たのしいようちえん
モモが幼稚園に入って、そろそろ3ヶ月。「幼稚園ってママ同士の付き合いが面倒らしいよ~」とか「お茶しないとハブられる」とか「年季の入ったボスみたいなママが怖い」とかいろんな噂を聞いており、若干身構えておりました・・・。そういうノリ、だいぶ苦手。いわゆる「ママ友」もいない。「公園デビュー」もしてない。ぜってー溶け込めね~!というか、溶け込む気もないしー、ぐらいの気持ちでいたんだけど。フタを開けてみたら、母ちゃんたちみんなフレンドリー。いかにもな雰囲気はどこにもなく、それぞれが好き勝手に個性的で、その割に誰と話しても結構いい感じに盛り上がる。変な派閥とかもないみたいだしねー。(もしかして私が鈍くて気付いてないだけかもしれないけど!)年齢も性格もファッションも何もかもが激しくバラバラなただ「子供が幼稚園児」というだけが共通点の女子たち。プライベートだったら絶対接点はなさそうなんだけど、話してみたら意外と面白い、という新発見。いきなりパァァ~と世界が広がったみたいで、面白かった。いやー、よかった、なんか嬉しいよ。しかも先生たちも、これまたみんないい人だしさ。期待してなかった、というかむしろマイナスを想定してただけに思わぬプラスに思わず感涙。モモももちろん、ぐんぐん世界を広げていて、怖がりで乗れなかったブランコもいきなり立ち漕ぎしてるし、鉄棒なんか私より上手くなってるし、英語なんか習ってきて「キャァァット」とか言ってるし、「しんたいそう習いたい」とか言い出すし、プリキュアの何たらがどうだとか言ってるし、どんどん勝手に育ってますなーという感じ。保育園の時より成長が目覚ましいわ。そしてただいま、好きな男の子が3名いる模様。そのうちの1人と先日、スーパーで遭遇したんだけどモモと彼のイチャつきっぷりが想像を超えてて驚愕。手~握り合っちゃって、見つめ合っちゃって、頬寄せ合っちゃって。いやん!若いってステキ!何だろうなー、私はすごく地味で引っ込み思案で友達少ない子供だったので私に似ず社交的で若干ギャルっぽいキャラの彼女を見てると自分が生きられなかった別次元の子供時代を追体験してるみたいですごく楽しい。それとね、子を産む前は「自分が子供だったらこういう風に育てられたかった!」という各種理想があって、幼稚園なんかも結構こだわりの泥んこ系とか野山移動系とかシュタイナーとかそういうのを当然想定してたわけ。当然ね。だってそういうの好きなんだもん。楽しそうじゃん!?(子供目線)が、実際に子を産んでからの激動の数年、を経て「もうそういうのどうでも良くね?」と次々にいろんなとこが崩れまくり、幼稚園も何となく保育園からの持ち上がりで「超フツー」のとこに入れた。いやーシュタイナーとかも一応見学には行ったんだけどね。ビビりました、恐れ入りました、母ちゃんたちの「て い ね い に 暮 ら し て ま す」オーラに・・・あまりに母ちゃんたちのムードに統一感がありすぎて、それこそ私には溶け込めない世界だった。うん、自由じゃない、感じだったんだよねー。どこかピンと張り詰めた空気があると言うのかな。掲げた理想に反することを恐れている空気。ほんの無意識の。何だか結局、回り回って子供にとっても「楽しくなさそう」に感じたの。それよりは、別に特に私の好きな要素はなくても、何でもアリの普通の幼稚園がいいかなー、モモも友達と持ち上がりだし、と思って。その選択が、思った以上に正解だった感じ。本当に「普通」だからこそ、何の特色もないからこそ、逆に色とりどりの特色ある、共通点のない、おもしろ母ちゃんたちに出会えたわけで。なんか、みんな濃いんだよねー。たのしいよ、ふつーのようちえん!あまりに「スピリチュアル」とか「摂食障害」じゃない話が多いので↓こんなカテゴリにも入ってみましたとさ。これなら何でもアリじゃろう。にほんブログ村