界に飛び出してきます。しろありは、学名をラテン語で「ISO　PLATE」（等しい羽）と呼びます。ISOというのは、今流行の、アイエスオーと同じ意味合いです。四枚の羽の大きさが等しいのが特徴です。ですから羽蟻を見たら、「蟻」か「しろあり」の違いはその羽の大きさを見れば一目瞭然です。訪問販売の悪質しろあり業者は、色々な俗論を持ち出して、お客様を不安にさせますが、何度も言っているように、恐れる事はありません。心配な方は、遠慮なく私の方にお尋ね下さい。正確な知識をお教えいたします。

  2006/04/02

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• 定休日の飲食店にて

  オーナーの仕事は何だろうと考えることがあります。あるいはオーナーでない人の心掛けは何だろうとも考えます。飲食店では、オーナーシェフのお店はゴキブリが少ない。これは間違いありません。レストラン経営はしているが、出しているのは資金や運営費だけで、実務は雇われシェフや、アルバイトが行っているところは、ゴキブリが多い。これは「自分の店」という感覚の欠如ではないかと思うのです。それから、女性スタッフが多いからといって、清潔かというと、全く見当違いです。むしろ無頓着なことが多いです。こう考えると、チェーン店で雇われ店長と雇われシェフがいて、アルバイトフロア係のいるお店がいかに害虫が多いか見当がつくと思います。だから大手はマニュアル化するわけです。道徳の欠如と同じく、衛生の感覚の欠如もはなはだしいものがあるので、罰則付きのマニュアルに頼らざるを得ないわけです。なんだか悲しいですね。今日の写真は、喫茶店の冷蔵庫のモーター部分のゴキブリ処置です。使っているのはピストルではありません。ゴキちゃんが好む毒物入りお食事で、ベイト剤といいます。この商品も競争が激しくて、色々なメーカーのものが発売されていますが、わずかの量で、数万円するものもあります。効果はやはり技術かなあと思うことが多いです。

  2006/03/30

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  油断禁物！自然はスゴイ！！

  今朝は、大工さんが作業を始める８時までに完了させて欲しいという、しろあり駆除があり、暗いうちから出掛けてきました。下見の段階で理解していましたので、驚く事はないのですが、物件は写真のような鉄筋コンクリートの住宅です。「鉄筋でもしろありが入るのか」という質問はよく受けます。しろありが加害不可能な素材は、自然の石とガラスです。つまり突き破れないというだけです。コンクリートを突き破るのではなく、経年変化でできるひび割れの隙間や、収縮によって起こる隙間を通って上部の床組みや、畳に被害が及ぶわけです。上の写真のように、鉄筋コンクリートの箱の中に、住居としての部屋が作られ、その木材にしろありが被害を及ぼすのです。現在住宅は、その素材が日進月歩で、目覚しく発展していますが、どういう素材を何のために使うのかを、施主さんはよく勉強しておく必要があります。しろありについても、充分に理解されていなくて、ただただ恐ろしいものという感じを持っておられるかもしれませんが、恐ろしいのは詐欺まがいの商売をする人間や悪質業者であります。自然というのは、人間の英知をはるかに超えて素晴らしいものです。人ができるのは自然と拮抗する事ぐらいで、いずれは敗北してしまうわけです。山川草木悉皆成仏・・・・生きとし生けるものの命を大切に、誠意を持って活動しています。

  2006/03/28

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• ピアスには気をつけて！！

  今日は快晴！気持ちよく害虫駆除に出発する。（・・・害虫にとってはとんでもない事なのですが・・・・）月曜日は仕事が絡まりあって忙しいのです。まず倉敷市南部の港町で、定期管理のネズミ駆除の確認です。ラットコントロールと言います。ここと、水島臨海工業地帯の工場の2ヶ所を済ませて、スタッフと別行動。僕は、岡山全日空ホテルで某クラブの会合に出席しました。簡単な講演が毎回あるのですが、今日は高名なドクターによる肝臓病の話でした。専門的なことはさてとして、驚いたのは、肝炎の感染経路の話です。Ａ型、Ｂ型、Ｃ型とあるのですが、Ｃ型は体に傷をつける行為で感染するのだそうです。例えばイレズミです。もっと驚いたのは、ピアスでも感染するそうです。特に、ピアスの交換などは以ての外とのこと！！「Ａ子、そのピアス素敵ねえ～」「Ｂ子、チョット合わせてみるぅ～」何ていう行為は、取り返しが付かない事にもなるそうです。閑話休題午後は、ハトの防止施工を行いました。写真がそのときの様子です。ハトは、一夫一婦制で、生涯添い遂げることをご存知ですか。だから平和のシンボルなのかは知りませんが、ハトの被害に悩んでいる人は多いものです。動物の問題はまた詳しくい話をしましょう。では今夜は２３時から、閉店後の中華料理屋さんの衛生管理に出掛けてきます。

