11分間
昨夜から今朝にかけての、ツイッターの呟きから。 ◆ ◆ ◆ ◆ ◆息子は野垂れ寝するまでほっとこう。。と思いながら掃除してたけど「一緒にベッドに行ってぇぇぇぇ」が止まらないので、コエーリョの「11分間」を手に、寝かしつけ。いい本を読んでると、呼吸が深くなる。息子は寝て、私はちょっと帰ってこれなくなって、もっと読むために、お茶いれた。 コエーリョとよしもとばななは、定期的に読みたくなる。何か言葉を超えたものと交信する感じで、その時に必要なものをとっぷり受け取る。 。。。。。。。。。(鳥肌 この手が、私のものでなかったとき。この部屋が、私のものでなかったとき。このコップが、私のものでなかったとき。いつでもそこにあって、いつでも触れるのが、当たり前でなかったとき。(ぐらぐらぐら 本当はそれが本当のことなのに。ハッとするその本当が見える瞬間は、とても少ない。 夫が、私のものでなかったとき。(ぐらぐらぐらぐら コエーリョで、ぐらんぐらんになっております。 「本当」を見えなくしている変な壁、私のまわりに大抵あるやつ、を、ただの本のくせにバッサーと持ってっちゃうとは、とんでもないやつだ! ぶわわわー!! 鳥肌総立ちのまま、さー、チーズケーキ焼いてこよっと。(2時半ですけどー 肺に空気が入ってくるのが、体に服が触れているのが、雨の音が聞こえるのが、ものすごい歓喜で、からだじゅうで火花が散って、背中から胸に、胸から首に頭に、何かがごうごう立ちのぼってるんだけど、こんなことを起こせる本って一体ナニモノなんだって、まじ不思議。 チーズケーキが、静かに焼けていますなう。 何も失うことはないし、何も得ることもないし、あれとこれは何の違いもないし、全てが本当に大丈夫なんだって、こういう時はよーく分かるのに、どうしていつも思い出せなくなるんだろうなぁ。何度でも忘れるんだよなぁ。。 11分間