やっぱり、再現答案作成してみました
今年は、試験直後に、詳細な再現答案構成を作成したので、再現答案の作成は見送ろうかなと思ったのですが、やはり、きちんと文章にしておいたほうがいいと思い直し、再現答案を作成しました。(間違い部分も含めて、ほぼそのまま再現していますので、 ご留意ください。)このブログの左側の「フリーページ」にアップしました。(昨年度のものもしばらく削除せず、残しておこうと思います。 不合格答案の参考になるからです。)分量的には、 特実(5.8P(4.3P+1.5P)、2,508字(1,870字+638字)) 意匠(3.6P、1,853字) 商標(4P、2,053文字)でしたので、特実IIを除いては、適量かと思います。(特実IIは、最低1,000字ぐらいほしかったですね。 全然時間なかったので仕方ないですが。)内容的には、まず、心配していた人工乳首事件の影響はなさそうです。ただ、ところどころ、積極的ミスもあります。。。点に響いてきそうなものとしては、 特実・問題I ・小問(1)(イ) ・「出願審査の請求」抜け ・小問(1)(ロ) ・「184の14」の代わりに「30条4項」としてしまった ・小問(2) ・「41条3項かっこ書」が抜け、その部分のあてはめが不丁寧 ・私の答案の「3.(2)4」の記載は不要 ・小問(3)(イ) ・「甲による出願」(29条の2、39条)の検討抜け ・小問(3)(ロ) ・私の答案の「5.(1)」の記載は不要 ・「意見書」の具体的内容の記載が薄い ・「補正」等の具体的内容の記載がない 特実・問題II ・小問(1)(ロ) ・共有特許権の譲渡(73条3項)の検討抜け ・提訴人適格のところで、178条2項とすべきところを1項とした ・「ETNIES商標事件」/「パチンコ装置事件」の記載が薄い ・小問(2) ・「メリヤス編機事件」、「食品包装容器事件」の記載が薄い 意匠・問題I ・「転用」(青本)というキーワードを使えなかった (それをイメージして何とかかんとか説明はしたのですが。) ・「特許法との違い(累積進歩)」等を含めればよかった 意匠・問題II ・小問(1) ・A、Bが拒絶されるパターンも記載すべき 商標 ・設問(1) ・「正当理由」(50条2項ただし書)の具体的内容の記載なし ・設問(2) ・丸1の状況における説明内容がこれでは点がもらえない ・設問(3) ・「正当理由」(50条3項ただし書)の具体的内容の記載なし他にもあるかもしれませんが、現時点、気付いたのはこのあたりです。それにしても、特実が多いです。最初に「国内書面」「手数料」を書き始めてしまい、「出願却下」と書く直前で気付き、数行を二重線削除したため、その後、ちょっと動揺してしまいました。(こんなに削除したら、心証悪いなぁとか。)それで、容易事項である、184の14や出願審査の請求とかが、すっかり飛んでしまいました。これらの部分はきちんと書いてくる人が多いと思うので、かなり痛いかなと思っています。意匠は大きな問題はないと信じています。(細かいところはもっと改善の余地があるのは当然ですが。)商標は、設問(2)の半分の点を落としたのが痛いです。今思えば、書けるんですけどね。試験当日は、飛んでましたね。で、条文から離れないで、なんとか考えたのが答案のものになります。でも、全然、論点ずれているので、よくは見てもらえないでしょうね。