  2006/03/27

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  ２階の屋根裏までしろありちゃん

  今日は春爛漫を思わせる暖かな陽気。岡山から総社へ４５分のドライブをして、先日調査を済ませているお宅へ、ヤマトシロアリの駆除に伺いました。写真は２階の屋根裏です。専門的には、２階の小屋組みと言い、「通し柱」と「小屋梁」の連結部分です。驚くのは、場所ですね。普通、ヤマトシロアリは、地面から人の胸の高さぐらいまでしか登らないという俗論ですが、ここでは２階まで登っているのです。そこに山があるから・・・・は有名な登山家の台詞ですが、そこに柱があるから・・・としろありちゃんも登ったのでしょうか。そもそもの要因は雨漏りです。雨漏りで、通し柱を伝って水が下にしみ込み続けたことが原因です。ここのお宅は、気の毒な事にそれを気にしないで、昨年畳替えをしたそうですが、ご覧の通りの有様です。しろありを恐れる必要はありませんが、侮らないでいてください。心配な方は、私にまで連絡下されば、いつでも対応いたします。今日は、朝にこの作業を済ませて、昼からは、岡山大学の先生たちと駆除全般について勉強します。先生って、僕が何歳になっても怖いものです。

  2006/03/25

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• これが特殊消毒です。

  今日は、朝七時半からの玉野市での駆除作業で一日がスタートしました。写真の風景は毒ガスマスクをしての特殊な駆除消毒風景です。日本で使われているペストコントロール機器は、消毒先進国アメリカから輸入品が多く使われていて、この道具もその一つです。液体の薬剤をミクロンの粒子にして空間に充満させたり、隙間に注入したりして、奥の方に潜む害虫を駆除する事ができます。バルサンなどの霧の粒子より、更に数百分の1細かい粒子ですから、効果は比較になりません。全体に写真が白っぽいのは、この粒子が充満しているためです。今日はこの駆除作業をはじめに、岡山市内、赤磐市内、総社市内と、駆除三昧でした。明日は会議三昧です。そうそう今日は夕方、我社の藤井税理士に面会し、最近の情報など仕入れてきました。人生なんでも磨き砂になるものです。

  2006/03/23

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• 中古厨房機器を導入する時の注意

  休業の店舗において、薬剤駆除施工を行うために、出掛けてきました。要請時の内容は、オープンしたばかりなのにチャバネゴキブリが出没するという内容です。弊社では、無目的な薬剤注入は行っていないので、先立つ数週間前に調査捕獲用にトラップを設置しました。写真はそのトラップの今日の様子です。黒い部分は、チャバネゴキブリです。それもぎっしりです。私のブログのファンに知ってもらいたいのは、レストラン全域に仕掛けても、ある特定の機器のところだけに、これだけの数が捕獲される事実です。この機械は業務用冷蔵庫の中古品です。中古品は、現在新規オープンのお店では、かなり常識的に使われています。新品を入れても、営業が長く続かなかったお店などの商品が、リース機器だったりすると、回収して安く販売したりしています。こういう機器は、エコロジーの観点からは誠にいいのですが、反面、おまけが付いてくる可能性が高いということです。弊社では、こうした機器の分解駆除施工や、管理にも積極的に関わっています。新しいお店が、チャバネゴキブリに占拠されないためにもお気をつけ下さい。参考までに、チャバネゴキブリの成虫生存期間は長くて１５０日、メス一匹の産卵個数は６鞘（一鞘に卵が５０個）です。

  2006/03/21

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• 新築しろあり予防

  今日は飛び石連休の真ん中のお仕事の日です。県北に、新築住宅のしろあり予防に出掛けました。私自身は、地域によって対応を変える前提で、予防の必要性については少し疑問に思っています。しかしながら、住宅ローンを組んで建てるときなど、火災保険と同様に必須事項のため対応しているわけです。そういうときでも、工務店様には、完成後にお住まいになる方の様子など聞きながら、適切な薬剤を選択して施工しています。今日はそういう最近の新築物件について一言！！この写真は、パッキン工法とよばれ、最近はこの工法が増えています。基礎のコンクリート部分に大きな換気口を設けないで、連続した基礎の上にパッキンを置き、その上に土台の材木を置く工法です。そのためこの写真のように、金属の金具を建物周囲の基礎と土台の境目に設置し、その金具に穴が開いていて、換気の時の空気の出入り口になる仕組みです。以前のブログにも記載いたしましたが、小さな穴はいずれクモの巣やホコリで塞がり、換気性能が低下する場合が散見されています。長所と短所は裏表ですから、施主となる方は、こういう仕組みや構造の場合の長所のみに気を取られることなく、短所や、管理の方法についても、工務店様に教えてもらったり、独自で学んだりするべきでしょう。現実問題として、日の浅いこのタイプの工法でのしろあり発生は、完成住宅数の絶対数の割には、弊社の年間施工数はかなりの数になっています。

