時代は変わる
さて、野球の話。夏の甲子園も早実の初優勝で無事終了。打高投低と言われ、ハイスコアの試合とホームラン記録ばかりが目立っていた大会で、最後の決勝が見事な投手戦で締めくくられたというのは、何だかウレシイ。やはり、最後に生き残るのは投手がしっかりしたチームだということの証明になったんではないかな。ところで、早実って、確か王さんがエースだったときに春のセンバツでは優勝したことがあるはずなのだけれど、夏は初めてだったとは意外。一番近い記憶としては、やはり80年夏の準優勝。荒木大輔は、それはもうカッコよかった。その翌年に鳥屋野球場と夏の甲子園で荒木投手のピッチングを見たことは、今でもいい思い出である。早実のエース斎藤クンは、「佑ちゃん」と呼ばれて大層な人気者だそうだが、確かにあの歌舞伎役者っぽい顔立ちは、青いハンドタオルとワンセットで注目を浴びる要素は満点。ぜひともプロか大学でもあのハンドタオルを使って欲しいもんである。駒大苫小牧の田中クンは、面構えがプロ向きだし、あの荒削りな雰囲気が逆にいい感じ。ぜひプロへ行って大成して欲しい。ところで、今回の早実の優勝で今頃知った事実がいくつか。(1)いつの間に早実は国分寺に移転したんだ??(ワタクシが東京で勤務していた某出版社は、早稲田にあった早実からそう遠くない場所にあったのだ)(2)うわ、早実に女子生徒がいる!!…うーむ。時代は流れているんだねぇ。