  2006/03/20

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• 自然は拮抗して成り立つのだ

  昨晩が遅かったので、今朝は起床が辛かったけど、愛犬のクレア（血統書付ビーグル５歳）に庭でワンワン騒がれて、近所迷惑を考えて、布団から出ました。そういえば、このクレアも、僕が住職に代わって東京の檀家回りをしている時に、面倒が見れないからという、田園調布のご家族に、飛行機に載せられて、田舎の岡山に来た事を思い出しました。昔はセレブ、今は外飼いの不憫な犬なのです。さて今日は営業の日です。予ねて予定していた役所や、商工会議所で午前中打ち合わせをして、セルフうどんで昼食を済ませました。午後は、デザインシステム会社の所長さんと、とある場所で打ち合わせだったのですが、１時間ぐらいを考えていた面談が、何と５時間。本当に僕はへとへとになりました。お相手は３０代だから元気だわ！webデザインの最新情報や、これからの進む方向などを、まるで家庭教師のように細かに教えてくださり、心から学ぶ喜びを感じてしまいました。さて今日の写真は、自宅のお隣さんの庭木の様子です。この庭木、しろありの道（ぎ道）があるのです。専門家の僕は、興味深く観察しています。いとおしい隣の庭の樹木です。人間も健康が損なわれると、さまざまな病気を併発しますが、自然は人に限らず全て同じ対応になるのです。この樹木は、根の張り方もお粗末で、元気がなさそうです。その上、葉もあまり茂っていませんから、光合成による樹木への栄養は不足しているわけです。健康な木は、当然、自然の仕組みで、害虫を寄せ付けない成分を発生させているのでしょうが、樹勢が弱まると、たちまちこうして自然の仕組みの中で、駆逐されていくのです。いずれこの木は、セルロース部分が侵食され、風の強い日に倒れる運命でしょう。どの種類の木なら、しろありに食われないなどという風評があり、工務店さんもそんな話をされますが、しろありの前では、人間の智慧など知れたものではないかと、そう思うことがしばしばあります。

  2006/03/17

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• 空家対策して下さい。

  今後、日本の人口が回復しない場合、町中空き家だらけになるのでしょうか。それが心配になる空き家での作業でした。今朝は、早朝より倉敷市に出掛け、民家のしろあり駆除を行いました。邸宅の部類なのですが、オーナーは転勤されたまま数年間空き家で、久し振りに借家として利用しようとしたら、被害に遭っていたと言うことです。空き家での、こうした被害はごく日常の事です。特に、人が住んでいないという事は、害虫にとっては天国で、まるでオンブズマンの目が光らないどこかの公務員の仕事のように、責任もなくやりたい放題です。写真は、「束（つか）」という木造構造物の被害状況です。床下に束があるので、床は支えられているのですが、この邸宅では、大広間はこのように「束（つか）」が食い荒らされ、気の毒な状態でした。写真で、食べられてしまっている部分は、セルロースという物質で構成されています。年輪の白い部分です。残っているのは年輪の線というか濃い部分で、リグニンという物質で構成されています。しろありは、どちらかというとセルロースを好むようです。軟らかいし香りも芳醇そうですよね。国産和牛の霜降りというところです。エヘへということで、今日はこの物件が相当に手こずってしまいましたが、我社の優秀な技術者の活躍で事なきを得て終了しました。施主さん、安心して住んでください。それから大慌てで、正午からの勉強会の会合に少し遅れて参加しました。会場を新しい場所（庭瀬のガリバーさんです。２階に会議室もあります。）にしての第一回目です。建設的な意見が交わされ、積み立てた会費で、今春には異業種交流会をしようということになりました。楽しいことですが、幹事は僕かなあ～。報告書も一段落したので、これからわが愛するレイスポーツクラブ岡山に、汗をかきに出掛けてきます。

  2006/03/14

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• 本当に怖い！！

  今日は、駆除管理の仕事が立て込み、大忙しの一日を送りました。お客様が大勢居られることはありがたいことです。創業時の、時間を持て余した日々に比べたら、天と地の差です。訪問第一軒目は、ネズミの駆除を依頼されているお店ですが、もう大変な事です。この写真は、ファックスのうしろ側ですが、カラフルな配線は、本来、コードの皮膜の中芯にあるものです。白っぽいカバーを覆うようにグレーの皮膜がありますが、その痕跡が少しだけ見られます。こんなにコードをした犯人は、ネズミです。マンガのトムとジェリーなら笑えますが、この状態はかなり危険な状況です。例えばネズミの被害で怖いのは、病原菌の媒介ですが、もう一つ、天井裏などでコードを噛めば漏電の原因、ひいては火災を引き起こすわけです。人を恐れて、めったに姿を見せないはずなのに、生活区域でここまで大胆なＦＡＸコード噛みをするという事実。どうぞ用心して下さい。お宅にもねずみ小僧が住んでいるかも知れませーん！！

  2006/03/13

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